ことができました‼︎
今回は『7505文字』 までの膨大な量を頑張って
書きましたが、豆腐のようなクソナメクジメンタルの
自分はきちんと面白く書けているのかととても心配に
なります……(汗)
【お気に入り】や【しおり】、【投票】、【感想】
などいただければ、豆腐のようなそんなメンタルで
脆い自分も更に『創作意欲』が増していきます‼︎
面白く出来ているかどうか心配でいっぱいですが
一生懸命にたくさん書きました。
最後まで読んでいただいてもらえたら嬉しいです‼︎
【注意】
投稿をしている作者さんご本人様に連絡などを取って
この作品を投稿していいのかと相談などを話し合って
『投稿許可』をしっかりともらってます。
マルオさんと五月さん姉妹たちと会話した数日後、
四葉の姉妹たちの父親であるマルオさんから正式に
家庭教師を頼まれたのである。
『上杉君。君に家庭教師を頼みたい』
電話越しではあったが、四葉の姉妹たちの家庭教師
の依頼が届いたのである。
恐らく、五月さんが父のマルオさんに家庭教師の件を
提案してくれたのだろう。
マルオさんにそう言われて、土曜日には彼女たちの
住んでいる高く聳え立つ高級タワーマンションへと
やってきていた。もちろん四葉も一緒だ。
「四葉、本当にいいのか?」
「うん。ちゃんと向き合うって決めたから」
俺がそう聞くと、四葉は覚悟などを決めていたのか、
拳を強く握りしめて、はっきりと言った。
四葉のいつもよりも真剣な表情を見て、四葉なりに
勇気を出したな、と素直に感心した。
「そうか……じゃあ行くか」
マンションのエントランスに設えている目の前の機械
にマルオさんから、あらかじめ聞いてた部屋番号など
を入力する。
『はい』
「上杉です」
答えたのは誰なのだろうか? 簡潔な返事だけでは
判別するのが難しい。だが、その声は女性の声だと
いうのだけはわかった。
『今ドアを開けます。そのまま部屋まで上がって
ください』
機械のスピーカーから、声が聞こえてきたその瞬間、
オートロックのドアが開いて俺たちをマンションの
中に招いてくれた。
「すごいね。どれだけ稼いだらこんなマンションに
住めるのかな?」
「病院の院長だから相当な金額だろうな。おそらく、
一千万やそこらじゃ全然足りない気がする」
東京より安いとしても駅から近いタワーマンション、
その最上階なら一億くらいはするかも知れない。
うちの家と比べれば、まさに雲泥の差である。
「風太郎はお医者さんとか目指さないの?
すごい高給だって前に言っていたよね」
「医大の学費ってすごい高いんだぜ。それに免許を
取るまでに六年かかるからな。そういう四葉の進路
などはどうするんだ、聞いたことなかったけど」
俺としては、最高峰の東京の大学を目標に毎日勉強を
している。それに対して、四葉が将来はどうするのか
聞いてないので、俺としてはその辺り気になっていた
ところである。
俺が四葉に質問すると、
「私は風太郎と同じ大学に行きたい」
「一応、最高峰だぞ俺の目標は」
四葉の成績も悪くはないが、今の成績のままでは
少し難しいかもしれない。
もし、本当に四葉が望むのなら、いつもより長く
マンツーマンで勉強をするのもやぶさかではない。
「あ、エレベーター来たよ」
「30階だったな」
四葉がそう言うと、俺たちは目の前で開かれている
エレベーターの中に入って、30階行きのエレベーター
のボタンを押す。
「うわぁ……高いね!」
「そうだな」
エレベーターから見える景色を無邪気に眺めている
四葉に対して、俺は呆れた表情を浮かべていた。
四葉と二人でそんなやり取りをしていると、目的の
最上階まであっという間に着いた。エレベーターが
静かで速いのは、さすが高級マンションだと思った。
30階までたどり着くと、指定された部屋の目の前に
立っていた。そして、扉の隣にあるインターホンを
軽く押す。
すると。
「いらっしゃいませ。上杉さん、今回無理を言って
すいません」
玄関前で俺たち二人を出迎えてくれたのはウェーブの
かかってる長いスカーレットの髪で、前髪の左右には
星の髪留めを着けているアホ毛が生えている特徴的な
女の子、五月さんだった。声も顔も同じ彼女たちを
判別などするには、今は髪型や装飾品などくらいしか
