転生小魚、龍道を征く   作:半目真鱈

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第12話 進化?

 あれから一旦考えた結果、今は退化せずにこの種族で進化し続けて、行き詰ったら退化しようという結論に達した。それに、レベルも11でもうすぐ進化だし、この種族としての進化先がどうなるのかが気になるしね。

 

 それから隠密を発動して、隠れつつ暗殺に勤しむ。正直に言ってこの辺りの魔物と比べたら私は頭一つ抜けていると言っても良い。何なら正面からでも勝てるけど、余計な負け筋は作りたく無いからね。

 

《レベルが1上昇しました》

《SPを1習得しました》

《スキル〈咬牙Lv9〉が〈咬牙Lv10〉に上昇しました》

《スキル〈隠密Lv8〉が〈隠密Lv9〉に上昇しました》

《新しく戦闘系スキル〈暗殺Lv1〉を習得しました》

《条件を達成しました。スキル〈咬牙Lv10〉が〈咬刃Lv1〉に進化しました》

《称号〈暗殺者Lv2〉が〈暗殺者Lv3〉に上昇しました》

《称号〈同族殺しLv2〉が〈同族殺しLv3〉に上昇しました》

《条件を達成しました。新しく称号〈魚殺しLv1〉を習得しました》

 

 10体ほど狩ってからようやっとレベルアップか…ちょっと効率が悪い気がするような…もしかしてちゃんと戦闘しないから?どうなってんの解析さん

 

 取り合えず経験値関係を洗い出すために解析さんに全力で働いてもらう積りだ。それから知恵熱が出つつも、解析を続けてくれている。

 

《スキル〈演算処理Lv4〉が〈演算処理Lv5〉に上昇しました》

《新しく耐性系スキル〈負荷耐性Lv1〉を習得しました》

 

 解析大先生が結論を出してくれた。結論から言うと俺の考察は正しかった。どうやらこのゲームっぽい世界では、ちゃんとした戦闘の体を取らないと経験値として勘定されないらしい。

 

 だから、例えばゲームでよくあるパワーレベリングとかスライム狩ってレベル99ってのはこの世界では出来ないらしい。

 

 その結論が露になってから、俺はこの浅瀬でのちゃんとした狩りを始めた。これまでの様に暗殺でのレベル上げじゃない…ちゃんとした戦闘をしようとした。

 

 そもそも今の俺のステータスじゃスモールフィッシュなら軽く捻れるからだ。それによく逃げるレッサーフィッシュも簡単に狩れる。これが進化した者の差と言うモノだ。

 

 相手と俺自身の力の差は明確だ。水刃を一発放つだけで軽く終わる。そして、今のでもちゃんと戦闘としてカウントされるらしい。どうにも経験値システムは分かりずらい。

 

 こう…ゲームみたいにちゃんと表記されてくれないかな?…まぁ言ってもどうにもならないし。その暇があれば少しでも経験値を稼ぎますかね。

 

 それから魚を倒しつつレベル上げの為の経験値集めをしていると、おいでなすった。あれからレベルも上がっているようだが、その身から溢れる魔力を俺は覚えていた。

 

 あの時は魔力すら感知できぬ身だった…だが、それでも間違いない…此奴が兄弟を食い殺した個体だ。

 ————————————

 名前 無し

 種族 雷電ウナギLv6/Lv15

 体力 160/160

 気力 130/130

 魔力 130/130

 攻撃力 60

 防御力 65

 魔法力 95

 抵抗力 75

 速度力 55

 ランク F

 種族スキル

 帯電Lv4.粘性液Lv2

 汎用スキル

 遊泳Lv6.暗視Lv4.監視Lv3.追跡Lv2

 戦闘スキル

 咬牙Lv6.回避Lv5.眼光Lv1

 称号スキル

 赤子殺しLv2.同族殺しLv1.悪道Lv1.帯電者Lv1

 SP 15

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 一先ずの戦力確認は過ぎた。取り合えずこいつには魔術は通じんと考えていいな。此奴の抵抗力が桁違いだ。それに解析してみたら、粘性液には水に対する抵抗力を得るらしいでは無いか。

 

 俺は隠密に徹して奴に近づく…だが、野生の勘とも言うべきか…奴に気づかれてしまった。その瞬間に俺は死を悟った。奴の攻撃は不味い。帯電ウナギから発せられる電撃を諸に喰らい、俺は撃沈してしまった。

 

《新しく耐性系スキル〈気絶耐性Lv1〉を習得しました》

《新しく系スキル〈電気耐性Lv1〉を習得しました》

《スキル〈苦痛耐性Lv2〉が〈苦痛耐性Lv3〉に上昇しました》

 

 だけど…何とか耐えた。俺は魔術が通じないと分かっていてもそれを繰り出すほか無かった。俺が出せる最大威力の魔術…即ち大水刃を放った。演算処理のレベルが上がったお陰か思ったよりもスムーズに発動できる。

