対人最強職に就いて現代ダンジョンで無双できる様になってがクソ姉(元ヤリチンTS爆乳と穀潰し貧乳)どもはどうしようもねンだわ   作:俺の子種をくれてやる

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第3話

 

【聖女】がそこにいた

 

 タートルネックに灰色のコートを羽織り、その目からは高い知性を感じさせる灰色の髪の美女

 

 その名は日本探索者序列2位【聖女】

 

 国内最高峰の回復魔術の使い手であり、その知性は世界を照らし、何よりも慈悲深い。

 

【広域全快魔術】なる反則級の魔術を使い、その叡智によって指揮官を務め、その慈悲は心を癒す

 

 まさにこの大迷宮時代を乗り越えるために神から遣わされた【聖女】

 

 

 と言うことに、表向きはなっている。

 

 と言うか俺がそう見えるようプロデュースした。

 

 だが、こいつはあらゆる方面に無能だ。

 

「クソがっなんで無視した! おい愚弟! ぐーてーい! わたしはお前より年上なんだよ! 偉いんだよ! 分かったら今すぐ頭を垂れろ、ひれ伏して崇め奉れえええ!」

 

 そしてわざわざ言うまでもないが一番悪いのは性格だ、救いようが無い。

 

 コミュ障陰キャで会話のデッキが二次元と飯と他人の悪口と下ネタしかないところも救いようが無い

 

 大人相手にはとにかく弱気だが、自分より年下の身内と子供には強くでるとこも救いようがない。

 

 あと何故かVt◯berとベ◯ータとサイゲ◯ムスに異常な憎しみを燃やしているので暇さえあればそのうちのどれかをインターネットで叩いてるのも救いようがない。

 

 一昨年アラサーに足を踏み入れた人間とは思えん

 

 更に、発現したクラス(職業)は【無職】

 

 この時代、基本的に非探索者の一般人でも、【戦士】【僧侶】【魔術師】【盗賊】どれかの職には就き、レベル一程度の脅威度は持っているにも関わらず、無職とか言うレア職を発現させるあたりが最高に馬鹿姉貴と言う感じで最高だ。死ね。

 

 この無職と言うクラスはスキルも魔術もない、ステータス補正もほぼ皆無。ゴミだ。

 

 なんでそんなあらゆる能力がゴミの馬鹿に上記の【聖女】のイメージが出来てるのかと言えば単純だ。

 

 俺と馬鹿兄貴の必死のサポートのおかげだ。

 

 俺の必死の演技力指導、インターネット使った工作、メディアへの賄賂、金使った周囲への口止め

 

 そして馬鹿兄貴(現在留置所にいるため今日は来ていない)のクラス【勇者】の【広域全快魔術】をこいつを起点に放つ事で、こいつが術者ように見せかけ、人類種最底辺の身体能力を【全能力超強化魔術】で誤魔化すと言う涙ぐましい努力。

 

 以上二つの工作により、この汚物をクレバーで慈悲深い大聖女様だと世間様に思わせる事には成功している。

 

 こいつは見た目だけならバリバリのキャリアウーマン見てえな面なのもその一因だろう。

 

 そしてこんなんをダンジョンに連れ回すのは、レベル上げたら知能か肉体が改善される事を期待してのことだ。

 

 まだ20代で面が良いから傍から見たらギリ笑えるかもしれんが、もうそろそろ笑えない領域に突入しようとしている。

 

 このままだと俺が養わないといけなくなる可能性があるので、迷宮様のレベルアップ効果でさっさと独立させるため今日も迷宮に引きずり出したのだ。

 

 しかし迷宮内で俺やクソ兄貴がキャリーしパワーレベリングをしたおかげで、魔力を相当吸っているにも関わらずこいつのレベルは0のままだ。

 

 その範囲内でわずかに成長はしているが。

 

 30センチ以上の段差から降りただけで足を骨折する等スペランカ◯並の虚弱体質が改善され、なんと35センチの段差から降りても骨にヒビが入る程度で済んでいる。

 

 すごいね。死ね。

 

 ぐーぐーぐーぐ

 

 成長性皆無の馬鹿を頭の中でボコボコにぶん殴っていると地鳴りのような音が響いた。

 

「はぁ……はぁ……もう17分も何も食べてない……腹ペコだよ……」

 

 そう言ってクソ汚物は腹を擦る

 

