とある宇宙要塞ガンダムSEEDに出張中   作:兵器工房

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第5話

 

 白亜の大天使アークエンジェル。

 

 地球連合がXシリーズの運用母艦として建造した新造艦であり、対ビーム用のラミネート装甲や大型の陽電子ビーム砲塔などを搭載した、全局面に対応する万能戦艦であった。

 

 しかし、先のザフト軍襲撃に伴い、艦船ドックも破壊工作に遭い、艦の運用に要する人員のほとんどが戦死。

 生き残った僅かな人員のみでどうにか艦を動かすと、状況を打破する為ドッグの隔壁を艦載砲で撃ち抜きヘリオポリスの狭い空へと飛び出したのだ。

 

 そんなアークエンジェルの艦長席に座る年若い士官、ナタル・バジルール少尉は周囲の状況を把握しながらクルーに指示を飛ばしていた。

 

「ストライクを狙うザフトの襲撃を牽制する。

 スレッジハマー装填。レーザー誘導による照準を合わせ。絶対に地表やシャフトに当てるんじゃないぞ!」

 

 

 指示に合わせて火器管制担当のクルーがシステム操作を進める。

 戦艦の火器は基本的に弾幕目的だ。人の手による照準などは全くといって良い程無く、システムによる照準さえ行えていれば命中率はある程度確保できる。

 操作のスピードさえ加味しなければどんな人間が操作してもある程度は当たるだろう。それが急ごしらえのクルーであってもだ。

 

「ノイマン曹長、艦を動かすな──スレッジハマー撃てええ!!」

 

 アストレイとストライクへと襲撃をかけようとするラウのシグーに、アークエンジェルからミサイルが放たれた。

 

「ちっ、厄介なやつが増えたか」

 

 急速に旋回してミサイルを振り払おうとするが、さすがは最新鋭の戦艦と言うところか。ミサイル1つとっても優秀で、簡単には振り切らせてもらえなかった。

 

ラウは、回避機動を続けながら一つまた一つとミサイルを撃ち落としていく。

 その間に、奴は地上へと降り立ち、装備を換装していたストライクも準備を終えていた。

 ラウにとって状況は一気に劣勢となった

奇妙な動きで警戒を緩められない謎のMSと準備を終えた新型のMSストライク。そして背後には新造艦のアークエンジェルが目を光らせていると来た。

 これまで数々の戦場で戦果を残し、勲章を欲しいままにしてきたラウとしてもこの状況は易しくは無い。

 だが──

 

「隊長が艦を離れ戦闘に出向いておいて、戦果がムウのメビウスだけでは嗤われてしまうな」

 

 コクピット内で、仮面に隠された顔が愉快そうに笑う。

 少なくとも情報は持ち帰らなくてはなるまい。

 ラウはターゲットをストライクへと絞った。

 

 アークエンジェルの援護を潰すべく、ラウはシグーを最大戦速で走らせる。

 いく先にストライクと、何よりコロニーの地表があっては艦載砲など迂闊には撃てない。

 

 狙いすました射撃が奴を襲った。

 たまらず奴は回避行動に移行。ラウはストライクへと続く道を切り開いたのだ。

 

「来る、う、うわぁああ!?」

 

 シグーに急接近されたキラは半ば恐慌状態に陥りながら、ストライクのフェイズシフト装甲を展開。

 鮮やかなトリコロールカラーを纏い、腕を組んで防御の姿勢を取った。

 

「さて、どの程度の物かな?」

 

 ラウのシグーがアサルトライフルを駆け抜け様に斉射。強烈な振動と衝撃がストライクを襲うがその見た目に反してPS装甲のストライクは無傷であった。

 

「ほぅ、特殊強化弾頭のAPSV弾でもダメか……ならば」

 

 次なる手を、そう思った瞬間にラウは殺気のような何かを感じ取る。

 ライフルの斉射でさらなる恐慌状態に陥ったキラは、ストライクが装備した大型ビームランチャー“アグニ”を構えていた。

 

「まずい、キラ君ダメ!! その装備はダメよ!キラ君、そんなものコロニー内部で」

「ぁああああ!!」

 

 マリューの制止の声は届かず、ストライクはアグニをシグーに目掛けて発射。

 何かを感じ取っていたラウは警戒していたがその威力を見誤り、シグーの片腕を持っていかれる。

 

「何っ!?」

 

 それだけに留まらない。アグニの火力はシグーの腕を飲み込んだ上で、その先にヘリオポリス地表へと直撃。外壁部を貫通し、ヘリオポリスには大きな穴が開いていた。

 

「MS一機にこれ程までの火力を持たせたか……潮時だな」

 

 己がしでかした事に混乱しているのだろう。

 ストライクに追撃の様子は無かった。それは他の面々も同じようで、アークエンジェルもアストレイも動きを止めている。

 損傷したことを考えてもラウに撤退以外の選択肢は無かった。

 

 

 アグニがあけた穴を通って脱出していくシグーを見送り、戦闘はひとまずの終わりを迎えるのだった。

 

 それから、少しの時が経った。

 戦闘の終わりが確実な事を確認した上で、ナタルはアークエンジェルをヘリオポリス地表へと着地させるように指示。

 マリューもその動きに合わせてサイ等オーブの民間人とカガリをアークエンジェルへと誘導。RX-0の収容の後。

 

そして謎のMSに向けて警告を発する

 

『我々は地球連合所属アークエンジェル、貴官は包囲されている武装解除の後機体から降りなさい!』

 

『.......了解した、貴艦への着艦許可をくれ』

 

謎のMSは武装を解除した後アークエンジェルに着艦機体付近に連合軍の兵士が銃をコクピットへと向ける。

 

プシュ

 

と空気がコクピット開く

 

キラは中から出てきたパイロットを見ると感情を表にした。パイロットは女性で美女と呼ばれるにふさわしい人だった。皆が見惚れていると彼女は言葉を発した

 

「ここでの最高責任者を呼んでいただきたい」

 

威圧をかけてそう言葉を発すると

ラミアス大尉が現れ驚く内容を口にする

 

「貴方達が持っているRX-0ユニコーンを返して貰いにきた」

 

 

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