「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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DIOとの戦闘は三分くらいしかかかってない設定です。


逆転する重力と運命

霊夢視点

 

「それでプッチは何処に居るの?」

 

「最後に見たのはお師匠様の診療室です。けどDIOが別な場所に移してるかも。」

 

霊夢達はプッチを探していたが一向に見つからない。

 

「とりあえず診療室に行くほうが良さそうね。」

 

ガチャ…

 

「……やっぱり居ないわね。」

 

「お師匠様!!大丈夫ですか?」

 

「う……ウドンゲ?それに霊夢達まで……プッチを止めに来たのかしら?」

 

「ええ、そうよ。」

 

「そう。ッ!」

 

「お師匠様!大丈夫ですか?」

 

「ちょっと疲れたわ。私はここで休んでいるわ。」

 

「そう。」

 

「なあ…もうプッチは目覚めてるんじゃあないか?」

 

「………そうかもしれないわね。早く探しましょう。」

 

霊夢達は各部屋を探すがプッチの姿は何処にも見えない。

 

「これで最後の部屋ね。」

 

「ここにプッチが……」

 

「とりあえず最初は『DISC』を戻すのが目的だよな?」

 

「ええそうよ。文、頼んだわよ。」

 

「任せてください!」

 

「それじゃあ行くわよ!!」

 

バッ……

 

「………遅かったな。いや、私の過去を見てきたのか?それなら納得だな。」

 

「プッチ…!」

 

「すべての始まりに重力があった。世界は星の周りを回る。」

「『楽園』には後少し………だがッお前たちには邪魔されたくない。ここで倒させてもらう!!」

 

「来るわよ!!」

 

「『C-MOON』!!重力は逆転するッ!!!」

 

グワァァァァァァン

 

プッチが能力を使用すると霊夢達は地面に立つことができなくなる!

 

「もうその段階なんだな!」

 

「言ったろう?後少しなのだと。」

 

「私達は飛べば問題ないわ!!」

「霊符『夢想封印』!!」

 

バババババババ!!

 

霊夢の弾幕はプッチにそのまま向かっていく!

 

「反符『アンチグラビティ』」

 

しかしプッチは『C-MOON』で弾幕に触れ霊夢に反射する!!

 

「クッ!戦い方がまるで違うわね。」

 

「もう『ホワイトスネイク』では無いからな。」

 

「ならこれならどうだ!!」

「『ブレイジングスター』!!!!」

 

魔理沙はミニ八卦炉からエネルギーを放出しその反動でほうきに乗った状態でプッチに突撃する。

 

「そんな攻撃……重力をすこし変えれば避けれる。」

 

プッチは重力を再び反転させ魔理沙は制御不能になり壁に激突する!

 

ドォォォォォォン!!

 

「中々高威力の技だな。まあ当たらなければ関係ないがな。」

 

「『無双風神』!」

 

文は高速で移動を開始し『DISC』を入れようとする!

 

ビュンビュンビュンビュン!!!

 

「(速い……幻想郷最速もあながち嘘じゃあないな。それに一瞬見えたが文の手に『DISC』が握られていた。恐らく『さとりに関する記憶のDISC』………あの日記も見つかっているな。DISCを戻したところで『楽園』を諦めることはないと思うが……念には念を入れて警戒しておくか。)」

 

文はプッチに加速しきったところで突撃する!

 

「(プッチさんは反応出来ない!)」

 

文は心の中で確実にDISCを入れられると思ったが……

 

グニィ…

 

「なッ!?」

「(あれは!本に書いてあった頭の変形!?)」

 

「やはり『頭』を狙ったな…文。」

 

「文!離れなさい!!」

 

「遅い!!『C-MOON』!」

 

『ウォシャァァァァァ!!!』

 

ドンドン!

 

C-MOONの拳は文の右手と左足に触れる!

 

メキメキメキメキ!!!

 

「キャアアアァァァァ!!」

 

文は激痛に叫び声を上げる。

 

「無駄なあがきだ……君たちは何故私の過去、日記を見て抗う?私は皆が『安心』して暮らせる世界を創りたいだけなのに…」

 

「貴方は……前の世界から何も学んでいないのね。」

 

「何を言っている?私は前の『天国』では意味がないと理解し…」

 

「やっぱり貴方は『最もドス黒い悪』ね。」

 

「………懐かしい言葉だな。やはり対話での和解は無理か。」

 

「貴方が今すぐ降参するなら和解できるわよ。」

 

「逆符『ツイストボディ』」

 

「それが答えね。」

 

『ウォシャァァァァァ!!』

 

C-MOONは紫に向かってラッシュを放つ!

 

「境符『四重結界』!!」

 

ドォォン!

 

C-MOONの拳は紫との間に出来た光の壁により止められてしまった。

 

「あの結界は反転出来ないのか……」

 

「こっちよりも自分の方に集中したら?」

 

「ハッ!!」

 

プッチがC-MOONを紫に向かわせた瞬間に霊夢と妖夢はプッチ本体に攻撃する!

霊夢はプッチにお祓い棒での打撃、妖夢は『村正』と『あぜ丸』の妖刀で斬撃を放つ!

 

「クッ!!」

 

ドゴォ!

 

プッチは妖夢の斬撃を避けるが霊夢のお祓い棒を避けることは出来ず、腕で受け止めようとしたが霊夢の腕力が強く少し吹き飛ばされる!

