転生小魚、龍道を征く   作:半目真鱈

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第5話 水魔術

 まぁ…進化って言っても未だに弱いんだけどね。何時になったら俺ツエエエ~が出来るのやら。まぁ、それよりもステータスがちょっとだけ下がったし、レベル上げの為にも小魚狩りと行きますかね。

 

《新しく戦闘系スキル〈気配感知Lv1〉を習得しました》

《新しく汎用系スキル〈追跡Lv1〉を習得しました》

 

 新しく習得した気配感知のスキルと追跡のスキルのお陰で、小魚を上手く追い詰めること出来て、既にレベルが2つ上がったのだ。それからSP欄を見てみると、新しく魔術のスキルが習得できるようだった。

 

「魔術かぁ…ようやっと異世界らしくなって来たぁ。…それじゃあ一番消費が少ないこれにしてみるかね。」

 

《新しく魔力系スキル〈水魔術Lv5〉を習得しました》

《残りSPは6です》

 

「いきなりレベル5!ちょっと段階とかあるんじゃないの?」

 

普通に考えればレベル1だろうと思ってたのに、予想外にレベル5の水魔術を習得した事で、俺はかなり動揺していた。

 

「俺の種族的に水には縁があるでしょ?って事で、初めに習得した魔法スキルは水魔術にした。…んだけど、やっぱりそういう適正とかあるのか?」

 

と言うか魔術ってどうやって使うんだ?、なんか。体から溢れるマジカルなパワーを使うとか?

 

「給水、水弾…ダメだ。取り合えず天空眼で確認してみるか。」

 

 水魔術・水を操る魔術

 

 魔術・魔力感知と魔力操作を用いることで発現させる

 

「魔力感知と魔力操作が必要になるのか…それで、魔力感知のスキルが…1か…でもこれは取って置きたい。」

 

 まぁ数日分の気力は有るし、ここは瞑想でもしてみるかね。何か、よく瞑想で魔力を鍛えるとかの展開は、ラノベで書いてあったし。まぁ魚が瞑想って時点で突っ込みどころが多すぎるけどね。

 

《新しく汎用系スキル〈瞑想Lv1〉を習得しました》

 

 それから既に数日もの時間が経過した。あれからと言うモノ瞑想のスキルがレベル7になるかと言う所まで瞑想を続けていた。そして、その成果はやっと報われたのだった。

 

《新しく魔力系スキル〈魔力感知Lv1〉を習得しました》

 

 遂に内に眠る力であろう魔力を感じ取ることに成功した。そして、そこからの道のりは順調すぎると言えた。魔力の感知精度を上げるのと並行して、魔力を操作する感覚を覚える。

 

《スキル〈魔力感知Lv1〉が〈魔力感知Lv2〉に上昇しました》

《新しく魔力系スキル〈魔力操作Lv1〉を習得しました》

 

 そして、水魔術のレベル1の魔術である水弾…その術式を魔力で編む。そこに適量の魔力を注ぐことで…。

 

「成功だ。遂に魔術を覚えたぞ。」

 

《条件を達成しました。新しく称号〈水使いLv1〉を習得しました》

 

 水使い・水魔術を操る者に送られる称号。効果・水魔法の効果の微増

 

 ————————————

 名前 無し

 種族 スモールフィッシュLv3/Lv10

 体力 27/27

 気力 22/22+14

 魔力 17/22

 ————————————

 

 水弾の魔力消費は凡そ5か…まぁダメージが分かんないからあんま言えないけど、魔力量を増やす手段ってのは無いんだろうか?そう言えばこの辺りのステータスは鑑定してなかったな。

 

 体力・その者の体力量を表している。これが尽きると死ぬ

 

 気力・その者の気力量を表している。これが尽きると死ぬ。

 

 魔力・その者の魔力量を表している。これが尽きると強い倦怠感に襲われる。魔力を全て消費することで、魔力のステータスを微増させることが出来る。

 

 死ぬ!?…気力減らさなくてよかった。これからも気力量にはちゃんと最大限の注意を払っておこう。これが尽きて死亡とか笑えんからな。

 

「それにしても魔力を全て消費することで魔力のステータスを上げられるとは…少しだけ試してみるか。」

 

 それから限界まで水弾を壁に発射して、魔力を消費し続けていた。そうすると4発で限界になって、次はレベル0の魔法である〈給水〉を発動する。

 

 この魔法はただ単に水を作り出すという魔術で、消費魔力も1とお手軽だ。これを使って魔力を全て消費しきると同時に、全てがどうでも良くなるレベルの強い倦怠感に襲われた。

