「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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自作のスペルカードやスタンドは作るのがだいぶ難しいと痛感しました…。なるべくインフレしないようにしなくては…。また、感想・お気に入り登録ありがとうございます!


東方狂紅郷
初めての弾幕ごっこ


 「(まずは三枚ほど作ってみたが……まだ『ホワイトスネイク』の能力を見せてやるつもりはない。一応、こいつらはスタンドを認識できていないらしいが念の為だ。今回はスタンドの特性を生かしたスペルカードだけを使おう。)」

 「魔理沙、準備できたぞ。」

 

 「おっそうか。なら早速ルール確認だ。今回プッチは弾幕を常に展開することが出来ないことを考えて、私は避けることに専念する。そしてプッチはスペルカードを一枚使って私を被弾させればプッチの勝ちだ。分かったか?」

 

 「分かった。」

 「(しかし…そのルールだと………)」

 

 「よーし、早速スタートだ!」

 

 「(仕方ない。あまりにも初見殺しすぎるが……)」

 「顕符『透明なドッペルゲンガー』」

 

 「??なんにも変化してないぞ?」

 

 「それはどうかな?」

 

その時、魔理沙の背中にいきなり殴られた感覚が襲う!

 

 「ッッ!!なんだ!?今のは!?」

 

 「私のスペルカードの効果だよ。」

 

 「嘘だろ……てか、その技回避できなくないか?」

 

 「本当はこの技は相手が弾幕を展開しているときにわざと自分の近くの弾幕を弾くことで『なにか』がそこにあると思わせてから攻撃するのだが君が展開しないと決めてしまってね…」

 

 「まさかハンデがこんなにそのスペルカードと相性がいいなんて……」

 

 「まぁ私も卑怯だとは思ったが……一応勝負だからな『過程や…!方法なぞ…!どうでもよいのだァーッ!』の精神でいかせてもらったよ。」

 

 「その精神論は弾幕ごっこにはあまり相応しいとは思えないが…まぁいいか!」

 

 「それじゃ、あんたはさっさと帰りなさい。プッチ、あなたは今日泊まる所あるの?」

 

 「いや無いな。」

 

 「ならここに泊まっていきなさい。今日はもう夕方だから明日人里に空き家がないか探しましょう。」

 

 「そうか、助かったよ。」

 「(あんなに物が散乱している家にはもう入りたくないしな…)」

 

 「じゃあプッチ、またな!」

 

そうして魔理沙は箒に乗り帰って行った。

 

 「それじゃあプッチとりあえず中に入ってきなさい。」

 

 「ああ。」

 

その後プッチは博麗神社で夕ご飯を食べ、風呂に入った後自分に与えられた寝室で今日の出来事などを振り返っていた。

 

 「(にしても私は凄い所に来てしまったようだな。魔法や弾幕ごっこという決闘、それに加えまだ見ていないが妖怪などの存在もいるとは。それにしてもなぜ私は再び蘇ることが出来たのだろうか?もしや……『一巡』が関係しているのか?それともまた別の原因か……考えても分からないな。だが、もしかすると『彼』……『DIO』もこの地に足を踏み入れているのかもしれないな…おおまかな幻想郷の地理については霊夢から教えてもらったのだから一段落したら探しに行くのもいいかもしれないな…………………………………私は『天国』を完成させることが出来なかった。もちろん、『天国』を完成出来なかった直接的な原因は、エンポリオ……いや小僧を含めたあいつらだ。だが…………………………………………)」

 

 

 

 

 

 「わからないのか?おまえは『運命』に負けたんだ!」

 「ぼくひとりじゃあない。ぼくをここに送り込んだ徐倫おねえちゃんの意思だ!」

 「ウェザーも…F・F…エルメェス…アナスイ!それに承太郎さんもだ!」

 「みんな未来なんか知らなくても覚悟があった! 」

 「覚悟ができていなかったのはおまえだプッチ」

 「『正義の道』を歩む事こそ『運命』なんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「(あの小僧は言った。覚悟ができていないのはお前だと……私はあの時否定したが……今思い返してみるとあの小僧一人を始末するためだけに時の加速をやめてしまった。それらしい理由をあの時は言っていたが……心の底では恐怖していたのだろう…彼が言っていたが『人間は恐怖を克服するために生きる』……私は命を捨てる『覚悟』ができていなかったのだろう…私はまだ『天国』を創ることを諦めるわけにはいかない。だが……スタンドの弱体化に加え私と融合していた者は消え、ここには彼の骨もない…また別の方法を模索していくしか無いだろう。『天国』の原理は『承太郎』の記憶を繰り返し見て覚えている。……まぁまずはこれからの生活の基盤を整えてからだな。)」

 「寝るとするか…」

 

 ダダダダダダッッ……!バンッ!!

