他の章も直していく予定です。
既に中々騒がしかった
ちなみに
なんなら
もはや『太陽にバレたら終わり』どころの話では無いのである。
客人一人目は、太陽・
ホログラム体による参加であった。
「お姉さんも、算盤みたいに機械の人なの?」
《あなたが
「体が、無くなった……?」
そして、やって来たもう一人の客人については。
「いやはや
「こうなるのが嫌だったから連れて来たくなかったんだ。また一人、あの肥溜めに汚染されてしまうのか……」
古代兵器の文人にして
演算室で
反射的に毛を逆立てて絶叫しながらブン殴ってしまったりした。
まあ
しかしてそのおかげで
『石板!
珍しく太陽達の輪に飛び込みながら、山海9000が叫ぶ。
「ああ、
しかし、小生にはこれが本当に鍵なのかは良くわからなかったがね」
特に勿体ぶったりもせずに、
それはいびつで、平面とは微妙に言い難い、手作業で精いっぱいに整えました感が香る代物だった。
しかし定規できちんとアタリを付けて掘ったのだろう、文字の並びは比較的整然としていた。
そして、その内容は。
書 戈 故 居 特 思
架 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之 故 我 義
架 架 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之 故 我 義
乃 義 架 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之 故 我
板 我 義 架 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之 故
己 故 我 義 架 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之
吾 之 故 我 義 架 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈
書 戈 之 故 我 義 架 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特 居
思 居 戈 之 故 我 義 架 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特
在 特 居 戈 之 故 我 義 架 乃 板 己 吾 書 思 在 下
下 下 特 居 戈 之 故 我 義 架 乃 板 己 吾 書 思 在
特 在 下 特 居 戈 之 故 我 義 架 乃 板 己 吾 書 思
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戈 書 思 在 下 特 居 戈 之 故 我 義 架 乃 板 己 吾
之 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之 故 我 義 架 乃 板 己
故 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之 故 我 義 架 乃 板
我 板 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之 故 我 義 架 乃
義 乃 板 己 吾 書 思 在 下 特 居 戈 之 故 我 義 架
COGITO ERGO SUM
普段の書から見て取れる
真っ先に反応したのは
「おいこれ……軍用暗号じゃねえのか。なんでこんなけったいなモンを
「今更だ」
石板に刻まれた文字の羅列を見て、「姉ちゃんこれ彫るの大変だったろーなー」とどうでも良い事を考えていたりする。
「これはつまり……石板に書いていたのは鍵じゃなく、暗号そのものだったって事かな?」
「ヒントはあると思うが……もしかしたら鍵はもっと別のところから得る物なのかもな。
いや、複合表ではなさそうな文字列が二つあるから、それが鍵なのかもしれないが。
ひとつは
石板下部、『COGITO ERGO SUM』を掘られた文字列の事である。
「算盤、この
《申し訳ありませんが解読不能です。情報が足りません》
「軍用暗号は鍵を使って暗号文を復号化するが……どちらかが暗号文だったとして、これじゃあ復号は出来ないな」
太陽達は、さすが太陽と言うべきか。
頭が痛くなりつつも、とりあえず解読を試み始めていた。
山海9000が手を上げる。
『呪いの書 あった場所から 鍵を推理!』
要は、どうせ復号化した文は『呪いの書』があった場所を示す文字になる筈だから、そこからアタリを付けて鍵を逆算してしまえと言うのである。
「お前……お前、一番やっちゃいけない事を……
いや、やろうと思えば出来るのかもしれないけどよ。
ただこの手の暗号は復号文の文字数違うだけで結構違うぞ? なんて文字列から合わせるんだ?」
『それは お前達 考える』
「なめてるか???」
うっかり分解しても許されそうな言い草である。
いや、例えば予想されうる復号化文字列を
算盤にはそれだけの能力がある。
だが、これは元々『
こんな強引な取得方法で納得しろと言うのは流石に違うと思う。
「……
2年間
《ごめんなさい。私はノーコメントを貫かせてもらうわ。
……私ね、もしかしたらその『呪いの書』の中身を知ってるかもしれない。
だからこそ
……きっとこの件に関して私が『答え』を言うのを、彼女は望んでいないと思うから》
『偉大なる太陽 我らが女神 感謝永遠に お慈悲をありがとう』
《そんな事言ってもノーコメント!》
山海9000のあからさまなおべっかも、彼女には通じないのである。
がっくりと肩を落とすその姿からはしかし、普通に解読してやろうと言う気概が皆無であった。
まあ無理もない。この文字の羅列は見ただけでやる気を萎えさせるに足るものである。
より具体的には、『COGITO ERGO SUM』と刻まれた部分をじっと見つめて思考を回していた。
書いてある文字は解らない。しかし、この部分は意味のある文字列の筈だと思っている。
一部の文字間に空白が開いていて、3つの単語を作っていると取れるからだ。
そして脳裏に浮かぶのは
中央演算室にて
「……」
視線を
見られた当人はその意図が分からず、軽く首を傾げたりしている。
「……算盤、この
《
「いや、意味を知りたいんじゃなくて本当に『読む』だけだ。発音は解るんじゃないか?」
あの時のロゴが思考をよぎる。
EIGONG。
ならばEIGONGには『エイゴン』と言う読みが当てはまる事になるのだろう。*2
故に、ある筈だ。
自分たちの名前を
《……なぜ、そんな事を?》
その理由をなんとなく察しながら
「現時点でその
前者だったら思考停止してピースを探すしかないが、後者だった場合なんらかの形でヒントが用意されている筈だ。そうじゃないと鍵が成り立たないからな。
……
……ならば、例えば音だったらどうかと思った」
《……》
「お前が言い淀んでいる理由もなんとなくわかる、気がする。
おそらくその『読み方』を推理できる要素が、『呪いの書』の中に含まれているのではないか?
