「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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引力、即ち闘!!


『ホワット・ア・ワンダフル・パラダイス』

「(『行ったら分かる。』………)」

「つまり………そういうことですか?紫さん。」

 

文はとりあえず中に入ることにした。

 

「(プッチさんを止めることができる人……地霊殿……もう一人しかいませんね。)」

 

文は以前取材した時の記憶を頼りにとある部屋へ向かう。

 

「ここだ……」

 

バンッ!!

 

「失礼します!さとりさんは居ますか!!」

 

「わッ!!びっくりしました。一体どうしたんですか、文さん。」

 

「できれば心を読んで理解してください!!その方が早いし分かりやすい。」

 

「わ…分かりました。」

 

キィィィィィン………

 

そしてさとりはプッチが地上で行っていることを知る。

 

「なッ!?…………そ……そんな…」

 

「さとりさん!時間がありません…恐らくプッチさんが此処に向かってきます。」

 

「そんな………プッチさんは…諦めるって……」

 

「……さとりさん、これを。」

 

文はさとりに『ある物』を渡された。

 

「これは…!」

 

「紫に最後託された物です。おそらくさとりさんに使ってほしいという願いを込めた最後のメッセージ。使い方は分かりますね?」

 

「………………」

 

「私はもう戦えるほどの体力が残っていません。私は外でプッチの足止めをします。」

 

「!!止めても無駄ですか?」

 

「ええ。それに私も貴方に託してみようと思ったんです。」

 

「そう…ですか………」

 

そしてさとりが文から物を受け取ったその時だった!!

 

ガチャ…

 

「もう来たんですか?」

 

「………今回の異変にさとりを巻き込む気はなかった。」

 

「世界を加速させる時点で巻き込まないは無理な話では?」

 

「それよりも前の段階での話だ。………最後の最後まで紫は…いや、幻想郷の住民は私の邪魔をする。」

「だが…それももう終わりだ!ここで今ッ!!決着を着けるッ!!!」

 

「さとりさん!!!逃げてください!!!」

 

「『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』!!!!」

 

「ッ!ごめんなさい、文さん。」

 

ガチャ…

 

「お前ごときが何になるというだ?こんなことをしても雀の涙程の時間稼ぎにしかならない。」

 

「その『時間』を稼ぐためですよ。」

 

「もういい。さとりのところに行かせてもらう…」

「『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』!!」

 

「『幻想風靡』!!」

 

ズパ……

 

文とプッチはとてつもないスピードで衝突したが次の瞬間には文はもう立っていなかった。

 

「………エントランスを目指すか…」

 

スタスタスタ……

 

プッチがエントランスに辿り着くとそこにはさとりが立っていた。

 

「もう逃げないのか?」

 

「『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』………意味は『楽園への階段』でしたっけ?」

 

「?…………何が言いたい。」

 

「貴方の前にある『階段』は楽園への入口に繋がっていますか?」

「私には出口にしか繋がっていないように見える。」

 

プッチはさとりの言葉を聞き顔をしかめる。

 

「君には分かるはずだ。私がどういう思いでこの異変を起こしたのか!!どれほどの覚悟があるのか!!」

 

「ええ……心を読まずとも分かります。けどッ!!私には貴方を止める責任があるッ!!!」

 

「……………」

 

「あの時もっと寄り添ってあげるべきでしたね。貴方がこれほど苦しんでいたとは…」

 

「違うッ!!君は何も関係ない!!!これは私の意思だッ!!!」

 

「未だに過去に囚われている癖に………なにが自分の意思ですか!!!」

 

「ッ!!!」

 

「もう………終わらせましょう…貴方の…………前の世界から続いている『因縁』を。」

 

「…………………」

 

「あの時の『約束』………今果たす時ですね。」

 

「分かった……もう君は手加減せず確実に無力化する。………君の『覚悟』と私の『覚悟』……どちらが上か決めよう。」

 

「『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』……………」

 

プッチはスタンドを出現させゆっくりと自分に言い聞かせる時間を作るように言葉を言う。

 

「世界は加速する……宇宙は一巡し人妖は夜明けを迎えるのだ………そのために………私は…………全てを犠牲にする……!」

 

シュゴォォォォォォォ!!!!!

