3度目の提督人生   作:びりーばー

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夜の9時に投稿するの失敗だったかな?


Ep.2

————/1942年/——————————————————

 

色々と作戦をこなした。威厳は更に増したはずだ。

2月のポート・ダーウィン攻撃後、無理が祟ったのか霞のタービンに不具合が起きてしまい速力は8ノットが限界。

神通に曳航されながらニ水戦の護衛と共に呉へ一時帰港。

 

呉ではタービン技術者として柴野が待っていた。

柴野は海軍兵学校から勢多の乗組を経て、舞鶴の海軍機関学校に入学したらしい。

 

理由は昔から技術者に憧れがあったことや、俺の「柴野が作った機械(タービン)を俺の船に載せたい」という一言だったとか。そんなこんなで柴野が開発したタービンを霞で実験することに。

 

実験終了までの間、他のニ水戦は入渠を挟んで本州東方海域を索敵することにした。

 

理由は1つ、ドゥーリットル空襲を防ぐためだ。山本さんには関東広域の哨戒と言ってある。なんでそんな事知ってるんだとか出撃前に言われるの嫌だしね!

 

 

 

霞以外のニ水戦が横須賀へ移動。

来る4/1早朝に二水戦が横須賀から出撃。

 

「出港準備! 前部員錨鎖詰め方!起き旗確認!」

 

「起き旗確認!」

 

「両舷前進微速!」

 

 

 

「出港完了!航海長操艦、両舷前進原速、赤黒なし。針路180°」

 

「頂きました、航海長。両舷前進原速、赤黒なし。針路180°」

 

 

頭の中で調べてみると千葉県銚子市犬吠埼から東方約千百キロが発艦場所らしいのでそこを目指し航行を開始した。旗艦は神通に変更され、俺は神通に司令として乗艦した。

 

途中に補給を挟みながらも4/18日早朝から怪しまれないように無線封鎖を開始。

 

同日午後に敵艦隊の艦影を発見した。そして無線封鎖を解除後、即座に横須賀鎮守府管内へ連絡。緊急入電を受けた海軍は陸軍へ連絡し、調布・横田・厚木から迎撃機がスクランブル発進したとの連絡を受けた。

 

その後すぐに敵空母から敵航空機の発艦をプロペラ音と機影で確認。B-25だから迎撃はできるだろう。

 

夜間だったため、二水戦は先んじて敵艦隊へ攻撃を開始。

 

「全艦回頭!おもーかーじいっぱーい!」

 

「おもーかーじいっぱーい!面舵30°!」

 

「各艦に通達、旗艦神通は探照灯を照射す!」

 

 

「魚雷戦用意!全魚雷管開け!」

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 

—司令長官室—

 

「バカなのかお前は!いくらお前が夜戦大得意だからってなんで敵艦隊に突っ込んで魚雷ぶち込むんだ!」

 

「イヤ、アノ」

 

「言い訳は要らんわ!」

 

「アッハイ」

 

「なんでこんな奴が少将なんだ… そもそもな本州東方にいる事自体が………」

 

「すいません…」

 

山本さんめっちゃぶつぶつ言ってる 怖い

 

「まあ無事だったならよい…、あと呉鎮守府から入電だ。霞の機械(タービン)の実験が終わったらしい」

 

「本当ですか!今すぐに二水戦で呉鎮守府へ向かいます!失礼しました!」

 

こっぴどく怒られちまった… 流石にあれはアドレナリンがドバドバで起こした事だし黒歴史確定だぁ…

Wikiに渾名:人殺し多聞丸みたいに渾名:キチガイ河内とか書かれちまう!

 

 

 

—呉港—

 

「おかえり河内ぃ! お前大戦果あげたらしいやんけ!」

 

「まあな、だが山本さんに雷食らったよ…」

 

「感電するから近付かんといて」

 

「お前本当に○ね」

 

こいつ本当にバカにしやがって!

 

「まあまあ落ち着けや、俺の自信作の機械(タービン)が霞に載せれるんやで?」

 

「そうだそれが本題じゃねぇか、馬力は上がるのか?」

 

「お前が書いてくれた設計図を参考に俺ら造機部が威信をかけて作った試作タービンやからな、もちろん前より約2ノット上がったで!」

 

「本当か!ということは37ノットぐらいか?」

 

「まあそんな所やな、これからは新しいボイラーの設計を始める予定や」

 

「なるほどなぁ」

 

ふむ、新しいボイラーということは本来は天津風に設置された物か?

