仮面ライダー鎧武 スマイルプリキュアルート 作:ヤニカス2007
「みゆき!、、この本面白いクル!」
キャンディはみゆきの部屋で絵本を読んでいてたのしそうだが、反対にみゆきの顔は優れなかった。
みゆきは自身の部屋の窓から夜空を眺めている。
(私は、、必要なの?)
「き、、みゆき!」
「ん、、あ!何。」
「大丈夫クル?」
「大丈夫だよ!私は元気だけは忘れないからね!、、あ!もう夜も遅いからおやすみ」
みゆきは自身の部屋の明かりを消したが不安を消すことは出来なかった。
次の日のみゆきは第三者から見ても明らかに何かを考えている様子だった。
あかねはその様子を登校中に見たがいつもと変わらないように見えた。
「おーい、みゆき。、おはようさん」
「、、あ!あかねちゃん、おはよう」
キャンディもバックから挨拶をして、みゆきとあかねは学校に着くまで喋りながら歩いていた。
2人が校門に入った時に学校の花壇にお水をあげているれいかがいた。
「れいかちゃん!おはよう」
「おはようございます。今日は少し早いですね、2人とも」
「まぁ、うちはいつもは店の手伝いで遅れているだけやしな」
「大変ですね。『キンコンカンコン』
1時間目が始まる5分前のチャイムが鳴った。
3人はその音を聞いて、自身の教師に向かった。
そこに、全力で走ってきた空夜が現れた。
「は、は、は、、、あれ?まだ大丈夫なのか?」
「ええ。まだ5分前ですよ」「そうやで」
良かったと一息ついた空夜を少し遠くでみゆきは見つめていた。
みゆきの脳内には昨日の一件のことが離れない。
(何で、私もチーム鎧武のメンバーなのに、、空夜みたいに、、)
「おい!大丈夫か?みゆき」
空夜はぼーとしているみゆきに声をかける。
「大丈夫か?みゆき、今日なんか調子、悪いんか?」
あかねも心配の声を上げる。
「何言ってんの!私は大丈夫だよ!、、ほら、早く行かないと遅刻扱いになっちゃうよ!」
みゆきはみんな先頭に行き、いつもより速く歩いていた。
「、、、、、、」
れいかはみゆきを見て、心配とはまた違う感情を心に抱いていた。
(あれ?俺、何かしたかな?)
(、、うちは何もないはず)
残る2人はみゆきのいつもと違う様子はわかっていたが、原因がわからず、自身の胸を探った。
れいかは生徒会での予算報告を終えて、久しぶりにみゆきさん達と昼ご飯を食えると今日を楽しみにしていた。
しかし、みゆきさんのがいつもと違うことにはすぐに気づいた。
みゆきさんはいつもはみんなを朝からエネルギーをくれるが、、今日は違った。
笑顔だったが、、エネルギーを感じなかった。
空夜さんやあかねさんも不思議に思っているようだった。
私は授業の間の休み時間になおに相談してみることにした。
「なお、実はみゆきさんの調子がいつもと変なんです、」
「ああ〜、それは私も感じてるよ」
なおも気づいていたという事実に少し驚きながらも話を進めた。
「昨日のダンスを弟と見に行ったんだけど、、そこから元気がなかったのは感じた」
「そうですか、、(昨日からということと今日の様子を見る感じ体調不良ということではない?)
そこにパティシエ修行の影響で寝ていたやよいが起きた。
「あ!2人共、どうしたの?、もしかして、みゆきちゃんのこと?」
2人もやはり、第三者から見て、今日のみゆきの様子がおかしいのは明白らしい、
「実はそうなんだ。何か変なんだけど、何かがわからないの、」
「はい。何とかしてあげたいんですが、、」
なおとれいかはみゆきに助けてもらった恩がある。
れいかはその時にもらった恩を今度は自分がみゆきを助ける形で返したかった。
『キンコンカンコン』
授業のベルが鳴ってしまい、3人は次の授業のために自身の机に戻った。
学校が昼休みの時間となり、学校全体が賑わいを強くしている時にみゆきは誰も来ない屋上の階段にいた。
そこで、みゆきはスマホでDJサガラの番組見ていた。
「ハロー!沢芽シティー!今日も熱いビートライダーズの情報を教えるぜ!
