寝台特急「あさかぜ」殺人事件   作:新庄雄太郎

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早速、推理をした。


第八章 鉄壁のアリバイ

「ああ、あなたは。」

 

と、1人の男が言った。

 

「鉄道公安隊の南です。」

 

「同じく、高山です。」

 

「それで、話って言うのは?。」

 

「実は、寝台特急「あさかぜ」と猪目洞窟で起きた殺人事件の事で話を聞きたいんですが?。」

 

「えっ、殺されたんですか?。」

 

「ええ。」

 

「まさか、彼女が殺されるなんて。」

 

と、男は言った。

 

「それで、彼女に最後にあったのは何時です?。」

 

と、南は言う。

 

「ええ、私が東京駅で見送ったのが最後でした。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「乗ったのは19時発の寝台特急「あさかぜ」下関行ですね。」

 

「ええ。」

 

「何処へ行くと言って、言っていましたか。」

 

「彼女は何でも、門司港へ行くと言っていきましたよ、そして、次の日に小倉から出雲へ行くと言っていましたよ。」

 

「ほう、小倉と出雲か。」

 

南と高山は、高杉に報告した。

 

「そうか、被害者の堀川は広岡康彦さんが見送ったのが最後だったそうです。」

 

「ほう。」

 

「磯崎と堀川は、クラブメンバーか。」

 

「はい、何かのサークルだったそうです。」

 

「後、士幌で起きた山内の死因はいずれも第一の殺人で使われた毒物だったよ。」

 

「そうですか。」

 

と、高山は言った。

 

そして、次の日。

 

高山は小海と一緒にある1人の男に会った。

 

「えっ、僕のアリバイですか?。」

 

「そうです、あなたは事件当日は何をしていましたか。」

 

と、小海は言った。

 

「ああ、私は事件当日は博多へ行っていましてね、帰って来たのは昼の15時頃でした。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「東京から岡山へは夜行に乗って、そこから新幹線に乗ったのを覚えています。」

 

「ほう、岡山から新幹線ね。」

 

「ええ。」

 

彼の名前は相沢恵一、彼は事件当日に博多へ出張へ行くために岡山まで寝台特急「あさかぜ」に乗って、岡山から新幹線に乗って博多へ向かったと言う、そして、次の日に小倉から特急に乗って出雲へ行っていたと言う。

 

「そうか、アリバイはありか。」

 

「ええ、3日前に休暇を取っていますから小倉から特急に乗って出雲へ行ったと言うんです。」

 

「ほう、休暇で出雲か。」

 

「ええ。」

 

「ええ、秋になると山陰へ行くんですよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

と、高杉は言った。

 

「これが、個室寝台だ。」

 

「ほう、犯行現場は4号室の方だ。」

 

「ほう、犯人は名古屋を通り過ぎた後に行われたと考えられますね。」

 

「という事は、名古屋から姫路辺りとみて考えてもいいですね。」

 

と、梶山は言った。

 

「ええ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「問題なのは、岡山駅で下車した彼女は何処へ行ったんですかね。」

 

「やはり、下車した女は出雲へ向かったと考えられないかな?。」

 

「ああ、それも考えられるな。」

 

と、高杉は言った。




犯人は誰なのか?

そして、犯人が使った列車トリックとは?
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