逆行幽霊化ヴィラン連合と霊視少年のヒーローアカデミア   作:幽霊ヒーロー

9 / 10
えー長らく更新を空けてすいませんでした
ちょっとスランプというか自分が書いてるのって本当に面白いのか?みたいに考えなくてもいいことを長々と考えてしまって精神的に疲弊していました
これからもこうなる可能性はあるので更新が長期間途絶えたら「作者また勝手に病んでるよ」とか思っててください
なお今回で職業体験編(2話のみ)完結です


以下完全にただの愚痴なので見なくていいです

わりと軽い気持ちで始めたけどこの作品書くのムズすぎないか?だってヴィラン連合との絡みを書くのがまず大前提としてあってその上で戦闘描写はそれぞれの個性をうまく活かす必要があってでもコメントで言われてた通り強いオリ主がただ暴れるだけの作品にするのは違くてしかも実質原作知識に近いものを知れる都合上オリジナル展開をその内書かなきゃいけなくなるし(いやまあそういう救済も書きたくて始めた部分はあるんだけど)原作キャラとの絡みが全然うまく書けないし誰だよこんな面倒くさいキャラ主人公にしたの俺だよ馬鹿
とにかくただ面白く書くのがムズい!
はいこれで作者の気持ちの吐き出しは以上です
わりとすっきりした
こんな馬鹿みたいな文章をちゃんと読んでくれた皆さんに一言
小説書くならこうはなるなよ


ヒーロー殺しと興味のない少年

 

「そういえばこんなやつもいたな」

 

 テレビでやっていたヒーロー殺しのニュースを見て、お兄さんが言った。

 

「この人もメンバーだったの?」

「いや?まあ強いて言うなら神輿だな。ほらあれだ、客寄せパンダ?だったか」

 

 話によると、ヒーロー殺し……ステインさんの思想がヴィラン連合の拡大に大きく関わっていたらしい。メンバーの中には彼の意思を継ぐという目的を持っていた人もいたんだとか。

 

「ってことらしいけどみんなは今はどう思ってるの?」

「俺は元々興味はない」

「私は今でもファンではありますよ?まあでもきっと、みんなの言うアイドルを推す感覚に近いんだと思いますけど」

 

 荼毘さんとトガちゃんはこんな感じの反応だった。

 

「俺は……どうなんだろうな」

 

 一方、スピナーさんは自分でもよくわかっていないようだった。彼なりに思うところはあるんだろう。

 

「じゃあこの人は捕まえない方がいいってこと?」

「そうだな。こいつがいないとヴィラン連合が成立しなくなるだろ」

 

 みんなの反応はともかくステインさんの対応はしないといけない。流石に人が死んでるのに何もしないのはヒーローじゃないだろう。でもどうしようか。この人にも考えがあるみたいだし、それが大きな影響を与えたらしいことは事実なんだろう。

 

「ねえスピナーさん。ステインさんの考えって偽物はヒーローに相応しくないってことだよね?」

「そうだ。この世にはその本質を理解していない者が多い、というものだな」

「じゃあさ、その人たちにヒーローを辞めてもらえばステインさんの望みは叶うよね」

「……まあそうなるな。ステインは別に暴れたいだけのヴィランじゃない。一般人に自分からなるというなら深追いはしないだろ」

「ならそうなってもらうように説得するようにしてもらえばいいね。よし、ステインさんに会ってこよっと」

 

 

 

「というわけなんだけどどう?ステインさん」

「俺がわざわざ偽物共の今後を考えてやれと?」

「でもさ、その人たちの心構えが変わるかもよ?」

「そう簡単に人の信念など変わらないものだ」

「だけどあなたなら変えれるんじゃない?これからは無暗に人を減らすだけじゃなくてさ、一人ずつ変えて世界すらも変えるようにすればあなたが望む世界はやってくると思うよ?」