――
質問の可否は答えなくていい。ルールに抵触するからな。
だが、最終的にそこから導かれた、まったく違う文字列の読み方についてぐらいは範囲外と捕らえても良いんじゃないか?」
《
「そうかもしれないな……しかし、そうでないかもしれない。なにせ、想像がついていたとしたらあまりに内容が荒唐無稽すぎる。
そしてその想像が当たっていたとして……どうだろうな。現実感が全くないから、しばらくは受け止めずに終わりそうだ。
ちなみに答え合わせをする気はないぞ?」
《そういう話なら……さっきの、えっと『
その部分についてなんだけど、私に限っては『フーディエ』と言う音ではなく別の表記になっている可能性があるわ。
なんでも、『レディ・エセリアル』と読むらしいわね。だからそう言う文字列になっているかも》
「……なんだそれは。何か意味があるのか?」
《『幻想的な貴女』の意らしいわよ、うふふ。……なんでも『フーディエ』って音をそのままアルファベット……つまり
『呪いの書』の内容に想像がついている二人で、周りを置いてけぼりにしながら話している。
聞いている方としては混乱しきりだ。
《……
おそらく母音と子音に分けて扱う構造をしておりますゆえ、読み方は正確でない可能性がある事をご承知おきください。
おそらく件の文字列は『チョギスォ エルゴ シュム』になると思われます》
「っ、ああああああああっ!?!?!?」
まるで脳の奥にあった
「それだよ
「……心当たりがあったのか」
「うん! それ多分読みは『コギト エルゴ スム』だよ。
意味は前に
――
視線が一斉に
少し視線を落とした
《照合します。
……この文字列を鍵に、軍用暗号のルールを以て、暗号文『書戈故居特思』を復号化しました。
導き出された復号化文字列は『在書架之板下』(書棚の下)。
―― 確かにこの言葉が鍵であると判定できます》
スタンディングオベーションと言うやつは、いつの時代、どこの国でも共通なのかもしれない。
@ @ @
暗号解読おめでとう。
この書はおそらく、あなたが求めたひとつの解答であり、ある意味でひとつの冒涜でもある。
ある視点において、知は確かに力ではあるが、同時に凶悪な呪いともなり得るのだ。
例えばその事実が貴方に襲い掛かる事を少しも想像出来ないのであれば、私はこの書を破棄する事を強く強くお勧めする。
貴方のその感性は絶対に尊重されうる物だからである。
故にこそ、私は暗号解読の鍵にかくある言葉を使ったのだ。
書を読む前に、必ず日を置くほどに熟慮されたし。
そして鍵の言葉を今一度、強く強く胸に刻んで頂きたい。
願わくば、呪いの先に光あれ
どう言った思惑であれ、『読む』ことを選択したあなたの意思に敬意を表する。
そしてこの内容を見た時、全てが遅きに失していたのならば、あなたは私を恨むべきだ。
私は何も行動に起こさなかった。抱えたまま腐らせた。
それは間違いなく私の『何もしない』と言う行動の結果であるのだから。
そして私は、それを謝るつもりも、償うつもりも、まったく無い。
だからあなたは私を恨むべきだ。
そしていつの日かこの書を鼻で笑い飛ばし、適当な鍋敷きにでも使って、
あなたの命と人生は、例えこの書で何が書かれていようとも、間違いなくあなたの物であるのだから。
@ @ @
その書を題して『九日百科』。
それはとある星のとある時代。とある国のホラーゲームメーカーが生み出した2Dアクションゲーム。
そこに登場するストーリーや設定を、
―― そのゲームのタイトルは、九日 NineSolsと言った。
「ゲームって……
「そうだろうな。VR式のアレよりは多少は劣るのだろうが、さして本質は変わらないだろう」
「……僕の
「登場しなかったのだろうな、たぶん」