 

 「プッチ!!起きてる!?」

 

 「どうした霊夢?そんなに慌てて…」

 

 「今『異変』が起きてるわ。」

 

 「何ッ!?」

 

 「私はこの異変を解決しに行くんだけどあなたはどうする?」

 

 「……私はここに残っておくよ。君みたいに飛ぶことも出来ないからね。」

 

 「そう。分かったわ、それとプッチ今異変の影響で『赤い霧』が外に出ているわ。普通の人間には悪影響があるかもしれないからあまり吸わないようにね!」

 

 「分かった。気をつけてな。」

 

 「大丈夫よ。私は『博麗の巫女』だからね。」

 

 「そうか…」

 

そうして霊夢は『赤い霧』の出処を持ち前の『勘』を頼りに探していくのであった。

 

 「どれ私は寝るとするか……」

 

……ウォン…

 

 「!!なんだ!?」

 

 「夜分遅くに御免なさいね。エンリコ・プッチさん。私は『八雲紫』というものです。以後お見知り置きを……」

 

 「(『八雲紫』だと…!確か幻想郷を創った『賢者』の一人………なぜ私の所に?」

 「ご丁寧にどうも…しかしなぜこの時間、このタイミングで私の所に?」

 

 「実はですね…この幻想郷にある『特殊な人達』が増えているのですよ………………そのものたちの名を『スタンド使い』………」

 

 「何だと!!『スタンド使い』が!?いやそもそも……なぜその呼び方を知っている!?」

 「(この女!もしや…私の正体にも気づいているのか?………リスクが大きいが今ここで始末するしか無いか…)」

 

 「そんなに殺気を出さないでくださいな。この呼び名を知っているのは本人たちの『自己申告』のようなものですわ…それと先程の続きですが…あなたには『スタンド使い』たちを『説得』して悪用しないようにしてほしいのですよ。」

 

 「説得??」

 

 「ええ。『スタンド』というのは『スタンド使い』でないと見えず、『スタンド』一つにつき一つ『程度の能力』のようなものを持っているのは分かったのですが…どうにも『スタンド』を手に入れると少し『頑固』になるといいますか、精神が確固たるものになるらしくなかなか説得に応じてくれないんですわ。」

 

 「(説得に関してはお前の胡散臭さもあると思うが……)」

 「…ふむ………その『説得』とやらになにか私に対するメリットは有るのか?」

 

 「ええ。もちろんありますわ。まず、依頼料として一回あたり5000円差し上げます。」

 

 「……お前わたしをバカにしているのか?」

 

 「いえいえ。あぁそうでしたあなたは幻想入りしてきたばかりでしたね。ここで言う5000円はあなたのいた世界で50万の価値があります。また、『説得』の際ほぼ確実に戦闘になると思います。それによって発生した周囲の影響などをこちらで全て解決するようにします。この条件でどうでしょうか?」

 

 「(…………確かに悪くない……お金がもらえるというのはありがたいな。しかもうまく行けば『天国』を創る際に有効活用出来るスタンドを手に入れられるかもしれないな…)」

 「分かった。その契約を受け入れよう。」

 

 「それはありがとうございます。じゃあ早速依頼させていただきますわ。今回の異変を起こした場所に一人スタンド使いがいるので『説得』してきてください。無理そうな場合は実力行使でも構いません。」

 

 「分かった。でも今から行くにしても場所もわからないし時間もかかるが……」

 

 「それはご安心を。私の能力を使えば目的地にすぐ移動することが出来ます。」

 

 「便利な能力だな…それじゃあ移動させてくれ。」

 

 「ええ。それと今は異変中なので周りの弾幕ごっこに巻き込まれないように注意してくださいね。それでは、ご武運を……」

 

ウォン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここか…にしても赤いな…ん?」

 「(あそこに誰か倒れているな…しかもチャイナドレスのような服がボロボロなところを見るに誰かに倒されたようだ…多分霊夢だろうが……しかしどうやって探すか……一応スタンドを出しながら歩いて反応するやつを探すか……)」

 

カツ…カツ…カツ…カツ…

彼は歩いていくと本が大量にある場所に来た。

 

 「(ここは図書館のようだな…にしてもこの館…外見よりも遥かに中が広くなっている…そういえばDIOも幻覚を見せることの出来る部下がこのようなことを出来ると言っていたな…となると今回の相手は幻覚系か?いやだがこの世界では『程度の能力』もある。そちらの可能性も…「オイッ!!そこのお前!!」

 

 「!!何か用かな?」

 

 「お前『スタンド使い』だな!!」

 

 「(!見つけることが出来た…その単語を使うということはコイツもスタンド使い!)」

 「そうだよ…君も『スタンド使い』だね?」

 

 「えッ!?なんで分かったんだ!?」

 

 「突然『スタンド使い』なんて聞いてきたら分かるだろ…」

 「(コイツ…あまり賢い奴じゃ無いらしいな…だが警戒しておくか…こういう奴ほど強力なスタンドを持っていることが多い。)」

 

 「お前何しに来たんだ?」

 

 「私は君にその『スタンド』を悪用しないように説得に来ただけだよ。」

 

 「何だとー!まさか…あたしの計画を知っているんだなー!くそ~あたしの紅魔館支配下計画が〜」

 

 「(安直な計画の名前だな…まぁお陰でどんな事を考えていたのか分かったが)」

 「そんな計画は止めろ。言っても無駄かもしれないが今ここで諦めてくれるのなら君に少し細工して平和に解決することが出来る。だが…拒否するならこちらも強引な手を使わざる負えなくなる。どうする?」

 

 「止めるわけ無いだろ、この刈り上げ野郎ッ!!」

 

 「なら、仕方がない……実力行使だッ!!」

 「『ホワイトスネイク』ッ!!」

 

 「こうなりゃお前を始末してやるー!!」

 「『ティルアイコラプス』ッ!!」




顕符「透明なドッペルゲンガー」
効果:スタンド『ホワイトスネイク』を出現させ、自分の半径2mに入ってきた物を殴る。
スタンド使いには意味がないスペルカードだが、それ以外には初見殺しのスペルカード。
弾幕ごっこで使う時はなるべく防御に使うことにしようとプッチは決意している。

どうでしたか?今回はプッチのスペルカードを出してみましたがあまりにも初見殺しになってしまったので気をつけていきたいですね…

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