アルヴヘイム・オンライン 極悪チート攻略 作:nasigorenn
ここがあの方の住まいです。
そう言って着いたのはボロいアパートだった。千葉県習志野市にあり、車で2時間くらいかかった。
「ではさっそく会いにいってみましょうか。」
そう言って秋月さんは車の後ろから何やらごそごそとものをとりだしていた。箱に入っていて布で何重にもくるまれていた。
「それ、なんですか?」
「秘密兵器ですよ。」
箱の大きさからしてお菓子じゃないかと思うが。
そして奥の扉にいき、ノックをしてみるが反応がない。中で人が動いてる音がするので留守ではないようだ。しびれを切らせたのか秋月さんが勝手にドアを開けてしまった。
「すみませ~ん。白瀬先生は御在宅でしょうかっ、はうわ!!!!!。」
そうして中を覗いた俺が見たのは11歳くらいの女の子に卑猥なことをしている20歳後半くらいの男が目に映り、少しの間思考が停止した後に張り裂けんばかりの声で叫んでしまっていた。
少しさかのぼって秋月です。いや~やっと白瀬先生とご対面できると思うとうれしいですね。これで今回の件も片付くと思うと痛かった胃が少しは落ち着きます。ノックをしても反応が無いようですが人は居るし鍵も掛かって無いようなので失礼ですがドアを開けてもう一回声をかけてみましょうか。
ドアを開けたらびっくりしてしまいました。今まさに少女に卑猥な事をしている白瀬先生がいらっしゃるじゃないですか。まさかこんな性癖をもった相手に今回の件を依頼しようとは。私なら大女優、イザベル・アジャーニが好みですが、明らかに異常性癖者こんなことを頼まなくてはいけないなんて。今この場で本来ならば警察に連絡しなければならないが、そんなことをしては依頼が受けて貰えるわけがない。
今は離婚している妻よ、離れている息子よ、今から私は最悪の決断をするだろう。笑わば笑え、私は今から一人の少女の不幸を見逃す。不幸な少女の人生を仕事のためにあえて見て見ぬふりをする。
そして今に戻る。
「見なかったことにしよう。」
「変態だァァァァァァァァァァァァァァァァァッァァぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
そして部屋に入れてもらい軽い自己紹介をすることになった。先程の少女は顔を真っ赤にしながら凄い勢いで部屋から出てい行った。叫んだ後に気付いたけど少女の服装が乱れたり、それっぽい感じがしない辺り勘違いだったようだ。後であやまらないと。秋月さんが終わって俺の番が来た。
「はじめまして、桐ヶ谷 和人です。よろしくお願いします。」
「あぁはじめまして、白瀬慧(しらせ あきら)といいます。そんなかしこまらなくていいよ。」
なんというか凄くやる気がない人だ。しかもだらしがない。こんなのにアスナの救出を依頼して大丈夫なのか?
自己紹介が終わって秋月さんが今回の依頼の件を話した。
「話は分かりましたけど私はお金では動きませんよ。」
「えぇ、存じております。ですのでこちらをご用意させていただきました。」
そう言って秋月さんは先程車から出した箱を取り出した。好物なんだろうか?仕事にお金ではなくお菓子と言うのは変わりすぎだと思う。
しかし白瀬慧は和人の斜め上をいった。秋月さんが箱の布を解いていき箱を開けると中から映画のフィルムのカットが出てきた。
「今絶賛放映中の映画の主人公の女の子二人がいちゃつくシーンのフィルムカット。オークションで100万以上の値がついたフィルム。それのオリジナルです。どうぞ。」
それを聞いたとたんに白瀬は目を見開いて飛びかかるように反応した。
「マジですか。良くそんなものを入手できましたね。」
「かなり苦労しましたが、なんとかお金で入手しました。お願いします、白瀬先生。この仕事引き受けてもらえませんか!」
「分かりました。引き受けましょう。」
白瀬は先程のやる気がない口調で即答した。
「変人だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
和人はまた叫んでしまった。
こうしてBPSに依頼を受けてもらえた。
思った以上に難しいですね。