 

 水の刃はウナギの腹に少しの傷をつけるのみに終わった。それすらも自前の回復能力の違いか…傷跡を残しつつもダメージ自体は回復してしまった。

 

「だが、印はつけた。次に会う時がお前の命日だ。」

「…」

 

 それに呼応するかの如くに放たれた雷電は、俺に向かって一直線に駆け抜けた。それを堪えつつも、ウナギが視界から消えるまで睨み続けた。

 

 そして、ウナギが視界から消える寸前に見せたその瞳…そこにはハッキリとした自我が見えた。俺はその自我に怯えつつも睨みつけた。何れこの借りは返す。そう新たに心に誓った。

 

《条件を達成しました。新しく称号〈敗者Lv1〉を習得しました》

 

「一先ずは進化からだ。進化すればアイツとの差も縮まる筈だ。」

 

 俺は辺りの小魚共を狩り続けた。レベルが上がるまでひたすらに狩り続けた。そうでなきゃ今、この体を保っていられそうになかったからだ。

 

《称号〈魚殺しLv1〉が〈魚殺しLv2〉に上昇しました》

《称号〈同族殺しLv3〉が〈同族殺しLv4〉に上昇しました》

《称号〈魚殺しLv2〉が〈魚殺しLv3〉に上昇しました》

《称号〈蛙殺しLv1〉が〈蛙殺しLv2〉に上昇しました》

 

 ………………

 

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 名前 無し

 種族 プリオクスLv15/Lv15

 体力 78/78

 気力 82/82+210(修行+20)

 魔力 156/156(修行+91)

 攻撃力 69(攻撃強化+6)

 防御力 65

 魔法力 69

 抵抗力 60

 速度力 75(加速+10)

 ランク G+

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 それで進化出来る種族がこれらになる。

 

 アークプリオクス─F-

 アクアプリオクス─F

 プリオクス・デミヒューム─F-

 

 アークプリオクスは、このまま順当に強化された感じで、ステータスの暴力で戦う系の魔物、アクアは水魔術に傾倒した魔物で結構良さそうだけど、正直に言ってそれでウナギに勝てる自信が無い。

 

 そしてプリオクス・デミヒュームは、半魚人へと進化するらしい。まぁ人型と言うのはメリットだが、それじゃあアイツには勝てない。それだけはハッキリとしている。

 

《アーク・プリオクスに進化します》

《SPを1習得しました》

《スキル〈魚鱗Lv1〉が〈魚鱗Lv2〉に上昇しました》

《新しく強化系スキル〈肉体強化Lv1〉を習得しました》

 

 進化の眠りから覚めて、一先ずは鑑定に勤しむ。そうすると、新しく習得したスキルと進化のお陰なのか、ステータスがかなり上がっていた。

 

 ————————————

 名前 無し

 種族 アークプリオクスLv1/Lv20

 体力 78/78

 気力 90/90+210(修行+20)

 魔力 163/163(修行+91)

 攻撃力 77(肉体強化+1)(攻撃強化+6)

 防御力 71(肉体強化+1)

 魔法力 75

 抵抗力 70

 速度力 86(肉体強化+1)(加速+10)

 ランク F-

 固有スキル 

 天空眼.退化

 種族スキル

 魚鱗Lv2

 汎用スキル

 高速遊泳Lv2.暗視Lv7.集中Lv3.気力貯蓄Lv2.追跡Lv2.精神統一Lv1.演算処理Lv7.潜水Lv1.解析Lv1.並列思考Lv2.魔術言語Lv2.念話Lv1

 戦闘スキル

 咬刃Lv1.隠密Lv9.回避Lv5.気配感知Lv3.狙撃Lv5.命中Lv3.暗殺Lv1

 強化スキル

 加速Lv1.攻撃強化Lv6.回復強化Lv10.視覚強化Lv4.肉体強化Lv1

 魔力スキル

 魔力感知Lv6.魔力操作Lv5.魔力回復Lv3.魔力消費緩和Lv2.水魔術Lv6

 耐性スキル

 恐怖耐性Lv4.酸欠耐性Lv3.衝突耐性Lv2.苦痛耐性Lv3.倦怠耐性Lv4.苦味耐性Lv5.毒耐性Lv5.飢餓耐性Lv3.悪路耐性Lv3.負荷耐性Lv1.気絶耐性Lv1.電気耐性Lv1

 称号スキル

 早熟.魔神の加護.同族殺しLv4.根性Lv2.努力家Lv2.暗殺者Lv3.大喰らいLv1.水使いLv1.卑劣Lv1.毒喰らいLv4.上陸Lv1.格上殺しLv2.蛙殺しLv2.魚殺しLv3.敗者Lv1

 SP 17

 ————————————

 

 ステータス的には中々に強いけど、やっぱり一芸が無いな。こりゃあ退化推奨だな。それに、いい加減スキルの調子も確認したいし、スモールフィッシュに退化するかね。

 

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