俺達、ツインテールになりました。   作:白き翼

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ようやく、変身した零ことテイルゼロの初戦闘回です。
今回はオリジナル怪人との戦いですが、ちゃんと本編に出てきた怪人とも戦わせる予定です。


第四話 その名はテイルゼロ

「テイルゼロかぁ・・・格好もそのままみたいだし、良いんじゃね?」

「うん、と言うか何かウルトラマンゼロになった気分だしね・・・」

「決まり、ですね」

 

変身した零の名前は零の言った『テイルゼロ』にあっさり決まった。

そんな様子を微笑みながら見ていたレナがテイルゼロに声をかけた。

 

「よしっ、名前も決まった所で・・・諸星さん、テスト初めても大丈夫ですか?」

「あ、はい。大丈夫ですけど・・・その前にレナさん、質問して良いですか?」

「はい、どうぞ」

 

早速動作のテストを行う事にしようとするレナ。

頷きながらも答えるテイルゼロだが、幾つか気になった事があったので先に質問してみる事にした。

 

「この、首についているのは何なんですか?」

「あっ、それは『フォトンリング』と言う通信機兼認識撹乱装置です。そのフォトンリングのお陰で他の人からは零さんがテイルゼロであるとは完全に分からない状態となります。あと、通信はスターブレス同様零さん以外には聞こえません」

「えっ?でも、俺は零だってわかるんだけど・・・」

 

「あぁ、フォトンリングの認識撹乱は『正体を知らない人』にしか効果がないんです・・・優子さんは零さんが目の前で変身した所を見ているので正体がばれているので効果がないんですよ」

「なるほど・・・つまり『完全に零が変身している事を知っている奴しかテイルゼロが零であると認識できない』って事か?」

「そういうことです。他に気になる部分はありますか?」

 

首輪を指差す零の説明を受けてレナは簡単に説明するのだが、その説明を聞いた優子が首をかしげる。

そんな彼女の疑問に答えて、納得した様子を見て零は左腕を指差した。

 

「えーっと・・・左腕にあるこの宝石みたいなものは?」

「『属性玉変換機構(エレメリーション)』と言います。これはアルティメギルの怪人を倒した時に出てくる『属性玉(エレメーラオーブ)』をセットする部分です。セットする事によって属性玉の力を使う事が可能です」

「じゃあ、今は余り関係ない部分だな・・・属性玉ないだろうし」

「そうなりますね・・・他に何かありますか?」

 

属性玉変換機構の部分の説明も終わり、零は一番気になった事を聞く。

 

それは、ツインテールを縛る髪紐代わりに付けてあるリングに付いたゼロスラッガーによく似たものである。

もしかしてと思いながらも二つとも掴んで軽く引っ張ると、予想通りにゼロスラッガーによく似たものはリングから取れた。

 

「・・・じゃあ、一番気になった所を聞きますけど・・・髪を縛ってるリングについてたこれは何ですか?」

「それはテイルゼロの専用武器でもある『テイルゼロスラッガー』です。自分のイメージ通りに飛ばすことができますし、今零さんがやられてるように自分で取り外して使用することもできます。二つのスラッガーを合体させると弓状の剣『テイルゼロソード』に変化できます。ちなみにリング部分は『フォースリング』と言う名前です」

 

「ちょ、そのまんますぎないですか!?まぁ、かろうじて合体させた武器の名前が違うからいいですけど・・・」

 

「・・・いいのか?てかレナ、名前決まってなかったんだから今考えたな?武器名・・・」

「・・・はい、そうです」

 

「と言うか僕は色しか言ってないけど、これは何で追加されたんだろ?」

『・・・零が帰った後に、レナが調べて見つけたウルトラマンゼロの画像を見ながら作業してた時に、折角だから付けちゃおうと言って搭載していたぞ』

 

テイルゼロスラッガーをフォースリングに付け直すテイルゼロに静かにツッコミを入れる優子。

そしてすぐさま武器名を今決めただろうとツッコミを入れられ、観念したかのようにレナが正直に答えた。

 

