「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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調子が良い気がする。


狂気の神の前世

迷いの竹林入口

 

「うう……どうしよう。助けを求めに行こうにもそこかしこで襲撃が起こっているし…」

 

ウォン

 

ドサドサドサドサ!!

 

「いてッ!!」

 

「えッ!?なんでこんなに!?」

 

鈴仙の前に妖夢、魔理沙、咲夜、レミリア、文、紫、正邪が姿を現した。

 

「鈴仙!ちょうど良いわ。早く私達を永遠亭に連れて行って!!」

 

「紫さん!?永遠亭って…そうなんです!!突然黄色い大男とプッチさんが暴れて!」

 

「!!今の状況は!?」

 

「お師匠がプッチさんを薬で眠らせたんですけど大男は未だに健在です。」

 

「…………その薬はどのくらい保つの?」

 

「恐らく後一時間くらいです。」

 

「…………霊夢はまだかしら?」

 

キュィィィィィィン!!

 

「「「「「「!!!」」」」」」

 

「はぁ〜全く。面倒くさかったわ。」

 

「霊夢!!お前今まで何処にいたんだ?」

 

「ちょっとワープ能力を持った椛と戦っていたわ。」

 

「ちょうどいいわ。皆、とりあえず今は人里に行くわよ。」

 

「はい?紫分かっているの!?今は一刻を争うのよ!!」

 

「だからよ。さっき鈴仙が言っていた大男。もしかするとプッチの日記で出てきていた『DIO』かもしれないわ。」

 

「………となると無策で突っ込むのはダメってことかしら?」

 

「ええ。確か人里に人の人生を本として保存するスタンドを持った人が居るはずよ。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

コンコン

 

「はい、どちら様で?」

 

「失礼、大人数で失礼するわ。今すぐ人生の本が読める場所に連れて行ってくださらない?」

 

「ええ…問題ないですよ。」

 

「ありがとう。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「それで誰の本をお探しですか?私のスタンドに話せばすぐに持ってこれますが…」

 

「『エンリコ・プッチ』と『DIO』という者の本をお願い。」

 

「かしこまりました。」

 

ドサ

 

「どうぞ。」

 

「ありがとう。」

 

「どんな過去があるんだ?アイツには。」

 

紫達はプッチの過去、DIOとの出会い、母親の懺悔、妹の死、スタンドの発現、DIOとの話、『天国』へ行くための準備、そして6部の出来事その全てを見た。

 

「…………思ったよりも重い内容だったわね。」

 

「ええ。まさか別の世界を一度滅ぼしていたなんて………」

 

「一回負けているのに懲りずにまた同じことをしようとしているのか?」

 

「いや少し違うわね。彼の本に書かれてあったけど一巡の手前で加速をやめて『エンポリオ』という少年を始末しようとしたのは完全に己のため………まさに覚悟が無かったのはプッチだったわ。けど今回は違う。前回の間違い……絶望する運命を受け入れるというスタンスを絶望する運命をプッチが全て壊すことで永遠の安心を皆に与えようとしている。」

 

「………言い方を変えればプッチが支配する世界が出来上がるってことか。」

 

「そういうことね。」

 

「DIOの本も読み終わったわ。彼は『吸血鬼』よ。」

 

「!!あら、私と同じ種族なのね。」

 

「けど、スタンドを持っているらしいわ。」

 

「……能力は?」

 

「時を止める……一応5秒間らしいわね。」

 

「それならうちの咲夜が有利ね。」

 

「いやそうとは限らないわ。彼の強さは吸血鬼と時止めそれにスタンドのステータスの強さ、本体の知能があるわ。」

 

「どういうこと?」

 

「まず彼のスタンド『ザ・ワールド』はほとんどのステータスがAで読んだ感じプッチの『ホワイトスネイク』が赤子に見えるレベルね。」

 

「え……前戦った時でも結構速かったけどな…」

 

「それに本体の性能も大分強いわ。まず吸血鬼としての力と再生能力を遺憾無く発揮してくる。それに周囲の物を活用した戦法も取ってくるわ。」

 

「私達の弾幕ごっこでは無い発想ね。」

 

「それにプッチの方も問題だろ。確か…『C-MOON』と『メイド・イン・ヘブン』だっけか?あれも相当厄介だぞ。」

 

「しかも前の世界では新月の三日前だったからすぐに『メイド・イン・ヘブン』にならなかったけど今は違う。」

 

「………とりあえず『位置』に気をつけて戦いましょう。恐らくプッチは一直線でそこに向かうはず。」

 

「じゃあ時止めに対応できる咲夜と吸血鬼に対抗できるレミリアはDIOと戦ってその間に私達はプッチを止めるでいいか?」

 

「ええ。問題ないわ。…………そうだ、文。『幻想郷最速』の二つ名をもつ貴方に『古明地さとりに関する記憶のDISC』を渡すわ。できる限りそれをプッチに戻してちょうだい。」

 

「?はい、分かりました。けどなんでですか?」

 

「………………皆これは『約束』よ。もしプッチにDISCを戻してもプッチが『楽園』を創ろうと抵抗したら………その時は……………迷わず『殺す』ための攻撃を放ちなさい。」

 

「……は?それはなんかの冗談か?」

 

「いえ、本気よ。何があっても『楽園』を創らせてはいけないわ。」

 

紫の宣言に皆は顔を暗くする。当然だろう。少なくとも知り合って数年…その年月は『殺し』という手段を取りづらくするには十分な時間だった。しかし…

 

「……分かったわ。」

 

「霊夢ッ!?お前……プッチを殺すのか!?」

 

