3度目の提督人生   作:びりーばー

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ルーキーランキングで20位台前半に入っていました!
私の文才でこの順位は奇跡としか…

本当にみなさんご覧いただきありがとうございます!


Ep.4

———1943年————————————————————

 

—トラック泊地海軍料亭トラック・パイン—

 

「副長、コロンバンガラ島沖での戦いの件は本当にありがとう」

 

「私はなすべき事をしたまでですよ、司令」

 

「感謝してもし足りないさ、艦の危険を顧みず探照灯を照射して神通を救ったんだからな!」

 

あのお陰で神通も沈まずに済んだし、二水戦司令部が壊滅することもなかった。

副長が生きてくれていてよかったよ… あっ、今は艦長か!

 

「探照灯を一艦だけが照射すれば、その艦に攻撃が集中するのはこれまでの経験で分かりきってますからね…」

 

「まあな…我々はレーダー射撃技術が未熟だ、だから探照灯を照射するのは仕方がないんだよ」

 

上に掛け合っても『精神力だ!精神力!』みたいな文句しか言われないから提案するの嫌になってきたんだよな…

もう柴野と勝手にやるか?

 

 

「そういえば司令、この戦いで中将に昇進すると噂されていますよ?」

 

「そんな訳…あるかもしれんな」

 

確かにまあまあ功績は挙げてるような?だけど中将だったら霞の艦長は無理だな… 柴野のタービン載せてるし、かなーり愛着がある艦だから艦長をしたかったんだが…

 

 

「私の予想では第三艦隊の司令長官ですね!」

 

「私は水雷屋だぞ?ある訳ないさ」

 

可能性はあるかもしれないが流石に…

 

 

 

神通と霞の入渠のために両艦曳航されながら、内地へ回航してきた二水戦。

どちらも損傷が大きく、巻いても来年ぐらいから検査を始めるらしい。

 

—入渠地—

 

最期のお別れ…とは思っていないが両艦に挨拶をしに行った。曙の時と同じ様にまた声が聞こえた感じがした。

 

「誰かそこにいるのか? いたら返事しろ!」

 

—————シーン

 

怖いって! 子供が入るお化け屋敷でも無理なのに!!

やめてくれよ本当に!!

 

 

 

8/9 昼過ぎに呼び出された。

中将の昇進かな? 紙を渡された。

 

——辞令——-

 

1943年8月9日付けで中将に昇進

第三艦隊司令長官を命ずる

               以上

 

退出して何回も見返しても変わらない…

 

「ガチやん、手震えるわ」

 

柴野みたいな関西弁が出てきた…

 

————/1944年/——————————————————

 

まだまだ南方諸島が抵抗を続けているためトラック・パラオ空襲は発生しなかったが、ヘンダーソン基地が大空襲を受けて守備隊が壊滅的な被害を受けた。

 

抵抗虚しく、ついにガダルカナル島が陥落してしまった。陸軍は近頃敗走を繰り返していて心配は増していく一方だ…

 

 

3/1に空母部隊の第三艦隊と第二艦隊が編合して、第一機動艦隊が編成され、俺はその司令長官になった。訓練では様々な場所で発艦訓練などを行い、練度を高めた。

 

 

ロケット戦闘機秋水のための資料確保に成功した。

史実では欠損したが、この世界では全資料の確保に成功した。

 

秋水実験部隊司令は三和君にしておいた。

wikiに柴田は新興宗教にハマるって書いてあったからな… B-29に対抗する手段は秋水と震電しかないから、秋水は大事なんだよな。

 

 

ガダルカナル陥落後じわじわと押されていた日本軍は、トラック泊地を拠点とし反攻作戦を開始する。

 

 

 

6/18早朝にトラック沖で20機以上の索敵機で索敵を行うと、10:12に前衛部隊の索敵機が3群で編成された米機動部隊を発見。早めに索敵をしたので前衛艦隊の軽空母から攻撃機を発進させた。

 

アメリカの対空技術は恐ろしいものの、なんと攻撃機は攻撃に成功し、空母1隻撃沈・1隻中破という素晴らしい戦果を挙げてくれた。だが機動部隊を見失ってしまった。

 

 

 

6/19早朝から対潜警戒を厳とし、索敵機も発進させると8:00頃に再度、敵機動部隊を発見。だが敵の索敵機に発見されてしまった。

 

8:05に米潜水艦を発見後、磯風が沈めた。

 

8:30に直掩機と多めの迎撃機を残し攻撃隊を発進させた。

 

9:00に敵攻撃隊を翔鶴搭載のレーダーで確認し、残しておいたゼロを発進させた。9:45米攻撃機の迎撃に成功し、損害はほぼゼロに抑えた。ゼロだけに…

 

攻撃機から奇襲成功せりと通信を受けた。

おそらくアメリカは帰還機だと勘違いしたんだろう。

 

