どけ!!俺は(ヒミコの)お兄ちゃんだぞ!! 作:俺はお兄ちゃんだぞ!!
俺とエンデヴァーの付き合いは職場体験の頃から今まで、つまり一年半以上になる。
最初は今のような関係性ではなかった。
サイドキックのバーニン達と任務をこなす毎日、エンデヴァーと関わったのも初日だけだった。
俺もあの当時は禪院一為、オールフォーワンがヒミコに関わった件で職場体験どころではなかった。
そのままエンデヴァーとは大して関わることなく職場体験は終わり、しばらくは関わることはないだろうと思っていた矢先。
『学校が休みの日にうちに来い。俺の息子の訓練相手になってもらう』
いきなりそんな電話がかかってきた時はすぐに切ってやろうかと考えた。
が、なんとかそれを耐え内容を聞けばエンデヴァーの息子に俺の技術を教えろとのことだった。
職場体験初日に言っていた、力の凝縮、そして力を点で放出すること、これらが自身に近いレベルまで極まっていると。
俺はそれに独学で鍛えたと答えた、それによって自分の息子に技術を教えろと言いたいのだろう。
「断る、お前の息子を鍛える理由がない」
『いいから来い、職場体験を無断で帰ったというのにインターンに呼んでやるんだぞ!!』
電話越しに吠える男の声にうんざりする。
正直このまま無視したいが、確かにインターンにいけなくなるのは困る。
俺はナンバーワンへ最短の道で歩まなければならない、寄り道をすればその分ヒミコの幸せが遠くなるんだから。
了承すれば、自身の家の住所といつ行けばいいかを伝え、そのまま切れた。
ため息を吐けばそれを見ていた通形に何かあったのかを聞かれ何でもないと答える。
やがて休みの日になり、約束通りエンデヴァーの家に行くことになった。
「来たな。中に俺の息子の焦凍がいる。お前の技術を教えろ、それであいつが強くなったのならインターンに、卒業後は俺のサイドキックとして雇ってやる」
「・・・・わかった」
面倒だがこいつの指示に従う、全ては妹のためだ。
だがなんでわざわざ俺に訓練をさせようとする、自分の息子なんだ、親である自分が教えればいいだろ。
「くだらん反抗期だ、雄英生徒、それも首席のお前なら話を聞くだろう。俺は仕事に行かねばならん、ここからはお前ひとりでやれ」
吐き捨てるようにそれだけを告げ、あいつは姿を消す。
そのまま家の前に立っていると、奴の娘と名乗る女が姿を現し家に中に案内される。
それに従って後に続けば一つの部屋にたどり着き、そこに一人の男がいた。
「・・・・あんたがあいつが言っていた訓練相手か」
「ああ、お前があの加齢臭の息子か」
「・・・・加齢臭?」
俺の言葉に睨みつけていた顔を怪訝な様子に変える。
加齢臭は加齢臭だ、いちいち訂正してやるつもりもない。
「さっそく始める。力の凝縮、そして力を点で放出すること、これをお前に教えろと言われている」
「・・・・」
こいつを強くさせることが出来ればあの加齢臭は満足する。
見たところまだ中学生、俺が教えればすぐに吸収し強くなるだろう。
感覚派の俺は教えるのが下手だと言われてきたが、これでもヒミコに力の使い方を教えてきて俺も教育については上達している。
「あれだ、こう力をぎゅっとして、抑えていた力を解放する感じだ」
「・・・・」
言葉だけじゃダメか、だったら身振りも加えよう。
こう、腕を振って、あれだ、力をぎゅっとする感じなんだ。
俺が身振り手振りを加えて説明すれば、相手は何とも言えない顔で俺を見ていた。
「・・・・わかったか?」
「・・・・教えるの下手だな」
俺がもしかしたらと思いそう聞けば、男は微妙な顔を維持してそう告げる。
やがてため息を吐きながら俺に向かって口を開いた。