そのやり取りを見ながらもテイルゼロの一言に、フォトンリングを通してスターがテイルゼロに伝えるのであった。

 

「・・・よし、質問はこれで終了です」

「分かりました、早速テスト行ってみましょうか」

 

レナの言葉に頷いて答えながらもテイルゼロのテクターテイルの動作テストを行う。

最初はテクターテイルのスペックの高さに振り回されてしまったものの、徐々にテイルゼロの動きはよくなってきた。

 

「何か・・・諸星さんの動き、綺麗ですね。武術か何かされてました?」

「あぁ、俺と一緒に友達の爺ちゃんがやってた道場に通ってたからかもな。今でも暇つぶしに殺陣ごっことかやるくらいだし」

「え、えっと・・・殺陣ってなんですか?」

 

「簡単に言うとアクションシーンのことかな・・・でも、それを教室でやってたら喧嘩してると勘違いされて先生が慌てて止めに入ったよね」

「あぁー・・・そういやそんなのあったなぁ。紛らわしい事をするなって怒られたよなぁ」

 

懐かしむように少し変わった思い出を語り出す優子とテイルゼロ。

その話を聞いて、そうなんですかと思わず苦笑いし始めるレナの前で優子は突然空を指差しながら叫ぶ。

 

「お、おい!何だよあれっ!?」

 

優子が指差したほうを見ると、空中に映像が現れていた為にテイルゼロとレナは驚く。

そんな彼女たちの前で映像に映っている者が語り始める。

 

『この世界に住む全ての人類に告げる!我々は異世界から参った神の徒、アルティメギル!!』

 

「アルティメギル!?」

「こんな何もない所で演説する意味あるのか・・・?」

 

『違うぞ優子!今調べたんだがあの映像は全世界に流されているぞ!』

 

「えぇっ!?」

「おいおい、アルティメギルは全世界に喧嘩を売る気か!?」

 

アルティメギルの行動に驚くテイルゼロ達。

そんな時、映像が変わって亀の怪人が映る。

 

『ふはは、我が名はタトルギルディ!!綺羅星である青春の輝き・・・体操服(ブルマ)の属性力を頂くっ!!』

 

「・・・ぶ、ブルマ?」

「ブルマって、女子が体育の授業の時に履いてるやつ?」

「あぁ、そうだけど・・・」

 

映像に映るタトルギルディの発言に固まるテイルゼロ達。

そんな時、戦闘員と思われるものがタトルギルディに耳打ちする。

 

『何だと!?この世界ではほとんど存在していない!?おのれぇ愚かな人類よ!自ら滅びの道を歩むと言うのかぁぁぁっ!!?』

「・・・何言ってんだか」

 

タトルギルディの絶叫に呆れている優子。

すると、突然映像が切り替わって今度はカメレオンの怪人が映った。

 

『俺の名はカメレオギルディ、俺はタトルギルディとは違い身近にあるもの・・・様々な髪型にするためには必須と言っても良い、美しき髪紐(リボン)の属性力を頂かせてもらおうっ!!』

 

「えっ!?まさかの二体同時投入ですか!?」

「お、おい!このカメレオン怪人がいる所って・・・うちの学校じゃねぇか!?」

「あっ、本当だ!!」

 

カメレオギルディと名乗る怪人を見てレナが驚いたと同時に優子が映像の映ってる場所が陽月学園である事に気づく。

 

「まずい!この時間帯はまだ下校していない生徒がいるぞ!?」

「っ!スター!!」

『問題ない!一旦ウィングスターに戻し、すぐに目的地まで飛ばす!今すぐ転送するぞ!!』

 

スターパットでレナが連絡をとった後、テイルゼロ達はそのままスターウィングに転送される。

そして、すぐに怪人が出た場所へと行こうと思っていたテイルゼロだったが問題があった事に気づく。

 

「あ、でも、どっちに行ったら良いんだろ・・・」

 

『心配無用だ、既にあのテイルレッドとか言う少女が亀の方を片付けた』

「えぇっ!?ちょっと早すぎないっ!?」

 

