「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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今回は解説回のようなものです。多分今回で解説はラストになるのでどうか辛抱してください。感想・お気に入り登録ありがとうございます!


教えて!!プッチせんせ〜!!

 「いやぁ~今回の異変は大変だったぜ〜」

 

 「あぁそうだな。」

 「(事の顛末は『十六夜咲夜』というこの館のメイドに聞いたが…どうやら霊夢が勝利した後、数分後に目を覚ましたレミリアによって『紅い霧』は消され、更に私と魔理沙をこの館に泊めてくれていたらしい。怪我に関しては『パチュリー・ノーレッジ』という魔法使いがきちんと治してくれたらしい。まぁ、その本人は異変の時の疲れと私達を治すのに使った魔力が想定より多かったらしく少し寝込んでいるらしい。しかし…霊夢はよくあの吸血鬼…『レミリア・スカーレット』に弾幕ごっこで勝てたな…一応私が能力を『DISC』にして奪っていたとはいえあまり弾幕ごっこには関係のない能力だったらしいしな…………そういえばこころなしか体の調子が良いな……少し試すか……)」

 「魔理沙。私は少し外に空気を吸いに行ってくる。」

 

 「おぉそうか。道に迷わないようにな〜」

 

 

――――――――――――――――――神父移動中――――――――――――――――――

 

 

 「ふぅ、なんとか着いたな。どれまずは体の動きを確認するか…」

 

特に身体には変化が無く、傷が完全に完治しているという事実だけを確認することになった。

 

 「ふむ……なら、『ホワイトスネイク』になにか変化が?」

 「『ホワイトスネイク』」

 「(見た目は変わっていないな…どれあそこにある木を殴ってみるか。」

 

 

ドゴッ!

 

 「これは……!」

 「(『ホワイトスネイク』の破壊力とスピードが少し戻ってきたか。となると……私の『ホワイトスネイク』を元に戻すためにはあのレミリアとの戦いのようなギリギリの戦いをする必要があるのかもしれないな……もしや…パチュリーとやらの消費する魔力が想定より多かったのは『ホワイトスネイク』の成長に必要だったエネルギーを補うためか?まぁ私は魔法使いではないから分からないが…それよりも今後はどのように異変と関わっていくべきか…やはり『天国』を創るためには『ホワイトスネイク』を最低限元のスペックに戻す必要があるな…なにせここの妖怪は『スタンド』を持たずして対抗してくるような奴らだ。とてもこの状態で『天国』を目指してはすぐに阻止されてしまうだろう……よし…これからの方針としてはなるべく異変に関わりそこで戦いをするようにしよう。幸い今回異変解決を手伝ったおかげで今後もあまり怪しまれることなく異変解決に参加できるだろう。更に同時進行で『スタンドのDISC』を集めることにしよう。現状、『天国』を創るための基盤は全くと言って良い程出来ていない。だがここには『スタンド使い」がまだいるはずだ…その者達から『スタンドのDISC』を手に入れていけば『天国』に必要なものを揃えることが出来るかもしれない…)」

 

ウォン…

 

 「(この音は…)」

 「紫か…」

 

 「正解よプッチ。今回はスタンド使いと異変解決を両方こなしてくれてありがとう。霊夢達も助かったわ。」

 

 「それなら良かった。ところで何か私に用事でも?」

 

 「ええ。ただ今回は貴方にとって嬉しい事よ。その内容はね………プッチ貴方を飛べるようにしてあげるわ。」

 

 「なにッ!そんな事が可能なのか?」

 

 「もちろん。私の『境界を操る程度の能力』を使えば余裕ですわ。」

 

 「(これは思わぬ誤算だ……まさかそこまでしてくれるとは…)」

 「なら早速頼む。」

 

 「…………………はいッ!これで飛べるようになったわよ。」

 

 「どうすれば良いんだ?」

 

 「簡単よ。『空を飛ぶ』と明確なイメージを持って念じれば良いわ。」

 