「体育祭で暴れてただろ、さすがに覚えてる。あいつからどんな報酬をもらえるのか知らねぇが邪魔するなら帰ってくれ」
そう言って俺から視線を外した男は自分だけで訓練を始めようとする。
技を教える、こればかりは感覚派の俺には難しい。
だが、強くするだけなら話は別だ。
「俺との戦闘で鍛えるのはどうだ、格上との戦闘は自身の経験値を大きくあげる」
そう言えば男は再び俺へと視線を向ける。
今度は俺の実力を測るかのようにじっと見つめて来た。
俺もこの時代に来てからそれなりに月日が経ち、個性にもだいぶ慣れた。
ここまで慣れれば個性込みの実力もおおよそ予想が出来る。
「体育祭はチラッとだが見てた。確かに実力はあるみたいだが・・・・俺よりも格上とは思えねぇ」
「なら試してみろ」
エンデヴァーは自身の息子が強くなりさえすればそれでいいはずだ。
だったらこのやり方でも文句は言わないだろう。
俺がそう言った瞬間、奴の身体から氷が飛び出してきた。
至近距離から放たれたそれに俺は呪力で強化した腕を振って砕き対応する。
氷を砕かれたことに驚きながらも男は動きを止めず、今度は俺に直接触れてくる。
対応してもよかったが、この男の実力を見るためにあえて何もしない。
「確か血を操るんだったな。だったら凍らせちまえば血は出せねぇだろ」
そう言った直後、触れられた箇所から急速に冷気が走り俺の身体を凍らせていく。
氷を発生させる個性、てっきりエンデヴァーと同じ炎を出す個性かと思ったが違うのか。
かなりの速さで俺の全身が凍り付き、身動きを封じてくる。
だが、呪力が氷に籠っているわけでも体の芯まで凍り付くほどの温度でもない。
呪力で身体を固めればこの程度の拘束は簡単に外せてしまう。
「っ!!?」
氷を砕きながら至近距離にいた男の顔を掴む。
そのまま部屋の壁に向かってぶん投げた。
「百斂」
壁に激突する寸前に氷を展開し衝撃を逸らし移動しようとするのが見える。
だがその隙に百斂を行い、すでに照準は相手に合わせている。
「穿血」
攻撃を行う直前に氷の壁を作るが、この程度では時間稼ぎにもならない。
俺の放った穿血が奴の防御を貫き、そのまま奴の胴体に直撃した。
加減はしたが、もろに入った。すぐには立てないだろう。
「ぐっ、くそっ」
痛みと悔しさで顔を歪ませながら俺を睨む。
その目はあの加齢臭の目を思い起こさせた。
やはり親子というわけか。
「っ、一緒にすんじゃねぇ。あいつと俺は違う」
俺がそう言えば即座に否定の言葉が入った。
どうやらあの加齢臭、息子に相当嫌われているらしい、まぁそうだと思っていたが。
「・・・・虐待か」
顔の半分にある火傷の跡、そこからこの嫌われようの理由を察する。
だからと言って俺がどうこういうつもりはないが、他人の家族事情に首を突っ込むつもりもない。
・・・・そう思ってはいたが。
「・・・・あの加齢臭」
俺が虐待かと疑えば、もっと複雑だと、家の事情を頼んでもないのに話してきた。
そして、こいつの家庭事情に流石の俺も嫌悪感を感じざるを得ない。
・・・・ナンバーワンになるという自身の目的に母に子を産ませ、その使えない子供はいないものとして扱っている。
それを聞き、思い起こさせられる男は一人だけ。
自身の目的のために母を弄び、自身の血を混ぜ俺達を生ませた、憎むべき男。
あの男とエンデヴァーが、重なる。
「・・・・」
無意識に拳を握り締めていた。
・・・・どうやらこの家は俺と似た境遇らしい。
だが、だからと言って俺に何かできるわけでもない。
俺には俺の絶対に優先すべきことがある、そのためにはエンデヴァーとの関りが必要だ。
嫌悪が湧いたのは確かだが、加茂憲倫と同レベルのクズかと言われれば違うだろう。
少なくとも俺は奴が大勢の人を救っているのをこの目で見ている。