 

プッチは再び時を加速させさとりの周りを旋回する!!

 

「(『託された物』…………)」

 

「(一撃で終わらせる!!!)」

「これで終わりだあァァァァ!!!!」

 

プッチはさとりの腕に向かって手刀を放つ!!!!

 

グサ…!

 

「!?なッ……なんだと!!!!!!」

 

「やっぱり……腕を狙いましたね、プッチさん!!」

 

さとりの腕とプッチの手の間にある物が挟まっていた!

 

「何故それがここに…………何故……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『スタンドの矢』がここにあるんだ!!!!!!」

 

「『因縁』を………断ち切るためには………この異変を終わらせるためにはッ!私が『スタンド使い』になることにしました。」

「紫さんが保管していた『スタンドの矢』!!紫さんが文さんを逃がす時に託し、文さんがここまで運んできてくれたんです!!!!」

 

「ヌォォォォォォォォ!!!!!!」

 

「さとり!!お前の行動はッ!!!自分の苦痛を!!さらに延長するだけのことだった!!!スタンドを使いこなすには時間がかかるッ!!!!一朝一夕で使いこなせるものではないッ!!!」

「そして…………時の加速を………重ね掛けしたァァァァァ!!!!」

「我が大いなる目的の前でッ!!!!崩れ落ちる自分の貧弱さを思い知れェェェェェェェ!!!」

 

プッチは声を上げながらさとりの周囲を旋回し後ろから容赦なく手刀を振り落とすッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガクッ……

 

「なッ!?時の加速が…………切れた!!!???」

 

ドサッ!!

 

プッチは突然中断された時の加速に驚き体勢を崩し床に倒れ込む。

 

「なッ………なんだこれは………!?」

「古明地…………さとりッ!!!」

 

「『時』というのは皆が常に触れている物……………どれほど時が加速しようと関係ありません!!私のスタンド………『インヴィテイション・トゥ・パラダイス』は『触れた物の状態を元の状態に戻す能力』!!!貴方が加速させた時を戻したんですッ!!」

 

「クッ……!」

 

「さぁ!どうです!!もう諦めてくれませんかッ!!!」

 

「…………良い気になって勝ち誇った気になるんじゃあないッ!!!それならば!!!!私自身の時だけを加速させれば問題は無いッ!!!!」

 

プッチは立ち上がり加速の能力を自身にだけ適応させる。

 

「…………貴方は…ここに来てから一度も安心出来なかったんですか!?」

 

「心の底から安心する………それを生涯に経験する人妖は幸福である!私一人が安心を感じた所で意味はないッ!!」

 

「否定しないんですね……安心できた時は無かったと。」

 

「ッ!」

 

「それを聞いて確信しました。私の『次の一手』が貴方に効くことを…」

 

「……『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』!!」

 

プッチは瞬時にさとりの背後に回り込みラッシュを仕掛けようとする!!

 

「(このスピードならスタンドでの反応は間に合わないッ!!!)」

 

『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』の拳がさとりに当たる瞬間ッ!プッチが見たのはさとりのサードアイが不気味に光るところだった。

 

キィィィィィィィィィィン……

 

 「それなら私とお茶でもどうですか?私ももう戦うのは疲れてしまいましたから。」

 

 「頂くとするかな。」

 

 「分かりました。そちらに腰掛けててください。」

 

「(ッ!?これは…………そうだ…さとりと初めてお茶会をした時の…マズイッ!!!これは心の記憶!!)」

 

プッチが現実でないことを認識すると意識は現実に戻される。

 

「ハッ!!!」

 

しかしッ!目の前には『インヴィテイション・トゥ・パラダイス』の拳が迫っていた!!!