しかし、世はまさに、アーマードライダー戦国時代の弱肉強食だ!!!
新しい現れたアーマードライダー黒影とアーマードライダーグリドンがバロンと協力していたと見せかけて、、、
後ろからの裏切りをさ・く・れ・つ
これに加勢するかと思っていたチーム鎧武のリーダー的存在の鎧武と龍弦は逆にバロンを守る形になった。
これからも、目が離せないぜ!」
(リーダー、、、)
みゆきの顔は目頭が熱くなるのを阻止出来なかった。
そこに、現れたのは空夜だった。
この時の空夜はなおやれいかやキャンディ達がみゆきを探していたのを手伝っていて、何となくこの場所に来ていた。
みゆきは自身の顔を隠して、空夜から逃げようとする。しかし、男子で特別身体能力の高い空夜から逃れるはずもなく、すぐに捕まってしまう。
「どうしたんだよ?何かあったのか?」
空夜はただただ、心配で声をみゆきにかけた。
「大丈夫だよ!空夜、、いつも、、ごめんね」
空夜は何で謝られたのか、何で泣いているのかがわからず、みゆきの背中をただ見ていた。
みゆきはまた、誰もいない体育館の裏に来ていた。
みゆきの心は荒れていた。その理由がわからないから困っていた。
「見つけました。みゆきさん」
「れいかちゃん」
れいかの顔はいつもと変わらなく、みんなから安心を与える顔だった。
「何があったんですか?みゆきさん。何かあったら話してください。、これは友達としての当然の義務ですから。」
みゆきはただ、少しずつ言葉を何とか繋げてれいかに相談をし始めた。
「実はさ、、私が鎧武にいる意味って何なのかなって、、思うの」
空夜が復帰して今日までずっと空夜に負担を掛けてる、それによる罪悪感だけではない。
トーヤが勝手にアーマードライダーになったことでみゆきはトーヤから信用されていないという考えが生まれてしまった。
それだけではない。空夜とトーヤが中心になってすぐにトップになったことも自身の無力感を増大させていた。
「みゆきさんは覚えていますか?私がクラスのみんなと距離があったこと」
「、、それは覚えてるよ。でも、あんなことなんて誰でもできることだよ。」
「違いますよ。あれはみゆきさんだからできたんですよ」
れいかは中学最初の時を思い出していた。
この沢芽市では中学から新しい仲間を見かけることが少ないないが、ただ、れいかは俗に言う令嬢。
それによる他者からの勝手な認識で1人になってしまった。
そこに現れたみゆきだった。
『れいかちゃんって、お嬢様なんでしょう?、、もしかして、ドレスとか着たことあるの?!』
みゆきが急に話かけてきたことや何の話なのかも分からず混乱している時だった。
『アホ、そんなこと言うたら青木さんが困惑するやろ』
『そうだよ。みゆきちゃん』
あかねややよいが現れた。
「あの時のことは忘れません。だから、お願いします。今度は私がみゆきさんを助けたいんです」
「れいかちゃん、、ありがとう!」
みゆきは少しだけ、明るさを取り戻した。
「でもね、れいかちゃんはさ、どう思う?頼りのないリーダーって、、」
れいかはまっすぐにみゆきの目を向けて話し始めた。
「みゆきさんは本当に頼りのないリーダーでしたか?」
「え?」
「確かに、空夜さんみたいにみゆきさんはなれません。だって、みゆきさんですから。
みゆきさんのリーダーってどうゆう存在ですか?
