転生小魚、龍道を征く   作:半目真鱈

4 / 28
第4話 進化

 あれからそう時間も経たずして、二度目の危機が訪れる事になった。それは、食料を小魚共に食い荒らされると言う事だった。正直に言ってすスピードの速いアイツらを倒すのは至難の業だ。何せ平均値がこれだからだ。

 

 ————————————

 名前 無し

 種族 レッサーフィッシュLv2/Lv10

 体力 20/20

 気力 19/19

 魔力 19/19

 攻撃力 15

 防御力 10

 魔法力 9

 抵抗力 9

 速度力 25(速度強化+5)

 ランク G 

 汎用スキル

 遊泳Lv7.暗視Lv2.逃走Lv4

 戦闘スキル

 咬牙Lv4.回避Lv7

 強化スキル

 速度強化Lv5

 ————————————

 

 こんな感じのステータスで、正直に言って自力で言えば俺の方が勝っている。まぁ体力、魔力、気力は除外するとしても、他のステータスは俺の方が高い。でも、スピードが低いせいで、かなり厄介になっている。

 

「取り合えず暫くはしょうがないとしても、スキルの特訓をしないとだな。」

 

 目標としては取り合えずスピードでアイツらに勝つことが最優先だな。それに、色々と見た感じステータスを強化できるスキルは他にも結構在ったし、色々と模索してみるか。

 

《条件を達成しました。新しく称号〈努力家Lv1〉を習得しました》

《新しく系スキル〈集中Lv1〉を習得しました》

 

 努力家・努力した者に送られる称号。効果、努力時に集中状態を付与

 

 集中・集中力を増加させるスキル

 

 新しく習得した称号とスキルはこんな感じだ。努力家のスキルと集中のスキルで二倍の集中力が得られた俺は、早速泳ぎの特訓に入った。どうにも小魚を鑑定してみると、ステータスで負けていても、遊泳の能力で買っている奴もちらほらと居る。

 

「だから、多分遊泳のスキルを磨けば速度も増すはずだ。」

 

 そんな思考の末に遊泳のスキルレベル特訓は始まった。一先ずは辺りを泳いでみてスキルレベルの上りを確認してみるも、あんまり熟練度が入っている感じは無く。どこか間違った特訓では無いのかと疑っていた。

 

「これまではこれでもレベルアップしたんだけどなぁ…やっぱり自分を追い詰めるって事が大切なのか?」

 

 取り合えず俺は、限界までスピードを出してから泳いでいた。そうするとスキルレベルがアップする音が聞こえてきた。やっぱりやり方はこれで間違ってないみたいだ。

 

 取り合えずは、遊泳のスキルのみに絞ってから、限界までレベルを上げてみるかね。

 

 

 

《スキル〈遊泳Lv9〉が〈遊泳Lv10〉に上昇しました》

《条件を達成しました。スキル〈遊泳Lv10〉が〈高速遊泳Lv1〉に進化しました》

 

「おぉ~…遂にレベルアップか。それにしても、スキルの限界レベルは10ってことで良いのか?それとも遊泳の限界レベルがそれだったとか?」

 

 まぁ良いか。それにしても高速遊泳…結構なスピードが出るな。この分だとあの逃げ回る小魚たちにリベンジする日も遠くないかもな。

 

 

 俺の目の前では小魚が自由気ままに泳いでいる。ここ最近の特訓の成果で、じっと息を沈めて隠密に徹すれば、こうして小魚に近づくことが出来たのだ。

 

 そして、こうなってしまえば後はこちらのモノ…そういう事で、こっそりと近づいて不意打ちで咬牙による暗殺…これを暫くの間繰り返した結果、ようやっとレベルが10になったのだ。

 

《レベルが1上昇しました》

《SPを1習得しました》

《条件を達成しました。新しく称号〈暗殺者Lv1〉を習得しました》

《レベルが成長限界に到達しました。進化が可能です。》

 

 レッサーフィッシュ・ランクG

 スモールフィッシュ・ランクG

 

 中々このGランクを抜け出せないな。…ランクとは魔物に付いた強さに対する脅威度らしい。俺も天空眼で今さっき確認したばっかりだから仕方が無いけど、…因みにカエルはGで雷電ウナギに至ってはEだ。

 

「あの時の俺じゃ逆立ちしても勝てっこないな。」

 

 それで、どっちも似たような感じだけど、とりあえずは確認してみるか。

 

 レッサーフィッシュ・敵より逃げる事に特化した生態で、スピードに特化した種族…その分戦闘能力が低い

 

 スモールフィッシュ・未だ幼体から抜け切れていない。戦闘能力も低いが、その分潜在能力が高い。

 

 これはスモール一択でしょ。…レッサーフィッシュってよく逃げてる小魚でしょ?あれに進化したとしてもその先が見えんわ。恐らくはこっちの進化先が正当な進化って事だろうけど…。

 

「決めた。スモールフィッシュに進化します」

 

《スモールフィッシュに進化します》

《SPを1習得しました》

《新しく強化系スキル〈回復強化Lv1〉を習得しました》

 

 

 それから前の様に異常な眠気が襲ってきた。幸いにして洞穴に隠れているから進化中の安全は確保されているけど、こうして眠りに就くと言うのは非常に厄介と言わざるを得ない。

 

 ————————————

 名前 無し

 種族 スモールフィッシュLv1/Lv10

 体力 25/25

 気力 4/20

 魔力 20/20

 攻撃力 19(攻撃強化+1)

 防御力 17

 魔法力 15

 抵抗力 15

 速度力 21(速度強化+5)

 ランク G

 固有スキル 

 天空眼

 汎用スキル

 高速遊泳Lv1.暗視Lv2.集中Lv2

 戦闘スキル

 咬牙Lv5.隠密Lv4.回避Lv1

 強化スキル

 攻撃強化Lv1.速度強化Lv5.回復強化Lv1

 耐性スキル

 恐怖耐性Lv4.酸欠耐性Lv2.衝突耐性Lv1.苦痛耐性Lv1

 称号スキル

 早熟.同族殺しLv1.根性Lv1.努力家Lv1

 SP 9

 ————————————

 

 進化によって減った気力を補充するためにカエルの死骸を残らず食べ尽くす。それによって何とか気力量は回復して、ついでに新しいスキルを習得した様だ。

 

《新しく汎用系スキル〈気力貯蓄Lv1〉を習得しました》

《条件を達成しました。新しく称号〈大喰らいLv1〉を習得しました》

 

 大喰らいの称号の効果は食事の限界量を増加させる。…簡単に言うならば胃袋を大きくすると言う効果で、気力貯蓄の方は、気力を100まで貯蓄するというスキルらしかった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。