ハイスクールD×D チート転生者のセカンドライフ   作:七蜘蛛

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氷河の兎と和平への招待

 

???

 

コカビエルを倒したリバース達は駒王学園から???へと戻ってきた。それと同時に織紙と狂華は私服姿へと戻り、織紙の目の光も戻る。

 

織紙「あれ?」

 

すると織紙は???にある屋敷の近くにある存在がいる事に気付く。

 

リバース「あれは「ケルベロス」...?」

 

それはコカビエルが一誠達に差し向けた多数のケルベロスであった。しかし一誠達によって負わされていた傷は消えており、狂華へと擦り寄ってくる。

 

狂華「おやおや。」

 

狂華はそのケルベロスの頭を撫でる。どうやらケルベロス達は狂華に懐いている様だ。

 

リバース「いつの間にかケルベロスが消えてたとは思っていたが、連れ帰っていたのか。」

 

狂華「勿論さ。こんなにも愛らしいのだから。」

 

織紙「(愛らしい...のかな?)」

 

織紙は苦笑する。

 


 

数時間後

 

リバース「...。」

 

リバースはある資料を見る。それはとある悪魔の貴族がリバースにレーディングゲームを挑んできた契約書だ。契約書の内容を要約すると「レーディングゲームをし、こちら(貴族側)が勝利した場合、眷属を全て寄越せ」と言った横暴極まりない内容だった。

 

リバース「ちゃっかり小さい文字も入ってるな。」

 

しかも目を凝らさなければ見えない大きさの文字で「こちら(貴族側)が負けた場合、眷属を全て譲渡せよ」なんて書いてある。

 

リバース「仮に気づかなかったとしてもその悪魔を殺せばいい上、この契約書を証拠に日本神話へと喧嘩を売ってるって煽れば馬鹿な貴族共はこの先どんな待遇を受けるか簡単に想像出来るだろ。」

 

リバースは契約書をコピーし、本物と変わらない契約者へと変え、小さく書かれている部分を消し、承諾する。

 

リバース「さてさて、この先どうなる事やら。」

 


 

3日後

 

レーディングゲーム会場

 

リバースはレーディングゲーム会場へとやって来て、ゲーム開始まで適当に時間を潰そうとする。そんな時、リバースの元に対戦相手である悪魔とその眷属がやって来た。

 

「よぉ、お前がリバース・クリフォか。」

 

リバース「...。」

 

「おいおい!こんな大した覇気もない奴が二天龍を倒したなんてあり得ねぇだろ!」

 

そう言って悪魔達は大笑いする。

 

「ま、安心しろ、お前の眷属は俺達がちゃぁんと可愛がってやるからお前はこのレーディングゲームで安心して死んでおけよ!おっと!やっぱ無しは認めねぇぜ?この契約書にちゃんとサインしてるんだからなぁ!」

 

その悪魔はリバースがサインしたコピーの契約書を見せびらかして勝った気になっている。

 

「精々怯えながらレーディングゲームを待ってるんだなぁ!」

 

そう言い悪魔達は去っていく。

 


 

そして、時間が経ち、フィールドへと転移され、レーディングゲームが開始。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それと同時にフィールド全体が銀世界へと変わった。

 


 

『しょ、勝負あり...リバース・クリフォ様の勝、利...!』

 

サーゼクス「これは...!?」

 

ゲームを見ていた観客達はフィールドの変わり様に驚く。それも開始と同時にだ。すると参加者であるリバースともう1人、そして氷漬けにされた悪魔達が戻ってくる。リーダーの悪魔は顔と腕1本のみ氷漬けにはされていなかった。

 

リバース「口程にもなかったな。」

 

「そうだね〜♪ボクからすればこれ位、朝飯前だよ〜♪」

 

リバースと共に来たのは白いボタンが付いた兎を模した黒いフード付きのレインコートを羽織り、セクシーな衣装と短パン、眼帯を身に纏い、目を閉じた兎のパペットを右手に嵌め込んだ少女だ。

 

リバース「よくやった黒兎(こくと)。」

 

「もう、「よしのん」って呼んでよ〜!」

 

その少女「黒兎」はリバースの呼び方にむくれる。彼女はデート・ア・ライブにて登場する精霊「四糸乃」の反転体である。しかし他の反転体と少し違うのは四糸乃自身の人格はパペットの方であり、主人格となっているのは四糸乃のパペットである「よしのん」だ。要は、四糸乃とよしのんは反転の際、中身が入れ替わるのだ。

 

サーゼクス「まさか、先程の雪景色は...!」

 

黒兎「おやおやぁ?驚いてるぅ〜?そうだよ〜♪ボクが凍らしたんだ〜♪」

 

