「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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stage1~stage6の題名の頭文字を読むとある文章になります。気づいていた人はいますかね?今回で幽波紋異変は終わりです!


stage6 園地のような陽だまりを

一方その頃霊夢達は……………

 

「!なんでアンタたちと会うのよ?」

 

「それはこっちのセリフですよ、霊夢さん。そっちに黒幕が居るんじゃあないんですか?」

 

「こっち側にはいなかったわ。藍、そっちにも居なかったの?」

 

「はい。隠し部屋なども探しましたが全く見つからず…………」

 

「どういうこと………」

 

「貴方達には絶対にわからないわ。」

 

「あー?アンタ誰よ?」

 

「コイツはプッチを黒幕のところにやって俺達に襲ってきたやつだ。」

 

「それはどういう意味?」

 

「わざわざ言うとでも?」

 

「…………とりあえずここには居ないってことよね?」

 

「そうね。一旦外に出て作戦を練りましょう。」

 

スタスタスタ

 

「それにしても他の場所にいるって言っても何処なんでしょう?」

 

「それもコイツがちゃんと言ってくれればな。」

 

「………………」

 

「チッ、だんまりか。」

 

その時だった!!

 

「!!!何なのあの霊力………!」

 

「これは……………まさか!」

 

「アンタなにか知ってるの?」

 

「……はい。恐らくアレは『マスタークラウン』によるものです。」

 

「『マスタークラウン』?」

 

「はい。無限の力が手に入ると言われている別世界の品だと……」

 

「そんな便利なものがあるのか。」

 

「いえ。アレはそんな甘いものではありません………」

 

「どういうこと?」

 

「私と戦っていた貴方達には話しましたが今の使神様は記憶が朧気になっています。」

 

「たしかにそう言ってたな。」

 

「実は続きがあるのです。…………それは妹様が亡くなって、スタンドの実験をしていたときでした。人里の人間をスタンド使いにしてしまいその人を調べていたんです。その人は『様々な人の人生が読める図書館を出す』能力を持っていて使神様は気になり中を見たらしいんです。その次の日です。使神様の手には『黄金の冠』がありました。」

 

「それが『マスタークラウン』……」

 

「はい。その日からです。使神様は以前の優しい心は消え邪魔する人を排除しようと考え始めたのは……」

 

「もしかしてプッチのも……」

 

「そうです。そして私は心で理解しました。『あの冠は無限の力とは別の何かがある』と。」

 

「………そんな事が。」

 

「どうか使神様を助けてくださりませんか?身勝手なことを言っているのは承知です。でも私はどうしても助けたい!」

 

「俺等からもお願いだ………」

 

「アレを放っておくのは幻想郷も危なくなるわ……いいわ、私達を黒幕のところまで送ってくださる?」

 

「えッ!?紫、コイツらの話信じるの?」

 

「『マスタークラウン』は私も少し耳にしたことがあるのよ。それで気になったのよ。」

 

「………それなら。」

 

「皆も問題ないわね?」

 

「おう!」

 

「はい!」

 

「それじゃあお願いするわ。」

 

「はい!『ディメンショナル・リープ』!!」

 

キュィィィィィィン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し時を戻し………

 

「まだ奥の手を持っていたのか…」

 

「……波動『イリュージョン・デスタビライズ』」

 

使神はスタンド能力が籠もっている波動を地面や空中から発生させプッチに襲いかかる!!

 

「この攻撃………当たったら弱くする能力が発動するな…ならば………」

「顕符『透明なドッペルゲンガー』!」

 

『ホワイトスネイク』を使神に向かわせプッチは回避に専念する。

 

『ウオシャアアアアアッ!!』

 

「グゥゥゥウウ…」

 

「(このまま叩き込む!!)」

「溶解『ボディ&スピリッツ』!」

 

プッチは使神が『ホワイトスネイク』のラッシュによって体勢が崩れたところを追い打ちする!

 

ピュン!

 

その攻撃はしっかりと使神の身体を捉え当たった部分はドロドロと溶けていた。

 

「ガァァァァァァァ!!」

「速符『アクセラレート・ムーブ』」

 

バッ!!

 

「なッ!?消えた!?」

 

使神がスペルカードを突然プッチから姿を消した。

 

「クッ…何処に行ったんだ?」

「(………………いやッ違う!!消えたんじゃあない!アイツは今……)」

「私の周りを高速で動いている!!」

 

しかしッ!プッチが認識する前に既に使神は攻撃を仕掛けていた!!

