膳所邸に赴き、美玖姐さんと桜さんがいる部屋に通されて座るなり問われた。
「お前は加布羅という名前を知っているか」
「現3位の婆娑羅ですよね」
「ええ。それに加えて、前回の討祓作戦では十二天将を含めた総勢百人の陰陽師を壊滅させています」
学校の授業でもやるほどの大被害をもたらしたケガレだ。気まぐれで見逃されることもあるが、一度戦いになると苛烈に、残虐なまでに殺しにかかる。前回の討祓作戦では纏神呪を使用した十二天将を苦もなく殺したことが、生き残りの陰陽師から報告されている。
「…ワシとこいつ――桜の父、椿とは顔なじみでな。こいつが生まれる前からの仲だった。あいつは暑苦しいし、バカみたいにうるさいやつだった」
美玖姐さんの声に、わずかな懐かしさが滲む。
「…そんなやつだが、実力は十二天将として十分以上に持っていた。そしてワシと椿は加布羅の討祓作戦に参加した。そこで椿は――無残にも殺された」
ぎりぎりと歯を食いしばり、爪が食い込むほどに拳に力を込める。そっと桜さんが美玖姐さんの手に自分の手を重ねた。
「…ワシらはあいつをこの上なく恨んでいてな。桜を鍛えているのも、加布羅を討つためだ」
そこで美玖姐さんはそう言うと茶を飲み一息つく。桜さんが美玖姐さんの言葉を引き継ぎ話す。
私達は加布羅を殺すために、殺される覚悟も持っています」
桜さんの声は静かだが、その瞳には揺るぎない決意が宿っていた。
「父を殺された恨み、美玖姐さんが親友を失った悲しみ。それは私達だけのものです。だから――」
桜さんは一度言葉を切り、まっすぐに俺を見据えた。
「修行をつける条件として、もし加布羅との戦いが起きた際には一緒に戦ってほしい。それが私達の願いです」
美玖姐さんも俺を見て、ゆっくりと頷く。
「…だがな、お前は私達とは違う。加布羅に対して何のしがらみもない。椿を知っているわけでもなければ、あの討祓作戦で大切な人を失ったわけでもない」
美玖姐さんは真剣な表情で続ける。
「…加布羅は十二天将クラスでも簡単に殺される相手だ。お前が戦えば、命を落とす可能性は非常に高い。復讐という業を背負った私達とは違い、お前にはまだ未来がある」
「だからよく考えてほしいんです」
桜さんが言葉を添える。
「…返事は今すぐでなくていい。修行を受けながら、自分の気持ちと向き合って、本当に私達と一緒に戦えるのか――戦いたいのか、考えてください」
部屋に重い沈黙が落ちる。
二人の覚悟の重さが、ひしひしと伝わってきた。
オリ主がハーレムを作るとしたら誰を入れる? 婆娑羅を入れて欲しいとの声がありアンケートを作り直しました1人は決めているので今回の結果でハーレムのメンバーを決めます
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五百蔵志鶴
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膳所美玖
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蹉跎 桜
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オリキャラ
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赫夜
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師(もろ)
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愛宕
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辺留