 

「『C-MOON』!戻ってこいッ!!」

 

「それは出来ないわね。」

 

紫は結界で『C-MOON』を囲み逃げられないようにする。

 

「そのくらい…!」

 

「正邪!」

 

「分かってるよ。」

 

「貴様ッ!裏切ったのか!!」

 

「元からお前の仲間にはなりたくなかったさ。」

 

「(コイツのスタンドは確か…!『セーブ・マイセルフ』!!)」

 

プッチは咄嗟に避けようとするが魔理沙の弾幕が当たりよろけてしまう!

 

「ガッ…」

 

「意識してなかったろ?こっちからの弾幕は。」

 

「弱符『弱者側にようこそ』!!」

 

ドゴォ!!

 

「グハッ!!」

 

『セーブ・マイセルフ』の攻撃はプッチに見事当たり『C-MOON』が弱体化する!

 

「(マ…マズイ……!今弱体化されると!)」

 

「文!!今よ!!!」

 

「はい!」

 

文は再びプッチにDISCを入れようと周囲を飛び回る!

 

「(あのDISCをなにがなんでも入れようとしてくる………やはり避けるしか無い。だが…今の私に避けられるか?さっきは『C-MOON』のおかげでなんとかなったが……)」

「ウォォォォ!!!!」

 

ビュアァ!!!

 

プッチと文は交錯し………

 

ウィィィィィン

 

「やった!遂にプッチにDISCを入れることが出来たぞ!!」

 

「アアァァァァァ!!!!」

 

プッチは記憶が戻る反動により叫び始める!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして暫くするとプッチは叫ぶのをやめ、ゆっくりと立ち上がる。

 

「…………プッチ。記憶が戻った今、もう一度聞くわ。」

 

紫が言葉を紡ぐとともに皆の表情は硬くなる。

 

「貴方はまだ『楽園』を創ろうとするかしら?」

 

「(もう『C-MOON』は抑えた………諦めなさい、プッチ!)」

 

霊夢は心の中でプッチが諦めることを願う。

 

「………2…3…5…7…11…13…17…19……」

 

「ン?何を言っているのかしら?プッチ。」

 

「素数を数えている。素数は1と自分の数でしか割れない孤独な数字…私に勇気を与えてくれる。」

 

「…………プッチ…?」

 

「もう後戻りは出来ない………私は…『楽園』を創るまで倒れるわけにはいかないのだ!」

 

「ッ!まだ抵抗するのね…もう命の保証は無いわよ。」

 

「……来い…」

 

「プッチ……」

 

「プッチさん………」

 

「ッ……『深弾幕結界―夢幻泡影―』!!!」

 

バババババババ

 

バァァァァァァァァ!!

 

紫はプッチの返答を聞き遂に自身のラストワードを使う!!

 

「ウォォォォォォォォ!!!」

 

プッチはその弾幕、一つ一つが致命傷になりうる攻撃を気合で避ける!

 

しかし…現実はそう甘くはない。

 

ドゴォ!

 

「ガハッ!」

「(やはり今までとは威力が段違いだ!………厳しいな…)」

 

「なあ…霊夢。なんでアイツは降参しないんだ?」

 

「………知らないわ。ただ…一つだけ言えることはアイツにはアイツの『信念』ってものがあるんでしょ。」

 

「…………そうか。」

 

「それよりも決着が着きそうね。」

 

シュゥゥゥ………

 

大広間はボロボロになりプッチは満身創痍で床に崩れていた。

 

「ハァ…ハァ……」

「(2…3…5…7…11…13…17…19…23…29…31…37…)」

 

「最後の言葉を言いなさい。これで終わりよ。」

 

「ッ………お前たちは何も分かっていない!私の目指す世界はッ『安心』が確約されている世界だッ!!」

「(41…43…47…53…59…61…67…71…73…)」

 

「もういいわ。………さようなら。」

 

そう言い放ち紫は手に妖力をこめ………

 

バァァァァァァァァ!!!!

 

プッチに向かって高威力のレーザーを放った。

 

「……………」

 

「終わった……のか?」

 

「たぶ…」

 

「騙されたな!!!八雲紫!!!!」

 

「「「「「「!!!!!!」」」」」」

 

なんとッ!プッチは弱くなっている自身のスタンド能力でレーザーを少し反転させ威力を分散させた!!

 

「お前が知らないのも無理はない!!!私が求めていた『位置』!!!!それはまさにこの先だ!」

 

「嘘………まさかッ!!」

 

「もう何をしようと遅い!!!」

「このプッチを押し上げてくれたのはおまえらだ……」

「私の味方は幻想郷に来たときからおまえらだったのだ。」

「(天にまします主よ、私を導いてください…私が間違った道を歩まなぬよう見守っていてください…あなたの御心に我が身を捧げます。)」

 

プッチは吹っ飛びながらも心の中で祈りを捧げ、中庭に出た。

 

「感じたぞッ!!!『位置』が来るッ!!!!」

 

「私を押し上げてくれたのは幻想郷の住民だった!」

 

ピカァァァァァァァァァァ!!!!!

 

プッチからは眩い光が発生し全員が目を開けられなくなる。

 

「クッ……!」

 

                                To be continued…




『C-MOON』…遠隔操作型。エンリコ・プッチのスタンド。
パラメーター:破壊力なし スピードB 射程距離B 持続力A 精密動作性A 成長性A
能力:重力を逆転させる。範囲は3km。また応用で自身の身体を変形させることができる。

反符『アンチグラビティ』…エンリコ・プッチのスペルカード。
効果:触れたものの重力を逆転させ相手に反射する。

逆符『ツイストボディ』…エンリコ・プッチのスペルカード。
効果:触れた箇所を半回転させる。人体の場合は中の肉部分が半回転する。

次回もお楽しみに!!
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