OVERLORD ~Blue Rose: Bloom in the Ruins~
――蒼薔薇は亡国に咲く――
王国は、滅びた。
守るべき国も。
帰るべき場所も。
共に生きた人々も。
すべてを失ったアダマンタイト級冒険者チーム――《蒼の薔薇》。
彼女たちが逃げ延びた先は、かつて五百年以上前に滅亡した大国――インベリア。
そこは、イビルアイが生まれ育ち、そしてすべてを失った故郷だった。
しかし、死んだはずの国の跡地には新たな命があった。
故郷を追われ、流れ着いたダークエルフたち。
亡国の大地に築かれた、小さな村。
王国滅亡の事実に心を折られたラキュースも、仲間たちに支えられながら少しずつ立ち上がっていく。
失ったものは戻らない。
それでも――ここから、もう一度始めることはできる。
誰もが、そう思い始めていた。
だが。
その静かな日々を踏みにじるように、二つのアダマンタイト級冒険者チームが現れる。
《純白の翼》
そして――
《黄金の龍》
帝国で数々の黒い噂を持つ彼らの目的は、インベリア跡地を奪い、自らの国を築くこと。
さらに《黄金の龍》を率いる男――
“魔弾のダッガマン”
彼はラキュースを己の妻とし、その血と力すら自らのものにしようとしていた。
当然、蒼の薔薇は拒絶する。
戦いの末、彼らを一度は退けることに成功する。
しかし――
三日後。
森の向こうに現れたのは、約八千もの人間。
そして無数に翻る、
“螺旋と三つの点”を刻んだ旗。
さらに敵は、かつて見た強化鎧に酷似した未知の装備を身に纏っていた。
圧倒的な数。
未知の力。
そして、蒼の薔薇を知り尽くしたかのような戦術。
敗走の中――
ラキュースが攫われる。
残された仲間たちも追撃を受け、やがて散り散りとなっていく。
イビルアイ。
ガガーラン。
ティア。
ティナ。
仲間はどこにいる?
ラキュースは生きているのか?
なぜ敵はこれほどの力を持っている?
そして――
あの紋章は、一体何なのか。
追い詰められたティアとティナ。
一人は倒れ。
一人は捕らえられ。
絶望が目前まで迫った――その瞬間。
敵の首が、
音もなく宙を舞った。
血に濡れた短剣。
片腕には、気を失ったティア。
そして、相変わらず何を考えているのか分からない腐った目。
「……先生?」
なぜ、彼がここにいるのか。
誰も知らない。
なぜ敵の紋章を見た瞬間、彼の表情が変わったのか。
誰も知らない。
ただ一つ分かることがある。
この事件は――
彼女たちが思っていたより、遥かに深い。
失った国は戻らない。
死んだ者も帰らない。
それでも。
たとえ一度散ったとしても。
根さえ残っているのなら――
花は、もう一度咲くことができる。
OVERLORD ~Blue Rose: Bloom in the Ruins~
――蒼薔薇は亡国に咲く――
国を失った。
仲間を奪われた。
それでも、蒼薔薇は枯れてはいない。
亡国インベリアを舞台に始まる、
《蒼の薔薇》の新たなる戦い。
そしてその影で――
“静寂”が、再び働き始める。
冬あたりに出そうかなって思っています。
挿絵のリクエストです。
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おまかせ
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八幡+シャルティア
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八幡+アルベド
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八幡+デミウルゴス
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八幡+コキュートス
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八幡+マーレ
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八幡+アインズ様
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八幡+メイド達