 

ドゴォ!!!

 

「グハァ!!!」

「(痛いッ!………がッ!!!致命傷になる攻撃ではない!!さっきの攻撃に気をつければ…!)」

 

プッチは殴られたところを抑えながら立ち上がる。そして自身を加速しようとするが……

 

「!!!加速が………!?」

「(能力の効きが悪い!?そんなことは今まで一度もッ!!!)」

 

「貴方が幻想入りした時………『ホワイトスネイク』は本来のスペックから相当の弱体化を喰らっていた。」

「それから数多の戦いによって前の世界と同じスペックまで戻した………」

 

「………そうだ…だがッそれがどう関係していると言うのだッ!!」

 

「なんで弱体化したのか………それがどうして戦いによって戻っていったのか……考えたことはありますか?」

 

「………………」

「(そういえば…………少ししか考えたことが……)」

 

「私の考えでは前の世界での『死』が影響していたというものです。スタンドは本体の精神力の表れ。貴方は一度死んだことで精神が弱ってしまった!!それを回復させるのは……死んだ時と似たような状況下で勝利すること……これが理由です。」

 

「まさかッ!!!」

 

「今の貴方に前の世界のトラウマを見せた所で恐らく意味がない………けどッ!!貴方の目的が『安心』のためなら…貴方が心から安心する記憶を見せれば精神が揺らぐはず!!」

 

「ッ!!私の覚悟はその程度のことで…!」

 

「『覚悟』とは!!犠牲の心では無いッ!!!」

「『覚悟』とはッ!!!!暗闇の荒野にッ!!!『進むべき道』を切り開くことですッ!!!!」

 

「知った風な口を利くんじゃあないッ!!!」

 

プッチは弱体化した加速を最大まで自身にかけ移動する!!

 

「その速さも慣れてきましたよ!」

 

さとりはプッチが突っ込んできたタイミングで再び能力を発動させようとする……がッ!!

 

キィィィィィィィン

 

「かかったなッ!!!今のはフェイントだッ!!!!」

 

「しまッ…………!!」

 

ドゴォ!!

 

「ガハッ!!」

 

『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』の拳はさとりの肩に命中し吹き飛ばされる!!

 

ドォォン!

 

「グッ………ハァハァ…流石ですね…」

 

「もういい……一気にトドメをさすッ!」

「『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』!!!」

 

プッチは加速の状態を保ったままさとりに再び向かっていく!!

 

「(これで終わりだッ!!!首への一撃ッ!!!確実に気絶する!!!)」

 

キィィィィィィィン

 

「それは見切ったと言っ…」

 

「それを読んでいましたッ!!!!」

 

さとりはプッチがサードアイの攻撃を避け反対側に回ることを予想しすぐさま『インヴィテイション・トゥ・パラダイス』で攻撃するッ!

 

「『インヴィテイション・トゥ・パラダイス』!!!!」

 

ドゴドゴドゴドゴ!!!

 

「グハッ………!」

「(だがッ!この程度………加速も少しの弱体化なら!)」

 

「………プッチさん。もう貴方のスタンドは『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』じゃあ無いですよ。」

 

「何を馬鹿なことを……!『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』!!!!時を加速しろォォ!!」

 

しかし………

 

プッチの背後に出てきたのは…………

 

「な…………な…ぜ…………なぜ…ッ!!我がスタンドが……ッ…『C-MOON』になっているんだッ!!!!???」

 

「スタンドに能力が適用されるのか………貴方の認識がどうなっているのか不安でしたが…やっぱりそうなりましたか。」

 

「(『触れた物の状態を戻す能力』…………まさかッ!!!)」

「まさかッ!!!さとりッ!君はッ!!!!!」

 

「そうですよ!!戻したんですッ!!!貴方の………『スタンドの状態』を!!貴方がもし『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』を『進化したもの』と認識いなければ恐らく失敗していました。」

 

「…………古明地……………………さとり…!!」

 

「出してください……………貴方の………『C-………MOON』を!!!」

 

ドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

二人は数メートル離れた距離でお互いを見つめる。

 

そして……

 

「『C-MOON』!!!重力をッ……」

 

「ハァァァァ!!!!」

 

ドゴォ!!!