判断材料がない。
「改めまして、中野五月です」
「上杉風太郎です。それと、今日はどうしても一緒に
行くと言うので連れてきました……四葉」
「えっと上杉、四葉です」
俺と五月さんがそれぞれ挨拶を終えると、俺の背後に
隠れていた四葉は前に出ながら、俺の袖を摘んでた。
多分、どう接したらいいかわからないんだろう。
「ごめんなさい、私あなたのこと全然思い出せない」
「……そうですよね」
困惑している四葉と五月さん。
わかってはいたのだが、五年より前の記憶がない四葉
からしたら、目の前にいる五月さんは見知らぬ人物に
映って見えるだろう。
四葉の言葉を聞いた五月さんは顔を曇らせていた。
五月さん本人も四葉の記憶喪失を聞いてたとはいえ、
血の繋がった実際の姉妹からそう言われたのだから、
五月さんからしたら、とても複雑な気持ちだろう。
俺が四葉と五月さんのやり取りを心配していると、
「少しだけ、驚くかもしれませんが」
「へ?」
五月さんはそう言って、ゆっくりと四葉へと近づいて
抱きついていた。それはまるでどこか、壊れやすい物
を触るような、そんなぎこちない動きだった。
「無事でよかった」
敢えて見ないようにしていたのだが、鼻を啜るような
音が聞こえてくる。恐らく、泣いているのだろう。
無理もない。五年間、探し続けていた家族がようやく
見つかったのだから、そうなってしまうだろう。
「ごめんね、何もわからなくて」
「そんなことない、四葉にもう一度会えた
だけでいいの!」
四葉が困った表情をして五月さんにそう言うと、
五月さんは涙を拭って、大声で叫んでいた。
二人がそうしてからどれくらい時間が経ったのか。
30秒くらいか、あるいは5分くらいか、奥の部屋の
方から複数の足音が聞こえてきた。
「四葉!」
オーキッドピンクでアシンメトリーのショートヘアー
の女の子と、ショッキングピンクの長いロングヘアー
で黒い蝶のまるでカラスアゲハのようなリボンを左右
に着けているツーサイドアップが特徴的な髪型をした
女の子と、青いヘッドフォンを首にかけている赤茶色
のセミロングの髪の女の子 3人。彼女たちの名前は
たしか、一花、二乃、三玖だったと思う。
「本当に四葉だ!」
「ああ、あの……」
「あんたは心配ばっかりさせて!」
「う、うん」
「もう、四葉のバカ……」
「バカですいません」
四葉が戸惑っていると、一花、ニ乃、三玖の三人から
四葉に向かって、それぞれの言葉などを投げかける。
まあ、彼女たちもそれだけ心配していたのだろう。
こういう場面では余計なことはしない方がいいか。
しばらくは好きにさせておこう。
「それじゃあ改めまして、長女の中野一花です」
「二女の中野二乃よ」
「三女の中野三玖」
「どうも、上杉四葉です」
落ち着いたところで、お互い自己紹介を始めた四人。
四葉が上杉と名乗った時にちょっとだけではあるが、
複雑そうな表情をしていた。しょうがないよな。
「それでキミはなんでここにいるわけ?」
俺の存在に気がついたのか、ニ乃と呼ばれた女の子が
不愉快そうな表情で、ゴミでも見るようなそんな目で
睨まれていた。
「二乃、説明したじゃないですか。上杉さんには
家庭教師をお願いしたと」
「私は認めた覚えはないんだけど」
五月さんがそう説明するが、ニ乃と呼ばれた女の子は
納得がいかないのか、五月さんのその言葉をキッパリ
と切り捨てるかのように、五月さんに反論していた。
……嫌な予感が。
「────」
俺は視線を四葉の方向へ向けてみると、ニ乃の拒絶の
言葉を聞いていた四葉はギロリと鋭い視線を二乃へと
向けていた。どうやら、俺に対する態度や扱いなどが
不満だったらしい。
しかも、今にも中段蹴りをしそうなほどに凍てついた
表情をしていた。
このままでは、四葉と他の姉妹たちの関係がさらに悪く
なってしまう可能性が一番高いだろう。そうなったら、
四葉が他の姉妹たちとの交流などを拒絶してしまう
可能性すらある。
それだけは、絶対に避けなければならない。
「家庭教師をする前提になっているけれど、そもそも
人に物を教えられるほど頭いいのかしら?」
「学年トップの成績だと聞いています」
「それなら証明してみなさいよ」
五月さんがそう言うと、ニ乃と呼ばれた女の子が視線
