「今、誰か俺を笑ったか....?」   作:さよナランチャ

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お待たせした上に繋ぎ回な事をお許しください
展開が思いつかなくってェ…受験勉強もあってェ…


黎明Ⅵ:GAME START!

 

 

 

 

夢を見る。

 

秋の昼下がり、誰かと二人で街を歩く。

 

何の話をしているのだろう。

 

立ち止まり、こちらの顔を見つめてくる誰か。

 

何かを問いかけてくる。

 

言葉を返すと、目の前の誰かは珍しくその眼を見開いてこちらを見てーー

 

満開の笑顔を咲かせた。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

我に返る。

 

辺りは闇に染まっている。

 

依頼の開始時間が前倒しになった為、少しの仮眠を取っていた。

つい先刻の依頼主ハナコの言葉を思い出す。

 

曰く、ティーパーティーの一人、聖園ミカがクーデターを企てている。

 

曰く、試験の為にナギサが敷いた戒厳令を利用して外部の勢力を潜入させている。

 

そしてその勢力の名はアリウス分校。

大昔にトリニティから追放された学園らしく、あの部活にいた内の一人が内通者だったが、自らの意思で反逆を選んだ、と。

 

曰く、ナギサをアリウスから護り抜き、その上で試験を受けなければならない。

なのでソウには正義実現委員会の足止めを頼みたいと。

 

当然の様に宇宙猫のような間抜けな面を晒してしまったのが記憶に久しいが、依頼は依頼だ。

 

…。

 

俺はあの時・・・とは違う。

 

俺は強い。

 

なんとか己を鼓舞し、ハッキングした監視カメラの映像を眺め始めた。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「暇だ…。」

 

作戦開始の信号を受け取ってから早130分、トリニティ自治区内のカメラの何処にも奴らの姿が見えない。

 

まるで外に出ていない・・・・・・・様な静けさ。

 

流石に状況を不審に思い、ハナコに通信をかけた。

 

「奴らの姿が見えない。そっちはどうだ」

 

通信越しに聞こえるのはやや焦った声。

「アリウスとの交戦を開始していますが、こちらの想定より数が多いです!シスターフッドに声は掛けましたがそれまで持つかどうか…!」

 

「俺もそっちに向かうか?」

「可能であれば、こちらまで正義実現委員会を誘導してくれますか?判断はそちらに委ねますが、万が一の事を考えると…」

 

「ッ…了解。後何分持つ」

「このペースのままだと恐らく30分程度かと…」

「それだけあれば充分だ。一つ頼みたい事があるんだがーー

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

「おかえりなさい、ツルギ。どうしたんですか急に慌てて外に飛び出して」

「ああすまない。少し野暮用でな」

 

正義実現委員会本部。

 

戒厳令が敷かれている状況での突然の待機命令を訝しみつつも、彼女達はごく普通に過ごしていた。

 

次の瞬間までは。

 

突如鳴り響く携帯の着信音。

「どうしたハスミ?」

「コハルからです。こんな深夜にどうしたのでしょうか…」

 

少し不思議に思いつつも電話に出たハスミの耳に入ったのは、

 

 

久しぶりだな、ハスミ先輩・・・・・

 

 

「なッ…なぜ貴方がコハルの携帯をッ!」

様子のおかしいハスミに周りがざわつき始める。

「なんでってそりゃ1つしかないだろ。依頼・・だよ依頼。」

 

「ッ…コハルは無事なんですか!?」

今はな。だがあと持って精々20分程だろ

「要求は何ですか!?」

落ち着けよ先輩。今から話してやる。

 

補習授業部部員、及びシャーレの先生の身柄は預かった!返してほしくば正義実現委員会の全力を持って止めて見せろ。

 

場所はトリニティ第19分館の第32教室。待機命令に従うか、後輩の安全を取るかはお前達の勝手だが、来なかった場合の命の保証はしない。

 

お前らの正義はどっちを取る?

 

その一言を最後に電話は切れた。

途端に騒ぎ始める部員達。

「ツルギ…」

「…先に行ってるぞ」

それだけ言い残すと、たちまちツルギの姿は消えた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

電話を切る。

 

深呼吸をした後、ハナコに連絡を済ませ独り言ちる。

 

 

「俺が正義云々言うとは…笑えるな…」

己の正義も見失った癖に。

一言呟き、移動を開始する。

そう。俺の正義は、あの日──

 

 

 

 

 

 

 

今でも偶に夢を見る。

 

薄暗い部屋で身動きが取れなくなっている。

 

自分の身体に目を向けると酷い有様で、切り傷や痣で見るも無惨な状態だ。

 

此処に捕らえられてから数日、最低限の食事を与えられては毎日痛めつけられる。

 

誰かが入ってくる。

 

手に持っているのはこの学園都市には似つかわしくないチェンソー。

 

何か一言二言話している。

 

曰く、我々の行いはトリニティの為なのだと。

 

トリニティの更なる発展の為の行いなのだと。

 

そう言い放った相手を睨むと、蹴られ、殴られ、撃たれ、嬲られる。

 

そして、それを邪魔する者には罰が必要だと。

 

その言葉を言い終わると同時にスターターを引き、

 

黒と赤の制服に身を包んだ女・・・・・・・・・・・・・が、嗤う。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって補習授業部。

シャーレの先生の卓越した指揮によって人数差をものともせず戦っていた彼女達だったが、流石に物資と肉体両方に綻びが出始めていた。

 

「シャーレの先生を狙え!そうすれば奴らは崩れる!」

そう声が響くと同時に弾丸が先生を狙い撃──

 

 

 

「俺の護衛対象に何してんだテメェ」

──つことは無かった。

「間に合いましたか!」

「報酬は色をつけてもらうぞ」

ハナコと一言だけ会話を交わし、アリウス兵を蹴散らし始める。

“charge”

電子音声が響くや否や、アリウス兵を吹き飛ばす。

「こんなもんか…」

「いけます!これなら───

 

 

 

 

 

 

「へーえ?まさか犯罪者まで味方に着けてるとは思わなかったな☆」

 

 

裏切り者魔女が、姿を現した。

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“ミカ…”

「ごめんね、先生?抵抗したら安全を保証できないから、大人しくしてくれると助かるんだけど…」

 

ミカが自らの思惑を話す。

「なんかそっちは一人増えてるみたいだけど、正義実現委員会は命令1つで動かなくなっちゃったし、アリウスの兵力も予定より多く貸してもらった。私たちの勝ちだよ。

大人しく投降した方が賢明なんじゃないかな☆」

 

「正実が命令1つで動かなくなる、ねぇ…──

 

 

 

「どう思うよ、ツルギ 委員長・・・?」

 

 

「きひひひひひひいっ~~きゃははははは!」

 

 

雄叫びを上げながら、トリニティの戦略兵器が戦場にその姿を現した。




・葛ソウ
正実アレルギーを発症している。
電話中は鳥肌が立ってた。

・浦和ハナコ
原作よりちょっと強めにナギサ様をKOした。
ソウの事をちょっとだけ知ってる。

・聖園ミカ
ソウが補習授業部に関わってる事を知って原作よりちょっと多めに兵を借りたし原作より早めに前線に出てきた。
なおこの後正実も出張ってくる。

・正義実現委員会の皆さん
ぜってぇ許さねぇ!(某果物ライダー風)

やるならどの話がいいですか?

  • 傭兵としての日常(依頼)
  • 便利屋とのファーストコンタクト
  • 過去の話もっと!
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