ハイスクールD×D チート転生者のセカンドライフ   作:七蜘蛛

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日常編①

 

???

 

駒王協定が結ばれて数日後、リバースは自室で新たに加わった転生特典を自分の中で整理する。

 

リバース「今度の特典は仮面ライダー系か。」

 

新たに獲得した特典は「仮面ライダー」シリーズを扱える特典だ。現在、机の上にジリオンドライバーとレイズバックルが置かれている。

 

リバース「レイズバックルとかのアイテムに個数制限はないみたいだな。ま、後々実験してみるとするか。」

 

リバースは部屋を出る。それと同時にジリオンドライバーの液晶が光りだしテロの時に使用したマグナム、ニンジャ、ゾンビバックルの色が変化し始める。

 


 

部屋を出たリバースは屋敷内のある部屋の前へと赴き、扉を開ける。

 

リバース「「懐未」、いるかー?」

 

リバースは物が充満している暗い部屋の中の人物に声を掛ける。

 

「そんなに声出さなくても聞こえてるわよ。」

 

すると部屋の奥からブカブカの服を着たボサボサの淡い緑髪の少女「懐未」がやってくる。彼女はデート・ア・ライブにて出てくる精霊「七罪」の反転体だ。根暗ではあるが原作の七罪と違って自身の容姿にコンプレックスを抱いてはいない。基本彼女は引きこもって何かを作ったり、ネットサーフィンをしている。そして手先が器用なので何かを作ってはそれを売り出して稼いでいる為、財力がある。そしてアザゼルの言っていた「転生悪魔を元の種族に戻す薬」を作った科学者というのが懐未だ。

 

リバース「新しい特典が加わった。そのアイテム用の倉庫兼研究施設を用意した事の報告だ。」

 

懐未「成程ね。」

 

リバース「後、偶には外の空気を吸わせる為だ。折角だから彼女を迎えにいくぞ。」

 

懐未「えぇ..."アイツ"...?」

 

リバース「お前も来た方が喜ぶぞ。」

 

そう言うと懐未は渋々部屋から出て、リバースと共に外出する。

 


 

 

人間界・歌劇場

 

リバースと懐未は人間界の廃墟となっている歌劇場の観客席に転移する。

 

「〜〜〜♪」

 

すると舞台の方から歌声が聞こえ、そちらを見る。そこには黒いドレスを纏った薄い紫銀の髪の少女が歌っていた。

 

「あ、ダーリン♪それに懐未さん♪」

 

リバース「迎えに来たぞ、九遠(くおん)。」

 

その少女「九遠」はリバース達に気付き、中断する。リバース達はそちらに向かい、舞台上に上がる。彼女はデート・ア・ライブにて登場する精霊「誘宵美九」の反転体だ。美九とは違いこちらはオペラ歌手として活動をしている。

 

九遠「懐未さーん♡」

 

懐未「ああもう!くっつかないでよっ!!」

 

九遠は懐未を抱きしめ、懐未はそれを引き剥がそうと戯れ合う。そんな時、観客席の方で無数の転移の気配を感じた。

 

リバース「...?」

 

すると転移陣が無数に現れ、そこから悪魔達が現れる。

 

「ここにいい女がいるかもしれないっていう噂は本当だったか!!」

 

悪魔の中で豪華な衣装を着ている男がそう言う。どうやら貴族悪魔の様だ。

 

「男がいるがまぁいい!そこの女共よ!お前達をこの私の眷属になるという名誉を与えてやろう!」

 

男は懐未と九遠に向けてそう言う。それに対して懐未は呆れた表情を浮かべ、九遠は険しい表情となり、悪魔達にゴミを見るかの様な視線を向ける。

 

九遠「何なんですかぁ?いきなり現れて、上から目線だなんてぇ...お断りに決まってるじゃないですかぁ?」

 

九遠は悪魔達に向けて蔑笑する。九遠は原作の美九と同じく男嫌いであり、この世界では「悪魔」も同じくらいの地雷である為、女性の悪魔であった場合、いくら百合っ子の九遠でもアウトだ。

 

「な、何だとっ!?この私からの寵愛を断ると言うのか!?」

 

九遠「当たり前じゃないですかぁ?」

 

「くっ!ならば無理矢理にでも眷属にしてやるッ!捕まえろッ!捕まえた奴には一晩あの女共を抱かせてやる!」

 

男の言葉に配下の悪魔達が醜い笑みを浮かべ動き出す。

 

九遠「ハァ...やっぱりダーリン以外の男なんてこの程度なんですねぇ...。」

 

すると九遠は腕を上に上げる。

 

九遠「《反神威霊装・九番(アィーアツブス)》。」

 

すると九遠のドレスが消え、星空を模した露出のあるナイトドレスの様な霊装となる。

 

「ほぅ?その格好、誘っているのか?」

 

男は下衆な笑みを浮かべる。それに対して九遠は嫌悪の表情を浮かべる。

 

九遠「《破滅楽団(リリス)》!」

 

九遠がその名を呼ぶと歌劇場全体が漆黒の光に包まれる。

 

「「「「「ッ!?」」」」」

 

