ヨルムンガンド?   作:シャト6

5 / 15
第5話

飯を食い終わり仮眠を取る。そして目が覚めると、見知らぬ空間にいた。

 

ツバサ「・・・何処ここ?」

 

「ふぉふぉふぉ。久し振りじゃの」

 

声が聞こえたので、そっちを振り向くと、俺をこの世界に送った張本人である神様がいた。

 

ツバサ「久し振り。けどどうしたんだ?」

 

「いや、お主が余りにも能力を遠慮しておるからの。他にも能力を追加しておいたぞい」

 

ツバサ「別によかったのに」

 

「それでは、儂の気がすまん。今まで送った連中は、魔法やら、王の財宝やらとチートが多かったんじゃがの。お主は、ルパン三世のキャラ全能力だけじゃからの」

 

ツバサ「ルパンでも、十分チートと思うけど?」

 

「しかし、腕前などは鍛えれば誰でも取得できる。じゃから、儂が勝手にお主に授ける特典を2つ決めたからの。目が覚めれば、その特典の情報が分かるからの~」

 

そして神様は、徐々に薄れていくのであった。そして俺は、車のエンジン音で目を覚ましたのであった。起きて双眼鏡を覗くと、ココ達が何処かに向かう準備をしていた。兵士を二人連れて。

 

ツバサ「何処に行くんだ?」

 

俺は、ココ達が行きそうな場所を考える。

 

ツバサ「携帯弄ってたし、もしかして山の頂上に向かったのか?」

 

この辺りでは、山の頂上に行かないと携帯が通じない。俺もそれで結構困ったんだよ。

 

ツバサ「ココ達を追い掛けるとして・・・刀が2本増えてる。そしてこの緑のハチマキ・・・」

 

俺の頭の中で、前世の時に読んでいた漫画のキャラを思い出すのであった。

 

ツバサ「絶対にこれって、三代鬼徹と秋水だよな?」

 

そう!この刀はまさしく、ONE PIECEでゾロが使ってた刀だ。

 

ツバサ「新しい特典は、ゾロの能力だったのか」

 

2本を抜き軽く振る。

 

ツバサ「物凄く手に馴染むな」

 

俺は新たに手に入れた刀を握りながら、そう呟くのであった。一方ココ達はというと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ココ「凄い霧」

 

そう言いながら、携帯電話を取り出してヨナに渡す。

 

ココ「ヨナヨナ、そろそろ通じるかも。試しにかけてみてくれる?トージョって」

 

そして車を止める。

 

「ここがオリン峠だ」

 

ココ「どうヨナ?」

 

ヨナ「呼び出してる」

 

ココ「呼んでる?やった!!」

 

やっと繋がったよ。しかし、その喜びはヘリの音により消え去った。

 

ココ「Miー24VハインドE!!ロシア軍のハインドだッ!!」

 

「離れろ!!」

 

「車から離れるんだ!!」

 

私達は、急いで車から離れる。

 

ココ(攻撃してる。近くに山岳兵がいるのか?)

 

すると、別の兵士と出会う。

 

「なんだ貴様ら!?」

 

ココ「ポルック少佐と会った武器商人だ!スティンガーを撃ってるのと別の部隊か?」

 

「民間人に答えられん!!」

 

ココ「彼らは全滅だ。貴方の隊をハインドから遠ざけろ!あの機体は人狩り専用!!」

 

「どういう事だ!!」

 

ココ「センサーポッドを見ろ!あれは温度センサーだ!!通常のLLLTV《ラドガ・F》が東欧サードパーティー製に換装されている。パイロットがその気になったら、私達は丸見えだ」

 

そう話していると・・・

 

「三十六煩悩鳳!!!!」

 

そんな声が聞こえた瞬間、飛んでいたヘリが斬られたのであった。

 

ココ「!?」

 

「なっ!?」

 

ヨナ「!!」

 

当然その場にいた全員が驚いていた。

 

ココ「何がどうなったの!?」

 

「私に聞くな!!」

 

ヨナ「けど、これで安心」

 

ココ「だね♪」

 

そして私達は、兵士と別れて仲間と合流するのであった。途中でバルメとトージョとも合流した。その時に、一緒にいた兵士達を縛り上げるのであった。そして私達は、廃墟の建物を見つけた。

 

レーム「お~い!CCAT社の連中だ。入ってOKだ!」

 

ルー「いや、OKというワケでは・・・」

 

ココ達が、建物の中に入っていくのを見守る人物がいた。

 

ツバサ「無事に、バルメ達と合流できたみたいだな」

 

そう、ツバサである。先程のハインドも、ツバサがやったのである。新しく手に入れた力で。

 

ツバサ「しかし・・・結構な数が取り囲んでるな」

 

俺は双眼鏡を覗き、建物を囲んでいる兵士達を確認する。

 

ツバサ「流石にヤバくなったら、助けにいくか」

 

そう思いながら、状況を見守ってるとココ達が出てきた。そして、武装を解除してこう叫んだ。

 

ココ「聞け!我々10人は武装を解除している!そして、兵士を殺した連中3名は、まだあの中にいる!!」

 

カリー「あの女狐!!」

 

すると兵士達は、ココ達に目もくれず建物内に入っていった。

 

「全く恐ろしいな」

 

ココ「そうですか?」

 

「行くならさっさと行け。今だけは、俺達がいないからスムーズに国境を通過できるはずだ。これで、あの時の借りは返したからな」

 

ココ「ご協力感謝致します♪皆!国境に向かって走るわよ!!」

 

ココの言葉を合図に、全員が国境目指して走り出したのであった。

 

ツバサ「ヌフフフ♪相変わらずだねココは。さてと!俺も行くとしますかな」

 

俺もその場から消えるのであった。翌朝、ココ達の後を追い掛けてて空港に来ていた。

 

ココ「1日で終わったか」

 

「はい?」

 

ココ「いえ、なんでも」

 

「よい旅を」

 

ココ「ありがとう♪」

 

すると、カリー社長達が空港に走り込んできた。

 

カリー「つ、着いた!!」

 

ミルド「社ァ長~!!疲れた~!!」

 

ココ「おお~、生きとったか。フ~フ~フ~」

 

ツバサ「マジでしぶといな。あの連中」

 

あの状況で生きてここまで来た事に、素直に驚く俺であった。

 

ツバサ「ココ達もゲートに入ったし、俺も行きますかな。そろそろココと合流するいい頃合いかもな」

 

俺は、帽子とサングラスを掛けて、ココ達が乗った飛行機に乗るのであった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。