孤児院がうまくいくようになってそれなりに良い生活ができるようになったある日
管理局の人間が孤児院やってきた
なんでも俺が企業に送った新しいデバイスの理論が管理局の技術者の目に入り勧誘しに来たそうだ
最初は丁重にお断りしようと思っていたが、孤児院の先生ソフィアさんが連れれてきた人たちを見て俺は目を見開いた
勧誘しに来た人の護衛と思われる人物が、俺を捨てたあの屑の親だったからだ
孤児院にある来客用の部屋で俺は局の奴と向き合っていた
「君があのデバイスの理論を考えた子かい?」
「……はい」
「名前を教えてくれるかい?」
「……シン・アスカ」
俺は親からもらった名前を言わないで、この孤児院に来てから名乗っているこの容姿の元となった人物の名前を質問してきた相手に言った
質問してきた人と屑親は驚いた表情をしていた
おそらくこの孤児院を調べて俺の顔を知ったので、親が迎えに来ればすぐにでも管理局に勧誘できるとでも考えていたんだろう
「君の名前はレ「あんな屑が付けた名で俺を呼ぶな!」」
俺の反応に勧誘に来た人も、あの屑も、ソフィアさんも驚いていた
そして、勧誘に来た人は少し複雑そうな顔をしあの屑は、顔を下に向けながら手を力ませていた
「……ではシン君、単刀直入に言うが、管理局で働かないか?」
「……」
「君の考えた理論は素晴らしいものだった。こんなところで腐らせるにはあまりに惜しい」
・・・こんなところだと?
「どうだい?君さえよければ親とも過ごせるようにす「ふざけるな!」」
俺は怒りを抑えられなかった
「こんなところだと?!親と暮らせるようにするだと?ふざけるな!俺はあの屑のせいで左腕の自由を失った!それなのに今更一緒に暮らそうだと?」
俺の言葉を聞きあの屑がショックを受けいる
「それに此処が貧しいのは、あんた達管理局が金をケチったからだ!そんなあんた達の勧誘なんて誰が受けるか!」
「し…しかし!」
「帰れよ!そしてあんたも二度とここに来るな!あんたとあの女の顔なんか一生見たくない!」
俺があの屑と勧誘に来た男にそう言い切ると部屋の扉が開き子供たちが慌てて入ってきた
「なっ!お前たち」
「シンお兄ちゃんをいじめるな!」
「お兄ちゃんを悲しませるなんて許さない」
そう言って子供たちは俺のに立って両手を広げ壁を作った
そしてソフィアさんが局の人の前に立って言った
「本人が嫌がってる以上これ以上の勧誘はお断りします。どうかお帰りいただけますか?」
そう言ったソフィアさんの言葉を聞いたのか局の連中とあの屑は帰って行った