エンデヴァーへの復讐はこの息子がすること、俺がどうこうするようなものじゃない。
・・・・今までの俺だったらな。
今の俺は過去とは違う、九十九に人として生きる道を進ませてもらい、そして今はヒーローの道を進んでいる。
ヒーローなら、弟なら、この話を聞いて何もしないだろうか。
ヒミコを救うため、エンデヴァーの力を利用し最短でナンバーワンへ進む。
それが何よりも優先、だがそれでここを見ない振りをしてしまえば、悠仁とは違う道を進むことになってしまう。
楽な道は、結果として遠回りになる。
「・・・・」
今回の場合、俺はどう関わるのが正解だ。
この息子が強くなるのに協力するか、だが教えるのが下手な俺では期待以上の成果は出せない。
エンデヴァーに改心するように言う。論外だな、俺が何か言ったところで聞くわけがない。
・・・・悠仁なら、目の前の少年の心に寄り添って、生来の明るさで元気づけていただろう。
俺にはそんな真似はできない、真似しても残念なことになるだろう。
悠仁ならどう動くかではなく、俺しか出来ないやり方を探せ。
「・・・・お前、聞く限り弟だな」
俺の言葉に少年は困惑しながらも頷く。
弟、それも末っ子か。
さっき案内された女は姉、さらに兄も一人いる。
・・・・兄弟が多いところも似ているな。
俺にしか出来ないやり方、俺が知るのはお兄ちゃんとしてのやり方しか知らない。
「・・・・お兄ちゃんとして、救う」
言葉にしてこれが俺の出来るヒーロー活動の方法だと気が付いた。
俺と境遇が似たこの状況なら尚更だ。
「名前を聞いてなかった、教えてくれ。俺は脹相だ」
「・・・・轟焦凍。なんでいきなり名前を」
・・・・焦凍か、確かにエンデヴァーがそう言っていたな。
末っ子で、弟。似た境遇・・・・悠仁。
「よし。焦凍、今回限りだが俺はお前のお兄ちゃんだ」
「・・・・・・・・・・・・・は?」
お兄ちゃんになったのなら話は簡単だ。
俺はただ全力でお兄ちゃんを遂行するだけでいい。
弟を、母を弄ぶ、あの加齢臭を潰す。
たったそれだけのことだ。
俺がしてきたことと変わらない、加茂憲倫の時は敗北したが、今回はそうはいかない。
「任せろ焦凍。お兄ちゃんがあの加齢臭を叩き潰し、お前たちが自由に暮らせるようにする」
「待て、いきなり何言ってやがる。いきなりお兄ちゃんってわけわかんねぇ」
困惑した様子の焦凍にそれはそうかと納得する。
そこで俺がお兄ちゃんであること、それが俺のヒーロー活動になるということを伝えた。
・・・・伝えたのだが、ますます困惑したようだった。
参った、これ以上なにを伝えたらいい。
「・・・・俺とお前の家の事情は似ている」
俺には三人の親がいる。母と、母を孕ませた呪霊、そしてその間に血を混ぜた、母を弄んだ憎むべき男。
自身の目的のために母を弄び、歪な俺達を産ませた。
邪悪さで言えば数段以上こちらが上だが、似ていることには変わりない。
その憎しみと嫌悪は奴が死んだ今も変わらない。
「ヒーローとしてその話を聞いて動かないわけにはいかない。それに他人事とは思えない、だからお兄ちゃんだ」
「・・・・最後だけは意味わかんねぇよ」
俺の事情を聞いて複雑そうな顔をする焦凍。
そしてため息を吐いた。
「こいつは俺の問題だ、部外者が関わってくんじゃねぇ」
「部外者じゃないお兄ちゃんだ。あの男が憎いんだろ、だったら潰すぞ。あの加齢臭は口で言って聞く男じゃない、実力で黙らせるのが手っ取り早い」
何も殺すと言っているわけじゃない、力でねじ伏せて黙らせるだけだ。
ここで待っていればあいつは来る、その時に倒す。
焦凍だけで倒せるのなら俺が首を突っ込む必要はなかった。
だが俺に負けているようでは無理だ。
