イギリスに向かう中、ココ達は乗り継ぎ手続きの真っ最中だった。
ココ「うじゃうじゃいるな~。ま~、そんな事はどうでもいいけど」
ココはマオと2人で乗り継ぎ手続きなどをしている客を眺めていた。
ココ「イタイな~」
マオ「痛い?どうかされましたココさん?」
ココ「ほら、南アフリカの陳の中華店にさ、我が隊の愛車ボルボを置いてきちゃったんだよね。防弾仕様の高級車!損失デカいよ~~」
マオ「ははぁ、なるほど」
ココの話にマオは理解する。
マオ「ですが死者ゼロ、怪我人二名と人的損失は奇跡的な結果です。我々の身代わりになってくれたと思えば…」
「なら、その言葉を今朝から超ブルーモードなウチの名ドライバー・ウゴ君に聞かせてやれよ」
ココ「ツバサ!」
俺が現れココは腕に抱き着く。
ツバサ「抱き着くな!暑苦しい!!」
チナツ「ココだけズルい!」
そう言いながら、反対の腕に抱きつくチナツ。
マオ「手続きは済んだんですか?」
もう見慣れた光景なので、マオもこれ以上何も言わない。その優しさが地味に痛いんだよ。
ツバサ「俺はな。他の連中はまだだけどな。で、あの車に愛着があったウゴに話してやれよ」
親指で落ち込んでいるウゴを指す。それを見たマオは…
マオ「ウワァ……難易度高いですよソレ…」
と言いつつも、マオはウゴに説得に行くのであった。
ツバサ「さて、上手くいくか」
ココと2人でその光景を見守る。しかし、更に落ち込むウゴの姿に必死に説得するマオがいた。
ツバサ「失敗だな」
ココ「作戦失敗だよマオ」
チナツ「残念なのだ~♪」
悲しい結末を迎えたマオであった。一方、他のメンバーは金属探知機でチェックを受けている。すると、ヨナが通ろうとした時に探知機が反応した。
「あ、ボク、鉄とかで出来た物を持っていないかな?それが何か教えてくれないと、次の飛行機に乗れないん約束なんだよ」
ヨナ「知ってる。僕の尻には弾丸があるんだ」
その言葉に、警備員の人は頭に?が浮かんだだろう。
ルツ「言ってる通りだぜ。ヨナ坊のケツには弾が入ってんだよ」
ココ「そうだったそうだった!」
慌ててココがやって来た。
ココ「本当なんです。彼は過去の負傷でお尻に弾丸が…」
「あ、そうですか分かりました!何かのジョークかと」
こうしてヨナは無事に検査を通過した。
ルツ「三回ケツ説明してやっとかよ!なぁヨナ坊」
ツバサ「そう言ってやるな」
俺がフォローしてると、今度は後ろに並んでた客が言う。
「子供でモタモタするのは保護者の責任だぞ!ったく!!」
ルツ「アア?」
ココ「すみませ~ん」
ツバサ「そんな事程度でキレるな」
ルツがキレそうになるのを止める。しかし、ルツよりもっと厄介な人がいた。
「アガッ!?」
バルメ「今のはココが謝るような事でしょうかぁ?そんなに生き急ぎたいのでしたら…私が超特急を用意しますが」
片手で男の顔面をアイアンクローするバルメ。
ツバサ「離せバカ!!」
すぐさま客を掴んでるバルメを離し、バルメの頭に拳骨する。
バルメ「イタッ!?何するんですかツバサ!!」
ツバサ「『何するんですか』じゃない!!本来はこっちが迷惑かけてるんだ!それに相手は一般人だ!!むやみやたらに手を出すな!!」
バルメ「ですが!!」
ツバサ「いいから来い!!すみませんでした」
は先程の男に謝り、バルメの腕を引っ張って連れて行った。
ココ「んも~!!飛行機の乗り継ぎくらい静かにやってよね!貴方達!!」
バルメ「ココに文句つけたあいつが悪いんです!」
ツバサ「ばっかも~ん!!!!」(磯野波平・永井一郎)
俺の怒鳴り声が空港中に響き渡る。
ツバサ「一般人相手に本気でアイアンクローする奴がどこにいるんだ!!」
バルメ「す、すみません」
普段見ない俺の姿に、流石のバルメも反省する。ってかこんな場所で叫ばすなよ。
ココ「まぁまぁ、落ち着いてツバサ。バルメも反省してるし」
ツバサ「全く」
ココのお陰で俺も落ち着く。
ツバサ「やるならルツかアール辺りで我慢しろ」
「「おい!!?」」
その言葉に被害を受けるであろう2人は驚いた。
ワイリ「けど、楽しく旅行したかっただろ~に。運の無い奴!」
トージョ「ヨナの尻の弾くらいで、よくこれだけ騒ぎを起こせるもんだ」
ルツ「分かってねぇな。ケツの銃弾は勲章だぜ!」
アール「取りゃいいじゃね~か。今時手術なんて、痛くもなんともないだろ?」
アールの言葉にヨナが答える。
ヨナ「別に手術が怖い訳じゃないんだ。ただ…」
アール「ただ?」
ヨナは答えにくそうな顔をする。
ヨナ「注射がね」
その言葉に、ヨナ以外の全員がこけた。それも盛大に…
『注射嫌いって子供かよ!!…あ、子供か』
そんなこんな色々あったが、ようやく目的地のイギリスに到着したのであった。
YouTubeで、昔の波平を見てなんだか書きたくなったので、主人公で使ってみました( ^∀^)