 

ピュンピュンピュンピュン

 

「これは『霊力弾』!!マズイッ!!『ホワイトスネイク』!」

 

バシバシバシ

 

ドゴッ!!

 

プッチは咄嗟にスタンドでの防御を試みるが被弾を許してしまった。

 

「グッ……マズイな。」

 

その時だった!

 

キュィィィィィィン

 

「霊符『夢想封印』!!」

 

ドォォォォン!

 

「ギュゥゥゥゥゥン…」

 

「霊夢か!!」

 

「危なかったわね、プッチ。」

 

百合の能力によって霊夢達がワープしてきたことにより形勢が逆転し始めた!!

 

「あれが……」

 

「恐らく『マスタークラウン』を被った使神様です。」

 

「…………裏……切る……の………………か…………百合!!」

 

「………そろそろ使神『さん』には元に戻ってもらいたいので。」

 

「吸符『アラウンド・プル』」

 

百合の返答に使神は何も答えずスペルカードを宣言してきた。

 

「今度は………!」

 

プッチはどんな効果のスペルカードなのかを見極めようとしたがそんなことをする必要はすぐに無くなった。

 

「これ引き寄せられてるわ!!」

 

「だいぶ吸引力があるな………」

「(だが…これなら!)」

「溶解『ボディ&スピリッツ』!!」

 

吸い込まれながらも使神に向かいスペルカードを放つ!

 

ヒュン…

 

ビシャァァ!!

 

「ガァァァァァァァ!!」

 

その一撃は引き寄せられる力により普段よりも威力が上がっていたこともあり遂に使神を倒すことが出来た。

 

「ハァハァ………これで終わりか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウウウウウウゥゥゥゥオォォォォォォォォォオォ!!!!!!」

 

「「「「!!」」」」

 

なんとッ!!プッチにより倒された使神は再び起き上がり襲いかかってきた!!

 

「………ここまでしぶといのは予想外だ。」

 

「なんか見た目もおかしくなってない?」

 

霊夢の指摘のように足と胴体は消え去り顔と手が空中に浮き口には目玉のような物があった。

 

「使神さん………」

 

「………縲弱さ繝シ繝ェ繝ウ繧ー繧ケ繝ュ繝シ縲」

 

うめき声と共に使神は手から様々な道具を生成しプッチたちに投げてくる!!

 

「美しさも品性もない弾幕だな…」

 

「プッチ。」

 

「なんだ、紫?」

 

「あの『マスタークラウン』……さっきよりも使神に食い込んでない?」

 

そう言い紫が指す方向には確かにさっきよりも食い込んでいる『マスタークラウン』があった。

 

「…………………」

 

「プッチ?」

 

「………百合、と言ったか?確認しておかないといけないことが出てきた。」

 

「………はい…」

 

「もしもの時は彼を『殺し』てでも止めることになるがそれでも良いか?」

 

「!………大丈夫です…使神さんもこんな形になるのは望んでないはずだから。」

 

「分かった。」

 

「あ〜もう!!こんな弾幕私がかき消してあげるわ!!」

「夢符『封魔陣』!!」

 

バァァァァァァァァ!!

 

霊夢のスペルカードにより弾幕が消えその隙をプッチが捉える!

 

「『ホワイトスネイク』!!」

 

『ウオシャアアアアアッ!!』

 

ドゴドゴドゴドゴ!

 

「繧ー繧・繧・繧・繧・繧・繧・」

 

「効いているな。」

 

「ええ。そうね。」

 

「縲弱え繧」繝シ繧ッ繝ェ繝ウ繧ー繝悶Λ繧ケ繝医?」

 

宣言と同時に使神は手で魔法陣を描き力を溜め始める。

 

キュゥゥゥゥゥゥゥゥ……

 

「!全員避けろーーーーッ!!」

 

プッチはいち早く意図に気づき味方に避けろと言うが………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴォォォォォォォォォォォ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゥゥ………」

 

「クッ…」

 

「ハァハァ…避け切れなかったか…………」

 

周りはまっさらな土地になり、立っている人物はプッチと使神だけだった。

 

「………………」

 

「………『コロ…………シ…テ…』………」

 

「!!」

「(………次で最後だな…)」

 

「……縲弱え繧」繝シ繧ッ繝ェ繝ウ繧ー繧ス繝シ繝峨?」

 

使神の手には仄かに青いオーラを纏った剣が二本握られていた。

 

「『ホワイトスネイク』……」

 

プッチも『ホワイトスネイク』を自身の横に出現させ相手の攻撃に備える。

 

……………………

 

「繝上ぃ繧。繧。繧。繧。繧。!!」

 

先に動いたのは使神だった。右手を大きく振り上げプッチを斬ろうと振り下ろす!