 

「グッ……!!!」

「(は………速いッ!!!さっきまでは自分が加速していたから気づかなかったが!!!さとりのスタンドはあの『スタープラチナ』に匹敵している!!)」

「重力の逆転にも影響が出てきた………」

 

「(このまま押し切る!!!)」

 

「しかしッ!!ただでやられるわけにはいかないッ!!!!重力は逆転するッ!!!」

 

プッチはさとりの攻撃が自分に届くよりも早く重力を逆転させる!!

 

「キャッ!!」

 

さとりは初めて受ける『C-MOON』の攻撃に対応出来ず体勢が崩れてしまう!!

 

「間髪を入れず攻撃だァ!!!!正真正銘最後の攻撃だ!!!!これより!『C-MOON』の状態でッ!!カタを着けるッ!!!!」

「『C-MOON』!!!!重力を反転させ続けろォォォォォォ!!!!!」

 

ギュィィィィィィィィィン!!!!!

 

「クッ!!!」

「(こんなに不規則に重力を変えられると攻撃なんて出来たものじゃあない!!!!)」

 

「『C-MOON』!!!!」

 

ドゴ!!!

 

「ッ!!グッ!!!」

 

重力の反転に対応出来ていないさとりの隙を突き、プッチは『C-MOON』でさとりの左手を反転させる!!

 

ギチギチギチギチ…………

 

「キャアアアァァァァ!!!!」

 

「これで腕を一本封じたッ!!!」

 

「貴方の次のセリフは………

 

「「これでトドメだッ!!!古明地さとりィィィィ!!!!」と言う!!!!」

 

「ハッ!!!」

 

「甘いですよッ!!!」

 

バッ!!

 

さとりは自分に振り下ろそうとしている『C-MOON』の拳に反転された左手をぶつける!!!

 

「ッ!!『C-MOON』ッ!!!!!今すぐそこから逃げろォォォォ!!!!」

 

「遅いですよッ!!!」

 

ドゴドゴドゴドゴ!!!!

 

「グバァ!!!!」

「(再び拳に触れてしまった……………ということは…)」

 

「もう………諦めてください…!貴方のスタンドはもう『ホワイトスネイク』まで戻ったんです!!!」

 

「…………次は……」

 

「!」

 

「………冥界に行こう…………………魂の質はここより悪いが量がある。」

 

「プッチさん……………」

 

戦いが終わった後の行動を考えているプッチは…………誰が見ても哀れで……無謀で…さとりは……………悲しみを感じ取っていた。

 

「『ステアウェイ・トゥ・パラダイス』は『C-MOON』になり………今は『ホワイトスネイク』に戻ってしまった…だがッ『楽園』への階段は存在するッ!!!そこに辿り着かなければ真の幸福、安心は訪れないッ!!!!」

「『ホワイトスネイク』!!!」

「強奪『アビリティ&メモリー』!!!!」

 

「違うッ!!!生きる意思があれば『楽園』なんて必要ないッ!!!人妖は『運命』を乗り越える!!乗り越えてみせるッ!!!!」

「『インヴィテイション・トゥ・パラダイス』!!!」

「招待『楽園からの手紙』!!!!」

 

二人はスペルカードを宣言する!!

 

プッチはさとりのスタンドを奪うことを狙い、

 

さとりはプッチにラッシュを叩き込むことで相手の体力の消耗を狙うッ!!