をこちらに向けて、一枚のテスト用紙が放られた。
「これを解けたら認めてあげるわ」
「……んー」
俺は放られたその一枚のテスト用紙を拾い上げて、
問題の内容に目を通す。すると、ニ乃と呼ばれてた
女の子はニヤリと勝ち誇った表情を浮かべていた。
以前の俺だったなら気にしたりしなかっただろうが、
このまま言われっぱなしってのも気に食わない。
「無理ならこの話は」
ニ乃は風太郎にそう言って、今回の家庭教師の件を
無かったことにしようと口にしようとするのだが、
しかし、その先の言葉が続くことはなかった。
なぜなら、
「上から①③④②①⑤だな」
「何言ってるの?」
「答えだよ、選択問題だからな」
風太郎が、ニ乃が放ったそのテスト用紙の選択問題の
答えを躊躇いなく答えてみせたからだ。
「適当に答えないでよ」
「一昨年の京応大の入試問題だ。一度やったから
覚えている」
納得いかなかったのか、鋭い敵意あるそんな視線を
風太郎へ向けて、食い掛かってくるニ乃であったが、
風太郎は大したことがないかのように語る。
「え、覚えているって何?」
「風太郎は有名大学の入試問題10年分全部
やってるよ」
「いや、え? 入試問題ってまだ2年生でしょ、
なんでまだ習ってない範囲まで出来るのよ?」
「高校3年分の教科書は半年で終わらせた」
理解が出来なかったのか、首を傾げながら風太郎に
聞くと、四葉は自分のことのように得意げに風太郎
がいつもしている勉強法を説明する。
そんな四葉の説明に困惑しながらも、納得出来ずに
反論を続けてるニ乃だったが、風太郎は当たり前の
ように常識外れの言葉を口する。
この話をすると大抵の人は変な奴と思うだろう。
自分でもそう思っている。
実際、この常識外れの勉強法をクラスの男友達たち
に話してみたのだが、
『おい。上杉、それマジかよ……』
『や、ヤバ過ぎるだろ……』
その時の男友達のマジかよ、といったドン引きした
表情していたのを覚えている。まるで、珍獣などを
見るかのようだった。
二乃もクラスの男友達と同じようにドン引きをした
そんな表情で風太郎を見ていた。
「家庭教師については受けたい人だけでいいよ。
1人分でも相場より高いアルバイト代が出るから」
「風太郎、そういう言い方したらダメだよ。
ちゃんとお仕事として頼まれたんでしょう」
風太郎が五月たち姉妹に無愛想な表情でそう言うと、
四葉が笑顔で風太郎を嗜める。
「……わかった。じゃあ一度だけ受けてみてくれ、
それでもやる気がなければ次回は受けなくていい」
乗りかかった船だ、やるだけやってみよう。
風太郎は決意をしたのか、視線を四葉から姉妹たちの
方に向け、一度だけ、家庭教師を受けてみてほしいと
彼女たちに向けて、口にしていた。
家庭教師の仕事を始めてから1時間。
風太郎は問題なく姉妹たちに勉強を教えている。
「すごい。こんなに簡単に解けるんだ」
一花さんが驚いた表情をしていた。
風太郎に教えてもらった問題の解き方を試したら、
あんなにも苦戦していた問題の公式を一瞬にして
器用に解いてみせた。
「えっと公式に当てはめてみればいいのよね。
あ、そうなるんだ」
二乃さんも問題が解けたみたい。
風太郎への毒舌や敵意を剥き出しにしていながらも、
素直に家庭教師を受けてみて、風太郎がニ乃さんに
前もって教えてたその公式の解き方を試してみると、
すぐに理解したのか、問題の答えを書き込んでいる。
「……!」
三玖さんはものすごく表情が明るい。
口数が少なく、会話も端的で抑揚がなかった三玖さん
が風太郎の家庭教師を受けた影響か、風太郎に好意を
持っているのが、見ていてわかった。
「ここも教えてください!」
五月さんは風太郎にグイグイ教わりに行ってる。
どうやら視力が悪いのか、勉強の時にはスクエア型の
赤縁の眼鏡を掛けていた。
しかも、一花さんとは違って不器用なのか、風太郎
曰く『一問の解答に時間などをかけ過ぎてしまって
最後まで解けてない』らしい。
確かに、一問の解答に時間をかけ過ぎてしまって、
効率など悪いなと思う。そして、風太郎が解き方など
教えると、理解してすぐに問題用紙に書き込んだ後、
別の問題の質問していた。
そして何より、ちょっと近すぎないかな?