みんなを引っ張る人、みんなをまとめる人、それとも、
みんなから頼りになる人。」
みゆきは空夜はみんなから頼りになる人なのだと言うことは知っている。
それに自分が甘えていることが嫌いだった。
「私はみゆきさんもリーダーの人だと思っていますよ。でも、みゆきさんはみんなから力を貸したいと思える人です。」
「みんなから、、力を」
みゆきの目にはいつものような元気に溢れた目に戻ろうとしていた。
「はい。あなただから、みんなが力になりたいと思える。それは、みゆきさんがみんなを助けたからですよ!」
「、、確かに、私は空夜みたいに出来ない。けど、私に出来ることがあるんことはわかったよ。れいかちゃん、、
ありがとう!」
みゆきはれいかに抱きついた。それは、みゆきが表現できる全力のお礼だった。
上から、変な空気が流れ始めた。
「早く、バッドエネジーを回収しなくてはダワサ」
マジョリーナは屋上で自身の体の感覚を感じっていた。やはり、体はどんどん弱くなっている。
「早く、バッドエネジーを、、、
世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まれ!白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ!」
マジョリーナは鎧武のことを気にしてプリキュアとの戦いが混乱するのを避けるために空夜の所にインベスを召喚して、こちらの戦いに参加出来ないようにした。
学校全体の空気が重くなってしまった。
それに気づいたはなお達は校庭に出て、屋上にマジョリーナがいることを知る。
「あれは」「マジョリーナ!」
「あれは、、プリキュア!何で、ここに
まぁ、いいダワサ。来い!あかんべ!」
マジョリーナは果実と鏡にバッドエネジーを吸収させて、あかんべを召喚した。
「どうする、2人共、」
「うち達だけで対処するで!」
「うん。このまま放っておくこともできないしね!」
「「「プリキュア スマイルチャージ!」」」
〈go go let’s go〉
あかね達はスマイルパクトでプリキュアに変身した。
「太陽サンサン 熱血パワー キュアサニー」
「ピカピカピカりん じゃんけん ぽん キュアピース」
「勇気リンリン 直球勝負 キュアマーチ」
3人のプリキュアは鏡のあかんべに近づくが、急に姿を消した。
あかんべはプリキュア達の前にいたのに、いつのまにか後ろの方に移動していたのだ。
ピースが後ろにあかんべがいることに気づかずに不意打ちで攻撃されてしまう
「きゃあああ!」
「ピース!」
「私が行く!」
マーチはスマイルパクトに力を溜めて、風の球を作り出した
「プリキュア! マーチシュート!」
風の球をあかんべに向かって放つが当たる直前に消えてしまった。
技の影響でマーチは動けなくなってしまった。
「これで、プリキュア共を倒せれば、、終わりダワサ」
マジョリーナの顔はうすら笑みをしていた。
(どうする?あかんべは多分、幻?)
「ピース。技をお願いや!」
「わかった!
プリキュア ピースサンダー!」
ピースはあかんべに向かって放つがマーチと同じ結果になってしまう。
しかし、あかねの狙いはこのすぐだ。
「そこや!
プリキュア サニーファイア!」
あかねは幻で避けた後に出てくるあかんべは本体だと予測して、炎の球を放った。
「ぐぁぁっぁああああ!」
あかねの読み通りにあかんべには当たったがさすがに、1発では倒すことは出来なかった。
ピースとサニーが倒れて、動けなくなっている所にみゆきとれいかが現れた。
「あれは、、キュアハッピー、、」
マジョリーナは勝ちを確信した。なぜなら、1人ではこのあかんべに技を当てられないからだ。
「れいかちゃんはみんなをお願い
プリキュア スマイルチャージ!」
〈go go let’s go〉
みゆきはスマイルパクトでプリキュアに変身した。
「キラキラ輝く 未来の光 キュアハッピー」
ハッピーはあかんべに向かうが幻に翻弄されて、攻撃が当たらない
「きゃああ!