 

「「ウオォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」」

 

プッチはさとりの頭からDISCを抜くために手を振り払うがさとりはその動きを読み、スタンドによって防御する!しかし、プッチはそのことに動揺せずにすかさずラッシュ攻撃を放つ!!そこでさとりのスタンド能力が発動しプッチの動作が一つ戻される。その隙にさとりはスタンドを構え、プッチとのラッシュ勝負になるッ!!!

 

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!!!!

 

数秒間のラッシュの後二人は同時に吹き飛ばされる!!

 

どちらも体力の限界を超えているのか立ち上がるのも辛そうになっている。

 

「ハァハァ……………」

 

「ハァ…ハァ…………」

 

「………………顕符………『透明なドッペルゲンガー』…!」

 

「………現符…………『明確な合わせ鏡』……!」

 

「ここで…………私は……死ぬわけにはいかない………!」

 

「わからないんですか……?貴方は『運命』に負けたんです!」

 

「違う……!」

 

「私一人じゃあない………『スタンドの矢』をここまで届けてくれた文さんの意思です!霊夢さんも、魔理沙さん、咲夜さん、妖夢さん、正邪さん、紫さん、それに幻想郷に住む皆!!全員未来なんか知らなくても『覚悟』、『安心』があった!!覚悟が出来ていなかったのは貴方だけです!プッチさん!!」

「『正義の道』を歩むことこそ『運命』なんです!!!!」

 

それは奇しくもプッチが死の間際に聞いたある少年と同じ言葉だった。それはさとりが記憶を読んで知っていたのか………それはわからない。

 

「ヤメロォォォォォォ!!!知った風な口を利くんじゃあない!!!」

 

「まだ分かりませんか………なら…」

「眠りを覚ます……幸福の記憶で…………安らかに眠りなさい!!!」

 

プッチとさとりはゆっくりと着実に相手との距離を縮めていく。

 

一歩……また一歩。それぞれが考えていることは相手を倒す……それだけだった。

 

「『ホワイトスネイク』!!」

 

「『インヴィテイション・トゥ・パラダイス』!!」

 

そして…

 

先に動いたのはプッチだった!『ホワイトスネイク』のラッシュを体力の限界とは思えない速度で放つ!!

 

そして『ホワイトスネイク』の拳はさとりに直撃…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しなかった!!!

 

「なに……ッ!?」

「(さとりに拳が届かなかった!?まさか距離を見誤った?………違う、そんなミスはしない!)」

「そうか…………自分の位置を『戻した』のか…」

 

プッチはさとりの行動を理解し目を閉じる………

 

「ハァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!!!!

 

ドサ……

 

プッチは倒れ遂に動かなくなる…………不思議とその顔には安堵の……いや、『安心』した表情が浮かんでいた。

 

「……これで…終わりです………………戦いも…因縁も………」

 

バタ…

 

そしてさとりも糸が切れたようにその場に倒れる。

 

 

 

 

 

エンリコ・プッチ、古明地さとり………再起不能(リタイア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ……

 

一人は泥を見た。

 

一人は星を見た。

 

そして…

 

二人は共に外に出て『楽園』を見た。

 

 

 

 

 

 

                                 

 

 

 

 

 

 

最終章『ストーンガーデン』 〜完〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




招待『楽園からの手紙』…古明地 さとりのスペルカード。
効果:触れた相手の動作を一つ前に戻す。

現符『明確な合わせ鏡』…古明地 さとりのスペルカード。
効果:スタンド『インヴィテイション・トゥ・パラダイス』を出現させ、自分の半径2mに入ってきた物を殴る。

『インヴィテイション・トゥ・パラダイス』…近距離パワー型。古明地 さとりのスタンド
パラメーター:破壊力C スピードA 射程距離C 持続力E 精密動作性B 成長性A
能力:触れた物の状態を元の状態に戻す。弱点は能力使用時の消費精神力の多さ。また、スタンドを元の状態に戻す時は複数回触れる必要がある。
名前を日本語にすると『楽園からの招待状』。

                                  引力、即ち愛!!
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