恥知らずと忘却の彼方   作:マネモ・ブランドー

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7人目のスタンド使い

 

どれだけの時間が経っただろうか

『あの日ああしていれば』『あの時こうしておけば』

そんな『後悔』を人は多く持っているだろう。

けどぼくは ぼくの『後悔』は他人よりずっと強いと思うし、他人よりずっと愚かだ

『恥知らず』

そんな言葉を何度聞いただろうか、何度自分をそう思っただろうか

 

 

「フーゴくん…ちょっといいかなァ」

 

 

そんな雇主の言葉でふと思考から目を覚ますと 

 

 

「ちょっとアンタさッ!なんなのよその「態度」はッ!」 

「あぁ!すいませんッ!」

 

 

客にペコペコと頭を下げながらぼくは内心思う、

きっと昔は いや今も、この女は「彼」に恩義を持つ

一人なんだろう、この店主もそうだ、かつては「彼」とそして…ぼくに「信頼と敬意」を持ってくれていた。

 

 

「ペコペコ詫びるのなんか求めてないのよ!早く『会計』済ませなさいよッ!アタシこれから彼とデートなのよッ!」

 

 

たいして美人でもないのに彼氏がいるのか

思えば「彼」にも沢山の追っかけがいたな

自分を愛してくれて、大切に思ってくれる人が

 

 

「もう良いわよッ!チンタラチンタラ会計しやがって…このクソリストランテがッ!「食べログ」の☆1評価つけてやるわッ!このスカタン!」

 

 

ふと思考を遮られる。どこからどう考えてもぼくが悪いのに

 

 

「このクソ女が…」

 

 

危なかった…また「アレ」が出てくるところだった…子供のころからずっとそうだ、いわゆる「キレ性」、しかも少なくとも普通のヤツの「キレ性」よりとてつもなく強い

 

 

「フーゴくん…今日はもう帰っていいよ」

 

 

かつてはぼくを『フーゴさん』と呼んでくれていた彼が今はぼくを厄介者扱いか…これもまた深い『後悔』の一つであり、半年前のあの時の弊害なのだろう こんなだから『恥知らず』なんだな

 

 

「…わかりました」

 

 

帰り道…孤独に苛まれながらふと誰もいない裏路地を通っているとふと誰かの視線を感じる。ここ半年毎日こうだ。 これはぼくが狂っているのか?仲間を裏切った『責任』と『組織への反逆』の恐怖が生んだ幻なのか?あるいは…

 

 

「テメー、パンナコッタ・フーゴか?」 

 

 

幻じゃない!これが幻じゃあないのは初めてだが…それ以前にこの声…聞き覚えがある  

 

 

「マリオ・ズッケェロ…だったか?」  

 

「オイオイ〜オレも忘れるなよォ〜」

 

 

どこからともなく現れ、静かな裏路地に似合わないイタリアン・ギャングらしい服装の彼らは、ローマのチンピラ 「マリオ・ズッケェロ」と「サーレー」だった。

ふと昔のことを思い出す。まだ半年しか経ってないのに何年の前のことのように

 

 

「聞こえてるのかァ? おいズッケェロ、こいつオレのこと忘れてるぜ」

 

 

相変わらずバカだ、その割にスタンド使いとしては出来るヤツらだからタチの悪い。

 

 

「それもしょうがねーな。オレの方にやられたんだ。お前よりオレ様の方が印象に残ってるだろーな」

 

 

……忘れる訳が無い この2人のことを、いや…この2人と戦ったことを、「組織」…「パッショーネ」のボスにしてかつての仲間…「ジョルノ・ジョバァーナ」のことを




ド素人なので多分下手です 読んでいただけたらレビューしていただくと嬉しいです
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