 こいつは頭も勘も性格も察しも最悪の一言に尽きるが燃費も最悪だ。

 

 ついさっきシイラの丸焼きを貪り喰ったばっかなのに、もう既に欠食児童のような表情を浮かべている。

 

 まさに究極の穀潰しだ。助けてくれ。

 

「あ! あいつ美味そう! 愚弟! あれ仕留めて!」

 

 涎を垂らしながら馬鹿が指したのは位階(レベル)14モンスター【ドレッドレッドワイバーン】

 

 レベル13以上のモンスター、いわゆるS級モンスターの標準装備である、魔術合金ですら容易く砕く膂力、体を百分割されても生き続けられる生命力と言った身体能力を抜けば、こいつの強みは主に3点

 

 1つ目はその飛行能力。

 

 初速ですら時速5000キロに達し、7秒あれば地上から成層圏までたどり着けるとち狂った速度であるのにも関わらず、最高速度からの急停止も可能、やろうと思えば最高速度のまま都会のビル群の中を何者にも当たることなく突っ切れる制動力もあり、10年以上地上に降りることなく飛び続けられるスタミナまである。

 

 ありとあらゆる戦闘機をぶっちぎった究極の飛行能力だ。馬鹿か? 

 

 2つ目は口から放たれる超高温のブレス。何度かは忘れたが、鉄如き瞬く間に蒸発させる温度だった事は覚えている。

 

 ファンタジーでのドラゴンの吐息は、当たっても大体なんとかなるイメージがあるが、こいつのブレスは進行上のもの全てを消失させるレーザーだ。殺意が高すぎる。

 

 その上ノーコストで連発可能、射程も200キロ程度までなら威力の減衰が発生しない。馬鹿か? 

 

 3つ目はその探知能力。探索者の探知系能力は、半径1キロ以内の温度を感知できるだけでA級探索者パーティーに勧誘される程度には有用だが、こいつの探知は出力が違う。原理こそ分からんが、星1つを覆うほどの範囲への生命非生命問わない探知センサーを持つ。

 

 大まかな戦闘能力すら分かると言うおまけ付きだ。馬鹿か? 

 

 これらの要素と狡猾で臆病な気質がガチガチに噛み合った結果、戦闘時のこいつは、全力で距離を取りながら、センサーで探知した獲物に超超長射程の即死レーザーを連射してくる、クソマンチ戦法を取ってくる。きっと迷宮外にいたら、宇宙まで飛び出し、そこから地上のターゲットが死ぬまでレーザーを連射してくるだろう。

 

 自重って言葉を知らねえのか? 馬鹿か? 

 

 そんな馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿モンスターにこっそり近づき喉を掻っ切ると、その首から血を噴水の様に吹き出しながら馬鹿は絶命した。

 

 魔物の死体から魔力が流れ込み、自身が強化されたのを感じる。

 

 

 その快感と命を奪った僅かな罪悪感で身悶えしていると、ぬっと馬鹿姉が湧いてきた。

 

「これもう死んでる? わーい! 夢にまでみた竜の肉だ! いただきまーす!」

 

 言うが早いがワイバーンに馬鹿はかぶりつく。

 

「かっ! かひゃい!」

 

 そして声にならない悲鳴を上げながら転げ回る。

 

 当たり前だ。S級モンスターの肉が口で噛み切れてたまるかボケ。そんなやわな耐久力のモンスターだったら誰も苦労しねえんだよマヌケ。

 

 戦車の砲弾程度なら傷一つつかねえバケモンだぞ。

 

「いたいいいいい! いたいいいいいい! わたしの歯があああああああ! この世の全てを魅了する大理石の様な白さの前歯がああああ!」

 

 ゴロゴロビッタンと痛みによって暴れる馬鹿にポーションをかけながら思う。

 

 こいつがこれほど暴れるのは1週間前チャリのサドルに強く股を打ち付けて貞操を失った時以来……

 

「……あーやっべぇ。バケモンが来るわ」

 

 今もなお痛い痛いと喚き続けるマヌケに吸い寄せられるように明らかにヤバい気配が近づいてくる。

 

 ドレッドレッドワイバーンを喰らいながらそれは姿を現した。

 

 レベル15モンスターにして東京迷宮97層ボス。

 

【神速邪智暴虐帝テスカトリポカ】が




タイトル死ぬ程悩んでいるので良い案あったら教えて下さい

兄はTSさせるべきか

  • させるべき
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