ツバサ達はようやくイギリスに到着した。で、今現在ツバサ達は全員でとある射撃場にやって来ている。バルメが銃を的に向かって撃っている。
バルメ「高圧ガス銃です。ペイント弾を撃ち出します。当たると結構痛いですよ」
ルツ「知ってるよ姉御。何?それ使って訓練しろって?」
バルメ「その通り!!」
ルツの言葉に、バルメは大声を出す。
バルメ「この間の戦いで、敵の弾を頂戴したのはルツ!貴方だけですよ!!」
(なるほど。ルツの事を思っての訓練な訳か。ってか、それを言ったらバルメ、お前も単独行動で敵に貰ってたよな?)
レームから聞いたことを思い出したツバサ。
「バルメの言う事は尤もだ。けど、聞いた話じゃバルメ、お前も勝手に先行して敵に一発もらったって聞いたが?」
バルメ「なっ!?レーム!貴方ツバサに喋りましたね!!」
ツバサに指摘され、すぐに現況のレームを睨むバルメ。睨まれたレームはそっぽ向いている。
「レームを責めるな。バルメにもそういう事があるんだ、ルツばかり強く言ってやるな」
バルメ「…分かりました」
そして説明に戻る。
レーム「ヨナ君と山でフラグ戦をしろってさ。先に旗を取った者が勝ちってやつだ」
ヨナ「…僕はヤダよ。ルツと撃ち合うなんて」
まぁ、ヨナの言い分も分かる。
ココ「じゃあこうしようヨナ!ルツに1発当てるごとに15点、先に旗を取れば30点!50点につき1枚!
ココの言葉を聞いて、指で計算するヨナ。
トージョ「それくらい暗算でやれ!」
レーム「
そしてヨナとルツは、山の中に入っていった。ココ達は全員射撃場で待っている事になる。
アール「さて、どっちが勝つと思う?」
ウゴ「普通に考えたらルツだろうが…」
ワイリ「けど、今回は山の中だ」
マオ「そうだね。山の中ならヨナ君が有利かもね」
男連中はどっちが勝つか賭けている。
ココ「ツバサはどっちが勝つと思う?」
「俺か?俺はヨナだな」
バルメ「何故ですか?」
バルメがツバサに聞いてくる。
「確かに、ルツの射撃の腕前はいい。だが、逆にヨナはあの小さい体だから機動力があるし隠れやすい。それに、少年兵だった時の知識もある。おそらく、山の中に色々と罠を仕掛けてると思うぞ」
レーム「俺もツバサの意見に同意だな」
ココ「レームも?」
(やっぱりレームも、俺の意見と同じか)
そして、フラグ戦が終わりヨナとルツが戻って来た。戻って来たルツを見て、アール達は笑っていた。
アール「ギャハハハハ!!」
ココ「全く、期待を裏切らないなぁルツは!フフ~フ!」
レーム「へっへへ」
「はぁ…」
ツバサは見事に負けたルツを見て呆れた。何故なら、体の至るところにペイントがこびりついていたのである。
ルツ「ハイハイ!!ちゃんと訓練します!次からはしっかりとしますから!!」
トージョ「だっせぇ!!」
バルメ「5,6,7…」
こうして、ヨナとルツのフラグ戦はヨナの勝利で終わったのであった。翌日、ココが起きて準備をしている。
ココ「バルメ、ツバサ。起きて準備して」
バルメ「おはようございます、ココ!」
「ふぁ~…」
ココに起こされ、ツバサは眠ってる頭を覚醒させる。
バルメ「今日の予定は【顔合わせ】ですね!」
ココ「イエース。ロンドンB国大使館、
そう、今日はその顔合わせにココとツバサ、そしてバルメの3人で行くことになっている。
「あっ!」
ツバサはある事を思い出す。
「よくよく考えたら、俺スーツ持ってないぞ」
ココ「フフ~フ!それについてはご安心を」
そう言うとココは、クローゼットを開ける。
ココ「私が特注でツバサのスーツを作っておいたの♪」
中には5着色違いのスーツがあった。黒、白、ブラウン、青、赤だ。
「あ、ああ…ありがとう」
ツバサはバルメが来てるスーツを見て、黒を選ぶことにした。そして顔合わせの場所に向かった。
「ここか」
ココ「そうよ」
中に入ると、既に多くの人が集まっていた。
「HCLI、ココ・ヘクマティアル様。ようこそいらっしゃいました!私、B国外交対策委員クロトと申します」
ココ「よろしくお願いします!」
「ココ・ヘクマティアル!」
「HCLIだ!」
ココが入ると、周りの客達が話し出す。
「流石フランスのダッソー、凄いのを送り込んできたな」
ココ「ワァ~~~オ!」
ツバサがそう言うと、1人の女性を見る。
「アマーリア・トロホブスキー。元女優の兵器ブローカーだ」
ココ「スッゴイ美人じゃ!」
バルメ「!?」
ココの言葉にショックを受けるバルメ。
アマーリア「ココ・ヘクマティアルさん!あらあら!まぁまぁ!」
すると、アマーリア本人がココに話しかけてきた。
アマーリア「とても若くて可愛らしいディーラーさんがいるって聞いて、どうしても気になって見に来ちゃったんですよ!アラ、ホントだわ~。お手柔らかにね」
ココ「は、はぁ…」
流石のココも、アマーリアの行動に困惑してる。そして顔合わせも何とか終わったのだった。
「……」
ツバサは出て行くアマーリアを見つめていた。
バルメ「ツバサ?」
それを見てたバルメが話しかけてくる。
バルメ「あの人が何か?」
ツバサ「ん?いや、なんでも(あの女…どうも面倒な気がするな)」
バルメ「まさか!ツバサまであの人を美人だと思ってるんですか!!」
「はっ!?」
突然の言葉に、流石のツバサも驚く。
バルメ「ココもそうですが、私の方が若くて張り艶もあります!!気になるなら、今日でもココと一緒にベッドで…」
「いきなり何を言い出すんだお前は!!」
ツバサは慌ててバルメの口を塞ぐ。
「人前でんな事を大声で言うな!」
バルメ「ですが!」
「だから落ち着け!あの人を見てたのは、嫌な予感がしたからだよ」
バルメ「嫌な予感…ですか?」
「ああ。面倒な事が起きなきゃいいんだがな。後、バルメやココが美人なのは知ってるから安心しろって」
バルメ「なっ!?///」
ツバサの言葉で顔を赤くする。
(いや、さっきの言葉で赤くなっててほしかったよ…)