 

《新しく耐性系スキル〈倦怠耐性Lv1〉を習得しました》

 

「倦怠感に襲われると聞いたが…これ程とは…こりゃあ戦闘中は魔力切れに注意せんと不味いな」

 

 それから洞穴の中で少しだけ眠ることにした。何せなにもやる気が起きない程の倦怠感だ。非常に眠たくなるという物だ。

 

 それから体感で数時間ほどの睡眠を取ってから、起き抜けにステータスの鑑定を始める。

 

 ————————————

 名前 無し

 種族 スモールフィッシュLv3/Lv10

 体力 27/27

 気力 22/22+13

 魔力 10/25

 ————————————

 

 ほう…確かやる前が22だったから3上昇したのか…あんまり効率的とは言えないけど、この分だと眠る前に全ての魔力を消費しきるのが効率的だな。それじゃあ、魔力が全回復したら狩りに向かうか。

 

 それから魔力の回復を待つ間、気配感知や遊泳、その他スキル習得に繋がりそうな行動をし続けていたら、あっという間に魔力が全回復した。これから始まるのはカエルとの正面対決だ。

 

 あの時は運が良かったから勝てたものの、あの程度の敵には安定して勝ちたい所…そのために水魔術を習得したという物だ。

 

 それからカエルを探していたら、何やら毒々しいカエルを見つけた。

 

 ————————————

 名前 無し

 種族 ポイズンフロッグLv3/Lv10

 体力 25/25

 気力 14/15

 魔力 20/20

 攻撃力 19

 防御力 20

 魔法力 15

 抵抗力 9

 速度力 20

 ランク G

 種族スキル

 舌操作Lv1

 汎用スキル

 暗視Lv3.遊泳Lv5.

 強化スキル

 打撃強化Lv2.毒牙Lv1

 耐性スキル

 毒耐性Lv1

 称号スキル

 蟲殺しLv2.赤子殺しLv1.悪道Lv1.毒使いLv1

 SP 15

 ————————————

 

 こりゃあ…あのカエルの進化体か?勝てそうではあるけど、この土壇場で水魔法を使っても大丈夫なのか?

 

「…ええいままよ。男は度胸だ。あの程度の敵に勝てずしてどうする〈水矢〉」

 

 ————————————

 名前 無し

 種族 ポイズンフロッグLv3/Lv10

 体力 15/25

 気力 14/15

 魔力 20/20

 ————————————

 

 おっと、結構良い感じにダメージ入るんだな。水の中だから効かないんじゃ無いかって思ってたけど、杞憂の様だな。それじゃあ、前の様に咬牙で噛みついて内部に潜り込む。

 

 いきなり水魔術で攻撃された毒ガエルは怒り辺りを見渡しているが、そこに俺の姿は居ない。何せ今は隠密を発動しているのだ。この程度のカエルに発見される程間抜けじゃない。

 

「この前は失敗したけど、今度は一発で成功させる」

 

 ヴェ…オエ…でも我慢だ。

 

 毒ガエルに噛みついた途端に口の中に広がるのはクッソ苦い味だった。この前のノーマルカエルがまだ肉の味を保っていたのに、こっちの毒ガエルは本当に不味かった。

 

 でも、それを乗り越えなじゃ勝てないしな。男は度胸…

 

《レベルが1上昇しました》

《SPを1習得しました》

《新しく耐性系スキル〈毒耐性Lv1〉を習得しました》

《新しく耐性系スキル〈苦味耐性Lv1〉を習得しました》

《条件を達成しました。新しく称号〈卑劣Lv1〉を習得しました》

《条件を達成しました。新しく称号〈毒喰らいLv1〉を習得しました》

 

 

 ハァ~これを食べるのかぁ。まぁ仕方ないよね。某忍者学園の漫画に出てくる食堂のおばちゃんも、お残しはダメって言ってたし。食うのか…これを。

 

 取りあえずは新しく習得した苦味耐性が仕事してくれる事を祈ろう。

 

《スキル〈苦味耐性Lv1〉が〈苦味耐性Lv2〉に上昇しました》

《スキル〈毒耐性Lv1〉が〈毒耐性Lv2〉に上昇しました》

 

 ……

 

 あれから結局、苦味耐性はレベル3に上昇した。そして、ついでに苦痛耐性のスキルも2に上がった。それにしても毒持ちの魔物ってあんなに苦いモノなのか?でも、毒耐性を上げられるのはデカいな。もしかしたら、これから毒を扱う敵が来るかもしれないし。

 

 

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