でも、ここで負けるわけには、、」
ハッピーは何とか立ち上がる。
「みゆき!頑張ってクル!」
キャンディも校庭に何とか来て、応援しか出来ないことを悔やみながらも応援をした。
また、もやみゆきはあかんべに近づいてまた、攻撃を受ける。
しかし、みゆきはすぐさまスマイルパクトに力を込めた。
「プリキュア! ハッピーシャワー!」
光の光線を当てるが距離が遠く、後ろに飛ばされながら為倒すことは出来なかった。
みゆきは校庭でバウンドをしながら、動きが止まった。
「これで、終わりダワサ!、、しかし、プリキュアってのは役に立たないダワサ!」
「違います!」
れいかは自身も驚いていたが叫んでいた。
「みんなは役に立たないは絶対に違います。
だって、みんなは痛い思いをしながらあなたを止める為に必死だった!
それで、あかんべはもうすぐだったんです!」
「確かに、後1人いたら危ないダワサ。でも、もうプリキュアはいない。
アーマードライダーも校内もインベス達に夢中しているダワサ。」
そう、詰みだ。
(やっぱり、私は、、「違います!何回でも言います。みんなは、、すごい人です!」
みゆきはその言葉で救われたと同時にれいかの上から青い光がれいかを包んだ。
「これは、、スマイルパクト、
ありがとうございます。これで、みんなを助けられます。
プリキュア スマイルチャージ!」
〈go go let’s go〉
れいかはスマイルパクトからパフを出して、パフに息を吹く。
パフからは美しい雪が現れた。
その雪から体には胸に大きなリボンのある青いワンピースが着た。
髪は首より少し長いのが太ももまで伸びた。
「しんしんと降り積もる清き心! キュアビューティ!」
「れいかがプリキュアになったクル!」
キャンディはその場で喜んでいた。それとは対照的に、
マジョリーナの顔は苦渋だった。
「、、行け!あかんべ!」
あかんべは自身が攻撃しようとビューティに近づくが、れいかはあかんべの手に飛び乗り、あかんべの頭の方に走った。
れいかはあかんべが幻を作る能力なら、あかんべの頭から攻撃すれば問題ないと考えた。
しかし、あかんべはビューティが肩らへんに来た時に肩を回して、ビューティを降ろさせら。
「、、おしい、」
(れいかちゃんが頑張ってるのに、、私だけ、、このまま何て、、ヤダ!)
ハッピーはよろけながら立った。そして、お腹に空気を溜め込んだ。
「れいかちゃん!」
「、、わかりました!」
ハッピーはまた、スマイルパクトに力を込めるがどうしても力が1回目の時より集まらなかった。
(絶対に、、諦めない!)
「気合だ、気合だ、気合だああああぁっぁあああ!
プリキュア!ハッピーシャワー!」
ハッピーは何とかあかんべに技を放った。
しかし、避けられてしまう。
「プリキュア! ビューティブリザード!」
あかね達と同じ作戦に成功して、無事にあかんべを倒すことに成功した。
「、、でも、目的は達成したダワサ!」
マジョリーナはどこかに行ってしまった。
空夜の方は無双セイバーと大橙丸の二刀流で4体のインベスを屋上に押し留めていたが、空が明るくなるとインベス達はマジョリーナが開く、空間の裂け目であの森に帰ってしまった。
「、、ああああああ!、、疲れた」
空夜は変身を解いて、屋上で寝転がった。
みゆきがチーム鎧武のガレージに行く途中で空夜と会った。
「今日はごめんね。
実はさ、お願いがあるんだ」
空夜はみゆきの言葉に何なのかと興味を持ち、少し悪い未来を考えてしまう
(やっぱり、空夜とはダンス出来ない、、言わないよな)
「今日からはちゃんと何をするか私に相談すること!
後、ちゃんと助け合っていこう!」
「、、ああ!」
空夜とみゆきはお互いに約束を交わした。