ヨルムンガンド?   作:シャト6

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第7話

何とか襲われずに、無事にホテルに到着した俺とココ。

 

ツバサ「お前ら・・・いい所に宿泊してんだな」

 

ココ「まぁね。たまに野宿もあるし、ホテル位はいい場所に泊まりたいしね。ついてきて♪皆に紹介するから」

 

ココは、俺の手を引っ張って行く。結構な高さまで上って行く。そして降りるとエレベーターの前でバルメが待っていた。

 

バルメ「無事だったんですねココ!」

 

ココ「ごめんねバルメ。でも、ツバサが迎えに来てくれたから♪」

 

バルメ「そうですか」

 

それを聞いて、安堵の表情を浮かべるバルメであった。

 

バルメ「改めて、お久し振りですねツバサさん」

 

ツバサ「固いな♪気軽に呼び捨てでもいいって昔言ったのに」

 

バルメ「それは出来ません。私やココの、命の恩人なのですから」

 

ツバサ「それでもだ。今日から仲間になるんだしよ♪」

 

バルメ「・・・分かりました」

 

渋々受け入れるバルメであった。

 

ココ「立ち話もなんだし、取り合えず部屋に戻ろう。皆のも紹介しないと」

 

バルメ「そうですね」

 

俺達は、皆がいる部屋に向かった。

 

ココ「たっだいま~♪」

 

レーム「お~ココ」

 

ワイリ「無事だったんですね!」

 

アール「全員がここにいるから、誰もお嬢を迎えに行けなかったよ」

 

ルツ「けど、よく無事に帰ってこれたなお嬢」

 

ココ「フフ~フ♪それを踏まえて、皆に話があるの」

 

ヨナ「話?」

 

ココ「そうだよヨナ♪なんと!!新しい仲間の紹介です!!」

 

『おお~っ!!』

 

ココの発表に、全員が驚く。

 

ウゴ「けど、どんな奴なんです?」

 

バルメ「少なくとも、この中の誰よりも強いと言っておきます。それとレーム、貴方はこれから会う人物を知ってますよ」

 

レーム「俺が知っている?」

 

ココ「ま~、それは会ってからのお楽しみ♪それとルツ、入ってきた瞬間撃ってみて」

 

ルツ「はぁ!?」

 

ココの言葉に驚いてるな。そりゃそうだろな。いきなり入ってきた瞬間撃てって言われりゃ。ってかココ、テメェ後で覚えとやがれ…

 

バルメ「いいですね。ルツ程度の腕前では当たりませんから」

 

ルツ「!?」

 

バルメの言葉にムッときたルツは、拳銃を扉に向けて構える。そして、扉が開いたと同時に撃った。しかし、次の瞬間・・・

 

「でやああああああ!!!!!!!」

 

叫び声とともに、銃弾は真っ二つに斬る。ま、中での会話も聞こえたから、余裕で対応できるけどな。

 

ルツ「嘘だろ!?」

 

アール「あの距離で、銃弾を斬りやがった!?」

 

トージョ「有り得ないだろ!?」

 

ツバサ「おいココ、これはどういう事だ?」

 

俺はココを睨む。

 

ココ「ごめんねツバサ。君の実力を知ってもらうには、これが一番だと思って」

 

ツバサ「・・・後で覚えてろ」

 

その言葉に、ココとバルメは顔を青ざめさせるのであった。

 

マオ「ココさん、彼が新しい仲間なんですか?」

 

ココ「そうだよ♪ツバサ、自己紹介」

 

ツバサ「ったく。ツバサ・ドリトルだ。今日からこっちで厄介になることになった。宜しく頼む」

 

ルツ「よかったなヨナ坊。後輩が出来たぞ♪」

 

ヨナ「ルツ、止めて」

 

ヨナの頭を撫でるルツ。しかし、ヨナはそれを嫌がる。

 

バルメ「ルツ、言っておきますけど、ツバサはレームの次にココと付き合いが長いです」

 

ルツ「マジで!?姉御より古参かよ!!」

 

ココ「そうだよ♪ツバサは、基本的には皆と一緒だけど、私の側に離れずにいてね♪」

 

ツバサ「ああ。アイツとの約束だからな」

 

ココ「それじゃあ、それぞれ自己紹介しようか」

 

そして、お互い自己紹介が始まる。

 

レーム「久し振りだなツバサ」

 

ツバサ「そうだな」

 

レーム「また一緒にやれることを嬉しく思うよ」

 

ツバサ「ホントか?」

 

バルメ「私も自己紹介は不要ですね」

 

ツバサ「そうだな。髪伸ばしたのか?」

 

バルメ「はい」

 

ツバサ「ポニーテールが似合いそうだな」

 

バルメ「ツバサが喜ぶなら、後でいくらでもしてあげます」

 

ツバサ「楽しみにしてるよ」

 

そして、次に挨拶しようとしたら、残りの男連中に捕まる。

 

アール「おい!お前何やったんだ!?」

 

ツバサ「何って?」

 

ルツ「あんな姉御、今まで見たことないぞ!!」

 

トージョ「ココさんだけではなく、バルメまであの表情」

 

ウゴ「二人にあんな表情させるなんて」

 

マオ「これは驚いたね」

 

ワイリ「俺達男性陣は、すぐ撃退されるのに」

 

ツバサ「そうか?確かに二人とも、昔と比べて表情は軟らかくはなったけど」

 

ルツ「そんな事をサラッと出来るお前が凄い!!」

 

ツバサ「それより、自己紹介しようぜ」

 

アール「そうだな。俺はアールだ」

 

ルツ「ルツだ。宜しく」

 

マオ「マオと言います」

 

ワイリ「ワイリです」

 

ウゴ「運転手のウゴです」

 

トージョ「トージョだ。同じ日本人だ」

 

ヨナ「・・・ヨナ」

 

ツバサ「宜しくな」

 

そして、自己紹介も無事終わった。

 

ココ「さて、お互い自己紹介も済んだね」

 

ツバサ「まぁな。そう言えば、昼間出会ったあの女には気を付けろよ」

 

レーム「分かってるよ」

 

ルツ「けど、いつ来るんだか」

 

ツバサ「・・・多分だが」

 

ココ「私もこの日と思ってる」

 

そして二人は、口を揃えてこう言った。

 

「「アイツは三日後に来るはずだ」」

 

トージョ「三日後か」

 

アール「けど、暫くは警戒しとかないとな」

 

レーム「俺達は、交代で見回りをしないとな」

 

バルメ「私はココの側にいます!」

 

ココ「ありがとうバルメ。当然ツバサだからね」

 

バルメ「それは当然ですね」

 

ツバサ「・・・何でさ!?」

 

トージョ(ココさんと姉御自ら指名!?)

 

アール(何て羨ましけしからん!!)

 

ココ「後、部屋も同じだから」

 

ルツ(何だと!?お嬢と姉御は絶対に一緒の部屋をとる。すると、必然的にツバサはお嬢達と一緒!!)

 

(((う、羨ましい過ぎるぞツバサ!!)))

 

約三名は、ツバサに嫉妬と言う名の殺気をぶつけるのであった。

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