開始と同時にフィールド全体を氷河期に変えても息切れせず、尚且つこの様にケラケラ笑う黒兎を見て、サーゼクスはおろか、リバース達を下に見ていた悪魔達は背筋が凍るのを感じる。すると凍りついている悪魔が口を開く。

 

「だ、だが...!これでお前は終わりだッ!」

 

リバース・黒兎・サーゼクス「...?」

 

「あ、あの契約書には、ま、負けた時の為に保険をか、掛けていたんだっ!俺が負けた場合、お前の眷属は全部俺達の者だッ!」

 

サーゼクス「ッ!?何だとッ!?君は一体何をしているんだ!?」

 

「こ、コイツら名家でもない悪魔の癖に、貴族である俺達に眷属をわ、渡さないんですよ!これだけの力を持つ上、見た目がいい女共は俺達の様な選ばれた悪魔こそが持つべきなんですよッ!貴方も貴族なら分かるでしょう魔王様!?」

 

その悪魔の言葉に周りにいた悪魔の一部がほくそ笑む、どうやら計画したのはこの悪魔だけではない様だ。

 

サーゼクス「そんな決まりは存在しない!君のやっている事はただの横暴だ!」

 

「で、でもこんな力を持つ眷属を日本神話なんかに渡すのは勿体無いんだ!だから俺達が首輪を掛けてやるんです!さぁ!リバース・クリフォ!契約書の通りに俺に眷属を差し出せぇぇぇぇッ!!?」

 

悪魔は醜い顔で黒兎を見つめ叫ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リバース「お前の言う契約書はコレ(・・)か?」

 

リバースはそう言い、1枚の契約書を見せびらかす。

 

「は...?」

 

リバース「こんな契約書、俺はサインした覚えがないんだがな?」

 

「な、何でお前がそれを持ってる!?け、け、契約書は俺が確かに...!?」

 

その悪魔は凍っていない腕に契約書を呼び寄せ、内容を見る。

 

「ッ!?こ、これは...!?」

 

リバース「それは俺が用意したこの契約書のコピーだ。本物と何も変わらない奴でな。一部修正してやった物だ。」

 

「ふ、巫山戯るなぁッ!?だ、だったらこのゲームは無効だ!」

 

リバース「だが、俺のサインはそっちの方に書いてあるし、お前のサインもそっちに記載されている。適応されるのはそっちの契約書だ。」

 

「うぐ...!?」

 

リバース「俺が勝った以上、お前に拒否権はない。それと...。」

 

リバースが腕を振るうとほくそ笑んでいた悪魔達が一瞬で凍りついた。

 

「「「「「...ッ!?」」」」」

 

リバース「お前に協力していた奴らにも落とし前は付けてもらう。いいだろ?サーゼクス・ルシファー。」

 

「貴様!魔王様に何という無礼をッ!」

 

リバース「その魔王様の考えに全然沿っていない奴が偉そうな口を開くな。」

 

「ッ!?な、何を根拠に...!?」

 

リバース「お前も他の傲慢な貴族共と何にも変わらないんだよ。サーゼクスを敬っている様に見せてるが、内心はサーゼクスのやり方を理解しようとしてないだろ?」

 

「く...ッ!?」

 

リバース「魔王の腰巾着やってるだけならとっとと失せろ。」

 

そう言うとその悪魔は悔しそうにし、下がる。

 

リバース「もう用はない。土産(下手人)貰って帰らせてもらうぞ。」

 

サーゼクス「少し待ってもらえるかな?」

 

リバース「あ?」

 

サーゼクス「これを。」

 

サーゼクスは1枚の封筒を渡す。

 

サーゼクス「発信機能とかは付いていない。戻ったら中を見てほしい。」

 

リバース「...。」

 

黒兎「ねぇ帰ろ〜?」

 

リバース「あぁ。」

 

リバースと黒兎(ついでに凍りついた悪魔達)はその場から消える。

 


 

???

 

戻ってきたリバース(黒兎は???にある屋敷の庭で遊んでおり、凍りつかせた悪魔達は狂華に引き渡した)は自室で封筒を開く。

 

リバース「会談への招待状か...。」

 

中に入っていたのは三大勢力が集い、会談する為の招待状だった。

 

リバース「十中八九、アザゼルの野郎は俺や天香達の力を調べさせてほしいって煩いだろうし、ミカエルの奴は隙あらば天界側に属させようとしてくるしな。」

 

兎も角、リバースは会談の準備は進めておく。

 




本日も骸崎さんがコメントしてくださった四糸乃の反転体、黒兎を出させて頂きました!開始と同時にフィールドが凍りついて終わっただけですが...。
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