『あぁ、一応どちらの状況も確認していたんだが・・・テイルレッドが到着と同時に放った一撃を受けてそのまま爆発した』

「えぇぇっ!?」

「弱すぎるのにも程があるだろタトルギルディ!?」

 

『・・・ちなみに、テイルレッドは現在女子生徒に囲まれて身動きが取れなくなっている』

「「「何やってんのヒーローッ!!?」」」

 

報告とツッコミの流れで行われた会話に一区切りをつけたテイルゼロ達。

テイルゼロはやれやれと思いながらもカメレオギルディのいる陽月学園へと向かうためにスターに転送してもらおうとすると、優子が声をかけてきた。

 

「零っ!!」

「な、何?優子」

 

「・・・勝って来い!そして、ちゃんと帰って来いっ!!」

「・・・もちろんっ!!」

 

優子の言葉にテイルゼロは笑顔でサムズアップして返す。

それと同時にテイルゼロはスターによって陽月学園へと転送された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~陽月学園 グラウンド~

 

「むぅぅ・・・思っていた以上にいないのだな・・・」

 

その頃、カメレオギルディはと言うと周りにいる全身が黒い戦闘員のような者達――『アルティロイド』に阻まれてグラウンドから出られない状態となっていた女子生徒を見て自分好みの少女が少ないのを見て残念そうにしていた。

何をされるのか分からないでいる生徒達は脅えながらも、動けない状態となっていた。

 

「どこか素敵な少女はいないのか・・・?」

「モケモケーッ!」

「は、離して下さいっ!!」

「ん?どうしたアルティノイド・・・おぉぉっ!?」

 

残念そうに呟いたカメレオギルディに向かって。一人のアルティロイドが声をかけると同時に少女の声が聞こえた。

 

何事かと思い声のしたほうを見て目を見開くカメレオギルディ。

何故ならアルティノイドがリボンをつけた自分好みで、しかも素晴らしいツインテールをした少女を連れて来たのだ。

 

「あ、あれって!」

「会長・・・!?」

 

近くにいた生徒達は連れて来られた少女を見て驚く。

その連れて来られた少女は、偶然近くを通りかかった神堂慧理那であったのだ。

 

ちなみに慧理那には彼女を護衛する数人のメイド達がいたのだが、全員アルティロイドに足止めされてしまっている状態になっている。

 

「こ、これは・・・素晴らしい!外見とマッチした可愛らしいリボン!そして、見事なツインテールだ!!」

「ひっ・・・!?」

 

カメレオギルディは物凄い勢いで慧理那に駆け寄り、それに対し脅えた声を上げる慧理那。

 

「はははっ、脅える事は無いぞ娘よ!!この俺がもっと可愛くしてやろうっ!」

 

「やめろっ、アルティメギルッ!!」

「むっ!?」

 

慧理那に対し怪しく手を動かしながらも語りかけるカメレオギルディ。

その時、聞きなれない声がグラウンドに響く。

 

何事かと思い声のしたほうを見ると、そこにはテイルゼロが立っていた。

 

「おぉっ!?この少女にも劣る事無き見事なツインテールの輝き・・・貴様、何者だっ!?」

「ゼロ・・・テイルゼロだっ!!」

 

テイルゼロのツインテールを見て驚くカメレオギルディに対し、名乗りながらも構えるテイルゼロ。

その構えた姿を見て面白いと言わんばかりにカメレオギルディは声を上げた。

 

「テイルゼロか、覚えておこう・・・俺はカメレオギルディ!髪をリボンで結んだ娘たちを愛するものだっ!!」

「・・・お前の好みは分かった、けど!その子や周りの子達を解放してもらおうかっ!!」

 

「お断りだ!行けっ!アルティノイド!!」

『『『『モケケーッ!!』』』』

 

カメレオギルディの言葉を聞いたテイルゼロは生徒を解放するようにいうが、カメレオギルディはそれを拒否してすぐさまアルティロイドに指示を出す。

 

