ヨルムンガンド?   作:シャト6

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第9話

キャスパー「VL・ミカ・ミサイル。売れるのこんなに?」

 

運ばれてきたコンテナを見ながら、キャスパーはココに聞く。

 

ココ「売れるもなにも、代金貰ってるし届けるだけ」

 

キャスパー「ふ~ん。お久しぶりですバルメさん。それと・・・」

 

ツバサ「ツバサ・ドリトルだ。後ろの人、中々な腕前みたいだな」

 

そう言った瞬間、キャスパーは驚いていた。

 

キャスパー「これは驚きましたね。まさか、初見で彼女を見抜くとは」

 

ココ「フフーフ♪凄いでしょ」

 

ツバサが褒められて、嬉しそうに言うココである。

 

ココ「ところで、どうしてアフリカにいるの?」

 

キャスパー「野暮用。そう言えばドバイで捕まったって?」

 

何故か嬉しそうに言うキャスパー。

 

キャスパー「CIAのスケアクロウか。メチャクチャな奴だろ?でも金策の才能があるので、合衆国に重宝されてて自由が利く。黄金の畑の『カカシ』って意味だよ」

 

ツバサ「あいつにそんな二つ名があったのかよ。けど、物凄くしつこそうだな」

 

そう言うと、ココは更に頭を抱えるのであった。そこから暫く話してる2人であった。

 

キャスパー「僕はそろそろ帰るよ。その前にトイレ借りてもいいかな?」

 

ココ「どうぞ」

 

そしてキャスパーはトイレに行ってしまった。すると、キャスパーが向かった方からヨナの叫び声が聞こえた。

 

ツバサ「今の声は・・・」

 

バルメ「ヨナ君ですね」

 

すると、キャスパーがヨナと一緒にやって来た。

 

ココ「まだこの船に乗ってるとは思わなかった!!いい大人が、2人してヨナをいじめてんじゃないよ!!」

 

ココはココで、ヨナが虐められて怒っていた。

 

ココ「出てけ~!!オラの船から出てけ~!!」

 

ツバサ「オラって・・・」

 

普段使わない言葉に、俺は頬を引くつかせる。すると、さっきの女性がレームに話しかけた。

 

「アラアラ、まだ生きてたのねぇそこのオジサン」

 

レーム「相変わらず口の悪ィ女だぜ、チェキータ」

 

どうやら彼女の名前はチェキータと言うらしい。

 

チェキータ「仲良くしてあげてね、ミーシャ。それと」

 

するとチェキータは、俺

に近づく。

 

チェキータ「貴方いい男ね♪あのオジサンよりいいわ。一緒に来ない?」

 

まさかの勧誘であった。当然、ココ達がそれを許すはずもなく・・・

 

ココ「ちょっとチェキータ!!ツバサを勝手に勧誘しないでくれる?」

 

バルメ「そうです!!」

 

チナツ「ご主人様は渡さないのだ!」

 

3人は、俺の腕や体に抱きつきながら、チェキータを睨み付ける。

 

チェキータ「怖いわね。今回は諦めるわ。でも、私は諦めないからね♪」

 

そう言い残して、チェキータはキャスパーと一緒に帰っていったのであった。

 

ココ「ツバサは、ずっとウチで働くんです!!」

 

バルメ「その通りです!」

 

チナツ「そうなのだ!」

 

レーム「ハッハッハ。モテ男だねツバサ」

 

煙草を吹かしながら、笑っているレームであった。

 

ツバサ「見て笑ってるなら、どうにかしてくれ」

 

レーム「そいつは無理な相談だ。俺もまだ死にたくねぇしな」

 

そう言いながら、俺達から離れていくレームであった。そんな状況だが、取り敢えず商品を無事に届ける事が出来たのであった。そこからは暫くはのんびりとした航海が続いている。しかし、その時間は長い事続かなかった。

 

ツバサ「ホントに、ココといると忙しいったらありゃしない」

 

ココ「ハイハイ!ハイハイハイ!!ダッシュダーッシュ!!戦闘準備!!準備~!!!!」

 

俺達は武装準備をしている。理由は、現在この船は海賊に襲われかけているのである。

 

ココ「相手は目がいいよ!!一撃必殺エリアに引き付けるまで、こっちの武装を気づかれちゃイカン!!あんなちっこい船1隻なわけない!トージョ、更なる敵は!?」

 

トージョ『敵1の後方3km、200km/hで接近、敵2。1分で来る』

 

無線で説明するトージョ。すると、右舷から1隻のボートがやって来た。

 

ココ「海賊め!!狙う相手を間違えたのが運の尽きだぜ!!!」

 

ツバサ「ココって、たまに言葉遣い変わるよな」

 

そんな事を言うが、当然ココの耳には届いていない。

 

「止まれ!止まれば殺さない!!」

 

ココ「止まるかバカ!!」

 

相手の挑発に応戦するココ。

 

ツバサ「止まれと言って、止まる馬鹿はいないよな。しかも、ホントに止まって殺さないって保証はないし」

 

そんな事を言いながら、俺はココ達から離れていった。

 

ココ「も~、バルメはああいう連中の発見早くて、大手柄だよ!」

 

バルメ「オホッ!!コ、ココの為なら地球の裏まで千里眼です!!」

 

ココに抱き着かれ、嬉しそうにそう答えるバルメであった。すると、ヘリコプターが2台やって来た。それと同時にトージョから連絡が入る。

 

トージョ『ココさん、更に敵4だ!』

 

ココ「了解トージョ!皆、敵が更に追加だよ!!」

 

的確に仲間に指示を飛ばすココ。

 

ココ「それにしても、何で海賊がこんなに兵器持ってんだろ?」

 

バルメ「そうですね」

 

その答えに答えるのは誰にも分からなかった。

 

ココ「それじゃあ、やるよ!!」

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