 

「『ホワイトスネイク』!!剣の対処をしろ!!」

 

すかさずプッチはスタンドで防御し本体に向かって突っ込んでいく。しかしッ使神はもう片方の手で反撃を試みる!

 

「!」

 

スカッ

 

その攻撃もプッチは避け遂に使神の元へ辿り着く。

 

「これで終わらせよう……」

「命符『ヘブンズディスク』!!」

「お前に命令するッ!!『マスタークラウンと分離しろ!』」

 

使神は至近距離からの攻撃に避けることが出来ず………

 

ウィィィィィン……

 

「繧ャ繧。繧。繧。繧。繧。繧。繧。繧。繧。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ここは…?」

 

「目が覚めたか、使神。」

 

「君は…エンリコ・プッチ。そうだ…たしか私はあの冠をかぶって…」

 

「あの冠はもう取った。お前の負けだ。」

 

「どちらにせよ戦う意志はもうありません…それに私はもう長くないでしょう?」

 

「!……気づいていたのか。」

 

「ええ。自分の事は一番よく理解しています。」

 

「………すまない。助けられなくて…」

 

「何故君が謝るんですか?私はいくら『マスタークラウン』の影響を受けていたとしてもやったことに変わりはありません。」

 

「だがッ」

 

「気にしないでください……私が間違っていた、それが事実です。」

 

「……………」

 

「そういえば…この近くに私の住んでいた家があります。気になったら見に行ってください。私の手記とかがあるはずです。」

 

「分かった。」

 

「それと………最後に百合をここに呼んでくれませんか?」

 

「ここにいます…使神さん。」

 

「そうでしたか………もう周りが見えづらくなってきました……………君には伝えておかないといけないことがあります。」

「ここまで巻き込んですまみません。そして……一緒について来てくれてありがとうございます…!」

 

「……こちらこそあの時助けてくれてありがとうございます!」

 

「…………それじゃあ……願わくば…輪廻の先でまた会いましょう……………」

 

「はい………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叶願 使神………死亡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これが使神の手記か………中身を見てみるとするか。」

 

                                 To be continued…




波動『イリュージョン・デスタビライズ』…叶願 使神(第一形態)のスペルカード。
効果:当たると弱体化する波動弾を様々な場所に出現させる。

速符『アクセラレート・ムーブ』…叶願 使神(第一形態)のスペルカード。
効果:自身に対する空気抵抗を弱くすることで高速で動けるようにし攻撃する。

吸符『アラウンド・ブル』…叶願 使神(第一形態)のスペルカード。
効果:周りの引力を弱めることで相対的に一箇所の引力を強める。

縲弱さ繝シ繝ェ繝ウ繧ー繧ケ繝ュ繝シ縲(『コーリングスロー』)…叶願 使神(第二形態)のスペルカード。
効果:手から自身の記憶にある物を出現させ攻撃する。

縲弱え繧」繝シ繧ッ繝ェ繝ウ繧ー繝悶Λ繧ケ繝医?(『ウィークリングブラスト』)…叶願 使神(第二形態)のスペルカード。
効果:当たると少しの間意識がなくなるビームを放つ。

縲弱え繧」繝シ繧ッ繝ェ繝ウ繧ー繧ス繝シ繝峨?(『ウィークリングソード』)…叶願 使神(第二形態)のスペルカード。
効果:両手に剣を出現させ攻撃する。

補足
・叶願 使神(第二形態)のスペルカードは『セーブ・マイセルフ』の能力では出来ないようなことが出来ているのは何故?
⇨『マスタークラウン』がより叶願 使神に食い込んだせい。

・何故叶願 使神は『マスタークラウン』と分離した後死んでしまったのか。
⇨『マスタークラウン』に魂(ソウル)を吸い取られすぎたから。

結論:『マスタークラウン』が全部悪い!
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