寄生体と俺   作:こたっちゃん

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左手が使えないせいでモンハンができなくて泣いています。

感想ください(唐突)
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それではどうぞ


新世界

 

 

ハッ!

 

 

「知らない天井だ…」

 

知らない天井だ。ここは何処だ?

パッと見た感じここは病室みたいだが…。

ミジェットが連れてきてくれたのだろうか?

 

確か、俺は……はっ!

 

「ポリスとミジェットは!?」

 

ミジェットはこの部屋にいない。

そして…背中にくっついていたポリスもいない。

俺は部屋を飛び出した。

 

「ポリス!ミジェット!どこにいるんだ!?」

 

俺は叫びながら走る。

腹の傷が痛む。だが、2人を探す方が大事だ。

近代的な廊下を走る。

 

「おーい!何処だああああ!」

 

「ちょっとちょっと!一体何の騒ぎよ!」

 

俺は角から飛び出してきた子とぶつかってしまった。青い髪にうおっ太っ!って感じの太ももをした女の子だ。

 

「キャッ!?」

 

「グハァ!?」

 

ぶつかって俺は吹っ飛んだ。そう、吹っ飛んだのだ。女の子の方は普通に立っている。

 

「あ、貴方大丈夫?…ってなんで貴方病室から出ているの!?」

 

どうやらこの子は俺のことを知っているらしい。

 

「君は誰なんだ?」

 

「私は『早瀬ユウカ』よ…。じゃなくて!なんで貴方病室から出ているのよ!」

 

「なんでって…ポリス達を探しに…」

 

「ポリス?貴方の仲間なら…じゃなくて!貴方!重傷なのよ!?そんな身体で動いちゃダメじゃない!」

 

「重傷?でも俺はピンピンしてるぞ」

 

「貴方、二週間も寝たきりだったのよ!お腹の傷が開いたらどうするの!」

 

えっ?俺二週間も寝たきりだったの?ミジェットは?ポリスは?

 

"ユウカ!?一体どうしたの!?"

 

俺が2人のことを考えていると、1人の男がこちらに走ってきた。わーお☆イケメン♡

 

「先生!この方が病室から出てきているんです!」

 

"えっ?君!そんな傷で動いちゃダメじゃないか!"

 

先生と呼ばれた男も俺のことを知っているらしい。

だったら、ポリス達の居場所もわかるだろうか。

 

「な、なぁ…ポリス達は、あいつらはどこにいるんだ!?」

 

"今はウタハ達に検査して貰っているんだ。心配しなくて大丈夫だよ"

 

嘘はついてなさそうだ。

まあ、2人が無事なら良いだろう。

 

「そうか…病室から飛び出して悪かった」

 

"心配だったんだね。でも、今の君は怪我を治すことに集中した方がいいよ。ユウカ、彼を病室まで送ってくれるかい?"

 

「はい。元々彼の病室にいく予定でしたので」

 

"そういえば、君の名前は?"

 

「俺は『ジェネシス』。よろしくな」

 

「私はシャーレ顧問の『先生』だよ。これからよろしくね」

 

 

====================================

 

 

私は今、エンジニア部の部室へと向かっている。先程起きたジェネシスの仲間の検査結果が出たからだ。それにしても私が彼の病室から出てすぐに起きるとは…タイミングが悪かったな。

 

考えている内にエンジニア部の部室に着いた。

 

"ウタハ、いるかい?"

 

「やあ、待っていたよ。先生。」

 

"待たせちゃってごめんね。ジェネシスが起きたものだから…"

 

「ほう…ジェネシスというのは彼の名前か…。彼が起きたのなら良かったよ。運ばれてすぐは危篤状態だったからね。……今回の検査結果だが、2人きりで話したい。」

 

"何かあったの…?"

 

「そうだね…少なくともこれは公にしていいものじゃない。ヒビキ達にも今は出て貰っているよ。先生、他言無用だ」

 

"わかった。聞かせて"

 

私はウタハに連れられ、エンジニア部の部室の奥へと進む。奥にはジェネシスの仲間がいた。

 

「ーーーーー」

 

1人は小さく、友好的だ。何を言っているかはわからなかったが手を振っているから挨拶だろう。

もう1人は…

 

ーキィィィィイ!!キャァァァ!!

