「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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罰執行中神父奔走中 前編

博麗神社

 

「………それで私の願いを叶えるってわけね。」

 

「ああそうだ。」

 

「それじゃあ………やっぱりお金を……いや、そういえば面倒くさい依頼が来てたはず。」

 

「(巫女がこれで大丈夫なのだろうか?)」

 

「決まったわ!!この依頼を代わりに受けてもらうわ!!」

 

霊夢が言ってきた願いは依頼の代行であった。

 

「依頼の内容は?」

 

「人里で瓦礫の撤去作業ね。」

 

「分かった、それじゃあ人里に行ってくる。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

人里

 

「……というわけで手伝いに来た。」

 

「そうか!君のスタンドもあればすぐに終わるな。」

 

プッチは慧音と妹紅に出会い瓦礫の撤去を手伝っていた。

 

「そういえば何故君はわざわざ霊夢の頼みを?」

 

「わからないのか?慧音。プッチは今回の異変で皆に迷惑を……ッ!!」

 

プッチは急いで妹紅の口を塞ぎ小声で捲し立てる。

 

「貴様ッ!!それは言わないと紫から言われているだろう!!」

 

「…………あ。」

 

妹紅は自分のやらかしに気づき慧音に弁明しようとする。

 

「えーと……その……そう!さっきのは冗談だよ、冗談。」

 

「いや、無理があるぞ妹紅。」

 

「うッ!」

 

「はあ……確かに今回の異変は首謀者が分からないとの事だったが…………まあ何か事情があるんだろう?安心しろ、誰にも言わないよ。」

 

「それは助かる。そうだ、お礼と言ってはなんだが君の願いを一つ叶えよう。それが私の償いだからな。」

 

「そうか。それなら………そうだ!私の家にある本を紅魔館にまで届けてくれ。」

 

「そんなことでいいのか?」

 

「私は君が何故異変を起こしたのか知らない。だが…禁忌を犯そうとした、もしくはそれに近しいことをしようとしたのは理解した。それでも私は特に異変に関わってない。そんな私が図々しく君に頼むのは筋違いだ。」

 

「………そうか。」

 

「それに誰かしらは特別面倒くさい『何か』を頼むかも知れないしな。」

 

「そうだな。分かった、この瓦礫を撤去したら本を運ぶとしよう。」

 

そしてプッチは瓦礫の撤去作業を三日間手伝い殆どの瓦礫を片付けた。

 

「それじゃあこの本をお願いな。」

 

「ああ。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「あッ!プッチさん!!三日ぶりですね。」

 

「人里の瓦礫を撤去していてね。レミリアは居るかい?」

 

「お嬢様なら中でティータイム中のはずです。」

 

「そうか。ありがとう。」

 

プッチは紅魔館に入りレミリアがいつもティータイムしている場所に行く。

 

スタスタ…スタスタ…

 

コンコン

 

「レミリア、入ってもいいか?」

 

「ええ、良いわよ。」

 

ガチャ…

 

「それで何の用かしら?」

 

「前の異変の罪滅ぼしとして願いを叶えているんだが……レミリアは何かあるか?」

 

「そうねえ……あッ!!そうだ。私と戦いなさい!!あの時私は永遠亭から動けなかったんだから。」

 

「分かった。一応言っておくが私のスタンドは『ホワイトスネイク』に戻っているぞ。」

 

「少しはあの時より成長しているでしょ?なら、問題ないわ。」

 

「………そうか、君とは『紅霧異変』の後一度も戦っていないのか。」

 

「そうよ、だから楽しませてちょうだいね。」

 

「お手柔らかに頼むよ…」

 

「それじゃあ場所を移動するわよ。中庭で良いわよね?ちょうど夜になってきたし。」

 

「ああ。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「それでは僭越ながら私、『十六夜咲夜』が審判をさせてもらいます。」

「ルールはどちらかが戦闘不能になるまで、殺すのは禁止です。」

 

「フフフ…!さあ楽しみましょう!!こんなにも月が紅いのだから!!」

 

「………相変わらず…騒がしい夜になりそうだな。」

 

「頑張れ〜!プッチ〜!」

 

「お嬢様、頑張ってください!!」

 

「ほら!パチュリー様も!!」

 

「………別に興味ないわね。…………まあどっちも頑張りなさい。」

 

観客席(バルコニー)にいるフラン、美鈴、小悪魔、パチュリーはそれぞれに声援を送る。

 

「それでは…………始めッ!!!」

 

「神罰『幼きデーモンロード』!!」

 

「幻符『スネークストマック』!!」

 

バババババババ!!!

 

開始早々に両者はスペルカードを発動する!

レミリアは広範囲の攻撃を目的とし、プッチはレミリアが自身を見失わせる目的でスペルカードを使う。

 

「(!!………プッチの幻覚の精度が格段に上がっているわね。)」

「良いわ………そのまま楽しませて頂戴ッ!!」

 

レミリアは獰猛な笑みを浮かべながら周囲の索敵に集中する。

 

…………………カサ…

 

「!そこねッ!!」

 

ババババババ!!

 

レミリアは服が擦れる音を聞きその場所に弾幕を放つ!!

 

「ッ!!『ホワイトスネイク』!!!弾幕をはじき飛ばせッ!」

 

バシバシバシバシ!!

 

「流石だな…」

「(やはり吸血鬼相手には効果が薄いな……だが真っ向勝負ではねじ伏せられる。)」

「命符『ヘブンズディスク』」

 

プッチは手にDISCを出現させる。

 

「(確かあのDISCを入れられるとアウトだったはず……)」

「警戒していればどうということは…」

 

「それは百も承知さ。」

「『ホワイトスネイク』ッ!!」

 

プッチは『ホワイトスネイク』をレミリアに向かわせ自身は弾幕を避けながらレミリアに隙ができるのを待っている。

 

「(ッ!!プッチのスタンド………前から見てて思っていたけどパワーもスピードもあの時より大幅に上がっているわね。)」

「なら………」

「神槍『スピア・ザ・グングニル』!!」

 

レミリアの手にはグングニルが握られ『ホワイトスネイク』に攻撃する。

 

「マズイッ!戻れ!!『ホワイトスネイク』!!」

 

しかし、避けるのが間に合わず強烈な一撃が『ホワイトスネイク』を襲う!!

 

「グハッ!!」

「(このダメージは………)」

 

「結構良いのが入ったわね。それじゃあこれで終わりよ!!」

 

レミリアはプッチに接近し殴りかかる!!

 

拳はプッチに当たると誰もが思った時だった。

 

ガキィィィィン!!!

 

「なッ!?」

 

「危なかった……間に合うか賭けだったがなんとかなったな。」

 

そういうプッチの手にはレミリアの拳を防いでいる『DISC』があった!

 

「DISCはフランの能力以外では壊れない耐久性だ。吸血鬼の拳なら耐えることができる。」

「そしてッ!この状況なら……」

 

「ハッ!!」

「(マズイ!!この至近距離………確実に『あの技』が来るッ!!)」

 

「強奪『アビリティ&メモリー』!!」

 

ビシュアァ

 

ドサ…

 

「な……なんとか勝てた………」

 

プッチ……レミリアとの戦いに勝利

 

                                 To be continued…




随分とあっさり終わっちゃった……後5話くらいは続くのでお楽しみに。
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