ココが、東欧で武器商人を殺してから数日。今は新しい仕事の為ロシア国境付近に来ていた。
ココ「本当に大丈夫何でしょうね!?全く携帯が通じない!!電波障害?かもしれない?『かも』じゃ困るでしょ。早く原因を調べて!!」
ルツ「危ないです!お嬢が荒れてます!ヘヘヘッ」
ココ「本部の手際が悪すぎなのよ。イライラする連中だ。次の街で待ち合わせの、バルメとトージョと連絡できない。それと、さっきからなんなのアイツら?」
『止まれ!止まりなさい!!』
私達の前を、装輸装甲車が走っており呼び掛けている。
レーム『この国の国境警備車両だ。どうするココ?』
ココ「止まることないよ!!軽WAVなんかで、20tトラックが止めれるなら止めてみろ・・・」
すると、装甲車が突然爆発した。
ウゴ「アチチッ!」
レーム「チッ」
ココ「んなっ!?」
ワイリ「クソッ!トラップか!?」
ココ「なッ、何ィ~ッ!?」
ルツ「おい、出んなお嬢!!」
ルツの静止も無視して、私は急いで車を降りて走る。
「いてて。あっ!だから止まれって言っただろ~が!!」
ココ「うっさい、税金泥棒!!」
そして、周りが見渡せる場所に行くと・・・
ココ「はぁっ!なっ!なっ!!なんじゃこりゃ~~ッ!!!!」
そこに見えたのは、見事な戦場の光景であった。
レーム「へっへへ♪パイプラインの奪い合いか。こりゃも~立派な戦闘地域だぜ。電話通じねえ理由はこれだな。GMS携帯電話基地とか、電話局とか、マイクロ波通信の施設とかを吹っ飛ばしたり吹っ飛ばされたり。したらそれを逆手に情報統制するんだ。衛生だって万能じゃねぇ。秘密裡の戦闘」
ココ「へぇ~、詳しいですねレームさん!」
レーム「そうかね?イヤ、頭使う戦いは苦手でよォ」
そんな話をしていると、銃を持った兵士が私達を囲む。
ココ「ハイハイ、敵じゃないヨ。友達でもないけど」
そして私達は、武器を売る軍隊の場所まで案内されて行った。
「あらら。ココ達連れていかれたな。けど、ちょっとばかし強引じゃないか?」
双眼鏡で、その光景を見ながら言う俺。俺は数年前にココ達と別れてから、色々な所を巡っていた。ここ最近は、ココ達の同行を見守っている。
ツバサ「取り合えず、いつココ達に姿を見せるかな~」
俺はどうやって驚かそうか考えているのであった。
ツバサ「俺も追い掛けるか」
木の枝に座ってた俺は、移動するために立ち上がる。すると、枝からミシミシと音がなりバキッと音を発てて折れた。
ツバサ「どわぁぁぁぁ!?」ドシーン!
そんな音を発てながら、落ちたのであった。一方ココ達は、この部隊をまとめてる人物と挨拶を交わしていた。
「いやぁ、よくぞおいでくださった!ミス・ヘクマティアル!随分お若い方なのですな」
ココ「初めましてポルック少佐」
お互い握手をしながら挨拶する。
ポルック「部下がご迷惑を。ピリピリしておりましてね。コンテナの対空ミサイル8基、しかと受領しました」
ココ「では少佐、早速此方にサインを・・・」
ポルック「いやいや、そんなに焦らずとも!どうぞお掛けになって」
私は渋々椅子に座る。
ココ「・・・何日前からですか?こんな状況になったのは?」
ポルック「つい8時間前です」
ココ「納入責任者は、グラント中佐の筈では?」
ポルック「・・・よくいるんです。いざ戦いとなると、ブルってしまうキャリア。まぁ、はじめからいなかったと言うことで」
ポルックの話を聞きながら、コーラの蓋を開ける。そして一口飲みながらこう思っていた。
ココ(うわぁ。聞かなきゃよかった。マズい!非常にマズい!!この戦場は完全に燃え上がっている!この指揮官も、更なる武器が欲しくて欲しくてキリがない状態。飲み込まれる)
周りの状況を見て、瞬時に情報を整理する。
ポルック「サインです。それとですな、追加注文と言ってはなんですが・・・」
ココ「ホラ来たぁ!!」
私の思っていた通りの答えが返ってきた。すると、何処からか声をかけられた。
「あれぇ?やっぱそうだ。ココちゃんお久し~」
ココ「ミルド!?後ルーも!!」
ミルド「あれ?ココちゃんバルメは?」
ココ「バルメは別動中。ミルドとルーが彷徨いてるって事は・・・」
すると、建物の中から少し年取った男が出てきた。
「おや、奇遇ですな。ココ・ヘクマティアル」
「イングランドCCAT社、カリー社長!?何が奇遇だ!!」
現れたのは、同じ武器商人であるカリー社長だった。
ツバサ「あらら、ココもツイテないね~。まさかここで同じ武器商人のCCAT社の社長と出会うとはね」
俺は、スコープを覗きながらそう呟いた。そして、手元に置いてあった資料に目を通す。
ツバサ「何々、CCAT社カリー社長。元イギリス空軍の精鋭パイロットか。で、その護衛がミルドとルーか。ミルドは多数のナイフと拳銃を使っての攻撃か。ルーは、元傭兵か。ココもそうだけど、武器商人はどうやってここまで優秀な護衛を集めれるのかね?」
溜め息をつきながら、そう思った俺は悪くはない。
ツバサ「暫くはココも動かないだろ。なら、その間に腹ごしらえしておきますか」
俺は、既にお湯を沸かしておりカップ麺に注いでご飯にするのであった。