前回のあらすじ
想像を絵にして生み出すマスターが登ジョー!
雷蔵「暴駆殿、最近白髪の吸血鬼のような男に女性が攫われるという事件が多発しているようじゃ…何か知らぬか?」
暴駆「なんだと?知らないな…しかし何度も女性を攫うってことはそれなりに実力がある奴なのか…それとも姑息な方に長けている奴なのか…?」
雷蔵「そこまでは分からぬ。じゃが警戒は必至じゃろうて。」
暴駆「だな…こちら側に手を出した時は…血塗れの肉塊にしてやる…」
雷蔵(暴駆殿の怒気と殺気が混じった雰囲気…久々に見るのぅ…)
それからしばらく経って、事件は起きた。
暴駆と雷蔵が教室で生徒会メンバーを待っていると、流星ガイアこと庵野答が傷を負いながら教室に入ってきた。
雷蔵「ム⁉ガイア殿⁉どうかしたのか?」
ガイア「ハァ…ハァ…大変だ…姉さんが…攫われた!」
暴駆「何⁉」
雷蔵「それは真か⁉」
ガイア「はい…恐らく…今噂になっている人攫いの吸血鬼です…」
それを聞いた2人の表情が変わる。
隠す気のない凄まじい量の怒気と殺気にガイアは思わずビクッとなる。
暴駆「そうか…分かった。ガイア、お前は休んでろ。」
雷蔵「ウム。アーシュ殿は儂らが必ず助ける。」
ガイア「でも…そいつ…すごい強さで…」
暴駆「関係ない。誰が相手だろうが…ただの肉塊になるだけだ。」
雷蔵「その通り。じゃからガイア殿は安心して待っておれ。」
そうして2人は学園を飛び出した。
暴駆は例の吸血鬼をおびき出すために一王二命三眼槍のギャルモードになっていた。
そして、その後を雷蔵が付けている。
暴駆「早く来やがれ…それともアーシュをハメてるのか…?だとしたら急がないと…‼」
すると背後からおぞましい空気と共に白髪の男が現れる。
「ヒュ~!キミ、チョーカワイイね!この娘も連れて行けば、一誠ももっと喜ぶぜ~!」
そういって男は暴駆を捕まえてどこかへ連れて行く。
暴駆は特に抵抗もせずされるがままとなり、雷蔵はその後をついていく。
男が連れて行った先は、兵頭一誠の自宅だったのだ。
「一誠~新しい娘連れてきたぜィ~!」
そして男が家の中に入ったと同時に暴駆の視界に映ったのは、攫われたアーシュに今にも何かしようとしてる一誠の姿だったのだ。
それと同時に暴駆は男の頭を掴んで床にたたきつける。
暴駆「ご丁寧に案内してくれてありがとなドブカス野郎!そして兵頭!流星に指一本でも触ったら殺すぞォ!」
一誠「うぇぇ⁉」
暴駆「雷蔵ォ!入ってこぉい‼」
暴駆の言葉と同時に雷蔵が入ってくる。
雷蔵「承知した!」
一誠「なっおま…春牙⁉」
そして暴駆もギャルモードから普段の姿に戻る。
暴駆「おいドブカス野郎。最後に言い残すことはあるか?」
「おいおい…まさかキミ男だったのかよォ…萎えるわ~」
暴駆「よくわかった。死ね。」
暴駆は男に向かって拳を突き出すが、なんとアーシュが男をかばったのだ。
暴駆「流星⁉どういうつもりだ!」
雷蔵「アーシュ殿⁉」
「フゥ~!アッチィ~!沁みるぜセニョリータァ‼」
暴駆「そのゴキブリ以下の笑み…テメェ流星に何しやがった!」
血鬼「何って、この葛葉血鬼の能力でのこの娘に記憶改竄しただけ。」
暴駆「…雷蔵、流星のことは任せてもいいか?」
雷蔵「う、ウム…しかし暴駆殿は?」
暴駆「コイツら殺してから行くわ。」
雷蔵「正直儂の手で倒してやりたいが…アーシュ殿のことも考えるとやむを得んか…!」
雷蔵はアーシュを連れて去って行った。
血鬼「あ~せっかく一誠のために用意したハーレム要員の娘が~」
暴駆「そうか…テメェがこんなことをしたのも兵頭が原因か…ならさっさとコイツから殺しちまうか。」
暴駆は一誠に襲い掛かる。
だが暴駆と一誠の間に血鬼が入り込む。
血鬼「俺の契約相手に手ェ出さないでよ~」
暴駆「うるせぇお前は死んどけ。」
暴駆はお構いなしに血鬼を殴る。
それによって血鬼の首から上が吹っ飛んだ。しかし血鬼はすぐに再生する。
血鬼「一発で頭持ってかれるとか…ヤバ。」
暴駆「チッ…再生系か…面倒くせェな…オラァ‼」
暴駆が右足を振り上げる。
するとそこから放たれた衝撃波で血鬼の体が斜めに吹き飛ばされた。
血鬼「さっきから威力ヤバすぎ~」
暴駆「ダリィし…お前ごと兵頭を狩るわ。」
そして暴駆は一王二命三眼槍を取り出して血鬼の腹を貫く。
勢いそのままに矛先が一誠目掛けて突き進む。
血鬼「それはヤベェな…来い!眷属!」
血鬼は轟血鬼ザ・ヴァンプを呼び出して一王二命三眼槍にぶつけ、矛先をずらす。
血鬼「まァだだ!来やがれ!百鬼の邪王門!開門ォン!来ォい!アーテル・ゴルギーニッ‼」
暴駆「お前も百鬼の邪王門を使えるのか⁉」
暴駆は血鬼が百鬼の邪王門を使ったことに驚愕した。
しかしすぐに切り替えて一枚のカードを取り出す。
暴駆「…鬼札ヶ島 百鬼夜城。」
次の瞬間、ザ・ヴァンプとアーテル・ゴルギーニは灰になって崩れ去った。
血鬼「ハァ⁉」
暴駆「この程度で驚いてんなよ。」
そして暴駆の全力の一撃が血鬼を捉える。
ドガァン!
それを受けたことにより、血鬼の上半身が丸々なくなっていた。
しかし先ほど同様すぐに再生する。
暴駆「せっかくだ元祖を見せてやる。現れろ!百鬼の邪王門!」
暴駆は床に手を突き刺すと、そこから引っ張り出すように百鬼の邪王門を取り出した。
血鬼「アンタも使えるのかよ~」
暴駆「当たり前だ。鬼の王舐めんな。」
そして百鬼の邪王門から出てきたのは「魂狩」の鬼ガシャド髑髏だった。
暴駆「ガシャド髑髏、コイツに鬼の恐ろしさを教えてやれ。」
ガシャド髑髏「承知ィ…」
そして血鬼と一誠はガシャド髑髏によって血だるまの肉塊になった。
それを見た暴駆は帰って行った。
しかし血鬼はすぐに再生し、一誠も元に戻した。
血鬼「こりゃあ~面白そうな~メンドくさそうな~」