 「(明確なイメージ………そういえば承太郎の記憶に何故かDIOから空を飛んで逃げているのがあったな………これをイメージにするか………)」

 

フワッ…ギュゥーーーン………スタッ

 

 「なるほど…たしかに空を飛べるようになっている……ありがとう紫。」

 

 「お礼などいりませんわ。これからも説得を頑張って下さいね。」

 

ウォン………

 

 「あっ!プッチさーーん!!」

 

 「ん?ああ、美鈴かどうかしたか?」

 

 「お嬢様が少し話をしたいということで呼ぶように言われたんです。」

 

 「そうか。じゃあレミリアのところまで案内してくれないか。」

 

 「分かりました!!しっかり着いてきてくださいね。」

 

―――――――――――――――神父&門番移動中――――――――――――――――――

 

 「こちらの部屋がお嬢様の部屋になります。では、私はこれで。」

 

コンコン

 

 「プッチだ。入ってもいいか?」

 

 「ええ。良いわよ。」

 

 「失礼する…それで話というのは何かな?」

 

 「いきなりね、まぁ良いわ。実は今からティータイムなのだけれど一緒に雑談でもと思って。」

 

 「なるほど…予定も特にないし別にいいぞ。」

 

 「さくやーー!紅茶二人分持ってきてー!」

 

シュンッ……パッ

 

 「!?彼女はどんな能力を持っているんだ?」

 「(今の現象何か既視感があるような……?)」

 

 「咲夜の能力?咲夜は

 

 

 

 

 

 

 

 

『時を操る程度の能力』を持っているわよ。」

 

 「何だとーー!?」

 

ガタッ!

 

 「(ど…どういうことだ?時を……操る?なんのことだ?何を言っているッ!)」

 

 「ちょっと…プッチ?一体どうしたの?」

 

 「いや待て…落ち着くんだ……心を平静にして考えるんだ…2…3…5…7…11…13…17…19…落ち着くんだ…『素数』を数えて落ち着くんだ…ブツブツブツブツ……」

 

 「しゃ…しゃくや〜プッチがこわれた〜」

 

 「お任せください。」

 

ベシッ!

 

 「ハッ!………すまない取り乱してしまった。なんせ私の親友と似たような能力を持っているのでつい…」

 

 「まぁ良いわ…そういえば貴方『運命』って言葉にもあの時反応していたけど何かあったの?」

 

 「まぁ色々とな……良い思い出ではないが…」

 

 「ふーん。ねぇ、プッチ。貴方『運命』についてどう思っているの?」

 

 「『運命』について?」

 

 「そう。なんでも良いわ。例えば、変えられないものとか意思でどうにかなるものとか。」

 

 「そう…だな………『運命』はその人、個人個人が受け入れ覚悟するためのものだと思っている。例えば仮に自分の未来を知っている状態がデフォルトの世界があったとしよう。そこでは皆が絶対に避けることのできない『運命』……自分がいつ事故にあい、いつ病気になり、いつ死ぬのか…というのが確定している。当然、未来のこのような出来事を先に分かってしまうのは絶望と思うかもしれないが……逆だッ!未来を知ることで『覚悟』を持つことが出来る。そして、『覚悟』は『絶望』を吹き飛ばしてくれる……つまりだ、上のような世界は皆が目指すべき『天国』なのだ!……………と考えているよ。」

 

 「なるほどねぇ……まぁ否定はしないけど………ここは『運命』を誰よりも身近に感じてきた人生の大先輩からいくつか助言しておこう…まず、その考えは万人受けではないことを覚えておけ。次に、お前は『覚悟』にはまるで『犠牲の心』いや、『諦め』に近いものがある。それは本当に『覚悟』と言えるのか?そして最後に………『それ』はあまりにも他人を考えていない自己中心的な考えだ。そんな考えを持っているといつか破滅するかもしれないから気をつけろ…………………とまぁ、こんなところかな。実際そんな世界なんてあるわけ無いからあまり関係ないかもしれないけどね。」

 

