ヨルムンガンド?   作:シャト6

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久々に投稿しました。数少ない高評価な作品ですので、このまま持続したいです♪


これを読んでいただいてる皆様、次回は出来るだけ早く投稿出来るよう頑張りますので、これからも宜しくお願いします。


第8話

あれから3日が過ぎた。俺とココの予想では、今日辺りに来るはずだ。

 

ツバサ「気を付けろよココ」

 

ココ「フフ~フ♪分かっているよ。レームには既に待機してもらってるし、ツバサがいるからね♪」

 

バルメ「ツバサ、頼みましたよ」

 

ツバサ「了解♪」

 

そして俺とココは、屋上に行くのであった。そして暫く待っていると、例の女がやって来た。

 

ココ「動くな!私に銃を向けた瞬間、死ぬぞ」

 

チナツ「・・・負けた。師匠を撃った奴より凄腕か。いる方向、見当がつかない。それに・・・あんたの横にいる人を相手にするのはね」

 

そう言いながら、持ってた拳銃を地面に置いた。

 

ココ「分かってないな。元より勝負じゃあないんだよ。アタリかハズレかの運試しだ。天気を見るように『3日以内』に、『屋上ルート』で来る。これに賭けた。明日だったら気力、集中力を欠いた私が殺られていた。まぁ良かった。話したいことがあったし」

 

チナツ「・・・はァ?」

 

ココ「チナツ、どうしてパンツ履いてないんだ?」

 

ツバサ「おい、聞きたいこと1つ目がそれかよ!」

 

俺は呆れた。

 

チナツ「・・・ムカ、ツク、女だ!!」

 

ココ「本気で聞いてる。もちろんタダでとは言わない。教えてくれたそのかわりに・・・出会い頭のお前の質問に答えてやろう。いつか殺されると分かっていて、それでも私が武器を売る理由」

 

するとチナツは、ため息をついて話し出す。

 

チナツ「あたしが師匠と組んだ初仕事の日。標的のマフィアの家は、川の向こうにあった。下半身ずぶ濡れなにが気持ち悪くて、こっそり下着を脱ぎ捨てた。その後の戦闘はやたらと弾が当たって、師匠より多く敵を殺したので褒められた」

 

ココ「プッ!パンツを脱ぐと射撃の腕があがる!?ププッ」

 

ツバサ「マジかよ・・・」

 

ココ「ギャハハ!いい話だ!!今は?」

 

チナツ「履いてるよ!!しつこいな!!」

 

スカート上げながら答える。

 

ココ「フフ~フ♪じゃあ私の番だな」

 

ココはインカム手で覆い、誰にも聞こえないようにする。

 

ツバサ「何を話してるのやら」

 

そして、チナツの言葉を聞く。

 

チナツ「我らオーケストラは、死の音楽を標的に叩き込む、芸術家だ!!見損なうな武器商人!!!我々は何者の下にもつかない!!」

 

そう言った瞬間、チナツは隠していた銃を抜こうとする。しかし、俺がチナツの銃を撃ち落とた。

 

ツバサ「レーム!撃つな!」

 

俺は狙撃しようとしてるレームに向かってそう叫ぶ。

 

ココ「ツバサ?」

 

俺はゆっくりと女…チナツの元に歩み寄る。

 

チナツ「…なんだよ~」

 

ツバサ「お前…本当にそれでいいのか?」

 

チナツ「えっ?」

 

俺の言葉に、チナツは顔を上げる。

 

ツバサ「本当に死んでもいいのかって聞いてんだよ。本当に死にたいなら別に止めはしねぇ。だがな、心の何処かに少しでも生きたいって思ってんなら、その意見を尊重しろ」

 

チナツ「……」

 

俺の言葉に、チナツは何も言わない。俺はしゃがみこみ、チナツの頭を撫でる。

 

チナツ「!?」

 

ツバサ「言葉が出ねぇって事は、お前自信が生きたいって思ってる証拠だ。確かにお前の人生は、あの男のせいでボロボロだ。だがな、お前さえよければ…俺の元に来ないか?」

 

『!!?』

 

俺の言葉に、チナツはもちろん、後ろにいるココや隠れてるレーム達も驚いていた。

 

チナツ「なんで…そこまで」

 

ツバサ「…ただの気まぐれだ。どうする?生き方はあまり変わらないが、お前を絶対に見捨てない」

 

チナツ「…ホントに、いいの?」

 

ツバサ「ああ」

 

チナツ「うっ…グスッ」

 

するとチナツは、涙を流しだした。俺はそっとチナツを抱きしめ、背中を優しく撫でてやった。

 

ツバサ「今まで辛かったな。けど安心しろ、俺をはじめここの連中は仲間を見捨てないからよ」

 

チナツ「…うん!ありがとう、ご主人様!」

 

ツバサ「…はい?」

 

俺はチナツの言葉に耳を疑った。今なんてった?ご主人様?…何故そうなるの!?