 

「まあとりあえず、新しい速度に慣れるために訓練してこいや! 乗員はすでに揃ってるらしいからなぁ!」

 

「柴野と造機部に感謝しかないよ、じゃあ行ってくるわ」

 

「死ぬなよ、河内!」

 

「あたぼうよ!」

 

やっぱり持つべきものは友だな!

 

訓練を経て- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 

—ミッドウェー海戦—

 

MI作戦が始動した。めっちゃ反対したが軍令部にブチギレられた。

 

 

ミッドウェー海戦中は史実とは違い、ニ水戦が事実上のエースとなっていたため第一航空艦隊の護衛を務めた。どうやら俺が活躍させ過ぎたらしい。

 

 

—飛龍艦橋内—

 

「山口少将!迎えに参りました!」

 

「私は加来と共に飛龍で死ぬ!」

 

「加来艦長は霞に収納済みです!」

 

「なっ!」

 

「今それはどうでもいいでしょう山口少将!とにかくあなたは今死ぬべきではないんですよ!」

 

「貴様がどう思おうが勝手だが私は飛龍と共に死ぬつもりだ!」

 

「馬鹿なのかあんたは!!あなたは多くの部下からも信頼されてるんだ!」

 

「知らん!俺は飛龍と共に死ぬ!」

 

こいつ話が通じない! 柳本は同期だから説得には成功したが、山口さん頑固すぎる!無理矢理にでも連れ出すしかない!

 

「山口少将!ごめん!」

 

「なっ…」

 

安心せい、背負い投げだ…

 

—霞艦橋内—

 

「司令!大丈夫ですか!」

 

「ああ、少し火傷と打撲をしただけだ…」

 

軽いやけどで良かった〜

 

「それにしても山口少将を担いで帰ってくるとは…山口少将をどう連れ出したんですか?」

 

「背負い投げだ」

 

「は?」

 

「だから、背負い投げ」

 

背負い投げはこの時代にないのか?

 

「馬鹿なんですか!上官ですよ!」

 

年上なだけで少将というのは同じだしー!

 

「あっちが抵抗するから悪い」

 

「じゃあ打撲って…」

 

「抵抗された時のだ」

 

「えぇ…」

 

 

ミッドウェー海戦後、一航戦は解隊され第三艦隊司令長官が多聞さんになった。

南雲さんは第一艦隊の司令長官に異動となった。

 

 

呉へ移動後二水戦は入渠を経て、第18駆逐隊は第五艦隊の指揮下に入った。

俺は砲術学校は行ってないので第五艦隊の指揮は嫌だったのだが、北方戦線で18駆が壊滅してしまうとwikiに書いてあったので霞の艦長は副長に任せて第五艦隊の司令を務めることになった。

 

そもそも少将で駆逐艦の艦長をしているのは珍しいらしい。

一部では『夜戦の鬼』とか言われてるらしい。

なんかかっこいいじゃん!!

 

—広島・呉—

 

呉では大川と柴野が待ち構えていて、久しぶりの束の間の休息を楽しんだ。

 

 

「あー疲れたわぁマジで」

 

「文章がおかしいんやないか? 『疲れたわぁ本気で』って」

 

「『マジ』の意味ってこの時からあるのか?」

 

「は? 語源は『江戸時代では芸人たちの楽屋言葉』だぞ?」

 

確かに兵学校で習った…か?

記憶がまったくと言ってほどないんだが…

 

「少将なんやからもうちょっとしっかりせな」

 

大川と柴野に文句を言われながらも呉鎮守府の帰路に着いた。でもやはり海軍兵学校の友は大事にするべきだな。

 

 

 

そういえばこの時に東京湾に米潜水艦が現れたって書いてあったなぁ、あれで山風がやられたはずだ。横須賀鎮守府に対潜警戒を厳にすることを電話しておくとしよう。

 




艦娘が出るのは2.3話ぐらい先なので、お待ちください。
出して欲しいという声がありましたら、溜めてる話を一気に点検するのでお気軽に感想はお書きくださいな!
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