前回のあらすじ
人攫いの吸血鬼をフルボッコする暴駆。
柊弥は新たに恭賀も加わり、イルワの手紙を支部長に届けるためにホルアドに来ていた。
ハジメ「…久々だな…」
柊弥「正直あまりいい思い出はない場所だよな…」
烈火「今頃あの頭ン中お花畑の勇者はどうしているんだろうな…?」
柊弥「クソほど興味ねぇ…さっさと手紙渡して出ようぜ…」
烈火「もしできるなら…雫に会いたいな。」
ハジメ「八重樫に会うのは難しいだろうな。一応勇者御一行の一員だし、迷宮の攻略で忙しいだろ。」
烈火「そうか…」
恭賀「苦笑いハハ…」
そして柊弥達がギルドに入ると、なにやらみんな慌てていた様子だった。
柊弥「何かあったのか?」
烈火「あ、遠藤。」
ギルド内が慌てふためいてる中、烈火は親友である遠藤浩介を見つける。
遠藤はかなり影が薄く、親友の烈火でもなければ見つけるのは困難だろう。
遠藤「あ、暁⁉それに剣城も…‼あとは…誰だ?」
柊弥「遠藤、ここのギルド支部長はいるか?」
遠藤「支部長なら今人員を調整してるけど…呼んでくるよ。」
ハジメ「人員…?やっぱ何かあったのか…?」
ハジメがここで何が起こったのか考えていると、ホルアドの冒険者ギルド支部長が来たので応接室で話すことに。
柊弥「これ、イルワさんからの手紙。」
支部長「あぁ…確かに受け取った。」
遠藤「なぁ…力を貸してくれ!皆が大変なんだよ!」
ハジメ「あ?」
柊弥「は?」
烈火「どういうことだ?」
恭賀「(´・ω・`)?」
遠藤の話によると、天之河たち勇者御一行はオルクス大迷宮の90層を進んでいたところ、魔人族のカトレアが現れ、勧誘してきた。
それを拒否すると戦闘になり、カトレアが率いる魔物に襲われた。
凶悪な魔物の猛攻に耐え切れず撤退し、迷宮の一角に身を潜めていたところ、隠密性能に長けた遠藤が救援を要請するために戻ったそうだ。
柊弥「フ~ン…」
ハジメ「…」
烈火「雫が…まさかそんな…」
恭賀「(´・ω・`)?」
その話を聞いて真っ先に立ち上がったのは烈火だった。
烈火「しず、ゲフンゲフン!皆が危ない、すぐに助けに行こう。」
柊弥「行ってらっしゃ~い。頑張ってね~」
烈火「お前も行くんだよ!」
柊弥「あの連中に情が沸かん。良くて八重樫とか白崎ぐらいだ。うっかり手が滑って檜山の心臓ぶっさしそうだからいいわ。」
恭賀「赤の他人だからな~」
ハジメ「しょうがない…行ってやるか。」
ハジメは愛子や香織との記憶を思い出し、助けに行くことにした。
柊弥「頑張ってくださ~い友よ~」
ハジメ「お前も行くんだよ。」
柊弥「なんで⁉」
そして柊弥は嫌々ハジメに連行された。
オルクス大迷宮の中を進んでいくと、ハジメは急に止まる。
ハジメ「ここら辺でいいか…」
ハジメはバンカーバスターを取り出した。
遠藤「え…何する気だ?」
ハジメ「ここから一気に下へ行く。」
ハジメはバンカーバスターを起動し、地面を貫いた。
そうしてできた穴に皆飛び込む。
烈火「待ってろよ雫…‼」
そして着地すると、魔物たちによって追い詰められた勇者御一行の姿があった。
烈火は雫の姿を見ると、すぐにガイハートを取り出して走り出す。
烈火「お前ら何してんだァ!」
烈火は魔物をガイハートで一刀両断する。
ズバァ!
そして、雫に手を伸ばす。
雫はその手を取って立ち上がる。
烈火「雫…大丈夫か?」
雫「え…えぇ…烈火。ありがとう。」
香織「もしかして…ハジメ君⁉」
ハジメ「まぁその…なんだ。久しぶりだな、白崎。」
皆は変わり果てたハジメの姿に驚いていた。
注目が集まっていない内に柊弥はブレイバックルを装着し、チェンジビートルのカードを装填していた。
柊弥「…変身。」
Turn Up
柊弥は仮面ライダーブレイドに変身した。
そしてブレイラウザーを取り出すと、走り出して魔物たちを斬り捨てて行った。
恭賀「せっかくだ、ホールインワン決めたるか~‼」
恭賀はマイクと一体化したゴルフクラブを取り出して柊弥に合わせて魔物たちを撲殺していく。
柊弥「…あまりにも弱いな…これの程度ならあの勇者(笑)でも倒すのは不可能じゃないはずだが…」
カトレア「無策で魔物に襲わせたと本気で思ってるのかい?」
カトレアはそう言って笑うと、肩に停めていた鳥型の魔物に他の魔物を回復させた。
恭賀「なるほど、回復要員か…だったら…」
恭賀は少し窪みができてる場所にゴルフボールを置く。
そして、鳥型の魔物に狙いを定めると、勢いよく打った。
恭賀「ホールインワン!」
グシャッ‼
ゴルフボールは一瞬にして鳥型の魔物に直撃し、鳥型の魔物は頭を吹き飛ばされて絶命した。
カトレア「なっ⁉」
カトレアが鳥型の魔物の死に動揺していると、柊弥の目の前に巨大な亀型の魔物が立ちはだかる。
柊弥「タンクってところか…」
カトレア「そいつの甲羅は誰にも破れないよ。諦めな‼」
柊弥はブレイラウザーからキックローカスト、サンダーディアー、マッハジャガーのラウズカードを取り出すと、ブレイラウザーにラウズした。
KICK、THUNDER、MACH、LIGHTNING SONIC
柊弥は超高速で助走をつけ、必殺キック「ライトニングブラスト」を亀型の魔物に放った。
それによって亀型の魔物の甲羅は砕け散り、爆散した。
ドカァァン!
カトレア「嘘だろ…?」
そして、魔物たちが死に一人残されたカトレアの額にハジメがドンナーの銃口を突きつける。
カトレア「私を殺したら…私の恋人がアンタを殺すよ。」
ハジメ「上等だ。そいつも殺してやるよ。」
カトレア「そうかい…なら一思いにやんな。」
光輝「な、南雲…待っ‼」
バァン!
天之河が止めようとしたが、間に合わずハジメはカトレアを射殺した。
こうして魔人族の襲撃は幕を閉じた。
その光景を、仮面ライダーレンゲルが眺めていた。
レンゲル「一足遅かったか…まぁあの女が死のうが変わりはいくらでもいる。オンドゥル君、ありふれ世界のどこかで会おうか。」
その頃別の世界にて…
毘沙死狂騒曲「そろそろお前もあっちの世界に投入したいんだが…いいか?」
「いいぜ。どこの世界でも俺のヒーロータイムは止められない。」
毘沙死狂騒曲「その答えが聞けて良かった。じゃあ達者でな~エイリアンヒーローさん。」
「おう。」
毘沙死狂騒曲が見送ると、左手に珍妙な時計を付けた男は物語の世界へとワープした。
毘沙死狂騒曲以外は知らない。
この男が秩序と混沌を同時にもたらすことを…‼