ヨルムンガンド?   作:シャト6

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第1話

「俺がいた世界と、ほとんど変わりないな。これが平行世界ってやつか」

 

一人の男がヨーロッパのとある国でそう言う。

 

「さてと、確か今は《ヘクマティアル》が、《バルメ》が襲われるんだったな。となれば、まずは原作でココがバルメに会った場所に行くか」

 

俺はひとまず、神様から貰った知識を頼りに、その場所に向かう。

 

「ここか・・・」

 

到着したはいいが、どうやって中に入るかだ。すると、一人の兵士が外を巡回している。

 

「丁度いい♪早速貰った能力の1つを使いますか」

 

そして俺は、その兵士を捕まえて軍服を奪う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪いな。後は、お前の顔と声を変えてっと」

 

俺は、変装で軍服を奪った男とソックリになる。

 

「さてと、まずはこの世界の主人公に会いますか」

 

俺は中に入り込む。すると、入り口で同じ服装の兵士に止められる。

 

「巡回ご苦労!」

 

「(取り合えずバレないようにするかな)はっ!周りに異常はありません!!」

 

「了解した!至急食事を取り、ソフィア・ヴェルマー少佐の指示に従え!!」

 

「サー・イエッサー!!」

 

そして無事に中に入り、食堂らしき場所で飯を食う事にした。やっぱり軍の飯は不味い・・・そして、食堂を後にして少佐の所に向かう。

 

「失礼します!」

 

中に入ると、丁度ココともう一人知らない男が立っていた。

 

「少佐、此方の方達は?」

 

ココ「初めまして。武器商人の《ココ・ヘクマティアル》です」

 

「俺は《エコー》って言うんだ」

 

バルメ「それで、貴方は何故ここに?」

 

「はっ!入り口で、少佐から指示を貰えと通達を受けました!」

 

バルメ「そうですか・・・では、貴方は今日の晩私と一緒に来てください」

 

「了解しました!」

 

俺は部屋を出ると、取り合えず夜になるまで適当に過ごした。そして夜になり、再びバルメの部屋に向かう。

 

バルメ「待ってましたよ。貴方には、少し森を巡回してほしいのです」

 

「森をですか?」

 

恐らく、ヘックスがいないかの見回りだな。

 

「了解しました!」

 

そして俺は森へと向かった。途中で軍服を脱ぎ、刀を出す。

 

「斬鉄剣。ルパンの仲間である《石川五右衛門》が使っている刀。向こうで此を五右衛門以上に扱える様に修行した。今なら、どんな物でも斬れる!!」

 

そのまま木の上に上がり、ココ達の同行を見守る。すると、原作通りヘックスとエコーが撃ち合っている。そして、ヘックスは重傷だがそのまま逃げていく。エコーは、致命傷になる傷を受けていた。俺は木から下りてエコーに接触する。

 

エコー「誰だお前は?」

 

「心配するな。俺はお前達の敵じゃないさ。けど、その傷じゃ助からないな」

 

エコー「そうだな・・・けど、お嬢の所に行かないと」

 

「手を貸すぜ?」

 

エコー「頼む。取り合えずお嬢の所に」

 

俺はエコーに肩を貸しながら歩いていく。そして、ココとバルメ合流する。

 

エコー「お前の願い、俺が叶えてやる。けど、それは金じゃない」

 

エコーは、血で染められている手で、ココの頬を撫でる。

 

ココ「エコー、撃たれたの!?」

 

エコー「へへ、けどコイツがお嬢達を安全な場所に連れてってくれる」

 

「宜しくな」

 

バルメ「貴方は?」

 

「ヌフフ♪少佐!」

 

声を変えて話すと、バルメココは驚く。

 

バルメ「まさか、さっきの兵士!?」

 

「正解だ」

 

すると、バルメは俺に拳銃を突き付ける。

 

「おいおい、そんな物騒なのを向けるなよ♪それに、エコーが言っただろ?あんた達の敵じゃない」

 

ココ「・・・信用していいの?」

 

ココがそう言うと、俺はココの頭を撫でる。

 

「信用しな。俺は、女に泣かれたら嘘は絶対に言わない」

 

そう言いながら、俺は斬鉄剣を握る。

 

「さて、エコーは行っちまったが、全員が向こうに行った訳じゃない」

 

バルメ「その様ですね」

 

すると、周りから一斉に銃が撃たれる。

 

バルメ「まずいです!防ぎきれません!!」

 

バルメは、ココを守るように自分の体を盾にする。

 

「でやあああっ!!」

 

その声が聞こえると、銃声音が止まる。二人は恐る恐る目を開けると、足元に切られた銃弾が大量に落ちている。

 

「やれやれ。一斉射撃すれば、どうにかなると思ってるのか?人数は・・・5人だな」

 

すると斬鉄剣の代わりに、マグナムを取り出して構える。

 

「そんな隠れ方じゃ、丸見えだぞ?」ドゥン!ドゥン!ドゥン!ドゥン!ドゥン!

 

5発。たった5発だが、1発も外さず隠れていた兵士全員を仕留めた。

 

バルメ(す、凄い・・・レームさんなんか目じゃない)

 

「どうやら、これで終わりだな」

 

銃をしまうと、森を抜けるために歩き出す。暫く歩くと、一人の男が立っていた。

 

「よ~ココ、それバルメ。無事みたいだな」

 

ココ「レーム!」

 

レーム呼ばれる、少し老けた男。

 

レーム「それで、こいつは何者だ?」

 

ココ「そう言えば、名前を聞いてなかったわね」

 

「俺の名前か?俺の名前は・・・」

 

彼は歩きながら言う。

 

「俺の名前は、ツバサ。ツバサ・ドリトルだ!!」

 

そして彼とココ達の話が動き出す!

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