「本物のヒーローなどオールマイト一人で十分だ。……だがなるほど、俺自身の手で本物を作り上げる、か。それには一考の余地がある。おまえの考えに乗ってやる」

「そう言ってくれて嬉しいよ」

「では最後に問おう。おまえの信念は何だ?」

「俺の?俺はただ全部救うだけだよ」

全て(all)をか。それも確かに立派な信念だろう。だが()()

「軽い?」

「そうだ。おまえの言葉はどれも軽い。それでは真に強い信念を持っているとは言えない。おまえがヒーローになるというなら……その時は粛清対象だ」

「そっか。じゃあそのかるーい人が世界を救った時にあなたがどんな顔するのか楽しみにしてるよ」

 

 

 

 

 

 

 この話をしたのが少し前だったかな。なんでこんなことを思い出してるかっていうと……

 

「お前たち、保須に向かうぞ」

「なんでですか?」

「ヒーロー殺しが出没したとの情報が入っている。奴は同じ町で複数回犯行に及ぶ。捕らえるならば今が好機だ」

 

 こうエンデヴァーさんに言われたからかな。なんか懐かしいな。

 

「保須か。なあ霊命、ヒーロー殺しって知ってるか?」

「知ってるよ。というかなんで俺に聞いてきたの?」

「わりぃ。なんかお前はこう、世間一般のことをあんまり知らなそうなイメージがあった」

「まああんまり間違ってないからいいけど」

 

 実際興味ないことは知らないし知ろうともしてないのは事実だからね。その結果世間知らずって印象がついても受け入れるよ。

 

「ヒーロー殺し、奴に関わった者は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。お前たちはあくまで補助に徹しろ。わかったな」

「ああ」

「わかりました」

「では行くぞ」

 

 こうして俺たちは電車で保須に向かった。

 

 

 

 で、着いた保須では脳無が暴れてた。なんかお兄さんがステインさんに対抗するために放逐したらしい。

 

「結果的にあいつの思想を広げる羽目になったがな」

 

 要はここがこの世界線でヴィラン連合ができるかどうかの分岐点ってことだね。まあお兄さんの指示を聞きつついい感じに動けば……

 

「……霊命、ちょっと行くところができた」

「え?……ああ、なるほどね」

 

 スマホに届いた位置情報。送り主は緑谷さんか。

 

「あいつは無意味にこんなことはしねぇ。ってことは」

「なんか急用ってことだよね」

「無駄話はよせ。……おい焦凍!どこに行く!」

「友達がピンチかもしれねえ」

 

 届いた位置情報と共にそれだけ言い残すと、轟さんと俺は緑谷さんの所へと向かった。

 

「……あそこだね」

「ああ……ちっ!」

 

 轟さんが炎を放出する。ステインさんが飯田さんを狙ってたからね。容赦とか考えてる場合じゃない。

 

「緑谷、こういうのはもっと詳しく書くべきだ。遅くなっちまっただろ」

「轟くん⁉それに霊命くんまで⁉」

 

 んー……なにがどうなったらこの状況になるのかわかんないけど、とりあえず今は、

 

「”攻撃しろ”」

 

 個性でスタンガンを飛ばす。今はステインさんを止めないとね。

 

「轟さん、みんなのこと見てあげて」

「お前はどうする気だ」

「足止めくらいなら一人でもできるよ」

 

 ちょっと倒し切るまではいかなそうだけど。あの人強いし。

 

「増援か……」

 

 この人相手に飛行は駄目だな。速度差でやられる。てことは……

 

「”砕けろ”、”浮かべ”」

 

 さっき飯田さんとかそこに倒れてたヒーローさんを回収するために轟さんが出した氷を砕き浮かべて足場にする。ここからは三次元的な戦闘法でいこうか。

 

「足場か。だがこれは俺にも利用されることを忘れては……っ!」

 

 ステインさんが上を取ろうとして踏んだ氷が触れた途端に砕ける。

 

「そこ脆いから気をつけた方がいいよってね!」

 

 そこに合わせて攻撃する。壁と足場を駆使した変速軌道で近寄って一撃を当てる。

 

