プロローグ
木村「どういうことですか?」
俺は本部長から話を聞き、思わず聞き返してしまった
本部長「そのままの意味だ。」
本部長「君を含む三人には中央トレセン学園に出向してもらう。」
本部長「理由はトレーナー襲撃事件が原因だ。」
トレーナー襲撃事件──
トレセン学園では、トレーナー不足に陥っていた
それに対処すべく自衛隊や警察から人員を派遣した
もちろん、中央のトレーナー試験を合格した数少ない人間を派遣した。
そこまでは良かった。
なかでも自衛官が多く派遣されたので、どっかの団体が抗議を行いある日、複数人が侵入し、派遣された自衛官を暴行、幸いすぐに制圧されたが、そのトレーナーはケガを負った。
事態を重く見たトレセン学園の理事長は、URAに報告し、URAは政府に警備の強化を要請、そこで政府は警備要員の派遣を決定した。
ふと、疑問が湧いてきた
木村「これ自衛隊でいいのでは?」
本部長「ダメだ、『自衛隊だとあの事件の同じ轍を踏むから』らしい。」
木村「つまり、自衛隊ではない我々が派遣されるということですか。」
そうだ、と本部長は頷く
木村「でも、それなら警察に任せればいいじゃないですか?」
本部長「警察じゃ荷が重いらしい」
警察じゃ荷が重い?
本部長「今回の警備用員にはトレーナー資格を持っている者が必要らしい、だが警察にはあまり合格者がいないらしい。」
トレーナー資格 それは、URAが主催するトレーナー試験を合格した者だけに与えられる資格だちなみに、T大などの難関大学などと比較される難易度らしく なんなら合格者がいない年もあるらしい
本部長「だから、うちの管区からはトレーナー試験に合格した君達を派遣することになった。」
木村「そうですか……」
だが、普通は国が警備要員を派遣することはまず、無い。普通は警備会社に任せて終わりだ。だが、国はそれをしない…つまり他にも理由がある
木村「この件、他に理由がありますね?」
本部長「そうだ、君達には場合によってサブトレーナーになってもらう。あと、ついでにトレセン学園の理事長に挨拶ついでに校内見てきてくれ。」
木村「……了解しました。」
駐車場に戻りナビをセットする。
一時間後
木村「ここがトレセン学園か……」
車を駐車場に止め外に出る。
???「理事長に会いに来た方々でよろしいでしょうか」
何故か全身緑色の服を着た女性がいた
木村「あ、はい。えっとあなたは……」
???「申し遅れました、駿川たずなと申します。この学園で理事長秘書を勤めています。」
木村「案内よろしくお願いします。駿川さん。」
たづな「たづなで良いですよ、では、理事長室に案内します。ついてきてください。」
理事長室に入ると、歓迎と書かれた扇子を持っている理事長らしき少女がいた
理事長「歓迎!よく来てくれた!」
理事長「私は、トレセン学園の理事長秋川やよいである!」
木村「歓迎ありがとうございます。これからしばらくお世話になります。」
理事長「承知!確か、木村一等保安士と言ったな!こちらからもよろしく頼む!」
緑の服の人といい、少女の理事長、この学園には変人が多いのだろうか…
その後、体育館、プール、ジ厶、などを見に行った
木村「では、そろそろ失礼します。案内ありがとうございました。」
たづな「いえ、またお会いましょう。」
車に乗り帰路に就く