悪魔達は目を閉じ、暫くして目を開ける。すると廃墟の歌劇場は崩壊しており、代わりに露天している別の歌劇場へと変わっていた。否、歌劇場の姿をした別の何かだった。舞台の奥には2つのパイプオルガンとそれを演奏する6本腕の首無し巨人が2体おり、舞台上に立つ九遠を中心にぐるりと囲う様に布で出来た聖歌隊20体が楽譜の様な物を持って整列し、待機している。

 

「こ、これは一体...!?」

 

「奴の神器かッ!?」

 

悪魔達はその異様な力に驚愕する。

 

「素晴らしい...!尚更貴様は私の眷属になるべきだッ!!」

 

男は傲慢な物言いで九遠を手にしようとする。

 

懐未「...《反神威霊装・七番(ツァーカブ)》。」

 

懐未がそう言うと懐未の私服が消え、黒衣を纏った露出の高い悪の科学者の様な霊装となる。

 

「ん?何だ...?」

 

「あっちも変わったぞ?」

 

「あっちは幼女じゃねぇか!俺はあっちにするぜッ!」

 

「ああいう無愛想な奴のケツを叩いて泣かせてやるぜぇ!」

 

数体の悪魔は幼女趣味なのか懐未をターゲットにする。

 

懐未「《鏡造機神(バール)》。」

 

すると懐未の手元に用途不明の機械が組み合わさって出来た巨大な箱が出現する。

 

「おいおい、そんな箱で何ができるってんだよ?」

 

「もしかしてその箱の中でヤりたいのかぁ?」

 

「それだと小さすぎるけどなぁ?」

 

悪魔達の馬鹿にする様な言葉を無視し、懐未はその力を発揮させる。

 

懐未「【全看破(メザスキア)】!」

 

懐未がそう言うと《鏡造機神》の蓋が開き出す。すると箱の中の複雑な機構に覆われた古びた姿見が顕になる。その姿見に悪魔達が映ると内部の機構が怪しく緑に光り、歯車などが動き出す。

 

懐未「大した事なさそうね。」

 

全看破(メザスキア)】・・・視界内に映るものの中から任意の対象の構造・所有能力・派生能力などありとあらゆる情報を全て抜き取る力であり、抜き取った情報は瞬時に《鏡造機神》に保存され、いつでも閲覧できる様になる能力だ。懐未はそれを使い悪魔達を解析すると大した事のないと九遠に伝え、九遠はそれを聞き、動き出す。

 

九遠「【独唱(アリア)】!」

 

すると《破滅楽団》の歌劇場内に紫銀の薄い膜の様な物が張り巡らされる。

 

九遠「〜〜〜〜〜♪」

 

九遠は美しい歌声を響かせるとその音が大音量へと変わり、《破滅楽団》の歌劇場内を反響し続け、あらゆる方面からの音の暴力が悪魔達を襲う。

 

「「「「「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」」

 

それにより耳を抑えた悪魔達は1人、また1人と倒れ、1分と経たない内に全滅した。

 

九遠「本当に大した事無かったですねぇ。」

 

懐未「解析して使えそうな能力でもあるかと思ったけど、大した能力でもないし、実力もはっきり言って下の下の下よ。」

 

《破滅楽団》の聖歌隊が全滅した悪魔達をリバース達の元へと積み重ねると《破滅楽団》と《鏡造機神》が消える。

 

懐未「ま、元々迎えに来ただけだったし、悪魔達の事なんか別にどうでもいいわ。」

 

九遠「ですねぇ。」

 

リバース「この悪魔達は別途で役立てるとしよう、それにこの歌劇場も崩れたしな、悪魔共がここに来る事はなくなるだろうな。」

 

九遠「お気に入りの場所だったんですけどねぇ。」

 

そう言ってリバース達(積み重なった悪魔達も)はその場から消える。

 


 

???

 

懐未「それじゃ、アタシは例のアイテムってのを見てくるから。」

 

九遠「私もご一緒しますぅ♪」

 

懐未「...はぁ。」

 

懐未は色々諦め、九遠と一緒に倉庫兼研究施設へと向かう。

 

リバース「さて、俺はどうするか...。」

 

「なら一緒に京都に着いて来てくれる?」

 

リバース「ん?」

 

背後から声が聞こえ、そちらを向くとそこには黒いリボンを結んだ灰色のツインテールの少女が立っていた。

 

リバース「「琴葉」、戻って来てたのか。」

 

「ええ。」

 

その少女「琴葉」は頷く。彼女はデート・ア・ライブにて登場する精霊「五河琴里」の反転体である。性格は黒琴里がメインとなっており、反転精霊達のまとめ役である常識人枠だ。彼女の役回りは日本にいる各妖怪勢力の顔繋ぎである。魔王の性質上から妖怪との交流がある為、その役割を行なっている。

 

リバース「京都だったな、んじゃ、行くか。」

 

リバースと琴葉は人間界へと向かう。

 




骸崎さんがコメントしてくださった七罪と美九、琴里の反転体、懐未と九遠、琴葉を出させていただきました!琴葉の戦闘はまたいずれ。
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