何とか襲われずに、無事にホテルに到着した俺とココ。
ツバサ「お前ら・・・いい所に宿泊してんだな」
ココ「まぁね。たまに野宿もあるし、ホテル位はいい場所に泊まりたいしね。ついてきて♪皆に紹介するから」
ココは、俺の手を引っ張って行く。結構な高さまで上って行く。そして降りるとエレベーターの前でバルメが待っていた。
バルメ「無事だったんですねココ!」
ココ「ごめんねバルメ。でも、ツバサが迎えに来てくれたから♪」
バルメ「そうですか」
それを聞いて、安堵の表情を浮かべるバルメであった。
バルメ「改めて、お久し振りですねツバサさん」
ツバサ「固いな♪気軽に呼び捨てでもいいって昔言ったのに」
バルメ「それは出来ません。私やココの、命の恩人なのですから」
ツバサ「それでもだ。今日から仲間になるんだしよ♪」
バルメ「・・・分かりました」
渋々受け入れるバルメであった。
ココ「立ち話もなんだし、取り合えず部屋に戻ろう。皆のも紹介しないと」
バルメ「そうですね」
俺達は、皆がいる部屋に向かった。
ココ「たっだいま~♪」
レーム「お~ココ」
ワイリ「無事だったんですね!」
アール「全員がここにいるから、誰もお嬢を迎えに行けなかったよ」
ルツ「けど、よく無事に帰ってこれたなお嬢」
ココ「フフ~フ♪それを踏まえて、皆に話があるの」
ヨナ「話?」
ココ「そうだよヨナ♪なんと!!新しい仲間の紹介です!!」
『おお~っ!!』
ココの発表に、全員が驚く。
ウゴ「けど、どんな奴なんです?」
バルメ「少なくとも、この中の誰よりも強いと言っておきます。それとレーム、貴方はこれから会う人物を知ってますよ」
レーム「俺が知っている?」
ココ「ま~、それは会ってからのお楽しみ♪それとルツ、入ってきた瞬間撃ってみて」
ルツ「はぁ!?」
ココの言葉に驚いてるな。そりゃそうだろな。いきなり入ってきた瞬間撃てって言われりゃ。ってかココ、テメェ後で覚えとやがれ…
バルメ「いいですね。ルツ程度の腕前では当たりませんから」
ルツ「!?」
バルメの言葉にムッときたルツは、拳銃を扉に向けて構える。そして、扉が開いたと同時に撃った。しかし、次の瞬間・・・
「でやああああああ!!!!!!!」
叫び声とともに、銃弾は真っ二つに斬る。ま、中での会話も聞こえたから、余裕で対応できるけどな。
ルツ「嘘だろ!?」
アール「あの距離で、銃弾を斬りやがった!?」
トージョ「有り得ないだろ!?」
ツバサ「おいココ、これはどういう事だ?」
俺はココを睨む。
ココ「ごめんねツバサ。君の実力を知ってもらうには、これが一番だと思って」
ツバサ「・・・後で覚えてろ」
その言葉に、ココとバルメは顔を青ざめさせるのであった。
マオ「ココさん、彼が新しい仲間なんですか?」
ココ「そうだよ♪ツバサ、自己紹介」
ツバサ「ったく。ツバサ・ドリトルだ。今日からこっちで厄介になることになった。宜しく頼む」
ルツ「よかったなヨナ坊。後輩が出来たぞ♪」
ヨナ「ルツ、止めて」
ヨナの頭を撫でるルツ。しかし、ヨナはそれを嫌がる。
バルメ「ルツ、言っておきますけど、ツバサはレームの次にココと付き合いが長いです」
ルツ「マジで!?姉御より古参かよ!!」
ココ「そうだよ♪ツバサは、基本的には皆と一緒だけど、私の側に離れずにいてね♪」
ツバサ「ああ。アイツとの約束だからな」
ココ「それじゃあ、それぞれ自己紹介しようか」
そして、お互い自己紹介が始まる。
レーム「久し振りだなツバサ」
ツバサ「そうだな」
レーム「また一緒にやれることを嬉しく思うよ」
ツバサ「ホントか?」
バルメ「私も自己紹介は不要ですね」
ツバサ「そうだな。髪伸ばしたのか?」
バルメ「はい」
ツバサ「ポニーテールが似合いそうだな」
バルメ「ツバサが喜ぶなら、後でいくらでもしてあげます」
ツバサ「楽しみにしてるよ」
そして、次に挨拶しようとしたら、残りの男連中に捕まる。
アール「おい!お前何やったんだ!?」
ツバサ「何って?」
ルツ「あんな姉御、今まで見たことないぞ!!」
トージョ「ココさんだけではなく、バルメまであの表情」
ウゴ「二人にあんな表情させるなんて」
マオ「これは驚いたね」
ワイリ「俺達男性陣は、すぐ撃退されるのに」
ツバサ「そうか?確かに二人とも、昔と比べて表情は軟らかくはなったけど」
ルツ「そんな事をサラッと出来るお前が凄い!!」
ツバサ「それより、自己紹介しようぜ」
アール「そうだな。俺はアールだ」
ルツ「ルツだ。宜しく」
マオ「マオと言います」
ワイリ「ワイリです」
ウゴ「運転手のウゴです」
トージョ「トージョだ。同じ日本人だ」
ヨナ「・・・ヨナ」
ツバサ「宜しくな」
そして、自己紹介も無事終わった。
ココ「さて、お互い自己紹介も済んだね」
ツバサ「まぁな。そう言えば、昼間出会ったあの女には気を付けろよ」
レーム「分かってるよ」
ルツ「けど、いつ来るんだか」
ツバサ「・・・多分だが」
ココ「私もこの日と思ってる」
そして二人は、口を揃えてこう言った。
「「アイツは三日後に来るはずだ」」
トージョ「三日後か」
アール「けど、暫くは警戒しとかないとな」
レーム「俺達は、交代で見回りをしないとな」
バルメ「私はココの側にいます!」
ココ「ありがとうバルメ。当然ツバサだからね」
バルメ「それは当然ですね」
ツバサ「・・・何でさ!?」
トージョ(ココさんと姉御自ら指名!?)
アール(何て羨ましけしからん!!)
ココ「後、部屋も同じだから」
ルツ(何だと!?お嬢と姉御は絶対に一緒の部屋をとる。すると、必然的にツバサはお嬢達と一緒!!)
(((う、羨ましい過ぎるぞツバサ!!)))
約三名は、ツバサに嫉妬と言う名の殺気をぶつけるのであった。