ハイスクールD×D チート転生者のセカンドライフ   作:七蜘蛛

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(並)星の怒り

 

《禁断封皇》の【超新星】を解放した骸喰。その溢れ出る霊力は周囲の空間を歪める。

 

翼「ぐっ...!これは...!?」

 

クリス「何、だよ、これ...!?」

 

その余波は装者にもおよび、装者達は膝をつく。

 

神斗「な、ななな...!?」ガタガタガタガタ

 

骸喰の殺気と霊力を目の当たりにした神斗は青ざめ震える。

 

骸喰「殺す...!貴様だけは絶対に許さぬ...!」

 

骸喰は《禁断封皇》を神斗に向け、構えると神斗に向かって飛び出し、一瞬で神斗の右腕を斬り落とす。

 

神斗「...へ?」

 

神斗は何が起こったのか分からず、ゆっくりと自分の右腕に目を向ける。そこにある筈の腕は無く、断面から血が吹き出る。

 

神斗「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

装者達「...ッ!?」

 

神斗は右腕のあった箇所を抑え、背後にいる骸喰の方に振り向く。

 

神斗「よ、嫁の癖に...!俺の腕をッ!!?」

 

神斗は「王の財宝」を発動し、無数の剣を骸喰に向けて放つ。

 

骸喰「《禁断封皇》、【夢想】。」

 

しかし、放たれた剣は全て幻の様に消えていく。

 

神斗「...!?」

 

骸喰「無駄じゃ...貴様の攻撃は一太刀すらむくには届かぬ...何も出来ぬまま尽きるがよいッ!!」

 

神斗「ヒィッ...!?」

 

神斗は尻もちをつき、後退りする。

 

響「ちょ、ちょっと待って!?」

 

すると骸喰の前に響が立つ。

 

骸喰「邪魔するでない、その者は主様を殺そうとした、ならば生かしておく訳にはいかぬのじゃ。」

 

響「で、でも!そんな事しちゃったら、取り返しのつかない事になっちゃうんだよッ!?」

 

響は骸喰の怒りを鎮めようと説得する。

 

骸喰「今更人一人の命が消えようとも、むくにとっては些細な事でしかない、じゃがその者だけは別じゃ...!邪魔立てするのであれば容赦はせぬ...!」

 

響「...ッ!?」

 

響は骸喰の殺気に当てられ僅かに硬直する。

 

未来「響!」

 

骸喰は響を無視して神斗の方へと歩み出す。

 

クリス「おい!アンタ、あいつの主人なんだろッ!止めてやれよッ!」

 

クリスはリバースにそう言うがリバースは後頭部を掻き、目を逸らす。

 

リバース「ああなった骸喰は俺でも早々止められないからな...(それに害悪転生者は潰しておくに限るからな)。」

 

翼「どうすれば止められる...ッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Ready go!ドラゴニックフィニッシュ!』

 

「オラァッ!!」

 

骸喰「...!」

 

突如飛んできた青いエネルギーで出来たドラゴンが骸喰に襲い掛かり、骸喰は《禁断封皇》を盾にし、攻撃を塞き止める。

 

「おいおいどういう状況だこれ?」

 

『こいつぁ面白ぇな!』

 

骸喰に攻撃をした存在の正体は「仮面ライダークローズ」だった。そしてクローズからは2人分の声が聞こえる。

 

クリス「「龍真」「エボルト」!そいつ止めてくれッ!」

 

クリスはクローズの変身者の「龍真」とその中にいる「エボルト」に助力を求める。

 

龍真「いや、今し方必殺喰らわせたぞ?」

 

エボルト『相棒、よく見ろ。』

 

龍真は土煙をよく見ると平然と立っている骸喰の姿が見え始める。

 

龍真「!効いてねぇのかよッ!?」

 

エボルト『だろうな、そいつからは莫大な星のエネルギーを感じられる。それも1つや2つじゃねぇ。恐らく俺以上に多くの星を喰らってやがるな。』

 

龍真「お前以上かよ!?」

 

骸喰「いい加減邪魔じゃ...!」

 

骸喰は邪魔者を無視して神斗を始末する事にし、駆け出す。

 

未来「!皆!」

 

骸喰を止める為、装者達と龍真は並んで構える。

 

翼「如何に外道であれど死なせる訳にはいかない!」

 

クリス「意地でも止めてやらぁッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが突然、装者達と龍真は金縛りにあったかの様に身動き出来なくなる。

 

装者達・龍真「っ!?」

 

エボルト『こいつぁ...。』

 

動きが止まった装者達と龍真を通り抜け、骸喰は神斗に向かって飛び掛かる。

 

神斗「...ッ!」

 

骸喰「終いじゃ...《禁断封皇》、【滅星(シャトゥニ)】!」

 

骸喰は神斗の胸目掛けて《禁断封皇》の刃を突き刺し、心臓を貫く。

 

神斗「が...はっ...!?」

 

すると突き刺した部分を中心に神斗の身体が灰色に劣化していき、やがて塵となって消えていく。

 

装者達・龍真「...っ!!?」

 

骸喰は《禁断封皇》を持ち直すと【超新星】が解除され《禁断封皇》も元に戻る(縛呪の札も7枚に戻る)。

 

リバース「落ち着いたか?」

 

リバースは骸喰の元に移動する。神斗によってつけられた傷の場所には青白い炎が燃え盛っていた。

 

クリス「(傷が燃えてる...!?)」

 

骸喰「むん...。」

 

リバース「さて...。」

 

リバースはある方向に顔を向ける。そして他の面々もその方向を向くとそこにはある人物がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リバース「調べ物は済んだか?異亜。」

 

異亜「...。」コクリ

 

そこには《神蝕篇秩》を開き、霊装の一部を筆記具として使用している異亜が佇んでいた。

 

未来「!あの女の人...身体中に傷が...!?」

 

未来は異亜の身体にある夥しい傷を見て青ざめる。

 

クリス「アイツも仲間か...!?」

 

翼「何と禍々しい姿...!?」

 

異亜はリバースと骸喰の元に移動する。

 

リバース「さて、話し合いの続きといくか?」

 

装者達・龍真「...。」

 

装者達と龍真はリバース達に向き合いながら警戒する。それを見たリバースは後頭部を掻く。

 

リバース「...話し合いたいって言った割に警戒しまくりだろ、当然と言っちゃ当然だが...分かったよ、そっちの本拠地で話し合ってやるよ。」

 

装者達「...!」

 

龍真「(大丈夫なのか?)」

 

エボルト『(嘘は言ってないと思うぞ?)』

 

龍真「(何でそう思うんだよ?)」

 

エボルト『(俺。)』

 

龍真「(納得だわ。)」

 

いざこざはあれど装者達と龍真はリバース達をS.O.N.G.本拠地へと案内する。

 

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