「Stairway to Paradise」 作:いつも活き活きと
さとりとプッチがのんびりお茶をし始めて数時間後………
「えッ!?プッチ!?お前なんでここにいるんだ?」
「そうよ!私達あんなに探してたのに…」
「私が心を読んだ時は面倒くさいとか考えてましたけど。」
「…………そ…そんなことより今まで何処にいたのよ?」
「話すと長くなるんだが………まずあの日散策中に大きな穴を見つけて覗いている時突然後ろから何かがぶつかってきてな。その衝撃で穴に落ちてどうせだからこの地底を探索することにしたんだ。そしたらここの『演説』に巻き込まれてな。その時鬼と戦ったんだがスタンド使いだったこともあって重症を負ってしまったんだ。そのまま三日間眠って少し前にそのスタンド使いの家を出てこの地霊殿まで来たんだ。」
「貴方ってよく戦いに巻き込まれるわよね……」
「お祓いでもしてもらったらどうだ?ここに巫女もいるんだし。」
「いや…これはスタンド使いの運命のようなものだ。『スタンド使いはスタンド使いといずれ引かれ合う』…これがスタンド使い共通のルールだ。」
「案外大変なのね…スタンド使いって。」
「じゃ、帰るとするか!」
「そうだな。………さとり、またここに来てもいいか?」
「!ええ。プッチさんなら歓迎しますよ。」
「………ねぇ魔理沙。」
「どうした霊夢。」
「あの二人…」
「ああそうだな、普通の人の会話ならおかしくないが……相手はあのさとりだぜ。珍しいな。」
「…………そこのお二人にもう一度トラウマの弾幕でも見せましょうか。」
「いや!それは遠慮しておくぜ!!」
「私もさっさと帰らせてもらうわ!」
ビュウウゥゥゥン
「…それじゃあ私も帰らせてもらおう。」
「気をつけてくださいね。」
「ああ。」
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「プッチ!あんた何処まで散歩しに行ってたのよ!!」
「すまない…トラブルに巻き込まれてな。」
「どうせ『暇だから』って理由で行ったんでしょ?」
「…………」
「ハァ…まぁ今回は生きて帰ってきたから良いけど次からはもう少し気をつけなさいよ!」
「肝に銘じておこう。」
「それにしても最近は珍しいことしか起きなくて飽きないわね。」
「何か他にもあったのか?」
「紫が地上と地底の関係を築くために少し不可侵条約を緩和するらしいわ。」
「…そもそも不可侵条約なんてあったのか?」
「ええ。地上の『妖怪』は地底に行っては駄目だったらしいわ。地底の妖怪もね。だから今回は人間たちをわざわざ行かせたらしいわ。」
「なるほど…だが何故突然緩和することにしたんだ?」
「たしか…紫が言うには『そろそろ地上と地底の関係を良好のものにしたい』とか『過激な妖怪が少なくなっていた』とか、挙句の果てには『ある人物たちの今後が気になるから』って行ってたわ。」
「…………何故か私に関係しそうなものが多い気がするんだが。」
「気のせいじゃない?そういえばフランがプッチに会いたいって行ってたわ。」
「そうか。今から行ってこよう。」
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コンコン
「フラン、入るぞ。」
「良いわよ。」
「どうしたんだ?私に会いたいって。」
「気になることがあって……前にプッチが『DISC』はどんなことしても壊れないって言ってたから私の能力でも壊せないのか気になって…」
「(確かに…フランは『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』、『DISC』はどんな攻撃にも耐えることが出来る。まさに最強の『矛』と最強の『盾』だな)」
「分かった。試してみよう。『ホワイトスネイク』私に『DISC』を一枚渡せ。」
「それじゃあいっくよ〜!『キュッとして……ドッカーン!!』」
パリン
「なッ!?『DISC』が壊れただと…」
「やったー!やっぱり私に壊せないものなんかないのね!!」
「君の能力は本当に凄いな。」
「えへへ、そうかなぁ〜。後なんかもう一つ用事があった気が……あッ!そういえばプッチのその『DISC』が入りそうな機械を前に咲夜が買ってきてたのよ。」
ガサゴソガサゴソ
「あった!この機械よ。」
「これは『CDプレイヤー』じゃあないか。…でも、私のこのDISCには何も刻まれてないから意味ないぞ。」
「え〜そうなんだ…………!ねぇ、もし私の能力か記憶のDISCを入れたらどうなるのかな?」
「試したことがないから分からないな。」
「なら試してみましょ!」
「(流石にこれは危険じゃあないよな…)」
「分かった。それじゃあ『DISC』を抜くよ。」
ビシュアァ
カチッ
「(まずは記憶の方を試してみたがどうなる?)」
ザ……
ザザ…………
近寄るな!この悪魔め!!