皆が『九日百科』の内容に衝撃を受けながらその項目を読んでいる中で、
「おい……おい、相棒。お前、信じるのか? これを?」
自身の項目に当たる部分を見ながら、茫然と
「それこそ、今更だろう。
思考の片隅に入れながら現実を確認する……今までそういうスタンスだった筈だ。
とは言ったものの、こんな話を確認する手段など無いわけだが」
「いや……明らかにこれはそう言うレベルの話じゃないだろ!?」
「―― だが」
それに気づき顔を上げた
「だが……俺について書かれている内容は概ね事実だ。
俺が、お前たち
……お前たちは俺を恨んで良い。それを知ってどうするかは、お前に任せる」
「相棒……」
覚悟があった。
結果を見れば無意味だったのかもしれない。非人道的で、残酷で、利己的だった事も認めよう。
しかし過去をやり直したとして、同じ材料で同じ状況になったなら、きっと自分は提案し、決断するのだろう……そういう確信があった。
それは皆の前に立って歩む科学者であるが故に。
だから、謝れない。謝る訳には行かないのだ。
その部分が、『九日百科』の序文で同様に謝らないと宣言した
「お前は ―― 俺を、恨むべきだ」
大嫌いだが。
果たして似ているのだろうか。
「じゃあ
「……なに?」
「恨む『べき』って事は、恨まなくちゃいけないんでしょ? 知らないものそんなの。
僕の心は僕が決めるよ。この書に何が書いてあったって、
いつも見る、天下無敵の
「……だからさ。
皆の視線が
自分の人生が被創作物だと言われても、それを状況が裏付ける状態であってもなお、しっかり徹った芯を以て二本の足で立つ
自暴になる事も浮足立つ事もなく、いつも通りの
「……お前は、すごい奴だな。
……俺が見てきた猿人は皆、すごい奴ばかりだ」
「
「……そうだな」
真の意味で太陽を語るのであれば、それはきっと
かつて太陽を名乗っていた自らを鑑みながら、
※『九日百科』より
九日の登場人物ではない。
気付けば
名前は前世と変わっているが、前世にも
飼ってはいなかったが犬より猫派。
投稿サイトの〇ixivでは絵とか書いてたし、同じく投稿サイトの〇ーメルンでもガリガリ小説を書いていた。
アクションゲームは可もなく不可もなくな腕だったが、ある日とある実況動画で存在を知り、九日の絶妙な難易度とストーリーにドハマリして二次もいっぱい書いた。
AIに聞きながら古代中国とか道教とか医学とか生物学とか色々調べつつ考察しつつ書いたり描いたりしてたら、いつの間にか学校で学ぶよりも各分野に通じてたのホント草。
されどいくら書いても九日二次の波が全く来なくてホントぴえん。
残念ながら本物の
知識は色々仕込んだけどね。彼の書く『射猪英雄伝』はマジで読んでみたかった。
何も起こらないのであれば多分享年17歳。花の乙女。
子供ポコポコ生むの推奨な世界に置いて未通で終わった。おわる。たぶん。
まあ前世では経験あったしそこはあまり未練無いんだけど自分的には結構びっくり。みんな私より私の書の方に食いついてたしな。
顔とかペエとかケツとか、そんな悪くない仕上がりになってると思うんじゃが。
ってか、何なら
勿論
どうすっかな、冥土の土産にマジで喰っちまおうか。でも大天使
よし、迫られたりえちちな話を振られたら喰おう。
魅せて貰おうか、性少年時期に差し掛かった性欲とやらをうふふじゅるり。
とりあえず
……これ資料用の書なのに何を書いてるんだ私は。
いつも通りの肥溜めにドブ水を混ぜてタンを吐き捨てたが如き下劣さだ」
※しかし『享年』の文字を見て不穏な空気が漂っている事には気付いている。
十王と
それでも「C」は
また、
解き方を記載すると長くなるので、知りたい方は適当にググってください。