「……ちっ」

 

 ちょっとそれ防いでくるのは聞いてないなぁ。なんで空中でそんなに動けるのさ。

 

「ステインの個性は血を舐められたら発動するぞ。一撃ももらうなよ」

 

 簡単に言ってくれるねお兄さん……っ!この人相手にノーダメはきついって!あっやば

 

「ワンフォーオール・フルカウル!」

 

 間一髪のところで緑谷さんが突っ込んできた。そこに合わせて轟さんが再び氷を発生させる。全部躱されたけど。

 

「ありがとう」

「こっちこそ!それよりあいつの個性は」

「わかってる。血を舐められなきゃいいんでしょ?」

「う、うん。だから僕らで動きを制限してうまく轟くんに決めてもらおう」

「わかった」

「それでうまくいくかは正直微妙だけど……まあやってみようか」

「最悪倒せなくてもいい。三人で守るぞ」

 

 じゃあいこうか。

 

 

 

 そこからはわりと泥沼だった。いやだってこっちはこっちでノーダメ縛りがあるし、あっちは飯田さんも参戦してきたから人数差でうまく動けないし。その状態でも普通に隙作ると全部持ってかれそうになるのがステインさんの怖いとこなんだけどね。

 

「上だね」

 

 サンキューコンプレスさん!こういう場だと一歩引いて見てくれるこの人の目が役に立つ。何というか、大局を見る目?みたいな。

 

「”焼却命令・燃えろ”!」

「……フン」

 

 えーせっかく炎解禁したのに。理由は荼毘さんに別にあんな約束守らなくていいって言われたからなんだけど。でも今ので流石に隙はできた。

 

「レシプロ……」

「デトロイト……」

 

 じゃ、後はよろしく。

 

「ブースト!」

「スマッシュ!」

 

 蹴りと拳が同時に空中で大きな動きが取れないステインさんに決まる。そこをすかさず凍らせて戦いは終結した。

 

 

 

 その後は増援に来たプロに見つかったり飯田さんに謝られたりした。どうやら飯田さんのお兄さんがステインさんにボコボコにされていたらしく、おまけに精神的にもやばい状態になってしまったことでそのかたき討ちをしようとしていたらしい。それであんなヒーローがいなさそうな場所にいたのか。別に俺は気にしてないと返しておいた。私怨で動きたくなる時もたまにはあるよね。

 あれ?なんか忘れてるような……あ、ここでステインさん捕まったら駄目じゃん。どうしよう。今からこっそり逃がすか?

 

「伏せろ!」

 

 緑谷さんの担当だというお爺さんが叫んだ。

 

「脳無が来てるな」

 

 そうお兄さんが行った時にはもう緑谷さんが脳無に連れ去られて空中へと飛んでいってしまった。え、待ってそれは聞いてないんだけど。

 

「俺も知らないぞ、脳無の細かい動きなんて」

 

 そっか。そりゃそうだよね。にしても今からどうしよ……ん?

 翼の生えた脳無が突然墜落した。と思ったらなんか復活してたステインさんが脳無のことぶっさして倒した。

 その後はステインさんがなんかいろいろ言ってそのまま気絶した。いや何だったの?ちょっと状況がよくわかってないんだけど。

 でもこれよりすごい状況になんてならずに、保須での騒動は終結した。

 

 

 

 

 

 

 そこからはまあいわゆる事務処理的なことが待っていた。

 法律とか諸々の関係で俺たちがステインさんと戦ったのはなかったことになるとか、まあそんな感じの話だ。別にどうでもよかったから割愛するけど。

 それより大事なのはこの結果がみんなの知るものと同じだったかどうかだ。

 

「同じだな。俺が見た動画もこれだった」

「世間はステインの話題一色。この時の”俺”はさぞかし苛ついてるだろうな」

 

 よかった。これでみんなは集まることができるのか。

 

「生で見たボロボロのステ様、素敵だったなぁ……」

「あんな奴より俺の方がかっこいいだろ!あいつも中々だな!」

 