「焦凍ー?すごい音してたけど大丈夫?あと飲み物持ってきたけど」
俺と焦凍が話している最中、俺を案内してくれた女がやってくる。
ちょうどいい。この女にも伝えよう。
「冬姉と呼ばれてたな、もう一人の兄にも用があるから案内してくれ」
「え?夏雄に?えっと、焦凍?この人はなにを?」
「・・・・俺もよくわからねぇ」
困惑する二人を少し強引に連れ出し、もう一人の兄の元に向かう。
夏雄と呼ばれてた兄は自分の部屋にいた。
「え?誰?なんで俺の部屋に」
「お前が長男か」
困惑する男に詰め寄る。
他所の家の事情に口を出す気はなかったが、お兄ちゃんになったのなら話は別だ。
こいつは長男としての責務を怠っている。
「話は聞いた。弟の焦凍がこんな目にあっているのに兄のお前は何をしている」
「・・・・は?いきなり何言って」
・・・・何を言っている?
そんなこともわからないのか。
弟が辛い思いをしているというのに、兄のお前は本当にわからないのか!
「なぜ助けない、弟が辛い思いをしているのになぜ黙って見ている!」
「いや、いきなりなんで。ていうかお前だれだよ!」
「俺はお兄ちゃんだ!!」
「わけわかんねぇよ!」
ちっ話が進まない。
長男のお前がしっかりしないでどうする。
一番上は姉らしいが、そんなのは関係ない。お兄ちゃんなら姉すらも守ってみせろ。
俺がそう言えば夏雄と呼ばれた男は声を荒げながら口を開いた。
「あー!!お前頭おかしいんじゃねぇのか!?そもそも俺は長男じゃない!長男は燈矢兄だ!」
「・・・・なに」
その言葉に眉を潜める。
こいつが長男じゃない?どういうことだ。
「・・・・」
俺が話しているのを慌てながら見ていた姉が少し顔を伏せながら事情を説明してくれる。
・・・・長男が亡くなっていたのか。
話を聞けば今から十年以上前に自身の個性の暴走か、山火事に巻き込まれたかで亡くなったという。
なるほどな、それならこの状況も納得だ。
長男が亡くなっていたから弟たちを守る存在がいなかったんだ。
それによりあの加齢臭を殴る奴がいなかった。
燈矢という兄が
――――その役目、今回は代わりに俺が果たそう。
「すまなかった。そういうことなら話は別だ」
弟である夏雄に頭を下げる、そして改めて事情を説明した。
俺のヒーローとしての活動はお兄ちゃんから始めること、焦凍を救うため、エンデヴァーを倒すということ。
「・・・・わかったような、いや、やっぱわかんねぇ。ていうかあいつを倒すって無理だろ。仮にもプロヒ―ローだぞあいつ」
「問題ない、俺は直接あいつの力を見ている」
確かに強い、練り上げられた力だ。
だが決して届かない実力じゃない、殺し合いじゃない戦いならなおさらだ。
「いや実力もだけど、こう常識的に。ヴィランかよお前」
呆れた顔で見てくるが関係ない、どう思われようがやることは変わらない。
今奴はヒーローとして活動している、それを邪魔するつもりはない。
エンデヴァーではなく、こいつらの父親としてこの家に戻った時に叩き潰す。
奴が戻るまでの間にこの家の事情をもっと詳しく知っておく必要がある。
◇
「・・・・なんなんだ」
あのくそ親父が寄越した男。
今の雄英一年の首席だという話を聞いて、少し興味が出ていたがこんな奴だとは聞いてねぇ。
いや体育祭は少し見ていたから知っていたはずだった、けど興味がなかったせいで気づかなかった。
変な奴だが実力は本物だった。
血を操る個性、そして素の身体能力、そのどちらもが異常なほど鍛えられているのを感じた。
一年主席は伊達じゃねぇってことか。
・・・・問題はその後だ。
なんでいきなりお兄ちゃんなんだ。
本当に意味が解らない。
俺達が自由に暮らせるようにあいつを叩き潰す。
この男はそう言っている。
勝てると思ってんのか?