 「……あぁアドバイスをありがとう。心に留めておくよ…」

 

 「その方が良いわ。あら?紅茶が無くなったわね…じゃあ今回はこれでお開きにしましょう。貴方の話とか考え方はとても面白かったわ。また一緒に紅茶を飲みましょう?」

 

 「あぁ楽しみにしているよ。それじゃあ私は部屋に戻るよ…」

 

 「分かったわ。あッ!忘れてた。今日の夜……午後七時からここの一階のホールで宴会を開くから必ず来なさいよ!」

 

 「分かった。」 

 

―――――――――――――――――神父移動中―――――――――――――――――――

 

 

 「(それにしても大分衝撃的だったな…まさかあのメイドがDIOと承太郎以上の時間操作を出来るとは。しかも時を止める時間も一時間以上……一応弾幕ごっこでは時間制限を設けているらしいが…それにしてもあの『能力』……アレさえあれば私の『天国』を創る目的の基盤を達成できる………しかし今はまだ駄目だ。しっかりと『ホワイトスネイク』の元の力を取り戻さないといけない…時期をミスすると厄介だ。それよりあの吸血鬼め………私の『天国』は万人受けでないだとか諦めから来ているとかほざいているが絶対に止めるわけにはいかない。今回は二度目だ。そうそう失敗することはない……………………………だが何故だろう……前までならその場でキレながら反論していたはずだ…………なのに何故私はあのアドバイスを最後まで聞いたのだろうか?…………………………多分疲れているせいだな。ゆっくり六時半まで寝ておくか………)」

 

――――――ZzzZzz――――――――――――神父睡眠中―――――――――――――――

 

ウォン

 

 「どうでした?実際にあの人と話してみて」

 

 「まぁ一つだけ言えることはあるわ……あいつ…プッチは『悪』だわ。それも自分は『悪』だという気持ちがまったくない。いわゆる『最もドス黒い悪』といったとこかしら。」

 

 「…なるほど。ご協力感謝するわ。それでは。」

 

ウォン……

 

―――――――――――――――――プッチの部屋――――――――――――――――――

 

「……よく寝たな。お陰で疲れはしっかりとれた……ん?そろそろ宴会の時間だな。移動するか……」

 

―――――――――――――――――神父移動中―――――――――――――――――――

 

 「…これは……すごい人の数だな。」

 「(にしても色んな種族がいるな……魔理沙と一緒にいるのは人形?らしきものが周りに漂っている……人形遣いなのか?それとも魔理沙と同じ魔法使いというものか……あそこの子どもたちの一人は氷のような羽がはえている。しかし…あまり見た目で妖怪か人間かの区別がつかないな……)」

 

 「あら、プッチ。もう怪我は大丈夫なの?」

 

 「!霊夢か…ああ、もう大丈夫だよ。」

 

 「そう。それなら良かったわ。ところでレミリアと戦っていた時にレミリアから何か抜き取っていたわよね?あの丸い円盤みたいなやつ。アレって何?」

 

 「(……隠すのは無理か…)」

 「アレは私の能力によるものだ。」

 

 「あッ!プッチここにいたのか。何やってたんだ?」

 

 「今霊夢に私の能力を説明しようとしていたところだ。」

 

 「私も興味あるぜッ!」

 

 「もちろん、魔理沙にも教えるよ。まず、『スタンド』について説明しよう。」

 

 「「『スタンド』?」」

 

 「『スタンド』はその人の精神の形あるビジョンだ。スタンドはスタンド使いでない限り見ることは出来ず、そのスタンドが直接出した音も聴こえることはない。さらに、スタンドはスタンドでしか触れることは出来ない。一応例外として物質に同化するスタンドはスタンド使いではなくても触れることが出来る。また、細かいルールを話すと薄い壁の場合は透過することが出来る。あと、基本的に『スタンド』は一人につき一体のみだ。さらにスタンドが傷つくと本体も傷つく。ここまでは良いか?」

 

