ドラゴン娘とハリー・ポッター   作:ゴールドルナ

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第27話 ドラゴン娘とホグズミード

どうもーー、皆さんのラシアンナです。今日も元気に生きてます。偉いですね。私が。えらいえらい。

 

生きるって大変なんですよ。朝起きて、ご飯食べて、授業行って、寝るだけで一日終わるんですから。 いや、寝るだけって言いましたけど、寝るのって結構技術いると思うんですよね。 いい感じの姿勢探したり、毛布の位置調整したり、なんか足だけ暑かったり。

人生って難しいです。

 

いきなりなんですけど、シリウス・ブラックってご存知ですか?なんかすっごい危ない人です。たぶん。世間的には。いや、なんか人殺したとかなんとかで、みんなすっごい怖がってましたし。

 

でも会ってみると、案外そうでもないかもしれない感じの人です。ちょっとぼさぼさで殴ったらおとなしくなる普通の人間です。

 

ほら、世間の評判ってあてにならないですからね。たまにありますよね。めちゃくちゃ怖い顔してる人が犬好きだったり。逆に笑顔の人がすごい怖かったり。今回は犬好きというより犬だったんですけど。

 

……まあいいです。

 

そんなシリウス・ブラックが、なぜか重度の火傷で医務室に運び込まれたらしいです。

不思議ですねぇ。

 

本当に何があったんでしょうね?

 

もしかすると、ディメンター相手に撃った高火力チャージブレスがちょっとかすっただけかもしれません。ほんのちょっと。ほんのちょっとですよ。人体の大部分に当たった程度かもしれません。

 

事故って怖いですよねぇ。

 

なんかありますよね。 階段で転んだら偶然相手が吹き飛んだとか。 偶然壁が壊れたとか。 偶然地面に大穴が開いたとか。

人生、偶然でできています。

 

そういえば全く関係ないんですけど、コラテラルダメージって言葉、好きなんですよ私。なんか響きがかっこよくないですか?

 

コ・ラ・テ・ラ・ル。

 

なんかこう……強そう。必殺技感あります。

 

 

あ、そうそう。 魔法省のお偉いさんたちはシリウス・ブラックが出たって聞いて、ディメンターのなんかそういうアレで消したかったみたいなんですけど。

 

なっぜか。

 

本当になっぜか。

 

肝心のディメンターがいないらしいんですよね。

 

不思議ですねぇ。

 

いや、まあ、いなくなることくらいありますよね。人だってたまにいなくなりますし。 靴下とかも片方消えますし。 ペンも消えますし。 授業で使うはずだった教科書も消えますし。

 

ディメンターもそんな感じなんじゃないですか?

 

……違う?

 

その後はなんか校長先生が話してました。

 

でも長かったです。

校長先生ってなんでみんな話長いんでしょうね?

たぶん大事な話だったんでしょうけど、皆さんもそこまで興味なさそうなので終わります。

 

 

 

 

 

ところで、どうやら三年生になると行ける場所があるらしいんですよ。

そう、みなさんご存知ホグズミード。要するにホグワーツの近くにある街ですね。

なんかお店がいっぱいあって、バタービールとか飲めたり、おもちゃとかお菓子とか買えたりするらしいです。

 

へー。

 

すごいですね。

 

えー、まあ、行きませんけど。

 

いやだって、ダイアゴン横丁ですらめんどくさいんですよ?何が悲しくてわざわざ人がいる場所に行かなきゃいけないんですか。どう思います?

 

人、多いじゃないですか。歩くじゃないですか。疲れるじゃないですか。最悪ですね。この世の悪徳が詰め込まれたようなメンドクサイ存在です。

 

あと人って歩きながら急に止まったりしますし。 あれなんなんでしょう。 前の人が急停止すると危ないんですよ。 馬車だったら追突事故です。

 

それに私には一緒に行こう!とか言ってくれる友達も…………

…………。

…………まあ、いますけど。

 

いました。みなさんのことじゃないですよ。ちゃんとリアルな友達でいました。そう、ハリー・ポッターです。なんかすこーし、誤解があったことで私を怖がっていたみたいなんですけど、きちんと誤解であるという言質を頂きました。はい、解決ですね。

 

危なかったですね。今ちょっと空気がしんみりするところでした。で、なんかハリーが危ないから駄目かもしれない、みたいな話になってたんですよね。

シリウス・ブラックがいるから、とかなんとか。

 

なので私は言っておきました。大丈夫ですよ。私がいるので。シリウス・ブラックくらいならぶっ殺してあげますって。

 

なんか微妙な顔されました。なんででしょう。 守ってあげるって言ったのに。

まあ、その会話はシリウス・ブラックが原因不明の火傷を追う前の話なので、ものすごく今更感のある話なんですけどね。

 

そういうことで、ホグズミードです。

思っていたよりちゃんとしてました。まあ、それはそうなんですけど、ホグワーツ内で言われているより遥にただの町でしたね。

 

とりあえずゾンコの店で変なおもちゃグッズを買いました。 なんかよく分からないものがいっぱいありましたね。どういう人が考えるんでしょう。 突然大声が出るやつとか、びっくりするやつとか、急に人を困らせるやつとか。と思っていたら、ロンのお兄さんの双子なんかが好きそうです。そのうち自作グッズを作り出しそうですよね。

 

それから、いろんな動物の鳴き声が出るというお菓子も食べました。私は最初鳥かなって思ったんですけど、途中から何が出てるのか分からなくなりました。鳴き声って意外と難しいですね。普段ドラゴン語ではしゃべるんですけど、鳥語ってあるんですかね。あれは空を飛ぶ中で一番頭の悪い連中らしいので、たぶんないんだと思います。

 

あとバタービールも飲みました。 名前だけ聞くと強そうですよね。 バターとビールですよ? なんか油っぽくて重そうじゃないですか。

 

なんて平和なんだろう。世界って素晴らしいですね。

 

あとは試験さえなければ最高なんですけど。試験はハーマイオニーみたいに試験の好きな人にやってもらうのがいいと思います。かくいつてきなきじゅんによるきょういくって奴ですよ。意味は分からないですけど。

 

それにしてもなんなんでしょうね、試験って。

 

平和に生きてるだけなのに、急に紙渡されて知識を示せって言われるんですよ。怖くないですか?

 

幸いにしてホグズミードが燃え尽きることもなく、時々ハグリッドの家に行ったりしながら、楽しい生活を送りました。

 

そうして三年生も終わりです。いや、試験の結果が悪すぎて終わりって意味じゃないですよ。ほんとですからね!!

 

 

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