直後、生徒を逃がさないようにしているもの以外のアルティノイドが一斉にテイルゼロに向かってくる。

 

「こうなるのは分かってたけど・・・数が多いな、っとぉっ!!」

「モケェッ!?」

「「「「モッケェェェッ!!?」」」」

 

向かってくるアルティロイドの数を見て思わず笑ってしまいながらも、一番最初に近づいて来たアルティロイドを殴って吹っ飛ばすことで後ろにいたアルティロイド達をボウリングの如く吹っ飛ばす。

そのまま体術のみで向かってくるアルティノイド達を次々蹴散らしていく中、少し離れた所でバスーカ砲を構えるアルティノイドに気づく。

 

「モケーッ!!」

「モケケッ!!」

 

「っ!?射撃武器で来るならっ!!」

 

バズーカ砲のようなものをもったアルティロイドを見たテイルゼロはツインテールを縛るように付いた二つのフォースリングにそれぞれついているテイルゼロスラッガーを掴むのではなく軽く手で触れる。

 

「セイヤッ!!」

 

テイルゼロは声と共に二つのテイルゼロスラッガーに軽く触れている状態であった両手を前に振り下ろすように力強く振るう。

直後、テイルゼロスラッガーはフォースリングから離れて勢い良く飛んで行き、かなり変則的な軌道を描きながらもバズーカ砲ごとアルティノイドを切り裂いていく。

 

切り裂かれて光となって消滅していくアルティノイド達を他所に、そのまままるで意思があるかのように飛ぶテイルゼロスラッガーは次々とアルティノイドを切り裂いていくと、ゼロのほうに戻ってくる。

戻ってきたテイルゼロスラッガー二つを両手で掴むと同時に、まるで双剣を逆手で持つ風に構える。

 

そして、そのままこちらに向かってくるアルティロイド達の攻撃を防いだりかわしながらもすれ違いざまに次々切り裂いていき、最後の一体がすれ違ったところでテイルゼロはテイルゼロスラッガーをフォースリングに装着しなおす。

直後、背後にいるテイルゼロスラッガーに切り裂かれたアルティノイド達はばたばたと倒れていきながらも光の粒子となって消滅していくのであった。

 

「おぉ・・・アルティノイド達をこうも簡単に・・・強い、そして美しい・・・!!」

「次はお前だっ!カメレオギルディ!!」

 

「ふふふ・・・俺はアルティノイドとは違うぞっ!むんっ!!」

 

テイルゼロに向けてカメレオギルディが手を突き出す。

すると、突き出された手からピンクの光が放たれたと同時に、手からリボンが放たれる。

 

放たれたリボンはゼロの周囲を回ったかと思うと、ゼロの体を縛り上げてしまった。

 

「うわっ!?」

「ふははっ!それでは戦えまいっ!!」

「・・・なめるなっ!!」

 

リボンに縛られたテイルゼロを見て、己の勝利を確信するカメレオギルディ。

ところが、テイルゼロはそんな彼の前で自分を縛るリボンを力ずくで引きちぎってしまった。

 

「な、何ぃっ!?」

「一気に攻めるっ!!」

 

驚くカメレオギルディの前でテイルゼロはカメレオギルディに接近戦を挑む為に駆け出す。

それを見てやけになったのか受けて立つと言わんばかりにカメレオギルディがテイルゼロに向かって殴りかかっていくが、その攻撃はアッサリとかわされてテイルゼロの反撃を受けた。

 

テイルゼロの反撃を受けてよろけたカメレオギルディの腹目掛け、テイルゼロは素早く拳を連続で叩き込むと最後に思い切り顔をぶん殴る。

殴られた事で後ろにぶっ飛び、大の字に倒れたカメレオギルディを見ていたテイルゼロの右足に突然銀色の光が纏われて輝き始めた。

 

「これで決めるっ!!」

 

カメレオギルディが立ち上がると同時にテイルゼロは駆け出し、それを見てリボンを再び飛ばそうとするカメレオギルディの前でテイルゼロは飛び上がる。

そして、そのままテイルゼロは空中で右足を突き出すような飛び蹴りの体制となる。

 