 「まぁなんとなく理解できたぜ!」

 

 「私も大丈夫よ」

 

 「わたくしも大丈夫ですわ」

 

 「そうか。ならつ…ぎは………!!紫ッ!何故ここに!?」

 

 「ひどいわ〜。わたくしだけ仲間はずれだなんて……」

 

 「とりあえず話を続けるぞ。この『スタンド』には一体につき一つ特殊な能力を持っている。君たちで言うところの『程度の能力』というやつだな。この能力は千差万別だ。例えば私の『ホワイトスネイク』は相手の記憶と能力を『DISC』にして奪うことが出来る。他には、身体を糸にしたり、時を止めたり、天候を操るのもあったな。」

 

 「ふーん…なるほどね。」

 

 「ん?でもお前なんか幻覚みたいな技使ってなかったか?」

 

 「それは能力の応用だ魔理沙。私の『ホワイトスネイク』は相手から『DISC』を奪うのには二つの方法がある。一つ目は直接本人から抜き取る。二つ目は相手を無力化してから抜き取る方法だ。」

 

 「なら、二つ目の方法を使ったほうが良いんじゃないか?」

 

 「もちろんどちらにもメリット・デメリットがある。まず直接奪う方法は相手に顔を見られる。そのため正体を隠している場合バレる可能性がある。しかし、時間をかけずに相手を始末できるほか、前までは特殊な条件無く相手に触れるだけで『DISC』にすることが出来た。使いやすさはこちらが上だな。次に無力化してから奪う方法だが条件が二つある。一つは密室であることだ。この方法では部屋一つを丸ごとスタンドの能力によって入っている者を眠らせそこで幻覚を見せる部屋にする。その後、外部からの干渉がなければヘビの胃のようにじっくりと相手の体を溶かし『DISC』を入手するというものだ。そして幻覚はこの時に使うものを応用しているんだ。」

 

 「なんかインチキみたいだな……」

 

 「だが理には適っているだろう?…………話が少し脱線してしまったがここからは『スタンド』の種類だ。」

 「まず『近距離パワー型』だ。この種類は遠くまでスタンドを移動させることが出来ない代わりに凄まじいパワーとスピードを持っている。次に『遠隔操作型』だ。私のスタンドはこの種類に分類される。こちらはさっきの種類とは違い遠くまでスタンドを移動させることが出来る。しかし離れれば離れるほどスタンドのパワーやスピード、精密動作性は低下する。一応近距離戦も出来るが仮に『近距離パワー型』とやりあうことになるとほぼ競り負けてしまうな。だからこの手のスタンド使いは自分の位置を相手に悟られないような立ち回りが必要になる。最も私のスタンドは『近距離パワー型』とやりあっても互角に打ち合えていたけどね。そして次は『自動操縦型』だ。こちらは本体との距離関係なく、条件に当てはまったものを無差別に攻撃する。更に本体にダメージのフィードバックも無い。だが接近さえ出来れば楽に勝つことが出来る。最後に『群体型』だ。コレに関しては人それぞれとしか言えない……共通して言えるのはスタンドが数体から数百体が一体とカウントされているから一体、二体倒してもそこまでダメージにならない。ということくらいか。『スタンドの種類』はこんなところだな。」

 

 「………なぁプッチ。お前はここに来た時頭を潰されてここに来たって言ったよな。それは『スタンド使い』同士の戦いだったのか?」

 

 「……いや……単なる不幸な交通事故だよ…」

 

 「…そうか。すまんな疑って。」

 

 「気にしてないから大丈夫だ。」

 

 「さッ!今は宴会よ!!こんなしんみりしたムードじゃなくてもっと騒ぎましょう!!」

 

 「それもそうだな!よ〜し飲みまくるぞー!!」

 

 「(私も楽しむとするか)」




本当に長い解説だった……ちなみにプッチが解説する場面や運命論に関しては作者の「こんな感じかな〜」みたいな感じで書いていますので少し違和感を感じるかもしれませんがどうかご了承ください。

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