五月さんは気付いていないのか、風太郎へとグイグイ
と近付いて、もはや密着すらしているのではないかと
思う距離だ。正直言って、ずるいと思ってしまう。
これは決して、嫉妬ではない。
「一度休憩しよう」
ニ時間経ったところで風太郎が四人に声を掛けると、
その瞬間、四人は席を立った。
「風太郎お疲れ様。どうだった?」
「ああ。なんとかやっていけそうだ」
「よかったね。風太郎のことだから、家庭教師の件が
上手くいかなかったら、バイト代を受け取らないとか
言いそうだから」
風太郎は他人からの施しなどを一切、受け取らない。
元々なのかは知らないけど、頼まれた仕事に対しての
責任感がとても強くて、決して手を抜くことを良しと
しない。そこは素敵だと思うけれど、そんなに無理を
しなくてもいいんだけれど。
「お前はどうだ? ずっと参考書の問題などやって
いただろう」
「うん大丈夫。それから、風太郎もちゃんと休憩を
しないとダメだよ。教える方が疲れていたら効率が
悪いんでしょ」
風太郎と一緒に勉強していたおかげか、他の姉妹たち
が苦戦していた全教科を苦戦することなくスラスラと
解いていた。
風太郎と四葉が話していると、
「そうだね、フータロー君も休んでよ」
「あ、一花さん」
一花が笑顔で二人に声を掛けていた。
「別に呼び捨てでいいよ。フータロー君も四葉も
何か飲む? カフェラテとか作れるよ」
「あー」
「風太郎コーヒーダメなんです」
不思議なんだけど、風太郎はコーヒーなどを使った
ものは基本的に全部ダメ、私はミルクや砂糖などが
入っていれば飲めるけれど。
私が一花さんにそう言うと、
「それは、舌がお子様ってことなのかな?」
「かもしれないな。バイト先のケーキとかでも
ティラミスとかは無理だし」
一花さんが、ニヤリと小悪魔のような笑みを浮かべて
揶揄ってきた。それに対して、俺は無難に一花さんの
質問に答えた。
「ケーキ屋さんね」
「そういえば、四葉にまた試食をして欲しいって
店長言ってたぞ」
バイト先のケーキ屋の店長は、いつも新作のケーキの
試食などを俺と四葉に頼んでいるのだ。まあ、店長の
方としては、美味しそうな表情でケーキを食べている
四葉の姿を見て、満足しているようだ。
ちなみに、次の新作はみかんを使ったパウンドケーキ
やシフォンケーキなどを売り出す予定らしい。
「ケーキ!ヤッター!」
「試食だぞ。ちゃんと感想言えよ」
ケーキの試食に無邪気にはしゃいでいる四葉を見て
呆れながらも、風太郎は四葉に忠告をする。
しばらく様子を見ていたが、四葉はどうやら姉妹たち
と話せているようで安心した。
俺が四葉と姉妹たちを眺めていると、
「ねぇ、ちょっと彼女借りてもいい?」
一花さんが返事も待たずに四葉を部屋の方へと連れて
行ってしまった。彼女というその言い方に含みなどが
あったような気がする。
『付き合ってるの?』
もしかしたら、あの時のことが気になっているのか。
一花さんが発した質問の言葉について、考えてると、
「上杉さん」
声をかけられたので、すぐ視線を上げてみると階段を
(マンションなのに2階があるのだ)黒薔薇女子の制服を
着た姉妹の1人が降りてくるところだった。
長髪で星型の髪飾りをしているが。
「……何だ、そんなにセーラー服が着たかったのか
四葉?」
「バレてる!」
「あれれ?」
俺がはっきりとそう言うと、五月さんの姿をしていた
四葉が驚いた表情を浮かべて、ニ階の一番奥の部屋の
ドアから顔を出している一花さんは残念そうな表情を
していた。
「どこでわかったの?」
「あそこから見てるのが五月さんだろ」
階段を上がったところにあるドアから顔を出している