 

10:00に乙部隊から第二波の第三次攻撃隊が発進するが、進路変更の信号の受信を逃したためグアム島へ向かわせた。

 

 

第四次攻撃隊を発進させた後、また米攻撃隊が襲来。

俺が要請して作られたレーダーなどのお陰で米攻撃機を艦隊の上空前に撃墜することができた。

 

 

第四次攻撃隊は米機動部隊を発見後、空母を目標に攻撃し、またもや大戦果を挙げて帰ってきた。

 

こんな運が良い事があるのだろうか? おそらくあちらは発進時間とレーダーで判断していると思うが、攻撃機と被ってしまったら分からないよな。 航空管制もまだ発達してないし。

 

 

11:05に第五次攻撃隊、第六次攻撃隊を発進させた。

戦果は空母中破、戦艦小破に留まったが、それでも十分過ぎる戦果だ!だがまた米機動部隊を見失った…

 

 

11:20頃に接近すると書かれている米潜水艦が来ない。

あちらの損傷が大きいんだろうか?

 

 

18:27に夜間攻撃を防ぐため、艦隊を北上させた。

さっきお返しといってはなんだが敵艦隊に潜水艦を送り込む事にした。

 

19:02 潜水艦は爆雷攻撃に耐えつつワスプ(CV-18)にすべての魚雷を発射し、命中を確認した。

これが俗に言う『ワスプ撃沈』か…

 

 

 

6/20夜明け前に索敵機を出すも米機動部隊は発見できず。

 

13:20過ぎに空襲警報を受けるもwikiには大丈夫って書いてあるしフル無視した。

 

16:15に敵機動部隊を発見した。

雷撃隊・爆撃隊は惜しみなく発進させたが、攻撃機は迎撃に充てるため発進はさせなかった。

 

17:30に敵編隊が上空に出現。

 

 

 

 

—空母翔鶴—

 

「レーダーで迎撃機の発艦はもう終えてあるが、ここからが本番だぞ!」

 

柳本とレーダー推進してよかった!

てか敵機202機とか頭おかしいだろ!!

 

「はっ!」

 

「対空戦闘よーい!撃ち方始め!」

 

「それにしてもなぜこの時間に米攻撃隊が?米攻撃隊が帰還する時間帯はもう危険なはずなのに…」

 

「それだけあちらさん側も本気ということだ!覚悟を決めたんだろう!」

 

—米攻撃隊迎撃成功!

 

「よし、よくやった!」

 

伝声管から伝えられてきた。よし、まずは大丈夫そうだな

 

「飛行甲板に攻撃機を残しておいたのはこのためだったんですか? 司令」

 

「まあどちらにせよそろそろ発見される頃合いだったからな。『物量を質で撃滅しろ』って言ってきたから士気も高まってるだろう」

 

アメリカの物量には脱帽だが、日本人は質で勝負するんだ。

負けんぞ!

 

「これからの針路はどうさr」

 

—なっ!敵機直上急降下!

 

「なにっ!面舵一杯!右舷停止!左舷前進!」

 

—ドガァァァァン

 

 

「各員…被害状況を通達!」

 

くそっ、被弾した!

 

—飛行甲板炎上止まりません!

 

—このままでは誘爆が!

 

 

これは…無理だな…

 

 

「総員退艦だ…」

 

「分かりました…各員に伝えろ!総員退艦だ!」

 

未来を調べられる俺が負けるとはな…

能力が無かったんだろうなぁ…

 

ん?壁が倒れそうだな… あのままでは壁の下敷きに!

助けるしかっない!

 

「古村ァァ!避けろォォ!」

 

「えっ何する、うわぁっ」

 

—ドォォン

 

なんとか…助ける事ができた…かぁ

 

「し、司令! おい君!手伝え!司令をたすk」

 

「いらん… 私は足が下敷きになっている…どちらにしろ邪魔だ」

 

「し、しかし!」

 

「この写真ケースと紙を呉の柴野か第五艦隊の大川という男に渡せ… 分かったなら早く行け!」

 

 

「くっ… 分かり…ました司令… 」

 

「古村… 靖国で会おう…」

 

「…はい!」

 

—ダッダッダッ

 

米兵を殺しまくったが、最後に人を助けて人生を終える事が出来た…まあ良い人生…だったかな?

 

翔鶴には申し訳ないな… 中将にまでなったのに史実を変えることはできなかった…

 

 

「すまない翔鶴… 沈ませてしまって…」

 

『大丈夫…です… 私はどこまでもお供…します…』

 

 

 

白髪の美人さんがうっすらと見えた。

 

 

 

 

 

幽霊…かなぁ

お迎えにきたのか…




ご覧いただきありがとうございました!
次からやっと3度目の転生です!
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