「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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遂に始まる黒幕との対決!!お楽しみに。

感想、意見、疑問などぜひぜひお願いします!それがあると街ベーションが上がりますので…


『幽波紋異変』
stage0 対面する人妖達


プッチがさとりに過去を話した日から数日経った日のこと。博麗神社にはプッチ、進田、紫、霊夢、藍、上院が集められていた。

 

「皆集まったわね。じゃあこれからこれからスタンド使いを増やしている黒幕を倒すための話し合いを行います。」

 

「………話し合いをするってことは場所を突き止めることができたのか?」

 

「残念ながら確定というわけではないわ。私の能力で幻想郷を探していて『何故か』探せない場所があったの。」

 

「前に僕達が探索した洞窟みたいな感じってことですか?」

 

「ええ、そうよ。他にはそんな場所が無かったから消去法でそこにいるという結論になったわ。」

 

「つまりそこに俺達がカチコミに行くってことか?」

 

「端的に言うならそういうことになるな。」

 

「けど相手もそうなることは分かっているはず。だから作戦を決めておこうってわけね。」

 

「そういうことよ。それで何か案がある人はいないかしら?戦力アップや突撃方法とかなんでも良いわ。」

 

「質問なんだがその場所には何があるのかというのは把握しているのか?」

 

「一応永遠亭くらいの大きさの建物があることは確認できたわ。」

 

「なら、二手に分かれて突入するのはどうだ?恐らくそこには手下のスタンド使いもいるはずだからな。」

 

「そうね……でも二手に分かれたら戦力が減って危険じゃあないかしら?」

 

「………ねぇプッチ。」

 

「何だ?霊夢。」

 

「あんたって確か戦ってきたスタンドのDISCを持っていたわよね。それを皆に持たせておいていざとなったら使うっていうのはどうかしら?」

 

「………………そういえばまだ言ってなかったな。スタンドのDISCを人に入れたとしても元の持ち主と近い精神構造と精神力を持っていないと使うのが難しいんだ。」

 

「じゃあ今試してみましょう?そうすれば二手に分かれる案も使えるかもしれないわ。」

 

「分かった。準備しよう。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「……適性があったのは霊夢だけか。」

 

「『ティルアイコラプス』………確か透明化の能力よね、月齢によって透明度が変わる。」

 

「ああ。今日は新月だから一番透明化が弱くなる日だ。」

 

「どれくらいしか透明にならないんだ?」

 

「せいぜい向こうが少し見えるくらいだ。戦闘中、それも乱戦時に役立つかどうかレベルだな。」

 

「……となると戦力アップも厳しいか。」

 

「いや、一応パワーとスピードは共に『B』はあるから攻撃手段としては優秀だ。」

 

「じゃあ一応持っておく方針ね。」

 

「それにしても紫様が扱えないなんて…………」

 

「恐らく妖怪は精神的に弱いことが原因だろう。」

 

「?だがそれだと俺がスタンド使いになったのはおかしくねぇか?」

 

「…………黒幕は何かしらの方法で妖怪にもスタンドが扱えるようにしているんだろう。」

 

「とりあえず突入する日は満月の日で良いのかしら?」

 

「…できれば早いほうが良いな。その間にスタンド使いが増やされる場合がある。」

 

「なら、半月の日はどうかしら?その頃なら透明化もある程度機能するはずだし、皆も準備できるわ。」

 

「確かにそれなら良いかもな。」

 

「じゃあ突入は半月の日に夕方ここに集合ね。それとこのことは混乱を防ぐために他言無用よ。」

 

「ああ。」

 

「はい、分かりました。」

 

「分かったわ。」

 

「了解だ。」

 

――――――――――――――――紅魔館地下――――――――――――――――――――

 

「(……遂にこのスタンド騒動に決着がつくのか…………黒幕についてはほとんど情報がない。そもそも何故わざわざスタンド使いを増やしているのか。それに私の命を狙っているのに何故わざわざ一人ずつしかスタンド使いを送ってこないのか…まぁそれも全て明らかになるはずだ。今はとりあえずいつもの読書を……………!?)」

 

そこにはすでに葬われているはずの…………見られてはいけない『本』がそこにあった。

 

「こ…!これは!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『DIOの日記』!!

「何故ここに………いや、それよりもこの本はどうすれば良いんだ?」

 

先に記しておこう。ここでプッチはすぐに処分、または紫などに頼み封印をしてもらうべきだった。だが………プッチは本を誰にも言わず…自分の部屋に持っていき読み始めてしまった!

 

「(………私はなぜこの本を読んでいるのだろうか。もう『天国』に行くつもりは無いというのに…)」

 

プッチ自身は『何故』と自答していたが既に本心に気づいていた。

 

「(諦めきれていない………なにか別な方法で『天国』を造ろうとこうして情報を集めているのは『人類の幸福』のためなのだろうかそれとも『自己満足』のためなのだろうか…)」

 

ペラ……………ペラ……………

 

「…………最初の方だけ読んでみたが思っていたより思い出話の割合が多いな。続きは今度読むか。」

 

二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。一人は泥を見た。一人は星を見た。

では、エンリコ・プッチが見るのは『泥』か『星』か。それとも………

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

そこには四人の人妖が集まっていた。

 

「近々我々を嗅ぎ回っている連中がここに攻め込んでくる。」

 