「テイルゼロキックッ!!」

「ぐはぁぁぁっ!?」

 

テイルゼロの光り輝く右足の一撃――『テイルゼロキック』がカメレオギルディに命中。

命中と同時に派手にぶっ飛んだカメレオギルディはふらふらと立ち上がるも、体中から電流を迸り始めた。

 

「て、テイルゼロ・・・できれば、お前の髪がそんな鉄の輪ではなく・・・可愛いリボンで結ばれた姿を、見たかったぁぁぁぁっ!!」

 

テイルゼロに対して叫び倒れたカメレオギルディはテイルゼロの目の前で大爆発を起こした。

それと同時に、カメレオギルディが爆発した場所から結晶がゼロに向かって飛んで来ると、ゼロの左手の装甲が展開してそこに収納されていった。

 

「今のが属性玉っていうのかな・・・よし、撤収するか・・・」

「あ、あのっ!!」

 

「っ?」

 

テイルレッドの人気っぷりは今朝のニュースを見て凄い事になっていた。

そんな状況で新しいツインテールの戦士が登場したとあれば、色々と騒ぎが起こると判断して早くここから離れようとした時誰かに声をかけられる。

 

誰かと思い振り返ると、そこにいたのはカメレオギルディに襲われていた慧理那であった。

どうしたのだろうと思っていると、スカートの裾を軽く摘みながらも頭を下げてきた。

 

「助けていただいて、ありがとうございました」

「あ、いえ。気にしないで下さい、僕が勝手にやってきて勝手にやっつけただけなので」

 

「お嬢様ーっ!!」

 

お礼を言われたテイルゼロは気にしないで良いと返していると、誰かの声が聞こえる。

声のしたほうを見ると、護衛のメイド達が慌てて駆け寄ってきていた事に気づいた。

 

今度こそずらかろうと思い、テイルゼロが慧理那に背を向けると慧理那が尋ねてきた。

 

「あ、あの・・・また、会えますか?」

「・・・また、貴方がピンチになった時に現れるかもしれません。ですけど、そうならない事を祈ります・・・貴方を心配してくれている人達の為にも」

 

慧理那の言葉に振り返りながらも軽く笑みを浮かべて答えた後、慧理那に背を向けて走り出すテイルゼロ。

そして、ある程度距離を置いたところでテイルゼロはスターによってスターウィングに転送されて目の前から消えたのであった。

 

「っ、消えた・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~スターウィング~

 

「ふぅ・・・」

「お疲れ、零」

 

スターウィングに転送されたテイルゼロは軽く深呼吸をする。

そんな時、優子がテイルゼロに歩み寄ってきたのでテイルゼロは笑みを浮かべて優子に言った。

 

「ただいま、優子」

「っ・・・おう、お帰り」

 

ただいま、と言われて少しきょとんとなってしまうものの優子はお帰り、と返す。

そんなやり取りをレナが微笑みながらも見ている前で、テイルゼロは変身を解除して零の姿に戻ると同時によろけてしまうが優子に支えられた。

 

「っとと・・・!?」

「っ!?諸星さん!!」

「零!?大丈夫かっ!?」

 

「う、うん。初めての戦いだったからか疲れちゃったみたい・・・」

「そっか・・・じゃあ、早く帰って休んどこうぜ」

「そのほうがいいですね・・・荷物、どうぞ」

「あ、ワリィ」

 

何事かと思いながらも駆け寄るレナと心配そうに顔を覗き込んでくる優子に苦笑いで答える零。

それを聞いた優子が呟くと、それに合わせてレナが優子と零の鞄を持ってきた。

鞄を受け取って優子が礼を言うと、二人はそのままスターによって零の家の前に転送してもらう。

 

「そんじゃ、俺も戻るな」

「うん、また明日」

 

家の前で優子と別れた零は家へと入り、そのまま疲れを癒すかのようにゆっくりするのであった・・・。

 

 

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