「魔理沙…これはもう一個人の命を優先できる問題じゃあ無いのよ。私は『博麗の巫女』、幻想郷を守るためなら…………私はそれくらいするわ。」

 

「………………」

 

「それに…記憶を取り戻せば『楽園』を諦める可能性はあるわ。」

 

「…………ああ。分かったぜ。」

 

「レミリア達も大丈夫よね?」

 

「ええ………ここまで来たらやるしかないわ。」

 

「それじゃあ行きましょう。永遠亭に。」

 

ウォン

 

「それじゃあ鈴仙。案内をお願い。」

 

「はい!分かりました!!」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

ザッ…ザッ…

 

「着いたわね。」

 

「それじゃあ入るわよ……」

 

パチ…パチ…パチ…

 

「「「「「「「「!!!」」」」」」」」

 

「よく襲撃を受けてここまで辿り着いたな。」

 

「あれが…」

 

「DIO!!」

 

「ほう…私の名を知っているとは………フフフ…実に面白い。どうせだ。お前たちに一つチャンスをやろう。死にたいのならそこから敷地内に入ってこい。だがもし仲間になりたいのならそのまま数歩下がれ。」

 

「貴方…やっぱり『同じ』ことを言うのね。」

 

「同じ?私は君たちと話すのは初めてだと思うが……まあいい。その反応からするに私の能力も知っているな?なら…最初から全力で行くぞッ!!」

 

「ッ!咲夜、レミリア以外は隙を見て中に入りなさい!!」

 

世界(ザ・ワールド)!!」

 

ドォーーーーーン!!!!

 

「手始めにこの小さい小娘から…」

 

「させないわよ!!」

 

ザシュ!

 

「なッ……なにィィィ!?我が時の世界に入門してきたのか!!」

 

「自惚れないことね……元からこの世界は貴方のものじゃあないわ!!」

「傷魂『ソウルスカルプチュア』!!」

 

「チッ!」

 

ドゴドゴドゴドゴ!!

 

咲夜はナイフ、DIOは己の拳でラッシュを放つ!!

 

「(やっぱりパワーが高すぎる!!なんとかいなせているけどすぐに限界が来る!)」

 

「フン!貴様……力自体は非力だな…ならばこのまま押し切ろう!!」

 

そして遂に…

 

ドガァッ!!!

 

「キャァァ!!!」

 

「そして時は動き出す…」

 

ドォォォン!!

 

咲夜はラッシュ勝負に負けDIOに殴り飛ばされ時間停止を解除するとともに壁に激突してしまう!

 

「咲夜ッ!!」

 

「これで邪魔者は居なくなった!死ねッ!!小娘ッ!!」

 

そしてDIOの拳はレミリアに繰り出され…………

 

「ハァァァァ!!!」

 

バキィッ!!!

 

レミリアはその拳を正面から破壊した!!

 

「なにィィィ!!??この小娘……!まさかッ吸血鬼か!!」

 

「ええ、そうよ。さぁまだまだ行くわよ!!」

「夜王『ドラキュラクレイドル』!!」

 

レミリアは回転しながら突撃しDIOは『世界』で受け止めるッ。

 

「クッ…!だが………その攻撃は…無駄ァ!!」

 

「チッ…一気に決めようと思ったんだけど………」

 

「今度はこちらからいかせてもらうぞ!!」

 

ドスゥ!

 

DIOは永遠亭の壁に腕を突き刺しそのまま勢いよく壁をくり抜いた!!

 

「フン!!」

 

「そんな攻撃……ッ!」

 

「気づいたか…そう!!お前の後ろには大切な仲間が居るぞ!!」

「(そして瓦礫を壊している隙に攻撃する!!)」

 

「ハァ!!」

 

ドォン!

 

「『世界』ッ!!時よ止まれ!!!」

 

ドォーーーーーン………

 

「一秒経過……二秒経過……」

 

DIOは秒数を数えながらゆっくりとレミリアに近づいていく。

 

そして………

 

ドゴォォ!!

 

「小娘の腹を貫いた……念の為頭も潰しておくか……ッ!」

 

DIOがレミリアの頭を『世界』で殴ろうとした時それを遮る者が現れた!

 

バッ!

 

「フフフフ……浅い眠りだな。もう少し寝てても良かったんだぞ?」

 

「生憎私はショートスリーパーなんです。それに……主を攻撃されている時に呑気に寝ている従者なんていないわ。」

 

「フン…時は動き出す。」

 

「ガハッ!!」

 

「お嬢様!」

「幻符『殺人ドール』!!」

 

パッ

 

「ほう…時間停止中にナイフを設置したのか。」

 

咲夜がスペルカードを発動させるとDIOの周囲にはナイフが大量に設置されていた!

 

「だが…そんな小細工など…………無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!!!」

 

しかし、DIOは『世界』で殆どのナイフを弾きいくつかの刺さったナイフは何事もないように抜いていく。

 

「(………おかしい。彼は時間停止ができるのに私が時を止めても動かない。いや、そもそも認識できていない?それに吸血鬼なのに『銀のナイフ』が効いていない………)」

「長期戦になりそうね…」

 

「やってくれたわね………」

 

「(………面倒くさいな。プッチの方は見つけづらい位置に移動させておいたが見つかるのは時間の問題だ。それにこいつらを倒すこと自体がだいぶ難しい。)」

「いいだろう……お前たちは一滴残さず血を吸い取り………我がボディが馴染むための養分にしてやろう!!」

                                To be continued…




遂に永遠亭突撃!!DIO様の戦闘シーンはできる限り口調を崩さないようにしているんですが多分『DIO様はそんな事言わない!!」など思われる人もいると思います。どうか我慢してください…
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