あいつは腐ってもナンバーツーだぞ、その実力は嫌でも知っている。
俺は子供の頃からあいつに鍛えられて、その力を見せられてきた。
この男があいつが戦っても勝てるとは思えない。
そもそもヴィランと戦うためや人を救う以外で私的に個性を使って戦ったら法律違反だろ。
「だったら
そう断言する男を見る。
何の根拠もないはずなのに、不思議と何かが起こる予感を感じた。
「つーか俺らの長男になるって。お前、俺の一個下だよな?年齢的に無理だろ、いやまぁそれ以前の問題ではあるけどさ」
「俺の本来の年齢で言えば百を超えている、何も問題ない」
「・・・・ねぇ焦凍、この人って」
冬姉が変な人を見る目で男を見ている。
たぶん俺も似た目をしてるだろう。
・・・・あいつを倒すか。
不思議とそんな考えを思いつくことはなかった。
母さんの個性だけでナンバーワンになり、あいつの野望を台無しにする。
それが俺の復讐だとそう決めていたせいか。
直接あいつに危害を加えようとは思わなかった。
「それはお前が優しいからだろうな」
俺の独り言を聞いた男がそう口を開く。
その言葉に固まった。
固まる俺を見ながらこいつは言葉を続ける。
「お前たちの過去を聞いた本心だ。俺がもし過去のお前たちの傍にいたならあいつを殺してる」
物騒なことを言う、だがその目は本気だった。
夏兄も言ってたが、この男はヒーローよりもヴィラン寄りだな。
「優しいお前たちに復讐は合わない。だから代わりに俺がする、お兄ちゃんとして」
「そこは譲らないんだな」
夏兄が呆れた顔でそう呟く。
・・・・代わりに戦うか、それでこいつがあの男にやられるのを見てろってのか。
「俺も加えろ。お前の言う通りだ、あの男は一度叩き潰しとかないとな」
あいつは俺を自身の上位互換だと言った。
だったらそれを証明してやるよ、てめぇを叩き潰すことによってな。
「近くに戦うにはちょうどいい広い場所はある、そこにあいつを呼び出す」
あいつが所有している土地だ、あそこなら私有地な以上個性を使っても問題ねぇ。
俺の言葉にこいつは少し考えた後に頷いた。
俺とこいつで何が出来るかを説明し合う。
そしてあいつを潰すための行動が決まった。
俺とクソ親父の親子喧嘩。
それに変な男が加わったことで、何か決められていたものが歪んでいく、そんな奇妙な感覚を俺は感じていた。
は・な・し・が・進まない。
さらっとエンデヴァーとの関係を書こうと思っていましたが無理でした。
次話でエンデヴァーとのバトルです。
今の脹相は一年の時なので新技の超新星・炎やサポートアイテムもない状態になります。
領域展開は使っても意味がないので、さすがにエンデヴァーの方が有利ですかね。
あとは・・・・イエーイ、“天国”の燈矢君みてるー?
今からお兄ちゃんが君の代わりに轟家をいろいろしちゃうぞー。
ちなみに脹相は自身の生まれた環境(三人の親。母と自分達を産ませた呪霊、そして偽夏油)のことを焦凍に話してるので、焦凍は脹相の今の家庭環境がそれだと勘違いしています。