前回のあらすじ
悪魔の囁き、ジオウとジャオウガの殴り合い!
暴駆とソウマは先ほどまでずっとバチボコに殴り合っていた。
なぜかというと。暴駆がずっと回避してきた悪魔の誘いをソウマが持ってきたからである。
暴駆「余計なことしやがってバカソウマ!」
ソウマ「話だけでも聞いてやろうよ⁉」
暴駆「うるさい!ただでさえ黒歌の一件で悪魔への信用なんて地に落ちてるようなもんなのにそこに変態兵頭を加えたらもうおしまいだよ!」
ソウマ「確かにそれは分からなくもないけど…‼」
暴駆「悪魔なんてみんな兵頭みたいなもんだろ!」
ソウマ「偏見がひどい!」
ちなみに雷蔵、バラギ、剛力の3人はというと…
雷蔵「悪魔?そんな事よりもドラゴン娘じゃ‼」
バラギ「う~ん…アオハル組のみんなに何かしてきそうで…乗り気じゃないですね…」
剛力「とりあえずギャイに何かしたら握り潰しますかね。」
そしてなんやかんやで三大勢力会議の当日。
ソウマ、雷蔵、バラギ、剛力は普通に、ごく普通に特になんも変わらず来たのだが…
ソウマ「あ、暴駆だ…ってえぇ⁉」
雷蔵「あやつ…」
暴駆はバックにゲドウ権現、バクロ法師、ゴウケン齋と、強力な鬼たちをつかせていた。
バラギ「何やってるの?」
暴駆「あぁ、「部下だけでもテメェらなんて簡単にぶっ殺せるんだぜ」ってことを分からせてやるために頼れる鬼たちを連れてきた。」
剛力「アハハ…」
さすがにガタイの良すぎる鬼たちは校舎内には入れないので暴駆はカードに戻した。
そして会議が行われるという部屋に行くとサーゼクスが出迎えてくれた。
サーゼクス「無理を言ったのにも関わらず来てくれてありがとう。」
ソウマ「いえいえ。」
暴駆はそっとばれないようにソウマに膝カックンした。
「へぇ、お前らが今回のスペシャルゲストか。」
「なんでも人間なのにも関わらず異端な力をお持ちだとか…」
堕天使総督、アザゼルと天使長ミカエルだ。
すると、1人の男が近づいてくる。
「ほう。お前らがな?ぜひ戦ってみたいね?」
暴駆「いいぜ。この会談が終わったら真っ先にぶっ飛ばしてやるよ。」
アザゼル「ヴァーリ、強い奴を見たら見境なしに喧嘩を売るのはやめろ。」
ソウマ「暴駆も。過剰に反応するのやめろよな。」
暴駆「へいへい。」
暴駆達の姿を見た一誠が驚く。
一誠「なんでお前らがいるんだよ!?」
暴駆はソウマを指さす。
暴駆「コイツに聞いてくれ。」
サーゼクス「彼らは本会議のゲストみたいなものさ。」
そして会議が始まる。
出会ったときのフランクな雰囲気はどこへやら、一気に厳格な雰囲気になる。
ミカエル「と、言うように我々天使は…」
サーゼクス「その通りだな。このままでは確実に滅びの道を…」
アザゼル「ま、俺らは特にこだわることもないな。」
さすがは種族のトップといったところか、厳格な雰囲気がありながらも互いに戦争を継続させたくないというのは一致しているため、会談は順調に進んでいく。
サーゼクス「さて、リアス。そろそろ先日の件について話してくれないかな?」
リアス「はい、ルシファー様。」
サーゼクスの妹であるリアス・グレモリーとセラフォルーの妹であるソーナ・シトリーがコカビエル襲撃の件について話し始める。
サーゼクス「では、今のを踏まえて堕天使総督の意見を聞きたい。」
アザゼル「意見も何もコカビエルが単独でしたことさ。」
ミカエル「預かり知らずだと?」
アザゼル「奴の処理としてちゃんと白龍皇を向かわせただろ?その後は大人しいもんさ。あっさりと『地獄の最下層』で永久冷凍刑に処されたよ。そのあたりは資料に全部書いてあっただろう?それが全部だ。」
セラフォルー「説明としては最低の部類ね。」
サーゼクス「では、ここ数十年。なぜ神器所有者をかき集めている?」
ミカエル「最初は戦力を増強して戦争を起こすのかと思っていましたけど…」
サーゼクス「いつまで経っても戦争を仕掛けてくることはなかった。」
ミカエル「白い龍を手に入れたと聞いたときは強い警戒心を抱いたものです。」
アザゼル「神器研究のためさ。なんなら、一部資料をお前らにも送ろうか?」
ここまでの話はソウマ以外自分には全くと言っていいほど無関係だったので、みんな他のことを考えていた。
ソウマ(アザゼル、俺のジクウドライバーとか欲しがりそうだな…)
暴駆(あのアザゼルってやつ…プリンみたいな頭してるな…)
雷蔵(jack-potの新曲はまだかのう…)
バラギ(あ、兵頭のやつ…また頭の中ピンクにしてる…)
剛力(ギャイは今頃お風呂かな~…やばい、鼻血が…)
そして会談は進み、ついに三大勢力は和平を結んだ。
暴駆(面子とかもあるんだろうが回りくどくないか?素直に種族ごと滅びたくないから戦争やめて~って言えよ。どうせ他の奴らも同じようなこと考えてるだろうし…)
アザゼル「さて、和平も結んだことだしそろそろスペシャルゲストの方へ話を勧めようぜ。」
ミカエル「そうですね。」
サーゼクス「率直に聞こう。君たちは何者だい?」
サーゼクスの質問に対し、5人はキッパリと答えた。
暴駆「鬼の王。」
ソウマ「最高最善の魔王。」
雷蔵「超神星。」
バラギ「アオハル組の従僕。」
剛力「生徒会のボディーガード。」
サーゼクス「あっさりと答えるね…なんか色々すごいのがいたけど…」
暴駆「事実だ。お前らが認めないだのなんだの言おうと確定した事実だ。」
サーゼクス「そうか…」
アザゼル「アッハッハ!面白れぇじゃねぇか!気に入ったぜ。俺たちはお前らと敵対する気なんで微塵もないから安心しな。」
暴駆「そうか。そいつはありがたい。じゃあもうドラゴン娘のみんなも妖怪も三大勢力に勧誘すんな。」
暴駆の言葉でサーゼクス、セラフォルー、ミカエル、アザゼルがギクッとする。
心のどこかでは狙っていたのかもしれない。
暴駆「やっぱ狙ってやがってたな…敵対したくないってんなら少なくともクリーチャーと妖怪には手を出すな。お前らも和平結んで早々に死にたくはないだろ?」
サーゼクス「ハハハ…そうだね…」
アザゼル「興味あったんだが…仕方ないか…」
なんとか自分たちの一番の要求を飲ませた暴駆であった。