 

もう1人は強化ガラスの部屋に隔離されている。

それはトカゲのような見た目をしていた。

仕方ないとはいえ無理矢理引き剥がしたのは良くなかっただろうか。

 

「先生、これを見てくれ」

 

ウタハがそう言うと画面が表示された。

 

"これは…"

 

その画面に映るのは検査結果だった。

 

「まず、この小さい子。この子のDNAは人間のものと酷似している。ほとんど人間と言ってもいいくらいには。だが、この子には生殖器官や消化器官がないんだ。」

 

"そんな…じゃあどうやって…"

 

「この子は自分の中で自身が活動するためのエネルギーを作れるみたいだ。だが、どうやら進化の過程でこれらの器官がなくなったのではなく、人工的に退化させられているようでね…」

 

"つまり、この子は"

 

「恐らく、この子は家畜…もしくは何かの素材として遺伝子改造をされているだろうね…」

 

ウタハの衝撃的な一言に私は固まった。だが、これを調べてくれたウタハの方が衝撃は大きいだろう。

 

ウタハは近くの机においてある物を手に取った。

 

「これはジェネシスが持っていた物の1つだ。これからもこの子と同じDNAが見つかった。しかも、生きた状態でだ。………これはこの子の仲間で作られている可能性が高い。」

 

"そんな……そんなことが…"

 

「……きっと、これを作った者達にとっては私達が蚕で服を作るのと何ら変わりないのだろうね…」

 

私達の間に重い空気が流れる。ウタハの言う通りではある。恐らく、この子達はキヴォトスとは別のところから来たはずだ。私達と全く違う常識である可能性はあるがそれでもコミュニケーションを取れる相手に対して…と思ってしまう。

 

「そして…次はこの子だ。」

 

ウタハがそう言うと、画面に結果が表示された。

それはとても信じがたいものだった。

 

"これは…本当なのかい…?"

 

「ああ…本当だよ、先生。この子は元々私達と同じ人間だ。」

 

さっきの子とは違う。完全な私達と同じ人間。

でも…何でこんな姿に?

 

「見たこともないウイルスをこの子の中で見つけたんだ。これがこの子の肉体を変異させたんだろうね…実際一部のDNA が変異している。だが、このウイルスはこの子の中でしか見つかっていない。もう1人も恐らくジェネシスもこのウイルスを持っていないだろう。」

 

それに、とウタハが続けた。

 

「この子のDNA を調べてみたんだ。そしてこの子の正体がわかった。1年前に行方不明となったトリニティの外交官『東雲イツキ』。彼女のDNA と一致しているんだ。」

 

『東雲イツキ』彼女の名前には覚えがある。

ハナコ達がナギサを保護した時も、

 

「イツキさんも貴方達が誘拐したのですか!?」

 

ミカと体育館で戦ったときも、

 

「こうなるんだったら…イツキちゃんの言う通りにすれば良かった…」

 

夢の中で会ったセイアも、

 

「イツキ、本来の君と会うことができないのは残念だ」

 

他のみんなも『イツキ』の名を口にすることがよくあった。今の彼女を見たら皆どうも思うだろうか。

そう思い、彼女の方を見る。

 

ーコルルルル…キェェェ…

 

彼女は力無く鳴いている。

 

「彼女の身体を戻す方法はまだわかっていない。戻るのかどうかもわからないけどね」

 

ウタハにもわからないようだ。そんなとき私のスマホに電話がかかってきた。ユウカからだ。

 

"もしもし、シャーレの先生です。"

 

「先生!大変なんです!急にジェネシスが『ポリスが泣いてる』って言って出ていっちゃったんです!」

 

"なんだって!?"

 

「どうしたんだ?先生」

 

"どうやらジェネシスがここに来るかもしれない"

 

「それは……不味くないかい?」

 

ウタハがそう言うと同時にエンジニア部の扉が蹴り破られた。

 

「ポリスを泣かしたのは何処のどいつだ?」

 

そこにいたのは修羅のような雰囲気を纏うジェネシスだった。

 

 

 

 




ジェネシス
起きたら知らない天井だった。
ポリスが泣いているのに気付きダッシュで向かう。
当然腹の傷は開いた。

ポリス
剥がされた。
しばらくは抵抗していたがとうとう泣き出した。
ジェネシスが来てくれて泣き止んだ。

ミジェット
ジェネシスの命を救ったMVP。
死にかけのジェネシスを引きずって彷徨うなかミネ団長に助けを求めた。

先生
シャーレ顧問。
エデン条約の問題が残ってる最中にとんでもない事案が来た。
見た目としては便利屋先生みたいな見た目。




ジェネシス達ついにキヴォトス入り。
たぶん名字とか被ってないことを祈りたい。

このキャラこうじゃなくね、とか思ったらどんどん指摘してください!
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