転生小魚、龍道を征く   作:半目真鱈

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第6話 迷宮発見

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 名前 無し

 種族 スモールフィッシュLv3/Lv10

 体力 25/27

 気力 22/22+35

 魔力 28/28

 状態 毒

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 さて…この毒の状態異常をどうするかが問題だな。

 

 あれから毒ガエルの死体を食べていた時に発症した毒と言う状態異常…これがなかなかに厄介で体力が徐々に減って行っているのだ。

 

 多分だけど、毒耐性と回復強化が効いているからそんなに削れるって事は無いだろうけど、この状態異常が消えるまでは洞穴で過ごしていた方が良いな。この状態で敵と戦って負けました。何てことになるかも知れん。

 

《スキル〈毒耐性Lv1〉が〈毒耐性Lv2〉に上昇しました》

 

 それから瞑想をしつつ辺りの気配を探り、同時に魔力の感知と操作の訓練をしていたら、毒のステータス異常が消えたのを皮切りに、辺りの小魚に狙いを定めた。

 

 取り合えず魔術の特訓をするべく水弾を小魚に向けて放つも、相手のスピードが予想以上に早く避けられてしまった。そもそも魔術を発動するのにも時間が掛かるから、それをどうにかしない分には使えそうになかった。

 

「やっぱり狙撃系のスキルを習得する必要があるな。このままじゃ使い物にならん」

 

 取り合えず遠くにある石を水弾で狙い撃ちするべく石を運んでいた。片手…片ヒレ?で石を運んでいると意外と疲れるものだ。それにまっすぐ泳ぐ事すらままならないとは…これは結構な特訓になりそうだな。

 

 それから石を遠くまで運んで、水弾で狙い撃つべく集中した。狙いを定めるとは軽く言った物の…スコープ何て言う文明の利器が有る訳もなく、ただただ視覚を研ぎ澄ませる。

 

《新しく強化系スキル〈視覚強化Lv1〉を習得しました》

 

「ここだ。〈水弾〉」

 

《新しく汎用系スキル〈演算処理Lv1〉を習得しました》

 

 よし…ものの見事に外れたな。まぁ、初回で当たるなんて思っても無いけどね。それにしても演算処理か…このスキルがあれば魔術の発動もスムーズになるのか?でも、とりあえず視覚強化のお陰で見やすく成ったし次こそは成功させるぞ。

 

《新しく戦闘系スキル〈狙撃Lv1〉を習得しました》

《新しく戦闘系スキル〈命中Lv1〉を習得しました》

《称号〈努力家Lv1〉が〈努力家Lv2〉に上昇しました》

 

 あれから狙撃と命中のスキルを習得した事で、何とか止まっている相手には当てられるようになった。でも、試しにと小魚に放った時は外れたから、未だに動いている相手には使えそうにない。

 

 あれから日が沈み切った。その日はとても静かな日だった。日課の魔力量増加の為の訓練を終えて強い倦怠感の元眠りに就いた。その筈だった。だが、その安息は終わる事となった。

 

 ズゴゴゴゴ

 

 途轍もない魔力の大移動…それと同時に巻き起こる地震に対して、俺は驚きつつも飛び起きて、未だに拙い魔力感知を伴いその反応の中心点へと急ぐ。そこまでで見たのはこれまでの小魚とは比べ物にならない程の強者…。

 

「もしも鑑定でもしたら直ぐにバレる。…隠密全力起動だな。」

 

《スキル〈隠密Lv4〉が〈隠密Lv5〉に上昇しました》

 

 俺は隠密スキルを全力稼働させつつ魔力の中心点へと急ぐ。その場に有ったのは巨大なアーチだった。そこの中から途轍もない魔力を感じる。俺の背後を好奇心と言う名の獣が這い寄る。

 

 だが、理性と言う名の獣が働きかける。カエルを倒すのにも不意打ちを要さないといけないのが俺だ。悪い事は言わない。止めておけ…そう苦言するのが聞こえる。

 

 名称 迷宮のアーチ

 説明 内部は別空間に接続されており迷宮に挑むための入口となる。

 

 名称 迷宮

 説明 極限の魔神・若しくは龍脈が生み出したとされる。内部では外では見ないような魔物が潜むと言われている

 

「まぁ…あと数回程進化したらあそこに挑んでみるのも良いな…だが、今じゃない」

 

 俺は隠密を全力で働かせつつ元の洞穴に帰る。その足取りは非常に重かった。何せ魔力の大移動によって強制的に目覚めさせられたのだ。未だに倦怠感が抜けきらぬ俺にとって、移動だけでも辛いと言える。

 

「それじゃあもうひと眠りするか」

 

 それから数時間程眠ったか?起き抜けに体力量などを忘れずに確認する。気力量も怪しいし、カエル狩りにでも行くかね。

 

 それからスキル等を鑑定しつつカエルが生息する場所にまで急ぐ。だが、その場にカエルは居なかった。と言うか今に至るまでに小魚すら見かけなかった。

 

「どういう事だ?気配感知にも魔力感知にも小魚一匹すら居ないって。どういう事だ?」

 

 少しだけ不思議に思いつつ浅瀬から遠く離れている。昨日の現れた迷宮の近くにまで近寄ってみる物の、やはりと言うべきか…小魚一匹見かけなかった。

 

「もしかしてあの迷宮が原因?そう言えば昨日の魔力…途轍もない衝撃だったけど、それで魚が逃げたとか?」

 

 ありえるな。そして、そうなってくると迷宮に挑まざるを得ない。今の俺にとってあの迷宮は未知の宝庫だ。多分だけど死ぬ。…でも、今ここでこうしてても何れは死ぬ。

 

「取り合えず気力の貯蓄が減るまではスキル強化に充てるか。少しでも生き残る確率を上げておきたい」

 

 そう思いつつ今現在のステータスを鑑定する。努力する為にも今の数値を知る事は大切だ。

 

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 名前 無し

 種族 スモールフィッシュLv3/Lv10

 体力 25/27

 気力 22/22+35

 魔力 31/31

 攻撃力 21(攻撃強化+1)

 防御力 19

 魔法力 17

 抵抗力 17

 速度力 23(速度強化+5)

 ランク G

 固有スキル 

 天空眼

 汎用スキル

 高速遊泳Lv1.暗視Lv2.集中Lv2.気力貯蓄Lv1.追跡Lv1.瞑想Lv8.演算処理Lv1

 戦闘スキル

 咬牙Lv5.隠密Lv5.回避Lv1.気配感知Lv2.狙撃Lv1.命中Lv1

 強化スキル

 攻撃強化Lv1.速度強化Lv5.回復強化Lv1.視覚強化Lv1

 魔力スキル

 魔力感知Lv3.魔力操作Lv2.水魔術Lv5

 耐性スキル

 恐怖耐性Lv4.酸欠耐性Lv2.衝突耐性Lv1.苦痛耐性Lv2.倦怠耐性Lv2.苦味耐性Lv3.毒耐性Lv2

 称号スキル

 早熟.同族殺しLv1.根性Lv1.努力家Lv2.暗殺者Lv1.大喰らいLv1.水使いLv1.卑劣Lv1.毒喰らいLv1

 SP 7

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 魔力ステータスと演算処理のスキルは上げておきたいな。鑑定した感じ、このスキルがあれば魔術の発動が住むーズになるらしいし。

 

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