 

ツバサ「えっと…チナツ?なんでご主人様なんだ?」

 

チナツ「だって、私はご主人様に雇われたのだ!雇われてこの人に支えたいって思ったら、それがご主人様って前に雑誌で読んだのだ♪」

 

どんな雑誌だよ!待って、完全に待って!

 

ツバサ「そ、それは…流石にご主人様は」

 

チナツ「ダメ?」

 

そんな涙目と上目遣いで俺をみないで!そんな捨てられそうな子犬みたいに見ないで!

 

ツバサ「だ…ダメ…じゃない」

 

チナツ「ならご主人様なのだ♪」

 

こうして、チナツを仲間にしたのはいいが、何故かご主人様になった俺である。

 

ココ「……」

 

で、先程から無言で俺の後ろに立っていらっしゃるココさん。せめて何か言ってください!無言でそのプレッシャーは怖いから!!

 

レーム「さ~て、俺達は先に退散するかな~」

 

おいレーム!この状況で見捨てるな!ルツ!なにお前も一緒になって行こうとしてんだよ!!

 

ルツ「悪いツバサ。俺まだ死にたくないから!」

 

俺だってそうだよ!いや、ホントに待って!!俺を1人にしないで!

 

ココ「…ツバサ」

 

ツバサ「は、はい!」

 

ココ「チナツを仲間にしたのは別にいいわ。だけど、その後はどうなの?」

 

笑顔で俺を見るココ。ひえ~!おでこ横に青筋があああああああああ!!!!!!!!

 

ココ「…とにかく、後でバルメと一緒にO☆HA☆NA☆SIね♪」

 

ツバサ「…はい」

 

そしてその晩、ココとバルメ、そしてチナツの3人でお話をした俺であった。そして翌日…

 

トージョ「おはよ~ってうおっ!?」

 

俺の姿を見たトージョが驚く。だろうな、俺…肌カサカサだもん。

 

トージョ「お、おいツバサ…」

 

アール「今は止めとけトージョ。ツバサ、風吹けば簡単に飛んでくぞ」

 

トージョ「わ、分かった。けど…」

 

今度は、ココ達3人を見る。3人とも俺と違い、肌にハリがあり艶ついていた。

 

ルツ「ま~、お嬢達とツバサの間に、何があったかは一目瞭然だが…」

 

アール「ああはなりたくないな」

 

トージョ「同感だ」

 

レームを除いた男連中は、俺を見ながら頷いていた。お前ら…回復したら覚えてろ。そして、新しい仕事に向けてドバイを出発したのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、今現在は貨物船の上。

 

ツバサ「今度はどんな仕事を受けたんだか」

 

あれからようやく回復した俺は、バルメに聞く。因みにルツ達には、キッチリと仕返ししておいた。

 

バルメ「そうですね。今回の積み荷は、かなりな数だそうですよ」

 

俺とバルメ話していると、バルメ通信機に連絡が入る。

 

バルメ「はい・・・すぐに代わります。少しココの所に行ってきます」

 

ツバサ「俺も行くよ」

 

俺もバルメの後についていく。そしてココと合流する。

 

バルメ「ココ、船長です」

 

ココ「小型貨物船?そうそう、朝言ったやつ。クレーン用意。ドバイで積み残した荷を本部の者が持ってくる」

 

そう指示してると、ここの通信機に連絡が入る。

 

ココ「ン?誰じゃ?もしも~し」

 

するとココの顔が、焦りの表情になる。

 

ココ「え?うん、久し振り。え?乗ってるの?ウンウン、はい、10分後?んじゃ」

 

バルメ「どうしたんですか?ココ」

 

ココ「ヤッ、ヤッ、ヤバーイ!!!」

 

ツバサ「何がヤバイんだよ」

 

ココ「兄さんが乗ってくる!その船で!」

 

バルメ「!!」

 

ココ「ワイリ!!ヨナを隠して!!語学の授業をして、部屋から出さないで!!」

 

そして10分後・・・

 

「やぁココ」

 

バルメ「双子でもないのに、相変わらずソックリです」

 

ツバサ「あれがココの兄貴か」

 

ココ「キャスパー兄さん」

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