五月さんがこちらを見ている。隠れているつもりかも
しれないが、そこにいるがバレバレだ。
「あちゃー」
「うわーん」
俺がそう言うと、四葉は顔を真っ赤にしている。
思いっきりネタバレをしている状態だからだ。
「まったく……そもそも四葉だってことはすぐに
分かるんだから無駄だろうに」
「へー、愛の力ってやつですか?」
一花さんが面白そうにニンマリと笑いながら、
質問をしてきた。
「そういう方向にすぐ持っていこうとしますね。
正解は立ち方、空手を習っていた四葉の立ち方は
君や他の子とは違うんだ。体幹って言うんだっけ、
師匠は芯が通ったとか言うけど」
「あ、そうか」
おかしい、四葉も一緒に習っていたはずなのに。
なんで今理解したって顔しているんだ?
風太郎が、四葉の言葉や態度に困惑を浮かべてると、
「じゃあ顔だけなら見分けられないってことかな?」
「さあ?」
一花さんが興味深そうに俺に質問をしてきたのだが、
俺は一花さんのそんな質問に興味がなかったのか、
適当に返事をした。
実際やったことがないから、その判断できない。
ただ、四葉だけならわかりそうな気はする。
「ほら、そろそろ帰るぞ四葉」
「あれ。もうそんな時間?」
四葉が黒薔薇女子の制服を着た後、四葉は自分自身が
着ていた洋服へと着替えていた。そして、姉妹たちと
一緒に勉強したり、お互いの学校や家での生活などに
ついての話をしていた。
「らいはが待っているだろうからな」
「そうだね。らいはちゃんを待たせるわけには
いかないね」
時計の針は、夜九時をとうに過ぎたところであった。
遅くなりすぎるとらいはが心配するはずだ。
最近は、四葉のことでかなり心配させてしまってたから
これ以上、らいはを心配させるわけにはいかない。
俺がそう言うと、四葉は理解をしたのか、すぐに帰る
準備をしていた。
「今日は、家庭教師を受けていただきありがとう
ございました」
「いえ、こちらこそ。家庭教師をさせてもらって
助かります」
五月さんがこちらに向かって、すぐに頭を下げてた。
そんな五月さんのその言葉に対して、俺が五月さんに
そう言うと、頭を下げていた頭を上げ、安堵した表情
をしていた。
五月さん以外の他の姉妹たちは、それぞれの用事など
あったのか、五月さんの姿しかなかった。
「あなたに家庭教師を頼んで、本当によかったです。
これからもよろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
俺としては、これからも四葉と姉妹たちのこの交流が
続いてくれれば、とそう思っているだけなのだが。
俺がそう思っていると、五月さんがそう言って、
こちらに顔を向けて柔らかな笑顔を浮かべてきた。
それに対して俺は、視線を逸らしながらも不器用に
五月さんに返事をする。
俺と五月さんが話し合っていると、
「風太郎お待たせ!」
帰る準備ができたのか、四葉が俺と五月さんの元へと
元気な声を出しながらやってきていた。
風太郎は、四葉を連れてそのまま玄関へと歩き出す。
そして、目の前にある扉のドアノブをゆっくり回す。
「それでは、失礼します」
風太郎は五月にそう言って、四葉と一緒に姉妹たちの
いるその部屋を出て行った。
最後まで読んでいただきありがとうございます‼︎
これからも皆さんが『応援』をしていただければ、
『更新』をする頻度が更に上がる可能性があるかも
しれません‼︎
今回は『転生したらスライムだった件 ■■の魔王』
や『デート・ア・ライブ ■■■の精霊』。更には、
『とある暗躍の幻視者』などを更新してますので、
見てもらえれば嬉しいです!
【高評価】や【感想】をお待ちしてます。