ようこそ理系女子と行く教室へ   作:絶対零度

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長谷部ヒロインの作品少ないので書いて見ました。

少し前まで楽しんで読んでいた作品が止まってしまった…

ヒロインがヒロインなので主人公は基礎スペックは高いです。






始まり

 

 

俺の名前は蒼空野陽斗(そらの はると)。転生者だ。

 

生前夜眠っている間に何故か目が覚めた気がして、気がついたら知らない天井があって、俺は赤ん坊になっていた。両親は共に美形で父親はイケメン、母親は超絶美人だった。

 

夢かと思ったら、何時になっても覚めず、これが現実だと気付いた。

 

いわゆる転生をしたと気付いた俺はこれからの計画を立てた。

 

今度はこの世界の誰よりも優れた人間になりたいと思った。

 

そう思った俺は赤ん坊の頃から色んな書籍を読んで勉強を始めた。両親は最初ドン引きしていたが、次第と喜ぶようになり、俺に色んな知識を教えてくれた。看護婦である母親は医療関連の知識を、航空機の設計をしている父親は工学系全般の知識を俺に注ぎ込んだ。

 

結果5歳になる頃には俺はその辺の専門家に見劣りしない程の知識を手に入れた。

 

身体能力の方も順調だった。

 

幼い身体に負荷をかけ過ぎずに格闘及び球技系の技術を習得していき、5歳の頃には空手の師匠である道場の先生を一瞬で負かし、球技大会では上級生相手でも全抜きするようになった。

 

小学生になると様々なスポーツ競技やら仕事やらに駆り出され、匿名で参加出来る所は本名を伏せたが、テレビに出るようになって顔バレする事も多々あった。

 

空手の全国大会では決勝戦で2つ上の生徒と当たった。これまで見てきた小学生の誰よりも強敵で多少実力を解放しないと勝てない相手だった。何か聞いた事のある名前だった気がする。確か前世で気に入っていたアニメの生徒会長と同じ名前だった。容姿まで似てる気がしたがまさかなと思っていた。

 

そして数年後、俺は気がついた。

 

広告で流れてるとある学校があった。

 

東京都高度育成学校 東京都高度育成学校 東京都高度育成学校

 

 

間違い無い。ここはとあるライトノベルの小説の世界だった。

 

 

現代日本と似ている世界でありそして似て非なる物。

 

 

ようこそ実力至上主義の教室への世界。

 

俺はそれを記憶から思い起こした。

 

そして感動した。

 

凄い世界だ。

 

これで俺もあの学校に行けば彼らの姿を見られる。

 

その事実に俺は感動した。

 

空手の決勝戦で出会った人はもしかしたら彼だったのかも知れない。そして応援席にいた女子は彼の妹。

 

毎年決勝戦で出会う度に彼は強くなっていた。

そんな彼に絶対負けないように俺もより上を目指していた。

 

そうか、君だったのか。俺は相手の身体に一撃を加えながら笑った。面白いじゃないか。きっと彼は数年後、今より遥かに強くなる。そうなる事は原作を知っている俺が保証する。

 

何もしなければ簡単に俺は追い抜かれ、一瞬でやられてしまうだろう。それ程までに彼は秀才である事を俺は知っている。

 

負けてられないな。

 

 

その日から俺は自身の鍛錬を欠かさずに過ごした。目指すは原作主人公である彼を超える身体能力と知識量。彼と同じフィールドに立つための努力を欠かさなかった。

 

 

誰よりも強く、誰よりも速く、誰よりも知的な人間になる。

 

俺はそう決意し、迷わずより一層の自己研鑽を積んだ。

 

小学生ながら番組で中高生や一流の選手と競い合いながら俺は伸び続けた。

 

 

そして俺は中学生になった。

 

両親の事情で地元から離れた学校に通う事になった俺は新しい中学に入った。

 

その中学に入り、とあるクラスに配属された。

 

教室にどんどん人が入って行く。俺も彼らに続いて教室に入ろうとした。

 

 

…青い長髪が揺れた。

 

 

「ひゃあっ…」

 

 

中から出て来た女子生徒が俺にぶつかった。当たりどころが悪く、転びそうになったので咄嗟に彼女を支える。

 

 

「ごめん、前見て無くて」

 

「大丈夫だよ〜、支えてくれてありがとね〜」

 

 

その女子は俺の手を取って軽い口調で許してくれた。顔をあげた。青い髪を揺らす。目の下に泣き黒子のある美しい顔が俺の眼に映る。

 

 

「あっ…」

 

「えっ…」

 

 

俺はその顔を見て固まった。女子の方も俺を見てそのまま固まる。綺麗な色白の顔が俺を見詰めていた。

 

 

「ね、ねえ…名前なんて言うの?」

 

「えっ…蒼空野陽斗」

 

「嘘っ!?…本物…だ」

 

 

彼女は俺を見て驚いていた。この時俺は眼の前の女子の存在で頭が一杯で驚く理由が分からなかった。

 

 

「えっと、君、名前は?」

 

「あ、えっと…私、長谷部波瑠加…です。よろしくお願いします」

 

「あ、ああ…よろしく…」

 

 

差し出された手を握ると彼女の顔が明るくなった。うわっ、綺麗。

 

 

「そ、それじゃ…またねっ」

 

 

そう言って走って行った。

 

えっと…何だったんだろう?

 

 

 

これが俺と彼女、長谷部波瑠加の出会いだった。

 

 

 

 

 

 






短いな。

けど頑張って書こうと思います。
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