「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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オリキャラの能力を考えていたら遅くなりました。申し訳ないです。


『プラントライフ』 その➁

ドガッ

         バキッ

  ビシッ

 

 「ハァハァ…中々粘るじゃあねぇか。」

 

 「………貴方の方こそ木の根の技しか使ってこないですね。」

 

 「これが一番持久戦に向いてるからな。」

 

 「(…この様子なら僕が競り勝てる!けど……確実に相手には策があるはずだ。それに対応する準備だけはしておこう。)」

 

 「だが…そろそろ決着をつけるべきかもな。見た感じお前の模倣にはあんまり精神力を使わないようだしな。」

 「『リーフストーム』!!」

 

瞬間ッ!!森の木から大量の葉が落とされ一枚一枚が空中で踊りだすように旋回を始める!!さらにッ葉は触れたものを問答無用で斬ってくる鋭さ!!

 

 「なッ…!」

 「(やっぱりまだ技があったか!しかもこの技……さっきまでの木の根の攻撃と違って面での攻撃になっている!しかも範囲が大きいせいで逃げることが厳しくなっている…)」

 

 「ほらほら!!さっきまでの威勢はどうした!さらにダメ押しの……スピードアップだッ!!」

 

ヒュンヒュン

 

 「グアアアッ!!」

 「(マズイな…この葉、俺の貝の殻による防御すら少しダメージを食らう。このままじゃ負ける……それならッ!最低限の防御を残してアイツに近づくッ!!)」

 

ダッ!!

 

 「なッ!防御を捨ててきやがった!!だが…それは無謀ってやつだ!!俺の近くに葉を集めれば……」

 

 「………関係ないね。」

 

 「(まだ近づいてくるのか!?クソッ、このままだと『範囲内』に入ってくる!)」

 「ウオオォォォ!!」

 

男は木の根の攻撃を進田に仕掛ける…だがッ!!

 

 「その攻撃は………見飽きたんだよ!!」

 

ドガッ!!

 

 「クッ!」

 

 「……やっぱり…おかしいと思ったんだ。あんたはこんなに攻撃力のある葉の渦の中心にいるのに一切のダメージを負っていなかった。だから、仮説を立てたんだ…」

 

 「ハァハァハァ………仮説?」

 

 「ああ。一つ目が葉が自分に当たらないようにコントロールしている。ありえなくもないと思った……けど、あんたはさっきの『なんで木の根の攻撃しかしないのか』って問いに『持久戦に向いている』と言った。つまり、この植物を操って攻撃するのは結構精神力を使うと思ったんだ。そうなるとこんなにある葉を一枚一枚丁寧にコントロールするのは無理だ。そこで僕はもう一つの仮説を立てた。それはあんたの周りには葉がこないように調整している、という説。そして僕はこの説を信じて突撃した。」

 

 「その結果が大当たり……そうさ…俺の『プラントライフ』は持久戦が苦手でな。お前のような耐久できるやつだと不利になるんだ。」

 

 「その割には焦ってませんね。」

 

 「………この技は使いたくなかったんだがここまで追い詰められたら使うしか無いな。」

 

 「?何を……」

 

 「この技は使うと一ヶ月はスタンドが使えなくなる。おまけに持続時間は一分だ。つまりお前はこの攻撃を避けることができれば勝ちだ。」

 

 「その技を僕が使わせるとでも?」

 

 「だから『小細工』をした。」

 

 「!!」

 

男の言葉で進田は自分の足にいつの間にかツタが絡みついていることに気付いた。

 

 「この程度のツタなんか………!千切れない!?」

 

 「植物も束になればとても強固なものになる!そして!!」

 「今此処に失われし三種の神器の一つを!!顕現しよう!!」

 「神剣『草薙剣』」

 

男が剣を出すと周りの植物は一斉に枯れ、この剣に吸収された。

 

 「さあ、最後の攻防を始めるぞ!!」

 

 「(あの剣は何だ?わざわざ最後まで取っておいたアイツの奥の手だ。何か特殊な能力があってもおかしくない。)」

 「貝の殻+カブトムシの外骨格+ゴリラの腕」

 「真正面から迎え撃つ!」

 

 「フン!」

 

男は草薙剣を横一文字に斬るが進田は攻撃を避ける。しかし!!

 

ブゥン

 

 「なッ!?」

 

なんと!!進田の体は男に吸い寄せられた!!

 

 「わざわざ近づいてくれるなんて親切だな!」

 

 「(訳が分からない!!いや、今はとりあえずこいつを仕留めないといけない。僕の防御は『ホワイトスネイク』のラッシュも耐えきった。肉を切らせて骨を断つ……わざと斬らせてその隙を攻撃しよう。)」

 

しかし………

 

スパッ

 

 「え?」

 

進田の左腕は二の腕から下が無くなっていた。

 

 「防御は殻に任せて突撃……たしかにさっきまでならそれで終わっていた。だがッこの『草薙剣』には『すべて斬る』能力がある。殻も、水も、空気も、ありとあらゆるものをこの剣は斬ることができる!」

 

 「す…すべてだと?」

 

 「ああ。だが、お話はここまでだ。時間制限があるからな。」

 

そう言うと腕を大きく振り上げ、

 

 「これで終わりだあぁぁぁ!!」

 

 「油断したな?」

 

ウォン

 

スカ…

 

 「な……なにぃぃぃ!!??何故!なぜあの体勢から俺の攻撃を避けられた!?いや、それよりもなぜおれのうしろにいるんだ!?」

 

 「僕の能力は『生物の特徴』を模倣する。それは身体的特徴だけじゃあない。能力も模倣することができる。さっきの攻撃を避けれたのも『境界を操る程度の能力』を使ったからだ。そして…今の攻撃が最後だったようだな。」

 

 「ハッ!!」

 

 「とりあえず今は…………眠っていろ!!」

 

ドゴッ!!

 

木田 躁士…『プラントライフ』―――再起不能(リタイヤ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「というわけなんですよ、紫さん。」

 

 「………つまりプッチの命を狙っているスタンド使いがいるって事で良いのね?」

 

 「はい。」

 

 「とりあえずプッチをここに連れてくるわ。今の話とついでにこの男の能力も奪って貰う必要があるし。」

 

 「そんなに危険なんですか?この男の能力は。」

 

 「半分正解よ。正確には『草薙剣』が危険なの。」

 

 「そうなんですか?」

 

 「この男は気づかなかったらしいけど知り合いの剣士によると修行を続けた剣士は『時』を斬ることが出来るらしいの。」

 

 「……質問ばっかりで申し訳ないんですけど、それをするとどうなるんですか?」

 

 「私の考察だけどまず、『並行世界』に行けると思うわ。それに攻撃の無効化とかも出来るはずよ。」

 

 「並行世界に行けるかもしれないのが問題なんですね?」

 

 「ええ。幻想郷に悪影響を及ぼすのは明白だわ。」

 

 「納得しました。」

 

 「それじゃあプッチを連れてくるわ。」




『プラントライフ』…装着型。木田 躁士のスタンド。
パラメーター:破壊力B スピードB 射程距離A 持続力D 精密動作性B 成長性A
能力:自分の半径五十メートルにある植物を操る。

次回もお楽しみに
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