「ほう…ということは先手を打つということですか?」

 

「いや、ここで迎え撃つ形にする。……躁令の『アップライジング』さえあればここまで厄介なことになる前に対策できたというのに…」

 

「それでは我々はあの作戦を実行すれば良いのですね?」

 

「ああ。よろしく頼む。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

半月の日の夕方 博麗神社

 

「皆集まったわね。それじゃあ私の能力で移動するけど作戦は覚えているわよね?」

 

「ええ、もちろんよ。着いたらまずプッチと藍と進田と上院が正面から突入。その隙に私と紫で侵入して黒幕を退治する、そうでしょ?」

 

「ええ、そのとおりよ。それじゃあ行きましょう、この『幽波紋異変』の黒幕の下へ!」

 

「「「「「ああ!(ええ!)」」」」」

 

ウォン…

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「…ここが?」

 

「ええ、この中にいるはずよ。」

 

「それじゃあ作戦開始ね。行くわよ。」

 

「ああ、気をつけろよ。」

 

「ええ、分かってるわ。」

 

スタスタスタスタ

 

「どれ私達も正面から行くとするか……」

 

キュィィィィン

 

「!!」

 

スタ………

 

「これはこれは随分と沢山のお客様ですね。」

 

「……お前は?」

 

「ああ、私ですか。これは申し遅れました。私ここで『叶願 使神(きょうがん しんじ)』様の秘書の『遠瞬 百合(えんしゅん ゆり)』と申します。以後お見知り置きを。」

 

そういうと百合は深々とお辞儀し話を続けた。

 

「今回は使神様の命令を実行するためにここに来ました。」

 

「命令?」

 

「はい。内容は『エンリコ・プッチだけを使神様のところへ案内する』というものです。」

 

「意味がわからない。なんでわざわざ一騎打ちのような形にするんだ?」

 

「私にも真意は分かりません。しかし、私は命令にしっかりと従うポリシーなのです。」

「『ディメンショナル・リープ』!!」

 

キュィィィィィィン!

 

「なッ!?」

 

以外ッ!プッチの周りに光が集まり一瞬のうちにプッチの姿が消えてしまったではないか!!

 

「そして……貴方達は招かれざるお客様です。此処までご足労いただき、大変恐れ入りますが…速やかに…駆除されてくださいませ!!

 

――――――――――――――場所は代わり霊夢チーム――――――――――――――――

 

「……随分と静かね…」

 

「思っていたよりスタンド使いが少ないのね。やっぱり足りない戦力は『あの兵士』で補うつもりだったのね。」

 

ギシ……

 

「「!!」」

 

「ん?こんなところから潜入してくるなんて随分と面白いね…」

 

「………河童?けど此処にいるってことは…」

 

「そう!俺もスタンド使いさ。しかし参ったな…俺の本分は機械を使った戦闘だってのに…」

 

「そんな呑気にしてて良いのかしら?貴方は既に私達で退治できる距離にいるのよ?」

 

「…それは俺に言っているのかい?ハハハハハハハ!!君たちは本当にスタンド使いとの戦闘がどういうものか分かってないんだね。」

 

「どういう意味?」

 

「もう勝負は始まっているってことさ。」

 

ガコン!!

 

「なッ!落とし穴!?けどッ能力を使えば…」

 

「させないよ。」

「『ステイト・チェンジ』!!」

 

ドゴッ

 

「うッ!」

 

「さぁ、あの方のために君たちのことはこの僕、『地獄谷 溶介(じごくだに ようすけ)』が足止めすることとしよう。」

 

―――――――――――――――――プッチ視点―――――――――――――――――――

 

「うッ………私はあの女に能力を使われて………………ここはどこだ?」

 

そこは壁が石でできている地下室のような場所だった。少し探索すると男が一人こちらに歩いてきた。

 

「ようこそ、私の家へ。私の名前は『叶願 使神』と言います。貴方にはこのスタンド騒動の黒幕といったほうが分かりやすいですか?何はともあれ、歓迎しますよ『エンリコ・プッチ』。」

 

「随分丁寧な態度だな。」

 

「当然でしょう。なぜなら貴方に私は『お話』がしたいのだから。」

 

「こちらにはそんな予定は無いが。」

 

「おや?貴方は気にならないのですか?私が何故このような騒動を起こしたのか、貴方の命を狙ったのか。」

 

「…………………」

 

「そう気になりますよね。今の私は気分が素晴らし良い。こういう日はとにかく話がしたくなるんですよ。」

 

「そういう日は『地獄の業火で焼かれる』べきなんじゃあないか?」

 

「随分刺々しいですね…まぁ良いでしょう。こういう反応も予想の範疇です。」

 

「話したいならさっさと話せ。」

 

「良いでしょう。この話は少し長くなりますが…………まぁ退屈しないようにしますよ。」

 

                                To be continued…




遠瞬 百合(えんしゅん ゆり)
名前の由来…遠瞬は能力から。百合は『星のカービィ ロボボプラネット』に出てくるキャラ、『スージー』から。(『スージー』→『スザンナ』、『スザンナ』は日本語にすると『百合』)
キャラのイメージ…上の文で分かると思いますが、『星のカービィ ロボボプラネット』の『スージー』。

叶願 使神(きょうがん しんじ)
名前の由来…『願いを叶える神の使い』





地獄谷 溶介?     適当です。
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