その羽根はなんだ!?吸血鬼としての品格がない!
フラン…もう少ししたら外に出してあげるわ………
「(これは………フランの記憶の一部、それも特に印象に残っている場面か…………ん?)」
随分暗い場所だな……おや?君はどうしてこんな場所にいるんだい?
そうかそうか。姉に閉じ込められているのか。可哀想に……君の姉は今日も元気に外で遊んでいるというのに君はこんな場所にいて。……………そうだ!君に私からプレゼントをあげよう。手のひらをこっちに出して………
グサッ
「(!この感じ男だな…まさかスタンド使いを増やしている奴か!………しかしどうやってここまで誰にも気づかれること無くここまで来れたんだ?)」
ッチ!やはり妖怪に『この矢』を直接使うのは無理か。一旦ここから離れて策を練り直すとしよう。
「終わったか…しかし『幻想郷縁起』に書いてあった妖怪は精神的に弱いというのは間違っていないんだな。だからフランはスタンドが暴走した……しかし、コイツは妖怪を安全にスタンド使いにする方法を見つけた。…私にもわからない秘密があの矢にはあるのか?それとも奴の能力か………」
「……プッチ?どうだった?」
「ああ、フランの記憶で印象深かった場面が再生されていたよ。」
「そう…なら今度は能力のDISCにして!」
「分かった…」
ウィィィィィィン
〜〜〜♪♪♪
〜〜〜〜〜〜♪♪♪♪♪♪
〜〜〜〜〜♪♪♪♪
「綺麗な音楽ね………」
「そうだな……私の考えだがこの音楽は君自身を表していると思うんだ。」
「そうかな?……まぁ確かにそんな気がしてくるわ。」
「(…名付けるなら『U.N.オーエンは彼女なのか?』とかか?フランのスペルカードにもその要素があったし…)」
「いい曲だったわ。今日はありがとうねプッチ。」
「こっちも楽しかったよ。」
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「(そろそろ本格的にスタンド使いを増やしている人物を捕まえるのに力を入れたほうが良いか?最近はあまりスタンド関係の仕事がこないがまだ潜伏しているだけの可能性もある。一旦知り合い全員に伝えとくか……そういえば今まで集めてきたスタンドのDISCを整理しておくか。異変の時に使うこともあるしな。)」
ガサガサ
・ティルアイコラプス…透明化
・トークトゥユー…死者複製
・サイコソーシャル…感情激化
・グラミーサンデー…分裂
「思ったよりも少なかったな……だが一つ一つ強力なスタンドなのは事実。上手く使えば『天国』をスムーズに創れるか………」
「(場所は永遠亭の輝夜と戦った場所、時は恐らく満月…だが、これ以外ヒントがない…それに前々から思ってはいるが私の『天国』はアレではない。もう少しヒントがあれば…)」
ウォン
「!!何か用か?八雲紫。」
「そんなに睨まないでくださいな。久しぶりの『仕事』についてよ。」
「どういう内容だ?」
「丑三つ刻に人里近くの広い草原を通ると武士が出てきて勝負を仕掛けてくるらしいわ。」
「…何処にもスタンド使い要素が無いんだが?」
「話を最後まで聞きなさい。その武士は『武器』を何も無い空間から出してくるらしいわ。」
「『程度の能力』とかじゃなくてか?」
「私が調べてみたけど違かったわ。」
「……君が行ったんだったらそのまま倒せば良かったんじゃあないか?」
「実はあの武士面倒くさい『程度の能力』を持っててね…」
「………それは?」
「『納得できる死に方をするまで生き続ける程度の能力』よ。」
「何だそのチートは。」
「一応相手は武士だから正々堂々倒せば大丈夫だと思うけど……」
「それなら妖夢とかに頼めば良いんじゃあないか?私の能力はその武士の基準で言ったらアウトだぞ。しかもまだ傷が完治していない。」
「………………………それもそうね!それじゃあこの話は無かったということで!」
ウォン
「…寝るか。」
今回の異変プッチほとんどストーリーに絡んでないような………