ハイスクールD×D チート転生者のセカンドライフ   作:七蜘蛛

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(並)別世界へ

 

???

 

京都での一件を終えたリバース達は???にある屋敷に戻り、途中で別れる。リバースは屋敷から少し離れた位置にあるとある小さな建造物に入る。その建造物の淡く光る緑の照明を頼りに廊下を歩いていくと一番奥の部屋に到着し、重く閉ざされた鋼鉄の自動ドアが開き出し、リバースはその部屋に入室する。その空間は広々としており、中央の台座には異様な力を発する法螺貝の様な何かがあった。

 

リバース「...まさか「ギャラルホルン」まで用意されてるとはな。」

 

その法螺貝「ギャラルホルン」は発する異様な力を点滅させる。このギャラルホルンは「戦姫絶唱シンフォギアXD」の物語に重要な聖遺物である。転生の際に拠点となる???に来た時、屋敷とは別でこのギャラルホルンもあったのだ。

 

リバース「確か行けるのは転生者がいる世界だったな。」

 

原作のギャラルホルンとは違いこちらは転生者のいる世界にしか行く事が出来ない。

 

リバース「安全性は問題無いらしいし、試しに行ってみるか?」

 

(ぬし)様。」

 

リバース「...?」

 

リバースは背後に突然気配が現れた事に気付き、振り返る。そこには白み掛かった黄色の髪の少女が立っていた。

 

リバース「「骸喰」、来ていたのか。」

 

リバースがそう言うとその少女「骸喰」は僅かに笑みを浮かべる。彼女はデート・ア・ライブにて登場する精霊「星宮六喰」の反転体だ。基本的に性格は六喰と同じだが、こちらは依存度が強く、そして天香達反転精霊の中で一番危険性を秘めている反転精霊だ。普段は次元の狭間(グレートレッドとは別の狭間)に漂っており、リバースに甘える時か仲間がピンチになった時に次元の狭間から出てくる。

 

骸喰「確かギャラルホルンじゃったかのぅ?という事は並行世界とやらに向かうのかのぅ?」

 

リバース「今まで試していなかったからな。」

 

骸喰「なら、むくも一緒にいくのじゃ、他の皆ばかり主様と一緒にいて狡いのじゃ。」

 

リバース「...分かった、なら一緒に行くぞ。」

 

骸喰「うむ♪」

 

リバースと骸喰はギャラルホルンの生み出すゲートを通り抜ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その様子を1人の女性が扉の外から見ていた。

 


 

ギャラルホルンで繋がれた並行世界

 

リバース「着いたな。」

 

骸喰「その様じゃ。」

 

並行世界へと着いたリバース達は綺麗な街並みの屋根に着地する。

 

骸喰「どうやら悪魔や天使のいる世界とは全く違う様じゃな。」

 

骸喰の言う通り辿り着いた世界は「ハイスクールD×D」の町とはまた違った光景だった。

 

リバース「取り敢えずどんな世界か調べるとでも...ん?」

 

骸喰「...。」

 

リバースは骸喰がある一点を無言で見つめている事に気付き、そちらに目を向ける。その先には公園で隠れん坊をしている子供達がいた。

 

リバース「...興味あるのか?」

 

骸喰「...うむ。」

 

リバース「なら情報収集の前に少し遊ぶとしよう。」

 

骸喰「!分かったのじゃ!」

 

リバース「だが、ただの隠れん坊っていうのもアレだしな...。」

 

骸喰「ふむ...ならば...。」

 

骸喰は目を閉じ手を自身の胸元で合わせる。

 

骸喰「《反神威霊装・六番(カイツール)》。」

 

すると骸喰の私服が粒子となって消え、宇宙の様な漆黒の光が骸喰の全身を包み込み弾けると骸喰はキョンシーの様な薄暗い霊装を纏う。それと同時に骸喰の両手足、腹、背中、額に漆黒の粒子が集まり、札となって実体化する。

 

【縛呪の札】・・・骸喰の世界を壊し得る力を封じる為にリバースが制作した札で計7枚あり、7枚でようやく悪魔陣営の魔王クラスに抑えられている。6枚までは自分で剥がせるが最後の1枚(頭)はリバースのみが剥がせる。1枚剥がれる毎に能力が解放されるが、4枚以降になると巨大過ぎる力に世界が歪む。

 

骸喰「出でよ、《禁断封皇(ベルフェゴール)》。」

 

骸喰が右手を上向きにし前に出すと、骸喰の手の平の上に太陽系を模した朽ち果てた巨大な天体模型の魔王禁断封皇(ベルフェゴール)が現れ、それぞれの星に鍵が突き刺さっており、天体模型は耳障りな音を立てながら絶えず回り続けている。

 

骸喰「世界丸ごと使った隠れん坊というのは如何じゃ?」

 

リバース「スケールのでかい隠れん坊だな。ま、やりようはいくらでもあるか。」

 

骸喰「では主様、むくを見つけてみてほしいのじゃ。」

 

そう言って骸喰は《禁断封皇》の力でゲートを開き、その中へ入るとゲートは閉じる。

 

リバース「取り敢えず骸喰が行きそうな場所といえばあの場所だろうな...ん?」

 

リバースは背後に誰かがいる事に気付き振り返る。

 

「...。」

 

そこには白髪のショートヘアの女性が立っていた。

 

リバース「「異亜」?着いて来てたのか?」

 

異亜「...。」コクリ

 

リバースの言葉にその女性「異亜」は無言で頷く。彼女はデート・ア・ライブにて登場する精霊「本条二亜」の反転体だ。反転体の中で唯一の年長であり、二亜の時の様に漫画を描いている。

 

リバース「それで如何したんだ?」

 

異亜「...情報集めておく...。」

 

リバース「ん?まぁ、情報収集はお前の得意分野だしな。」

 

異亜「...ある程度集まったら呼ぶ...。」

 

リバース「分かった、なら後で。《禁断封皇》!」

 

リバースは《禁断封皇》を呼び出し、骸喰と同じ様にゲートを開き、その中へ入る。

 

異亜「...《反神威霊装・二番(エーイーリー)》。」

 

すると異亜の身体から赤黒いオーラが滲み出てそれが勢い良く渦巻き異亜を包み込むと異亜の私服が赤黒いオーラに溶ける様に消失し、異亜の肌に夥しい傷が出現し、赤と黒のボロボロの霊装が下半身を覆っており背中から一対の羽が二亜を包む様に折り曲げられている。そして、異亜の両腕は肘から先が赤く染まり、先から血が垂れ落ち、頭と首に赤黒く刺々しい光輪が出現する。

 

異亜「《神蝕篇秩(ベルゼバブ)》...。」

 

すると異亜の目の前に黒く禍々しい巨大な本の魔王神蝕篇秩(ベルゼバブ)が出現し、パラパラとページが捲られていく。するとページにある項目が現れ、異亜はその単語読み上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異亜「...「シンフォギア」。」

 




今回は骸崎さんがコメントしてくださった六喰の反転体、骸喰を出させていただきました。同じく登場させた二亜の反転体である異亜を含めてこれで反転精霊を全て出す事が出来ました。
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