 トガちゃんは直にステインさんを見れて喜んでいた。血まみれだったのが高得点らしい。

 

「ねえスピナーさん、答えは見つかった?」

 

 せっかくの機会だし、俺は聞いてみることにした。

 

「そうだな……俺はステインに当てられて連合に入ったってとこまでは話したよな」

「うん。だから中身のない、流されるままの人生だったって言ってたよね」

「ああそうだ。俺の人生なんてそんなもんだった。だからこうやってまたみんなと……友達と会うチャンスが得られて嬉しかったんだ。その上で俺の結論はこうだ。ステインは俺にとって”きっかけ”だったんだ」

「きっかけ、かぁ」

「あいつらと会うことになったきっかけは間違いなくステインだ。だからそこは感謝してる。でももう必要以上に崇拝も信仰もしない。俺は自分のやりたいようにやる、そう決めたんだ」

 

 それが二度目の生で決めたこと、か。その答えは……

 

「すごくヴィランらしいね」

「そうだろ?これなら俺もあいつの隣にいられる」

「そうだね。……友達かぁ」

 

 俺には縁のない言葉だなぁ。昔から人には避けられてきたし、そもそも人に興味もないし。別にいなくてもいいとは思うけど、お兄さんとスピナーさんを見てるとそういうのも悪くないのかもって思えてくる。

 

「でも俺にはお兄さんたちがいるしー」

「どうしたんだよ急に」

「なんでもないよ。ただ言ってみただけ」

 

 困惑するお兄さんをよそに俺は笑った。友達ではないのかもしれないけど、きっと俺たちは仲間だから。




霊命強司

今回諸事情で戦闘シーンがあんまりないので補足を入れるとステイン相手に一対一したら多分負けます(個性縛ってる場合の話)
でもこの時点の緑谷あたりがいれば多分勝てます
そのくらい強い、というか戦いがうまいっていう感じです
後更新再開(すぐ止まるかもだけど)祝いにみんなの前で使っていい個性とそうじゃない個性を発表します
使っていい【死柄木・荼毘・コンプレス・マグネ】
使っちゃダメ【黒霧・トガ・トゥワイス・スピナー】
後者の理由はバレると今後の展開(という名の作者の妄想)に支障が出るからです


ステイン

オリ主の提案に耳を貸した結果ヒーローを拷問しながら「おまえは真のヒーローではない」とか「真のヒーローとは……」とか無理矢理聞かせ続けてヒーロー(を精神的に)殺しとなった
オリ主に対する評価は本文の通り「真のヒーローではない」


スピナー

なんか思いもよらぬ方向性で実質彼の深堀り回になった
なお今回のセリフの大半は想像の産物である
多分こんなこと考えてると思う





というわけで爆速ターボで終わらせた職場体験編でした
ここを面白くしようと思ったら必然的にスピナーに手を出すしかなかった、と作者は申しております
だって戦闘描写苦手だから絶対にステイン戦とか面白くならないし……
こんな作者ですら面白いと言えるかわからない作品を読んでくださる読者の皆様は誇張抜きに神様です
皆さんがいなかったらこんなに続いてないし更新停止してからもう一回書こうとも思いませんでした
なのでこの場を借りて感謝を伝えたいと思います
当作品をここまで読んでくださりありがとうございます
できればこれからも読んでいってください
完結までいくかはまじでわからんけど……
次回は期末試験編ですね
まだ相手が決まってない上にどうやっても戦闘描写をしなければいけないという事実に震えております
もしかしたらまたすぐに更新が止まるかもしれませんが勢いに任せて書き切れるように頑張ります
最後に温かい言葉……を自ら乞うのはなんかあれなのでこの作品のこんなところが面白いよ!ってところがあれば書いていってください
参考に……できるだけの技量があったらします
こんな無駄に長い前書きと後書きを読んでくれた方はいるんですかね?いたら本当に感謝です
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